2011年12月26日
たいらじょうさんからのクリスマスカード
クリスマスが過ぎてしまったけれど、昨日うれしいクリスマスカードが
届きました。
人形劇俳優のたいらじょうさんから!
私はファンクラブ会員のメンバーになっていて、メンバーにはバースデーカードの送付
という特典がありました。
今年は届かないなあ、と思っていたのですがその代わりにということで私だけでなく、
私と同じような方々の為に送ってくださったのでした。
カードの表紙こそ印刷で、文面もメンバーの皆さんに共通でしょうが中はなんと直筆!
冒頭の写真に写っているカードの下にあるのは、カードが入っていた封筒です。
はってあるシールもかわいい。
今年後半は海外公演されたり、TV番組に登場したりとお忙しい中
時間を割いて下ったのがうれしいです。
たいらさん、ありがとうございました(=^0^=)
2011年12月01日
人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」
人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」@新国立劇場 小劇場
原作:寺山修司
演出・美術・人形操演:平常(たいらじょう)
書くのが今頃になってしまいましたが11月7日(月)に観に行っています。
3月31日からやく3ヶ月ごとに、定期ロングラン公演がおこなわれることになった
たいらじょうさんによるR−15、大人向けの人形劇「毛皮のマリー」。
3月は大震災直後だったため中止。
11月のこの日はとびとびに行われた定期ロングラン公演の千秋楽となりました。
男娼マリーと、血のつながらない息子の欣也との愛憎劇。
何度見ても飽きないのですが、今年になってからの公演はたいらさんの演技にも深みが出てきたように
みえました。
マリーさんの内側に秘めた哀しみが、時に爆発するような感じになるのです。
「毛皮のマリー」の演技の合間に、舞台脇でみせる俳優たいらじょうに戻る場面が
見てる方にとってもいい息抜きになっています。
飲み物飲んだり、ティッシュではなをかんだり、という様子がかわいらしく見えてきます。
もちろん、これも毎回同じなので演出の一つなのですが。
最近どんどん活躍の幅を広げていて、ここ数年ずっと見てきたファンにとっては
びっくりするところです。
そして、今度の日曜日にはNHK・BSプレミアムでたいらさん出演の番組が放送されるそうです。
「こんなステキなにっぽんが『ゆずの里に人形舞う 〜徳島県那賀町・坂州農村舞台〜』」
旅人:たいらじょう
放送予定=12/4(日)AM9:05〜9:30
たのしみではありませんか!
2011年10月06日
人形劇俳優たいらじょう公演「はなれ瞽女おりん」初演
人形劇俳優たいらじょう公演「はなれ瞽女おりん」初演@神奈川芸術劇場 大スタジオ
原作:水上勉
脚本・演出・美術・作曲・人形操演:たいらじょう
9月18日〜19日
人形劇俳優たいらじょうオフィシャルブログはこちら
9月19日(月・祝)に観に行っています。
当初3月に上演予定(初演)だったのですが、大震災の影響で公演中止。
半年待ってやっと観ることができました。
3月の公演にあわせてWOWOWで、たいらさんの公演準備のようすを
追いかけていくドキュメンタリーも放送されました。
私も、もちろんチケットを購入していたので直前での中止は、とても残念でした。
新しくできた劇場、神奈川芸術劇場ははじめていくところだったので、どんなところ
何だろうと思いましたが、年に1,2度は足を運んでいた神奈川県民ホールのすぐ
そばでした。
当日会場へ行くと、回りの客席は知った顔のファンの皆さんばかり。
当たり前と言えばあたりまえなのですが、ファンの皆さんが駆けつけていたのでした。
原作小説は読んだことがなかったのですが、今回の公演とてもよかったです。
瞽女(ごぜ)さんとは、盲目の女旅芸人のことで、子どもの頃から師匠の元に弟子入りし、
修行をつんで唄を歌い、三味線をならしグループで各地をまわったのだそうです。
異性と性的関係を持つことは御法度で、もしそんなことがあればグループから外されて
瞽女に親切な宿にもとまれず、「はなれ瞽女」となって一人で生きていかねばならなかったそうです。
今回の物語。
目の見えぬ幼い「おりん」が、師匠の元にやってきて修行をつみ、年頃になってから
好奇心もあり、村の男と関係を持ったことから師匠のもとを追い出されてしまう。
一人で旅をしていたおりんは、やがて平太郎と知り合い、一緒に幸せにくらすように
なりますが、じつは平太郎は警察に追われる身・・・・。
出演者はもちろん、たいらじょうさん一人。
複数の人形を駆使しての公演なので、おりんや、師匠などその役がころころ
かわるのですが、その変化も無理がなく自然でなめらかです。
おりんを初めて手込めにする男や、平太郎はたいらさん自身が生身で演じています。
人形との共演になるのですが、これも無理がない。
おりんは、幼い子どもの頃はやはりこどもらしいかわいい人形。
年頃になってからは、だんだんと人形が変わります。
全部で6体の人形をつかったようです。
髪型や、衣装の色、顔つきなど微妙に変化をつかた人形にたいらさんの
こだわりが感じられます。
じつは今回の公演で、見る前に一つ気になっていることがありました。
それはこの公演にあわせて春に、WOWOWで放送されたドキュメンタリーを
観たとき、この公演の一部をたいらさんがみせてくれていたのですがこれが
おりんが村の男に手込めにされると言う場面。
男を演じているのはたいらさん自身なので、これにはすっかり引いてしまいました(^_^;
(あとで、別のファンの方とお話ししたのですが、その方も同じ事をおっしゃってました)
しかしながら、実際の公演では舞台から離れた客席からみてますし、
物語の中の一瞬の場面なので、そんなに気になるほどではありませんでした。
最初から最後まですっかり見入ってしまいました。
ラストでおりんが座っている姿も美しい。
良いことも、悪いこともすべて受け入れたおりんの穏やかな心の中まで
みえてくるようでした。
ラストで、ボロボロと思いっきり泣いてしまった公演でした。
2011年09月28日
人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」
人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」@新国立劇場 小劇場
原作:寺山修司
演出・美術・人形操演:平常(たいらじょう)
9月5日(月)に観に行っています。
3月31日からやく3ヶ月ごとに、定期ロングラン公演がおこなわれることになった
たいらじょうさんによるR−15、大人向けの人形劇「毛皮のマリー」。
もちろん私も3月の公演チケットを買っていたのですが、大震災の影響で3月公演は中止。
6月5日にも公演はあったのですが、この日は残念ながら行かれませんでした。
半年間、まちにまった9月の公演!
初演時から、今までも何度も観てきた「毛皮のマリー」
5,6回は観てると思います。
使っている小道具、演出など初演から変わっていないらしいのですが、私は観るたびに
新しい発見があり、なんど観ても飽きない公演です。
今回の公演は、今まで観てきた公演より「間」の取り方がやや長めになったような気がしました。
もちろんそれによって、物語にまた深みが出てきたようにもみえました。
「毛皮のマリー」の新国立劇場での公演は11月5日にもあります。
たいらさんの公演は水上勉氏の「はなれ瞽女おりん」の上演もつい前日観たのですが、
こちら感想はまた改めて書くつもりです。
2011年09月11日
人形劇ミュージカル公演「オズの魔法使い」2011年版
人形劇ミュージカル公演「オズの魔法使い」@新国立劇場 中劇場
原作:ライマン・フランク・バウム
脚本・演出・美術・作詞・作曲:たいらじょう
8月21日(日)に2階席で観ています。
ジュディ・ガーランド主演のミュージカル映画でもおなじみの「オズの魔法使い」。
少女ドロシーが愛犬トトと共に、魔法の国へ向かう冒険譚。
映画版を人形劇化したのではなく、演出・音楽などすべてまったくオリジナルの公演です。
人形操作は基本的に、たいらじょうさんが一人で行い、場面転換時に黒子が3人はいる
かたちになっていました。
東京でこの公演を観るのは2009年の初演版、2010年の再演、それに続く3回目になります。
場面展開にさすがにバタバタとした初演版にくらべ、再演、再々演と格段にスムースに
なっていました。
今回はたいらさんがつけているマイクの音響に少々問題があったようで、声が大きくならないまま
公演が進行してましたが、2階席の私にもたいらさんの声はしっかり聞こえていました。
これはさして大きな問題とは思えませんでした。
多くの人形をひとりで操作するために、操っていない人形を固定しておくのですが、それが
うまく固定できてないで、大きく傾いたりするのは気になりました。
一度だけなら気にならないし、そんなこともご愛敬に思いますが初演、再演、再々演とみてきた
総べに同じような場面を目撃しているのでさすがに気になりました。
これはそのままにしないで、やはりそのつど黒子が飛んでいって直した方がいいとおもうのですが
どうなんだろう。
気になったのはこれだけで、あとはやはりたいらさんの熱演に感心するばかり。
大小の人形をつかったり、たいらさんが声をかえて各キャラクターを演じ分けるなど、初演時には
こちらから観てもやや苦しそうに感じたのが、さすがに演じ方がこなれてきたのか今回はとてもスムース。
時には影絵や、照明による演出の工夫も観ていて楽しい。
音楽も私は、この公演を3回観てるだけなのにメロディがしっかり頭に残っています。
この日は、マイクの調子が悪かったお詫びにと終演後にたいらさんが公演舞台の演出の仕掛けやら、
照明の工夫、舞台美術につかっている材料のことなどちょっとした裏話をおしえていただける時間が
あってとても興味深かったです。
たいらさんの公演はこのあと新国立劇場小劇場での寺山修司作「毛皮のマリー」を観ています。
私は子ども向けの「オズの魔法使い」より、大人向けの「毛皮のマリー」の方が大好きなのです。
こちらの感想は、また日を改めて書くつもりです。
2011年08月18日
人形劇俳優たいらじょう 朗読劇 「木を植えた男。」
人形劇俳優たいらじょう 朗読劇 「木を植えた男。」@東京都現代美術館 講堂
8月10日、12日 各日13時〜、15時〜の2回上演 (終了してます)
展覧会公式サイトはこちら
8月12日(金)の13時の回を観に行っています。
画家でイラストレーターで、アニメーション作家のフレデリック・バック(1924〜)さん。
今回、東京都現代美術館でフレデリック・バック氏の初期から現代までのイラスト、絵画、
アニメ作品の原画など、幅広く氏の業績を紹介する展覧会が開催されています。
(「木を植えた男。」以外のアニメ作品は、小さなモニターで抜粋上映)
展覧会開催を記念した、特別イベントがいくつか企画されていますが、今回は人形劇俳優の
たいらじょうさんによる朗読劇「木を植えた男。」に行ってきました。
フレデリック・バック氏の代表作である「木を植えた男。」の上映に、たいらじょうさんが
朗読(ナレーション)を付けるというイベントでした。
「木を植えた男。」とは、住む人もほとんどいない荒れた土地に何十年もたった一人で
ドングリを植え、森を作り出した男の物語。
物語では50代と思われる「男」と出会い、彼の生き様を目撃する20代の「私」の視点から
語られていきます。
「私」が十数年後、男と再び出会い彼の地道な行為が命あふれる森を作り出したことを知り
感動する、というもの。
アニメーション作品「木を植えた男。」は、ずいぶん前にビデオを借りてきて観たことがあります。
この作品が短編アニメーション部門でアカデミー賞を受賞していたからです。
私はフレデリック・バック氏の作品と言ったら、今まで「木を植えた男。」しか知りませんでした。
セルのシートに色鉛筆で描いた絵で作られた独特の技法で作られたアニメーション。
描いた絵は約2万枚にもなるそうで、そのほとんどをフレデリック・バック氏が一人で描いたのだそうです。
上演前にたいらさんのお話がありましたが、たいらさんがこの物語を初めて知ったのは絵本だったそうです。
子どもの頃に出会い、子どもながら自分で人形劇化できないかと真剣に考え、悩んだのだそうです。
その時は、人形劇化は中断。
今回十数年ぶりに、この作品を自分の手で朗読劇をする機会にめぐまれ、今回の上演台本も
たいらさん自らかきあげたそうです。
舞台にあるのは1脚のイス。
うすい水色に塗られたイスは、フレデリック・バック氏が自作のアニメーション「クラック!」
の中で出てくるイスをイメージして設計して、作られたものだそうです。
小さなテーブルにはたいらさんが自ら探し、選んできたというランプやカップが置かれ
とても良いムード。
公演はこんなふうでした。
自作の人形を操作して人形劇公演を行っているたいらじょうさんが、まずは人形のジョウ君と
人間のじょう君(たいらさん)が一緒に登場。
これはいつのもたいらさんの公演のお約束。
人形劇をすることは、当初予定にはなかったようですがファンの方からの要望があり
少しだけ披露することにしたようです。
スポンジ指人形も披露。
台所など、どこにでもあるスポンジを丸く切って、1カ所だけハサミで切り込みをいれたら
ここに指をいれる、「5分で出来るお友達」
それからたいらさんがイスに座って、アニメーション「木を植えた男。」の上映&朗読。
アニメのオリジナル版にはフランス語のナレーションがついているのですが、この言葉の
響きが美しい、とのことで音声を完全には消さないで、かすかに聞こえてくる状態での
上映でした。
たいらさんの声と物語の中の「私」が年齢的にも近いし、まさにぴったりはまりました。
後半年齢を重ねた「私」も、まったく違和感なし。
物語の流れのなかでの声の調子、雰囲気がすばらしい。
現在発売されているDVDは俳優、三國連太郎氏のナレーション付です。
これはこれで良いのですが、やはり物語の味わいが全く違います。
三國氏は落ちついた年配の男性から観た、穏やかな物語。
若いたいらさんの場合は、静かな中にも躍動感のある物語になっていました。
そして大きなスクリーンで十数年ぶりに観た映像は、こんなに美しかったか!と改めて驚きました。
手書きの色鉛筆ならではの画面の揺れ、柔らかさがとても精緻で美しい。
絵の美しさ、物語の奥深さを、たいらさんはさらに親しみのある物に磨き上げて見せてくれました。
今回のイベントは、美術館での整理券配布、読売新聞のヨリモのサイトからの申込み抽選、など複数の
申込みの仕方があり、私は招待券ほしさに急きょ、ヨリモの購読会員申込みをしました。
申込みも多く、外れた方もいたようです。
すばらしい公演だったので、今回の各日2公演の計4公演でおしまいとはあまりにももったいない。
この公演で全国を回って、多くの方に観ていただけたらすばらしいのに、と心底思いました。
この日は、この後「フレデリック・バック展」をしっかり観てきました。
当初は、さらに同館で開催中の「名和晃平 シンセシス 展」も観るつもりだったのですが、ちょっと時間切れ。
こちらは翌日、また足を運んで観てきました。
公演で使われたイスは美術館内のロビーに展示されていました。
またフレデリック・バック氏の短編アニメーションは現在、神保町シアターで上映中です。
(リンク先は映画館のサイトです)
私も後日観に行こうと思ったのですが、往復の電車賃かけて観に行くのと、
AmazonでDVDを購入するのと金額が同じなので、繰り返しみられるDVDを
購入してしまいました(^^)V
各展覧会、映画の詳しい感想は後日、書く予定です。
2011年06月11日
人形劇俳優たいらじょう公演「お楽しみアラカルト」「ごんぎつね」「たいせつなきみ」&ファンミーティング
人形劇俳優たいらじょう公演「お楽しみアラカルト」「ごんぎつね」「たいせつなきみ」&ファンミーティング@新宿 THEATRE JO
自ら人形を操り、自身も劇の中に出演されているたいらじょうさん。
私は今、mixiの「人形劇俳優たいらじょう コミュニティ」の管理人をしていますが
最初から管理人だったわけではなく、当初の管理人さんがいつの間にか消えてしまったので
急きょ立候補いたしました。
(管理人不在のコミュニティは、書き込みも出来ないと分かったからです)
3月11日の大震災の影響で、3月後半に予定されていた公演、私もチケットをとって
公演がいくつも中止になってしまったのはとても残念でした。
なので、5月の公演にはぜひ行ってこようと足を運びました。
5月21日(土)に表題の2公演を観劇し、ファンミーティングに参加してきました。
初台駅すぐそばのたいらじょうさん専用劇場、THEATRE JO
THEATRE JOは入り口で靴を脱ぎます。ここが下駄箱。
木の色が色とりどりですが、色を塗ったわけではなく木、本来の色なのだそうです。
木の色が色とりどりですが、色を塗ったわけではなく木、本来の色なのだそうです。
第1部「お楽しみアラカルト」&「ごんぎつね」
長編作品の各場面をほんのちょっとつまみ食いで見せてくれたのが「お楽しみアラカルト」です。
小品の「ハンドラブ」は全編見せていただけました。
コール・ポーターの名曲「ソーインラブ」にのせてたいらさんの両腕だけで男女の愛を表現する
この作品、なんど観ても優雅。
大好きな好きです。
「ごんぎつね」は新美南吉(にいみなんきち)原作の物語の舞台化です。
私もこのお話は大好きです。
たいらさんの公演で「ごんぎつね」をフルバージョンで観るのはどうも今回が初めてだったようです。
今まで何度もダイジェスト版を観てきたので、てっきりフルも観てる気になってました。
狐のしっぽと頭、それぞれに棒がついてこの二本を持って操作するだけの簡単な人形。
たいらさんが動かすと、たちまち目の前に一匹の子狐が現れるからおもしろい。
たいらさんが舞台で立て膝就いて、膝下からごんの頭がみえるとまるで洞穴からごんが頭をだして
あたりをうかがっているように見え、それはそれはかわいい。
最後は親切が報われない、悲しいお話ですがたいらさんの操作するごんぎつねの愛らしさに
ひかれる舞台でした。
第2部「たいせつなきみ」
この作品を観るのは去年の初演に続き今回が2度目。
たいらさんの大ファンですが、このお話はどうも少々苦手です。
原作は絵本で、物語は牧師のマックス・ルケードさん、絵は別の方が描いているとか。
(いまだに読んでいません m(__)m )
以下、感想を少々。
<物語>
丘の上に住む彫刻家エリが作った、木彫りの人形達「ウィミックス」が住む街での出来事。
その街ではみんながシール貼りに夢中。
才能があってほめられる人形は、仲間から「星シール」を体に貼ってもらえるけれど、才能無く
ダメ人形は「ダメシール」を貼られてしまう。
星シールだらけの人形は得意満面。
何をやってもダメなパンチネロは、体中ダメシールだらけですっかり自信を無くしてしまう。
そんなある日、どちらのシールも貼られていない少女人形のルシアと出会う。
どちらのシールを貼ろうとしてもルシアには着かなかった。
どうしてシールが無くて平気なのか、なぜつかないのかルシアに聞くと、毎日エリに会うからだという。
エリの元にパンチネロに向かいますが・・・。
丘の上からウイミックスの町を見下ろしているエリは、明らかに神としての存在。
自分に正直なそのまんまの君でいいんだよ、といわれても自分が人から低く評価されては
落ち込むのは当たり前。
自分を愛してくれている人がいる、自分には味方がいる、それが分かると人は強くなれる
というか、と感じます。
人のことをやたらけなすこと、あら探しすること、いじめることなどとんでもないこと。
人は愛し、愛されて強くなれるのだとおもいます。
THEATRE JOの小さな舞台からはみ出しそうなたくさんの人形が登場します。
ちなみにパンチネロやルシアは人形ですが、エリはたいらさん自身が演じるスタイルです。
原作のイラストを尊重した雰囲気のたいらさんデザインの人形。
たいらさんの公演では珍しく、手足のあるフルボディタイプの人形です。
今回人形のデザインも、マックス・ルケードさんに許可を得たのだそうです。
そのせいで、いつものたいらさんの人形とはかなり雰囲気が違います。
たぶん私はこれになじめないのだと、思います。
そもそも原作の絵柄が私は苦手なのです。
申し訳ないのですが2回観て2回とも途中で集中力がとぎれてしまいましたm(__)m
物語の展開にやや中だるみを感じます。
個性的で観て楽しいウイミックス達が登場するので、それぞれを紹介したいのもわかるし
それに時間がかかっているのもわかります。
パンチネロとエリが出会うまでに時間がかかるのでこのあたり、もう少しだけ切り詰めても
いいような気がしました。
開演のまえに流れる音楽がビリー・ボーン・オーケストラの「星を求めて」でした。
音楽と共に、幕の向こうでたいらさんの手の演技が見えるのが優雅で美しかったです。
下に貼り付けたのはYouTubeにあったビリー・ボーン・オーケストラの「星を求めて」です。
もともとは1955年公開のアメリカ映画「恐怖のサーカス」の中の音楽だそうです。
この日は第2部の終演後、「ファンミーティング」に参加させていただきました。
ファンクラブ会員限定のたいらさんを囲んでの懇談会。
ファンクラブが出来る前の懇談会に一度参加させていただいたことがあったきりなので
ほんとに数年ぶりの参加となりました。
たいらさんの公演の事だけでなく、いつのまにか劇団☆新感線プロデュース公演「港町純情オセロ」の
ことで大いに盛り上がってしまいました。
たいらさんも観に行って感動したそうです(^^)
そして、6月5日(日)には新国立劇場でたいらさんの公演「毛皮のマリー人形劇版」のとびとび
ロングラン公演開幕。
当初は3月31日が初日だったのですが、大震災の影響で中止。
3月公演はチケットを取っていたのですが中止になり、他日に振り替えてくれることになったのですが
6月公演は行くのが無理、9月公演に振り替えてもらいました。
「毛皮のマリー」は故・寺山修二が美輪明宏さんに当て書きした戯曲。
人形劇とはいってもややエログロ色ありの万人向けとは言い難い、大人向け内容です。
なのでこの作品は「R−15(15歳未満鑑賞不可)」となっています。
5日は昼公演だったため仕事のある私は観に行かれなかったのですが、夕方からおこなわれた
ロングラン公演開幕を祝う祝賀会のご連絡をいただいたので、こちらには参加させていただきました。
急きょ決まった祝賀会だったため、参加人数が少なくなかなかアットホームな集まりとなりました。
会場の一角、真ん中の人形がマリーさんです
THEATRE JOの建物のオーナーさんご夫婦や、たいらさんのファンの方、お仕事でたいらさんの公演と
かかわってきた方々、そしてもちろんたいらさんご自身とお話ができてとても楽しかったです。
(公演が終わっておつかれのはずなのになんだか目がキラキラしてました)
その中のお一人がおっしゃっていたことがとても印象的でした。
言葉は少し違うかも知れませんが内容はこういうことです。
私たちは偶然に、全く縁のないもの同士が集まったわけではない、ということ。
お互い話をしてみるとわかるが、心の中にはまったく同じ美意識をもっていて、今ここに集まっているのだ、ということ。
これはなんだかすごいことだと、思いました。
観てきた方のお話によるとこの日の公演は、今までとはかなり雰囲気の違った「毛皮のマリー」に
なっていたそうです。
私も過去何度も観てきた作品ですが、9月公演が楽しみになりました。
「毛皮のマリー」ですがこの後、9月5日(月)19時開演、11月7日(月)19時開演に公演がおこなわれる予定です。
2011年05月22日
2004年版・人形劇俳優平常(たいらじょう)「毛皮のマリー・人形劇版」(初演版)
21日は、人形劇俳優のたいらじょうさんの公演を東京・初台のTHEATRE JOで観てきました。
第1部が「こんぎつね」&「大全集プチ」
そして第2部が「たいせつなきみ」
さらに第2部の後、たいらさんを囲んでのファンクラブ会員限定のファンミーティングが
おこなわれました。
これらについては、これから感想&報告をまとめるつもりです。
ファンミーティングの際、私が初めてたいらさんの公演をみて自分のサイト
(このブログとは別の物です)に書いた記事の事がお話にでました。
この記事は、以前(2008年後半まで)公開していた私の個人的サイト内にあった記事で
そのサイトは今はもうありません。
無くなったのはサイトを置くサーバーを提供してくれていた方が運営を止めたためです。
その頃は、私自身もすでにこのブログを書いていたし、サイトを別のサーバーに
移行しようとは思わず、消滅するままにしてしまいました。
でももちろん、サイトのデータそのものは自分のパソコン内に総べて保存しました。
今回は、たいらさんが新国立劇場で定期的に人形劇版「毛皮のマリー」の公演を
されることになりましたし、たいらさんから記事についての話もでたので
2003年から2004年にかけて上演された「毛皮のマリー」つまり初演版の感想を、
改めてこのブログにアップすることにしました。
以下、誤字もありますが文章・私の手書きのイラストも当時のままで手を入れないでのせることにします。
イラストは資料など何もないから、自分の記憶だけで描いたものです。
今見ると、はずかしいです f(^ー^;
**************************************
平常(たいらじょう)「毛皮のマリー・人形劇版」
作:寺山修司 演出・美術・人形制作・人形操作:平常
監修:森崎偏陸
会場:東京・下北沢ギャラリーLA CAMERA(ラカメラ)
公演期間:2003年12月18日〜12月25日、2004年1月15日〜1月25日
2003年の年末、目について気になってたチラシがありました。
「毛皮のマリー・人形劇版」
寺山修司作が美輪明宏をモデルにして書いたという戯曲で今も美輪自身や
他の役者(最近では篠井英介)も演じてる名作で問題作。
あの「毛皮のマリー」を人形劇でみせる?本当に?と思いました、正直。
しかも出演は平常の一人と平の制作した人形とのまさしく自作自演らしい。
実質一人芝居とは、なんて無謀なことを・・・と思ってました。
しかし気になる。
正月はさんでの年末年始の下北沢での公演、とうとう行ってみることにしました。
1月16日(金)行って来ました。
そもそも下北沢LA CAMERAなんて聞いたことがなかったです。
東京・世田谷区にある下北沢は大小の劇場がいくつもある演劇の町で私もよく行きますが
LA CAMERAなんてそれまで聞いたことがありませんでした。
名前の前にギャラリーと付いてるから、劇場とは違うのかもしれない・・・と、言うことは
劇場ではないところでの演劇公演なのか。
前売りチケットを買いましたがチラシには各回定員30名とあり、会場は小さな場所であることは
想像できました、
しかしながら未知の会場での公演はそれだけでちょっとわくわくします。
ギャラリーLA CAMERAは思ったとうりのかなり小さな会場でした。
なんとなく自宅近所の写真屋さんのスタジオを思わせました。
入り口は行ってすぐ左が公演会場。8畳ほどの広さのへやの片側にイスを横一列に
10個ほど並んでる。その前には直に座れるように座布団がある。
すでに数人のお客さんが来てるけど、そんなに混みそうもない感じなのでイスに座ってました。
物語の紹介をしておきましょう。
「毛皮のマリー」と呼ばれてる中年の男娼マリーは、息子の欣也(きんや)と暮らしていました。
男のマリーに息子がいるのはもちろん理由があり、しかもマリーと欣也に血のつながりはないのです。
でも、マリーは欣也を溺愛し欣也もマリーを心底母として慕っていました。
マリーは欣也を家の外からは一歩も出させない生活をしてましたが、少年はそろそろ大人になる
年齢にさしかかってきました。
同じアパルトメントにはなにやら一癖ある「美少女・紋白」が引っ越してきて欣也にちょっかい
を出し始めるし、母マリーはきがきではありません。
そんな頃、引っ張り込んだ船乗り相手に自分の過去を語るマリー。
話を偶然聞いてしまった欣也は自分の出生の秘密を知ってしまいます。
マリーの心の中にあるのは欣也に対しての憎しみなのか?母としての愛なのか?・・・・・
さて結論から言うと、今回の公演は驚きました。
平は主人公の「美少年・欣也(きんや)」を演じつつ、手の方は自作人形を操り「毛皮のマリー」
の全登場人物を演じきってしまったのですから。
舞台は会場真ん中に置かれた台だけ。この周りを使って平が演じる。
人形の形態は私が予想してたものとはだいぶ違っていました。
「毛皮のマリー」は一人芝居ができる演目だったろうか?と思ったけどそうおもわせる事自体
今回の公演が成功したことの証でしょう。
公演終了後、直接人形を手にとり見せてもらえました。私は単純なのでこれはうれしい。
思ったよりは軽いけど私だったら人形動かすだけで精一杯になるだろう。
平は人形を動かしつつ、自分は別の人物を演じるのだから大変な作業のはず。
頭の中はどうなってしまってるんだろう・・・。
と、思ったところでニコニコした平さんと目が合ってしまった(#^_^#)
開演前に配布されていた印刷物を読むと、監修の森崎氏の言葉として『(平自身は)いろいろな仕掛け
と演出を考えたらしいが、なんせ一人芝居なのだから、ムダは一切切り捨ててもらった』とかいてある
所を見ると演出の一部は森崎氏担当と言えるのかもしれない。
1981年、北海道札幌市生まれの22歳の平。
チラシによると13歳ですでに札幌の人形劇祭で自作自演の一人芝居が奨励賞を受賞してるそう
だから若いといってもキャリアは積んでるらしい。
この方の公演ならぜひまた観たいと思いました。
*************************************
以上です。
それにしても、改めて読み返してみたら今の私より、当時の方がよっぽどしっかり
した文章書いてるな、と思いました。
下の画像はこの時の公演の変形版チラシ(A4サイズを縦半分にしたもの)です。
第1部が「こんぎつね」&「大全集プチ」
そして第2部が「たいせつなきみ」
さらに第2部の後、たいらさんを囲んでのファンクラブ会員限定のファンミーティングが
おこなわれました。
これらについては、これから感想&報告をまとめるつもりです。
ファンミーティングの際、私が初めてたいらさんの公演をみて自分のサイト
(このブログとは別の物です)に書いた記事の事がお話にでました。
この記事は、以前(2008年後半まで)公開していた私の個人的サイト内にあった記事で
そのサイトは今はもうありません。
無くなったのはサイトを置くサーバーを提供してくれていた方が運営を止めたためです。
その頃は、私自身もすでにこのブログを書いていたし、サイトを別のサーバーに
移行しようとは思わず、消滅するままにしてしまいました。
でももちろん、サイトのデータそのものは自分のパソコン内に総べて保存しました。
今回は、たいらさんが新国立劇場で定期的に人形劇版「毛皮のマリー」の公演を
されることになりましたし、たいらさんから記事についての話もでたので
2003年から2004年にかけて上演された「毛皮のマリー」つまり初演版の感想を、
改めてこのブログにアップすることにしました。
以下、誤字もありますが文章・私の手書きのイラストも当時のままで手を入れないでのせることにします。
イラストは資料など何もないから、自分の記憶だけで描いたものです。
今見ると、はずかしいです f(^ー^;
**************************************
平常(たいらじょう)「毛皮のマリー・人形劇版」
作:寺山修司 演出・美術・人形制作・人形操作:平常
監修:森崎偏陸
会場:東京・下北沢ギャラリーLA CAMERA(ラカメラ)
公演期間:2003年12月18日〜12月25日、2004年1月15日〜1月25日
2003年の年末、目について気になってたチラシがありました。
「毛皮のマリー・人形劇版」
寺山修司作が美輪明宏をモデルにして書いたという戯曲で今も美輪自身や
他の役者(最近では篠井英介)も演じてる名作で問題作。
あの「毛皮のマリー」を人形劇でみせる?本当に?と思いました、正直。
しかも出演は平常の一人と平の制作した人形とのまさしく自作自演らしい。
実質一人芝居とは、なんて無謀なことを・・・と思ってました。
しかし気になる。
正月はさんでの年末年始の下北沢での公演、とうとう行ってみることにしました。
1月16日(金)行って来ました。
そもそも下北沢LA CAMERAなんて聞いたことがなかったです。
東京・世田谷区にある下北沢は大小の劇場がいくつもある演劇の町で私もよく行きますが
LA CAMERAなんてそれまで聞いたことがありませんでした。
名前の前にギャラリーと付いてるから、劇場とは違うのかもしれない・・・と、言うことは
劇場ではないところでの演劇公演なのか。
前売りチケットを買いましたがチラシには各回定員30名とあり、会場は小さな場所であることは
想像できました、
しかしながら未知の会場での公演はそれだけでちょっとわくわくします。
ギャラリーLA CAMERAは思ったとうりのかなり小さな会場でした。
なんとなく自宅近所の写真屋さんのスタジオを思わせました。
入り口は行ってすぐ左が公演会場。8畳ほどの広さのへやの片側にイスを横一列に
10個ほど並んでる。その前には直に座れるように座布団がある。
すでに数人のお客さんが来てるけど、そんなに混みそうもない感じなのでイスに座ってました。
物語の紹介をしておきましょう。
「毛皮のマリー」と呼ばれてる中年の男娼マリーは、息子の欣也(きんや)と暮らしていました。
男のマリーに息子がいるのはもちろん理由があり、しかもマリーと欣也に血のつながりはないのです。
でも、マリーは欣也を溺愛し欣也もマリーを心底母として慕っていました。
マリーは欣也を家の外からは一歩も出させない生活をしてましたが、少年はそろそろ大人になる
年齢にさしかかってきました。
同じアパルトメントにはなにやら一癖ある「美少女・紋白」が引っ越してきて欣也にちょっかい
を出し始めるし、母マリーはきがきではありません。
そんな頃、引っ張り込んだ船乗り相手に自分の過去を語るマリー。
話を偶然聞いてしまった欣也は自分の出生の秘密を知ってしまいます。
マリーの心の中にあるのは欣也に対しての憎しみなのか?母としての愛なのか?・・・・・
さて結論から言うと、今回の公演は驚きました。
平は主人公の「美少年・欣也(きんや)」を演じつつ、手の方は自作人形を操り「毛皮のマリー」
の全登場人物を演じきってしまったのですから。
舞台は会場真ん中に置かれた台だけ。この周りを使って平が演じる。
人形の形態は私が予想してたものとはだいぶ違っていました。
「毛皮のマリー」は一人芝居ができる演目だったろうか?と思ったけどそうおもわせる事自体
今回の公演が成功したことの証でしょう。
公演終了後、直接人形を手にとり見せてもらえました。私は単純なのでこれはうれしい。
思ったよりは軽いけど私だったら人形動かすだけで精一杯になるだろう。
平は人形を動かしつつ、自分は別の人物を演じるのだから大変な作業のはず。
頭の中はどうなってしまってるんだろう・・・。
と、思ったところでニコニコした平さんと目が合ってしまった(#^_^#)
開演前に配布されていた印刷物を読むと、監修の森崎氏の言葉として『(平自身は)いろいろな仕掛け
と演出を考えたらしいが、なんせ一人芝居なのだから、ムダは一切切り捨ててもらった』とかいてある
所を見ると演出の一部は森崎氏担当と言えるのかもしれない。
1981年、北海道札幌市生まれの22歳の平。
チラシによると13歳ですでに札幌の人形劇祭で自作自演の一人芝居が奨励賞を受賞してるそう
だから若いといってもキャリアは積んでるらしい。
この方の公演ならぜひまた観たいと思いました。
*************************************
以上です。
それにしても、改めて読み返してみたら今の私より、当時の方がよっぽどしっかり
した文章書いてるな、と思いました。
下の画像はこの時の公演の変形版チラシ(A4サイズを縦半分にしたもの)です。
2010年12月04日
人形劇俳優たいらじょう公演「たいせつなきみ」
人形劇俳優たいらじょう公演「たいせつなきみ」@THEATRE JO(シアター・ジョウ)
原作:マックス・ルケード著「たいせつなきみ」
出演・人形操作・脚本・演出・美術:平常(たいらじょう)
たいらじょう公式情報サイトはこちら
ここ数日多忙のためブログ更新をしてないのに、急にアクセス数が増えたのでなぜ?
と、思ったらテレビに人形劇俳優の平常(たいらじょう)さんが出演されて、それで検索して
来た方が多いとわかりました。
私自身はその番組、みごと見逃してしまいました(T.T)
表題の公演を11月11日(木)に見てきました。
この日は「THEATRE JO」に行こうと初台駅を出ると、東京オペラシティでクリスマス
イルミネーション点灯式がおこなわれている真っ最中。
(リンク先は私の感想です)
これは良いところに来た!とせっかくなので見物して、無料のシャンパンまでいただいてから「THEATRE JO」へ。
今回の「たいせつなきみ」、原作は全く知りませんでした。
元は絵本で、物語はマックス・ルケードさん、絵は別の方が描いているとか。
公演を観た後、未だに読んでいないのですがこの作品はシリーズ化もされアニメにも
なっているそうです。
これは知らない方が珍しいのかな?
物語はエリという彫刻家が作った、木彫りの人形達「ウィミック」が住む街のこと。
その街ではみんながシール貼りに夢中。
才能があってほめられる人形は、仲間から「星シール」を体に貼ってもらえるけれど、才能無く
ダメ人形は「ダメシール」を貼られてしまう。
だから何をやってもダメなパンチネロは、体中ダメシールだらけ。
ダメシールだらけの自分にすっかり自信を無くすパンチネロ。
そんなある日、どちらのシールも貼られていない少女人形のルシアとであう。
なぜ彼女はシールが貼られてないのか、そしてなぜシールがないのに平気なのか・・
たいらさんの公演では珍しく、手足のあるフルボディタイプの人形による人形劇でした。
たいらさんの使う(作られる)人形は、いつもは糸操りタイプでは無くてるてる坊主タイプ、
とでもいうか足のない人形がほとんどです。
下から手を入れて操作するから足が無いタイプとか。
今回は人形のデザインも、作者のマックス・ルケードさんに送ってから許可をもらったんだそうです。
さらにこの公演は、特に中高生に見てもらいたくて作ったとか。
私には物語がいつものたいらさんの公演とは、やや雰囲気が違う気がしました。
弱者を主人公にした物語としては、宮沢賢治の作品を元にした「よだかの★星」も
あるけれど、これよりも今回の話の方がなんだかストレートに問題をぶつけてきてる
気がします。
イジメ問題とか、自分にもっと自信を持とうよ、とか。
「よだかの★星」では「よだか」が自分の人生をありのままに受け入れて
結局天に行ってしまうけれど、パンチネロは「いやそれはきっとちがう」と反発する
ものをもっているような気がしました。
いつものように何人もの人物を一人で演じ分けるたいらさん。
大変なはずなのに、ごく自然に演じてしまうからすごいなと思います。
THEATRE JOはとても小さな劇場で、三十人ほどでいっぱいになってしまうくらいです。
劇場というより、たいらさんのプライベートルームのような感じ。
場内にはたいらさんが子どもの頃のアルバムが置いてあって、自由に見ることができました。
そして今回、この日のお客さんは私を含めてなんと三人(^_^;)
(こちらの劇場での公演、特に一般には宣伝してないせいでもあるようです)
まるで一対一でたいらさんの公演を見せていただいたような気分。
うれしいけれど、ちか過ぎちゃってどうしよう・・・でした。
THEATRE JOでの「たいせつなきみ」の公演は12月23日、24日、25日にもあるそうです。
たいらさんの公演情報については、公式サイトをご確認くださいね(^^)
原作:マックス・ルケード著「たいせつなきみ」
出演・人形操作・脚本・演出・美術:平常(たいらじょう)
たいらじょう公式情報サイトはこちら
ここ数日多忙のためブログ更新をしてないのに、急にアクセス数が増えたのでなぜ?
と、思ったらテレビに人形劇俳優の平常(たいらじょう)さんが出演されて、それで検索して
来た方が多いとわかりました。
私自身はその番組、みごと見逃してしまいました(T.T)
表題の公演を11月11日(木)に見てきました。
この日は「THEATRE JO」に行こうと初台駅を出ると、東京オペラシティでクリスマス
イルミネーション点灯式がおこなわれている真っ最中。
(リンク先は私の感想です)
これは良いところに来た!とせっかくなので見物して、無料のシャンパンまでいただいてから「THEATRE JO」へ。
今回の「たいせつなきみ」、原作は全く知りませんでした。
元は絵本で、物語はマックス・ルケードさん、絵は別の方が描いているとか。
公演を観た後、未だに読んでいないのですがこの作品はシリーズ化もされアニメにも
なっているそうです。
これは知らない方が珍しいのかな?
物語はエリという彫刻家が作った、木彫りの人形達「ウィミック」が住む街のこと。
その街ではみんながシール貼りに夢中。
才能があってほめられる人形は、仲間から「星シール」を体に貼ってもらえるけれど、才能無く
ダメ人形は「ダメシール」を貼られてしまう。
だから何をやってもダメなパンチネロは、体中ダメシールだらけ。
ダメシールだらけの自分にすっかり自信を無くすパンチネロ。
そんなある日、どちらのシールも貼られていない少女人形のルシアとであう。
なぜ彼女はシールが貼られてないのか、そしてなぜシールがないのに平気なのか・・
たいらさんの公演では珍しく、手足のあるフルボディタイプの人形による人形劇でした。
たいらさんの使う(作られる)人形は、いつもは糸操りタイプでは無くてるてる坊主タイプ、
とでもいうか足のない人形がほとんどです。
下から手を入れて操作するから足が無いタイプとか。
今回は人形のデザインも、作者のマックス・ルケードさんに送ってから許可をもらったんだそうです。
さらにこの公演は、特に中高生に見てもらいたくて作ったとか。
私には物語がいつものたいらさんの公演とは、やや雰囲気が違う気がしました。
弱者を主人公にした物語としては、宮沢賢治の作品を元にした「よだかの★星」も
あるけれど、これよりも今回の話の方がなんだかストレートに問題をぶつけてきてる
気がします。
イジメ問題とか、自分にもっと自信を持とうよ、とか。
「よだかの★星」では「よだか」が自分の人生をありのままに受け入れて
結局天に行ってしまうけれど、パンチネロは「いやそれはきっとちがう」と反発する
ものをもっているような気がしました。
いつものように何人もの人物を一人で演じ分けるたいらさん。
大変なはずなのに、ごく自然に演じてしまうからすごいなと思います。
THEATRE JOはとても小さな劇場で、三十人ほどでいっぱいになってしまうくらいです。
劇場というより、たいらさんのプライベートルームのような感じ。
場内にはたいらさんが子どもの頃のアルバムが置いてあって、自由に見ることができました。
そして今回、この日のお客さんは私を含めてなんと三人(^_^;)
(こちらの劇場での公演、特に一般には宣伝してないせいでもあるようです)
まるで一対一でたいらさんの公演を見せていただいたような気分。
うれしいけれど、ちか過ぎちゃってどうしよう・・・でした。
THEATRE JOでの「たいせつなきみ」の公演は12月23日、24日、25日にもあるそうです。
たいらさんの公演情報については、公式サイトをご確認くださいね(^^)
2010年11月06日
人形劇ミュージカル「オズの魔法使い」&「THEATER JO」こけら落とし
瀬戸内国際芸術祭2010を巡る旅から戻ってから休むヒマがほとんど無く
一週間が過ぎてしまいました。
アート鑑賞三昧の旅は、これ以上はないというくらい楽しい物でした。
10月に観てきたこともまだ全部書くことができてないしで、どこから書こうかと
迷ってしまいます。
しかし、せっかくなので先日観てきたばかりの事を書き留めておこうとおもいます。
人形劇ミュージカル「オズの魔法使い」@新国立劇場 中劇場
原作:ライマン・フランク・バウム
脚本・演出・美術・作詞・作曲:平常(たいらじょう)
11月3日(水・祝)に人形劇俳優・たいらじょうさんの公演を観に行っています。
今回の公演は去年8月に初演された「オズの魔法使い」の再演版です。
再演と言っても、もちろんそのままではなく細部を手直しされたもの。
原作は私も読んだことはなく知っていたのはジュディ・ガーランド主演の昔の映画。
少女ドロシーが愛犬トトと共に魔法の国へ向かう冒険譚。
映画を観たことが無い方でもドロシーが歌う「虹の彼方へ」は、知ってる方も多いはず。
と、いっても今回の公演は映画版とは関係なく、たいらさんのオリジナルの脚本・演出に
よる人形劇版です。
スタッフや黒子による人形の移動などはあるものの、舞台で人形を操作したり、解説を
いれたり人形のセリフやナレーション、歌を歌うのはすべてたいらさん一人。
途中休憩が2回はいって、約2時間半の公演。
初演版と大きな違いはないように感じましたが、展開にややもたついた感じのある
初演よりはるかにスムースに流れる演出に変わっていました。
たいらさんの歌う声も、なんだか以前よりとても心地よく響きました。
去年2009年の初演版を観たときの感想は、こちらにまとめています。
そして夜9時からは、昼間公演の行われた新国立劇場から歩いてすぐそばのビルの
2階にできたたいらさんの専用劇場「THEATER JO(しあたーじょう)」のこけら落とし
オープニングセレモニーを観に行ってきました。
11月3日が「こけら落とし」ですが、5月からプレオープン特別公演と題して、すでに公演は
おこなわれていました。
私は都合がなかなかつかず、行かれませんでしたが会場内、まだまだととのってないので
あちこちダンボール紙が貼られていたそうです。
こけら落とし公演(オープニングセレモニー)の申込みは、会場が小さいこともあって
たいらじょうさんのファンクラブ会員優先でハガキによる申込み・抽選となりました。
(そうなのです、ファンクラブ会員になってしまいました)
運がよいことに無事、当選(^^)V
喜んで参加させていただきました。
ここが会場の入り口。
階段を上がっていくと、そこが受付。
たいらさんのお母様も挨拶に出ていらしていて、ちょっとお話もできました。
なんだかピアニストのフジコ・ヘミングに似ておられる。
この日参加した方のほとんどは、すでに何度もプレ公演に来てるようでこの日初めてという
のは私ぐらいだったようです。
となりの方もすでに毎月来てる、という話をされていました。
そして、確か3年前に初めておこなわれたファンミーティングでお会いした方とも再会できた
のもまたうれしい。
会場は定員30名の小さい場所で靴を脱いで上がります。
入り口にはお客さんが靴をいれる下駄箱があるのですが、この一つ一つの靴入れの部分の
フタが木製。
色とりどりできれいですが、これは色を塗ったわけではなく「木」本来の色なのだとか。
ステージの額縁に当たる部分も木製。
全体に柔らかな雰囲気がある劇場です。
この日のプログラムはこんな感じでした。
たいらさんが操作する「人形のジョウくん」のご挨拶で幕開け。
それに続き八王子車人形西川小柳座・五代目家元・西川小柳さんによる「寿式三番叟」
八王子車人形の公演は以前、青山円形劇場でおこなわれた公演を観たことがありました。
いつだったのかネットで調べてもはっきり解らなかったのですが、どうも1991年の
青山円形劇場オブジェクトシアター公演、地唄舞「雪」を観たようです。
と、いうことはもう19年前!?
八王子車人形は小さな箱に車がついていて、人形の操作をする方はこれに座り両手と足も
つかって1体の人形を操作するというものです。
人形浄瑠璃は1体の人形を三人で操作しますが、こちらはそれを一人でやってしまうのです。
昔、初めて観たときも驚きましたが今回もすごいなと、思いました。
この日の人形の動きも、それは優が美しいものでした。
たいらさんがまだ10代の頃に、この西川さんのおこなったワークショップに参加したこと
があり、それがご縁で今回の寿式三番叟をお願いしたらしい。
西川さんによる「東海道中膝栗毛」や「地唄舞・ゆき」(全編ではなく一部ですが)の
合間にたいらさん操作によるおなじみのキャラクター、「毛皮のマリー」のマリーさん
「星の王子様」の王子さま、てるてる坊主のような「てるてるジョウくん」などが登場。
そして最後はビルのオーナーさんの差し入れの日本酒「出世城(しゅっせじょう)」で乾杯。
とてもまろやかで口当たりの柔らかなお酒でした。
帰りにはおみやげとして、木のスプーンと小さな記念アルバムをいただきました。
木のスプーンは劇場の木のぬくもりを伝えたいらしいため、らしい。
アルバムにはたいらさんが、手だけで演じている宮沢賢治作「よだかの星」のワンシーン。
そして劇場の緞帳と同じえんじ色の布がセットされていました。
一ファンとして平さんとお会いするのも4月の「毛皮のマリー」以来。
なんだかとっても久し振りという感じでした。
帰りにアルバムにサインを入れてくれて、握手もしていただきました。
たいらさんの手は、とっても柔らか(#^_^#)
オープニングセレモニー、一番うれしいのはもちろんたいらさんでしょうが
2004年の東京初演「毛皮のマリー」の公演を観て以来、だんだんと成長されて行くアーティスト
さんを、目の当たりに見られるのはこの私もうれしいです。
今ではたいらさんの代表作である大人向けの人形劇「毛皮のマリー」が来年は新国立劇場の
小劇場で3月、6月、9月、11月、と各月1日づつですが公演が行われるそうです。
これは私も大好きな作品ですし、多くの方に観ていただく機会が増えるのもこれまたうれしいです。
うれしいいきおいで、ついmixiコミュニティ「たいらじょう」で、管理人さんが
いつの間にかいなくなっていたので、立候補してしまいました。
(管理人がいないと、書き込みもできない、ということだったのでつい・・・)


