2016年04月24日

人形劇俳優 たいらじょう公演「ヘンゼルとグレーテルの物語」&「森の妖精パルーシュカの冒険」

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「ヘンゼルとグレーテルの物語」&「森の妖精パルーシュカの冒険」@シアタージョウ


たいらじょうさん公式サイト
  http://tairajo.com/jo.htm


今日、4月24日(日)に観てきました。

人形劇俳優のたいらじょうさんによる人形劇公演。
大きな劇場での公演もされますが、今日の会場シアタージョウはマンションの1室を改装した小さな劇場。


久しぶりにこの会場へうかがいました。

今日の公演2本は共に去年2015年に初演されたものですが、私は初見。
拝見するのを楽しみにしてました。

以下の写真はすべて、休憩時間と終演後の撮影OKタイムに撮っています。

最初はよく知られた童話「ヘンゼルとグレーテルの物語」
たいらさんでは珍しい糸操り人形による公演。
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お菓子の家もきれいでおいしそう。
実際一部は本物のお菓子でたいらさん、ちょっと食べてました。
これは子どもはもちろん、大人も食べてみたくなりますね。

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場面を描いた絵本を開いていくことで、場面を変えてく手法も単純ながら楽しい。


休憩後はオリジナルの物語「森の妖精パルーシュカの冒険」
妖精パルーシュカが森の女王様の命令をうけて、冒険の旅に出て
行く先々でいろいろな困っている動物を助けていく物語。

人形がすべて段ボールで作られています。
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段ボールでここまで表現できるのが夢がありますね。
なんだか作ってみたくなりますから。

もちろんこちらが、たいらじょうさん。
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アットホームな雰囲気でいっぱいの会場。
また伺いたいと思います。


2013年05月28日

人形劇俳優たいらじょう公演「花より人形劇 朝までとことん、人形劇三昧」&「エリック オペラ座の怪人」

人形劇俳優たいらじょう公演
「花より人形劇 朝までとことん、人形劇三昧」&「エリック オペラ座の怪人」@THEATRE JO




4月28日(日)の深夜24時(4月29日午前0時)開演のミッドナイトシアター
「花より人形劇 朝までとことん、人形劇三昧」に行ってきました。

オールナイトの人形劇公演は、過去にも1度だけ行われたことがあり、その時の会場は
新宿駅からも近いプーク人形劇場でした。
あのときは、大晦日午後10時半ごろから元日午前4時ごろまでの年越し公演で、途中で
年越しそばまでいただいたりしてとても楽しかった。


今回はたいらさんの専用劇場での春のオールナイト公演。
内容はいろんな演目をちょっとだけ紹介する「人形劇大全集」の深夜スペシャルバージョン。
「ネズミの嫁入り」のたいらさんバージョンの「マウスプロポーズ」も
チュー吉、チュー子が子作りに励んじゃうと言う深夜バージョンで展開。
もちろんそんなものばかりでもないけど。
たいらさんシモネタも実は、大好き、なんて話が飛び出すのも深夜公演ならではか。


終演5時の予定が、実際にはたいらさんの大サービスで6時半終演。
演じる方はもちろん、観る方も体力勝負のオールナイト公演でした。

29日の終演後は、たいらさんもお客さんサービスで人形持って
写真撮影のためいろいろポーズもとってくれる。

残念ながら29日は、修善寺の天城ミュージアムでのムットーニ展を
観に行くため、失礼ながらたいらさんへのご挨拶もしないまま
急いで会場をあとにしました。



人形劇俳優たいらじょう「エリック オペラ座の怪人」2



5月22日(水)には同じくTHEATRE JOでの公演「エリック オペラ座の怪人」を観に行ってきました。

この公演は今年1月に初演され、今回はすでに再演版。
この日は終演後、たいらさんによるアフタートークもあり、参加してきました。

もちろん1月24日(木)に、THEATRE JOで行われた初演を観ています。
たいらさんの専用劇場で、初演をむかえるのはこの作品が初めてだとか。


劇団四季のミュージカルで有名な「オペラ座の怪人」ですが、今回たいらさんが
ガストン・ルルーの原作を元に主人公エリックの生い立ちから描いた物語。
(ミュージカル版でファントムと言われる人物の名前はエリックです)


たいらさんの物語ではエリックはオペラ座の建物を設計したのも彼、という設定になっていました。
なので、彼の名前はエリック・ガルニエ。


パのガルニエ宮(通称がパリ・オペラ座)の建物はその設計は公募で決められ、
採用されたのはシャルル・ガルニエの案であったのは本当のことです。


去年、一昨年と劇団スタジオライフが上演した「PHANTOM 語られざりし物語」は
ガストン・ルルーの原作をもとにスーザン・ケイが新に書き起こしたエリックの物語でした。
こちらはエリックと建築家ガルニエが、親しく交流するという展開になっていました。


人形は少年エリックと大人になったエリックの二つ。
それ以外のキャラクターはたいらさんの演技で表現するスタイルでの上演。

クリスティーヌはもちろん、彼女の恋人ラウルや、何人もいる女性ダンサー達
劇場支配人など、全てがたいらさんの声と体の演技で表現されているのですが
不思議と色々な人物が目の前に見えてくるのです。

ルルーの原作にも登場し、エリックに味方するタロガはたいらさん版ではどこか
庶民的オジサンの雰囲気。

私個人的にはダロガは昔のサイレント映画版(ロン・チャニー主演)「オペラの怪人」
(日本公開時のタイトルはオペラ座、ではない)での燕尾服を着た紳士的姿が印象的
なので少々違和感がありました。

もちろんたいらさんのタロガも悪くなく新鮮です。

おもしろい表現だったのは、ミュージカルにもあるオペラ座のシャンデリア落下シーン。
もちろん会場にはシャンデリアはないのですが、舞台にたいらさんが大きめの
ビーズをいくつもつかんで投げつける、ということでシャンデリアの破片が
飛びちるイメージになっていました。
シャンデリアの実物が無くても、残像がみえてくるようでした。

終演後のたいらさんのトークによると、イメージに合うビーズを探すのも
一苦労だったのだそうです。

開演前や上演中にも使われた音楽も静かで、きれいで印象的でした。
リヒャルト・シュトラウスの「四つの歌曲」という音楽らしい。
「四つの最後の歌」かな?
これは私もしらなかったのですが、きれいな曲でCDを購入してみるつもりです。


やや大きめにつくられた人形は、今後おおきな劇場で上演することをふまえた上で
つくられたから、だそうです。

写真は人形をそうさするたいらさんを横から見たところ。
左右の手のようすが、注目どころかな?

人形劇俳優たいらじょう「エリック オペラ座の怪人」3


冒頭、劇場の幕にタイトルが浮かび上がるのもおしゃれ。
紙を切り抜いたものを幕の後ろから照明をあてることで、揺らめいては消えてゆくのが、
おしゃれできれいでした。
大劇場での上演になるとこの手法はうまくできないので、アニメーションにするのも考えているとか。

枯れ葉が舞ってタイトル文字になる、というのをたいらさんは考えていたそうですが
演出補でもある輪島氏に却下されたとか。
(私も輪嶋氏の意見に同感です。使い古された手法に感じるので)


大劇場でバージョンアップされた「エリック」が観られるのも、そう遠くないようなきがします。


人形劇俳優たいらじょう「エリック オペラ座の怪人」1



<2013-06-01追記>

開演前後と、公演中に流れていた音楽が忘れられませんでした。
たいらさんから教えていただいたタイトルをたよりに、CDを購入しました。

公演で使われていたのとおなじアーティストさんかどうか不明ですが、
私が購入したのはエリザベート・シュワルツコップという方が歌っている、
R.シュトラウス作曲「四つの最後の歌」

公演で使われていたのは「子守歌」という曲でした。
とてもやさしくきれいな曲です。





2013年05月26日

「星の王子さま」&「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」

人形劇俳優のたいらじょうさんの公演、今年になってから何度も足を
運んでいますが、ブログにはつい書きそびれていました。
今回まとめてご紹介。



人形劇俳優たいらじょう公演
「星の王子さま」&「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」



2月21日(木)に越谷のサンシティホールで「星の王子さま」公演を観に行っています。
サンシティホールは今回初めて行った所です。

たいらさんによる人形劇版のサン・テグジュペリの「星の王子さま」は大人向き
人形劇としているので、変に甘くないところが私は好きです。
会場内に小さなこどもがいないのもいい。
(小さい子はかわいいと思うけど苦手)

そして会場ロビーで、思いがけずアーティスト・ムットーニさんのファンつながりの方と
ばったり会ってびっくり。
私がたいらさんのことを今までブログに書いてきましたが、それを読んでくれて公演を
みにいくようになったんだとか。
同じこの会場で以前「毛皮のマリー」を、そしてこの日「星の王子さま」を観に来たのだそうです。
このブログがきっかけでファンが増えたとは、うれしいです(^^)



3月23日(土)には初台のTHEATRE JOでの「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」を
観に行っています

両方とも何度も観に行っている演目です。
「よだかの★星」はもちろん宮沢賢治の「よだかの星」の劇化。
と言っても人形はでない、たいらさんの朗読と手の表現でよだかが
飛ぶ様子を表現。

今見るととてもスマートにさえ感じますが、もともとは人形を製作する費用が
無いための苦肉の策、で生まれたひょうげんだったらしい。


「たいらじょうの人形劇大全集」
たいらさん作の人形劇作品のあれこれを、ちょっとだけ見せてくれるのが
この「大全集」。
今回はこの「大全集」の中に「はなれ瞽女おりん」が初めて入りました。

「はなれ瞽女おりん」はまだ1回した上演されてない作品ですが来年1月5日に
新国立劇場中劇場での公演が決まっているそうです。
これは楽しみです。
いまからスケジュール帳に書き留めておかねば。


写真の右側にあるのが「はなれ瞽女おりん」のおりんさんの人形
中央はもちろんたいらさん
3月23日 ファンミーティング1


こちらは私の好きな演目「星の王子さま」の王子さまの人形とたいらさん

3月23日 ファンミーティング3



こちらは「人間のじょうくん」と「人形のジョウくん」
3月23日 ファンミーティング4




そしてこの日は、公演の後の「ファンミーティング」にも参加してきました。



たいらさんの二本の腕だけで表現する「ハンドラブ」という演目を最初は通常版で、
その後で通常とは逆方向、つまり舞台裏から見せてもらえました。

3月23日 ファンミーティング6


3月23日 ファンミーティング5



客席からは「けこみ(人形劇で人形を操作する人が隠れるとこ)」の上、
たいらさんの腕しか見えないのですが、体全体で動いて表現されている
ことがよく分かります。
たいらだんいわく、こうしないと勢いがだせないんだとか。


4月、5月に観た公演のことはまた改めて書くことにします。





2013年01月19日

人形劇俳優たいらじょう クリスマス特別公演「たいせつなきみ」

たいらじょう公演「たいせつなきみ」2012年 クリスマス公演1


人形劇俳優たいらじょう クリスマス特別公演「たいせつなきみ」@初台 THEATRE JO
原作:マックス・ルケード著「たいせつなきみ」
脚本・演出・出演・人形操演:たいらじょう
人形劇俳優たいらじょう公式情報サイトはこちら





12月25日(火)に観に行っています。
2012年はたいらじょうさんの公演を観に行くのが6月と、12月の2回だけになっていました。

でも12月は特別なクリスマス公演を観に行くことができました。
THEATRE JOはたいらさんの専用劇場で、とても小さな空間ですが
そのぶん人形が・・・というか、たいらさんが間近で観られるとてもアットホームな会場です。


「たいせつなきみ」は今回で観るのは3回目になる作品です。
原作はベストセラーの絵本だそうですが、未だに読んだことがありません。

金ぴかの「褒めシール」と灰色の「ダメシール」を互いの体につけ合うことに
夢中になっている、木でできたこびとたちの町で、体中ダメシールばかりの
主人公パンチネロの物語。
体になんのシールもない少女や、こびと達を作ったエリとの出会い。




以前、初めて観たときの印象は正直言って、なんてお説教くさい話なんだ・・・でした。
もともと作家さんが牧師さんなので、そう感じるのも無理無いのかも。
テンポも悪いし、なんだかやたら長い・・・と、印象は良くないものでした。

人形もいつのもたいらさんがつかう人形とはかなり違う。
それもそのはず、絵本である原作に合わせたデザインなのですから。
これがまた、私にはなんだかなじめない。

原作はベストセラーで多くの人が感動しているそうですので、私の好みがずれてるのだ、きっと。
申し訳ないm(__)m


そんな思いを抱えていながら、3回も観ることにしたのはたいらさんならきっと変化していく
させていくだろう、と思ったからです。
そしてクリスマス公演で、プレゼント付きの公演だったのも気になった理由の一つです。


そして当日。
この日の公演は・・・以前観たのとはかなり違う!
パンチネロとエリが出会うまでも、以前は前置きがやたら長く感じたのに今回はすっきり。
枝葉が多いと感じた演出も、少々削ってあるようで展開が以前より早い。
こびと達の創造主である「エリ」(たいらさん自身が演じています)の存在も、以前は
明らかに「神様」という感じがハナについて好きになれなかったのに今回はそれがない。
パンチネロを抱いて語りかける様子が、とても優しい。
愛おしくてたまらないという感じ。

なんだかとても良いものを見た気がします。
失礼ながらあまり期待せずに行ったのに、以前見たのとは別物といっていい公演を観る
ことになりました。


終演後、たいらさんに直接うかがったら、やはり演出は当初よりかなり手を入れたとのこと。
たいらさん、すごい。
ひとつのところにとどまっていない、実はつねに進化しているたいらさんにびっくりです。


この日はクリスマス。
「たいせつなきみ」のあとは、たいらさんや、ステージそばの席のお客さんも混じっての
クリスマスツリーづくり。
あっという間に華やかなで素敵なツリーが出来ました。

写真撮影もOK。

できあがったツリーをこびと達が見上げている感じに、人形が置かれました。
たいらじょう公演「たいせつなきみ」2012年 クリスマス公演


原作付の公演と言っても、左端の人形はたいらさんのオリジナルらしい。
たいらじょう公演「たいせつなきみ」2012年公演2



さらにこの日は、クリスマスプレゼント付の公演でした。
プレゼントってなんだろう?と、実は子どもみたいに当日を楽しみにしていました。

終演後いただいたプレゼントはカラフルなかわいい小皿。
これにクッキーとかのせたら楽しそう。

たいらじょう クリスマスプレゼント


公演を観に行く前は仕事が終わった後だったので、もうクタクタだったのですが
THEATRE JOを出る頃にはすっかり、疲れが吹っ飛んでしまいました。
たいらさんの公演から、いっぱい元気をもらえました。




たいらさん、次回は新作公演「エリック オペラ座の怪人」が控えています。
(リンク先は公式情報サイトです)
なんとミュージカルでも有名なガストン・ルルーの原作をさらに子ども向けに
書き直した小説を元にしている・・・らしい。
詳しいことは、もちろん公演を観ないことには分かりません。
今からとても楽しみです!






今回この公演を見る前に、ファンクラブ会員あてのクリスマスカードをいただいていました。
封筒にはったシールも会員それぞれ違うらしい。
大事にバックに入れてから、ちょっと剥がれちゃいましたm(__)m

たいらじょう クリスマスカード3


たいらじょう クリスマスカード2


たいらじょう クリスマスカード1





私の宛名と、たいらさんのサインは直筆!
心のこもった、暖かなうれしいカードでした。

2012年08月04日

人形劇俳優たいらじょう公演「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」&ファンミーティング


人形劇俳優たいらじょう公演「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」&ファンミーティング@THEATRE JO



6月23日(土)に観に行っています。

早く書きたいと思いつつ、観てからもう一ヶ月以上たってしまいましたm(__)m
6月11日〜13日、新国立劇場で「人形劇版 毛皮のマリー」の公演をされた、たいらさんですが
今回はその新国立劇場からも近い、たいらさんの専用劇場THEATRE JOでの公演を観てきました。

日本全国で公演をされているたいらさんなので、THEATRE JO公演は日にちも限られている
のですが、とても小さな空間で人形もたいらさんも間近にみられるという、うれしい劇場。


私も今回は約1年ぶりに足を運びました。
それぞれの感想を少々。

14時からは「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」の公演。
2公演とも、すでに何度もみたことがあるのですが、久し振りに観るので楽しみにしていました。


「よだかの★星」は、もちろん宮沢賢治の「よだかの星」の舞台化作品。
たいらさんの演技でみせてくれるけれど、人形は一切登場しない作品。
手の表現だけで「よだか」が飛んでいるのがわかる。
極限まで無駄をそぎ落とした表現がとてもいい。
初めて見たときは、素朴な感じがしましたが、今見るととてもスタイリッシュに感じます。



人形劇大全集の方は、数々のたいらさんの公演のハイライトを集めたもの。
キャラクターが、お芝居の中からはなれて観客に内容を紹介する、という形になる場合も
あって大全集ならではの楽しい演出です。
なんども見ていますが、今回は紹介する作品のなかに去年初めて上演した
「はなれ瞽女おりん」も新に登場。



オスカー・ワイルドの「サロメ」をもとにした「七つのベールの踊り」も披露。
ただし、これだけはサロメがかぶっていたベールを踊りながら脱いでいく
というシーンのみの作品。
まだ1本の上演作品として完成してないのだそうです。
そういえば、私もこのシーンしかみたこと無かった。


「よだかの★星」「人形劇大全集」の後は、休憩をはさんでから約1年ぶりの「ファンミーティング」に
参加しました。
ファンクラブ会員のみ参加だったのですが、以前お会いした方や、初めてお会いする方もいるし
もちろんたいらさんを交えて、いろいろとお話が伺えてとても楽しかったです。


興味深かったのは去年、神奈川芸術劇場で初演をむかえた「はなれ瞽女おりん」でのこと。
通常のご自身の公演とはちがい、劇場スタッフにあれこれ指示をしなければならず、
自分自身の練習時間がなかなかとれず苦労されたとか。


創作ノートを見せていただけたり、今後の上演したい作品についてのお話も興味深い。
下はサン・テグジュペリ原作の「星の王子様」のスケッチ。
これも大人向け公演ですが、へんに子ども向けになってないところが私は好きです。

たいらじょうさん公演版 「星の王子様」



去年、今年と新国立劇場での公演もあった「人形劇版 毛皮のマリー」

そして楽しみなのは、来年上演予定の「人形劇版 オペラ座の怪人」のこと。
もちろんアンドリュー・ロイド=ウェッバー作曲で有名なガストン・ルルー原作の小説の人形劇版。
THEATRE JOで初演をむかえた作品が無いので、これを来年ここで上演したいのだそうです。

私は「アンドリュー・ロイド=ウェッバー版オペラ座の怪人」が大好きなので、初めて人形劇化のことを
たいらさんのブログで知ったときは、正直言ってとても不安になりました。

何度も映画化、舞台化されてきた作品。
全部好きとはとても言い難く、特に映画化作品の中には原作の優雅さとは
ほど遠い二度と見たくない物もあります。
あの長編の原作をどうやって人形劇化するのか?

たいらさんから人形劇化にあたってどう演出するのかや、特に参考にしてるのが原作を子ども向けに
書き直した下の写真の本、と聞きなんだか納得というかちょっと安心しました。
たいらさんもまだまだアイデアを練っている段階でしょうし、来年のお楽しみをとっておく為にも
詳しいことをここで書くのは止めておきますね。

子ども向け「オペラ座の怪人」


この小説では原作と違って、ファントムの一人称で物語が語られているのだそうです。
これは私も読んだこと無かったので、読みたくなりました。

来年の上演がとても楽しみになりました!

2012年06月26日

人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー」2012年

人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー」2012年


人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー」2012年@新国立劇場 小ホール
原作:寺山修司
人形劇版初演時監修:森崎偏陸
演出・美術・人形操演:平常 演出補:輪嶋東太郎
6月11日〜6月13日まで
たいらじょう公式情報サイトはこちら




6月11日(月)に観に行っています。
2004年12月〜2005年1月にかけて公演されたのが初演版。
それ以来、毎年全国各地で公演が行われてきた「R−15大人のための人形劇」です。

私は今考えると、とても幸運だったのですこの公演の初演版を見ています。
その時の感想はこちらにまとめています。

母子のように暮らしている40歳の男娼マリーと、18歳の美少年・欣也。
実は二人の関係には、欣也自身も知らなかったある衝撃的な出来事があり・・・
というお話。



ご自身で人形を操作しつつ登場人物総べてを一人で演じてしまうのもすごいですが、
原作のセリフに手をくわえることなく、ト書きまで読んでしまう演出は何回みても新鮮です。
何度も観ているのに、この言葉初めて聞いたような・・・というのがたいてい一つは
あるから不思議です。
細部の演出も毎回見なおして、少しずつ変えているからのようです。


今回、それぞれのセリフや場面の間の取り方が以前と変わったようでそれがまた
とても良い感じになっていたと思います。



確かに初演のたいらさんは、まだまだ少年っぽさが残り、なんというか羽が舞うようなある種の
身軽さがあったような気がします。
少年にしか出せないボーイソプラノのように。
ご自身で欣也を演じるのはまさにぴったり!だったようにお見受けしました。
(もちろん今がよくないということではないです)

公演当日配布されたパンフレットにご自身も「日々の一瞬一瞬の経験全てが舞台に反映されるのは
どの作品でも同じ事ですが『毛皮のマリー』は極めて演者の年輪と直結してる作品かもしれません」
と書かれていました。
たいらさんは今ちょうど30歳、初演では年齢的に欣也に近かったけれど今はマリーさんに
近づいてきているのですね。

だから実は年々少しずつ変化している「毛皮のマリー」
その変化を見届けるためにも次回、公演が行われたらもちろん駆けつけます!




後日、たいらさんの専用劇場「THEATRE JO」での公演も観に行き、ファンクラブ会員限定の
一年ぶりに行われたファンミーティングにも参加させていただきました。
もちろんたいらさんを囲んでの楽しいミーティングでした。


こちらはファンミーティングで見せていただいた、たいらさんの貴重なスケッチノートです。
(写真のブログ掲載についてはご本人の許可をいただいています)

「毛皮のマリー」を読んで衝撃をうけたたいらさんが、自身での上演に向けていろいろアイデアを
だして書き留めているようすが伺えます

画面中央に描かれているのが「マリー」さんの初期形ですね。
最初はこんなふうだったのかと興味深いです。

たいらじょう「毛皮のマリー」スケッチ1


これは現在のマリーさんにとても近い。
あちこちをそぎ落としていったようすがうかがえます。

たいらじょう「毛皮のマリー」スケッチ2







今回は大人向けの公演でしたが、たいらさんは毎月30日に「0,1,2歳のための人形劇」
と言う公演も行っています。
毎月30日にTHEATRE JO(新国立劇場のすぐそば)での定期公演です。

公演の情報については、たいらさんの公式情報サイトでご確認くださいね(^^)
たいらじょう てるてるジョウくんとあそぼう!




2011年12月26日

たいらじょうさんからのクリスマスカード

たいらじょうさんからのクリスマスカード1



クリスマスが過ぎてしまったけれど、昨日うれしいクリスマスカードが
届きました。

人形劇俳優のたいらじょうさんから!

私はファンクラブ会員のメンバーになっていて、メンバーにはバースデーカードの送付
という特典がありました。
今年は届かないなあ、と思っていたのですがその代わりにということで私だけでなく、
私と同じような方々の為に送ってくださったのでした。


カードの表紙こそ印刷で、文面もメンバーの皆さんに共通でしょうが中はなんと直筆!
冒頭の写真に写っているカードの下にあるのは、カードが入っていた封筒です。
はってあるシールもかわいい。

たいらじょうさんからのクリスマスカード2



今年後半は海外公演されたり、TV番組に登場したりとお忙しい中
時間を割いて下ったのがうれしいです。

たいらさん、ありがとうございました(=^0^=)

2011年12月01日

人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」


人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー」



人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」@新国立劇場 小劇場
原作:寺山修司
演出・美術・人形操演:平常(たいらじょう)


書くのが今頃になってしまいましたが11月7日(月)に観に行っています。
3月31日からやく3ヶ月ごとに、定期ロングラン公演がおこなわれることになった
たいらじょうさんによるR−15、大人向けの人形劇「毛皮のマリー」。
3月は大震災直後だったため中止。
11月のこの日はとびとびに行われた定期ロングラン公演の千秋楽となりました。

男娼マリーと、血のつながらない息子の欣也との愛憎劇。
何度見ても飽きないのですが、今年になってからの公演はたいらさんの演技にも深みが出てきたように
みえました。
マリーさんの内側に秘めた哀しみが、時に爆発するような感じになるのです。

「毛皮のマリー」の演技の合間に、舞台脇でみせる俳優たいらじょうに戻る場面が
見てる方にとってもいい息抜きになっています。
飲み物飲んだり、ティッシュではなをかんだり、という様子がかわいらしく見えてきます。
もちろん、これも毎回同じなので演出の一つなのですが。


最近どんどん活躍の幅を広げていて、ここ数年ずっと見てきたファンにとっては
びっくりするところです。


そして、今度の日曜日にはNHK・BSプレミアムでたいらさん出演の番組が放送されるそうです。

「こんなステキなにっぽんが『ゆずの里に人形舞う 〜徳島県那賀町・坂州農村舞台〜』」
旅人:たいらじょう
放送予定=12/4(日)AM9:05〜9:30


たのしみではありませんか!

2011年10月06日

人形劇俳優たいらじょう公演「はなれ瞽女おりん」初演

人形劇俳優たいらじょう公演「はなれ瞽女おりん」初演



人形劇俳優たいらじょう公演「はなれ瞽女おりん」初演@神奈川芸術劇場 大スタジオ
原作:水上勉
脚本・演出・美術・作曲・人形操演:たいらじょう
9月18日〜19日
人形劇俳優たいらじょうオフィシャルブログはこちら



9月19日(月・祝)に観に行っています。

当初3月に上演予定(初演)だったのですが、大震災の影響で公演中止。
半年待ってやっと観ることができました。

3月の公演にあわせてWOWOWで、たいらさんの公演準備のようすを
追いかけていくドキュメンタリーも放送されました。
私も、もちろんチケットを購入していたので直前での中止は、とても残念でした。

新しくできた劇場、神奈川芸術劇場ははじめていくところだったので、どんなところ
何だろうと思いましたが、年に1,2度は足を運んでいた神奈川県民ホールのすぐ
そばでした。

当日会場へ行くと、回りの客席は知った顔のファンの皆さんばかり。
当たり前と言えばあたりまえなのですが、ファンの皆さんが駆けつけていたのでした。



原作小説は読んだことがなかったのですが、今回の公演とてもよかったです。

瞽女(ごぜ)さんとは、盲目の女旅芸人のことで、子どもの頃から師匠の元に弟子入りし、
修行をつんで唄を歌い、三味線をならしグループで各地をまわったのだそうです。
異性と性的関係を持つことは御法度で、もしそんなことがあればグループから外されて
瞽女に親切な宿にもとまれず、「はなれ瞽女」となって一人で生きていかねばならなかったそうです。



今回の物語。
目の見えぬ幼い「おりん」が、師匠の元にやってきて修行をつみ、年頃になってから
好奇心もあり、村の男と関係を持ったことから師匠のもとを追い出されてしまう。
一人で旅をしていたおりんは、やがて平太郎と知り合い、一緒に幸せにくらすように
なりますが、じつは平太郎は警察に追われる身・・・・。




出演者はもちろん、たいらじょうさん一人。
複数の人形を駆使しての公演なので、おりんや、師匠などその役がころころ
かわるのですが、その変化も無理がなく自然でなめらかです。

おりんを初めて手込めにする男や、平太郎はたいらさん自身が生身で演じています。
人形との共演になるのですが、これも無理がない。

おりんは、幼い子どもの頃はやはりこどもらしいかわいい人形。
年頃になってからは、だんだんと人形が変わります。
全部で6体の人形をつかったようです。
髪型や、衣装の色、顔つきなど微妙に変化をつかた人形にたいらさんの
こだわりが感じられます。

じつは今回の公演で、見る前に一つ気になっていることがありました。
それはこの公演にあわせて春に、WOWOWで放送されたドキュメンタリーを
観たとき、この公演の一部をたいらさんがみせてくれていたのですがこれが
おりんが村の男に手込めにされると言う場面。
男を演じているのはたいらさん自身なので、これにはすっかり引いてしまいました(^_^;
(あとで、別のファンの方とお話ししたのですが、その方も同じ事をおっしゃってました)

しかしながら、実際の公演では舞台から離れた客席からみてますし、
物語の中の一瞬の場面なので、そんなに気になるほどではありませんでした。

最初から最後まですっかり見入ってしまいました。
ラストでおりんが座っている姿も美しい。
良いことも、悪いこともすべて受け入れたおりんの穏やかな心の中まで
みえてくるようでした。

ラストで、ボロボロと思いっきり泣いてしまった公演でした。

2011年09月28日

人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」

人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー」



人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」@新国立劇場 小劇場
原作:寺山修司
演出・美術・人形操演:平常(たいらじょう)


9月5日(月)に観に行っています。
3月31日からやく3ヶ月ごとに、定期ロングラン公演がおこなわれることになった
たいらじょうさんによるR−15、大人向けの人形劇「毛皮のマリー」。


もちろん私も3月の公演チケットを買っていたのですが、大震災の影響で3月公演は中止。
6月5日にも公演はあったのですが、この日は残念ながら行かれませんでした。
半年間、まちにまった9月の公演!

初演時から、今までも何度も観てきた「毛皮のマリー」
5,6回は観てると思います。
使っている小道具、演出など初演から変わっていないらしいのですが、私は観るたびに
新しい発見があり、なんど観ても飽きない公演です。




今回の公演は、今まで観てきた公演より「間」の取り方がやや長めになったような気がしました。
もちろんそれによって、物語にまた深みが出てきたようにもみえました。


「毛皮のマリー」の新国立劇場での公演は11月5日にもあります。

たいらさんの公演は水上勉氏の「はなれ瞽女おりん」の上演もつい前日観たのですが、
こちら感想はまた改めて書くつもりです。
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