2009年06月11日

指輪物語 完全朗読CD

一般市場から長らく品切れ状態になっていたトールキン作「指輪物語」の完全朗読CD(イギリス版)が現在、
入荷して購入できるようになっています。
「指輪物語」はもちろん映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作のことです。


去年購入しようとしたけれど、在庫切れ。
アメリカ版は在庫があるけれど、やはりパッケージも異なる本場のイギリス版の方がほしい。
入荷したら配送してくれるというシステムになっているのでそのままほったらかしにしていたら、
一年以上もたって品物が届きました。
もっとも請求金額が、現在発売されているものよりはるかに高額。

知りませんでしたがアマゾンは、最初に購入申し込みをした時点での値段が適用される、と知りました。
まったく大失敗!
輸入品の場合は要注意です。

届いた品物は、以前発売されたものとどう違うのかわかりませんが、新装版(というか単純に再発売?かも)のようです。

内容は日本では文庫本で全9巻の大長編「指輪物語」の全文朗読CDです(もちろん英語)。
三つのパッケージに収められたCDの枚数は全46枚。
CDケースには原作ファンにはおなじみのアラン・リー氏のイラストがついています。

CDはこれからゆっくり楽しんで聞くつもりです。

各パッケージのデザインはこんな風です。

指輪物語 完全朗読CD1


指輪物語 完全朗読CD2


指輪物語 完全朗読CD3



この3つをまとめている紙製の簡易パッケージの3面にもアラン・リー氏のイラストが使われていました。



The Lord of the Rings CD Gift Set  イギリス版

The Lord of the Rings CD Gift Set イギリス版

  • 作者: J.R.R. Tolkien
  • 出版社/メーカー: HarperCollins Publishers Ltd
  • 発売日: 2009/04/30
  • メディア: CD




以前にもご紹介した、ラジオドラマ版CDもあります。
イギリスBBCラジオで放送されたドラマがCD13枚に納められています。

The Lord of the Rings BBCラジオドラマ版

The Lord of the Rings BBCラジオドラマ版

  • 作者: J.R.R. Tolkien
  • 出版社/メーカー: Random House Audio
  • 発売日: 1999/12/01
  • メディア: CD



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2008年06月17日

ミュージカル版「ロード・オブ・ザ・リング」

ミュージカル版「ロード・オブ・ザ・リング」のガラドリエル


海の向こうで「ロード・オブ・ザ・リング」のミュージカル版が上演されたという記事を
雑誌で見かけたのはたしか去年のこと。
(ネット上で検索したところ、ワールドプレミア上演はカナダのトロントで行われ、その後
イギリスのウエストエンドの劇場で上演されたそうです)

最近になってその音楽を納めた輸入盤CDが入手出来ることをしり、早速注文を
しました。
原作小説のタイトルは「指輪物語」です。
音楽は映画版とは全く関係ないオリジナルですが、キャラクター造形や美術、衣装は
映画版を参考にしているようです。


解説と舞台のカラー写真が収録されたブックレットが一冊。CDが一枚。
DVDも一枚あり、こちらには音楽と舞台風景と製作の舞台裏の静止画像が納められていました。

「ロード・オブ・ザ・リング」のミュージカル版と聞いたとき、そんなものできるわけない
と思っていたし、上演されたにしてもたいしたこと無いだろうと思ってました。
が、CDを聴き、舞台写真を見てこの思いはまったくの誤解だった!と思いました。


原作小説は大長編なので、当然ながら舞台版はかなり細部を切り落としているようです。
邪悪な力を持つ指輪を捨てにゆく物語。
輸入盤なので解説は全部英語。
見ながら入力していますが、もしまちがえていたらごめんなさい。
作曲はA.R.RAHAMAN  VARTTINA(私のパソコンでは入力出来ませんがAの上に点が二つつきます) 
CHRISTOPHER NIGHTINGALE


しかし見て驚きました!
このA.R.RAHAMAN(ラフマーン)はインド映画界で有名な作曲家さんではありませんか。
10年ほど前、日本で大ヒットしたミュージカル仕立てのインド映画「ムトゥ踊るマハラジャ」の音楽も
この方の作曲でした。
音楽もとても良く、この勧善懲悪の娯楽映画は大好きでDVDも買ってしまったくらいです。
今やインドだけでなく世界的に活躍の場を広げていたとは知りませんでした。
VARTTINAは知りませんでしたが、フィンランドの有名なフォークグループのようです。


一番気になるのは主人公のフロドとサムですが、写真をみるとこうなっています。
右がフロドで、左がサム。


ミュージカル版「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドとサム

フロドはJAMES LOYE、サムはPETER HOWE、という役者さんが演じています。
二人が歌う「THE ROAD GOES ON」は明るくテンポのよいメロディです。
ケルト的とでもいうのでしょうか、どこか古風な雰囲気もあり、きれいな曲です。
この音楽は物語の終盤でもながれるようです。

冒頭に載せた写真はフロドに助言を与えるガラドリエルです。

フロド達の案内役のゴラムは歌う、というより音楽にのせてひとりでしゃべっています。
ゴラムに歌わせるのはむずかしいでしょうね。


予想外でしたが、このミュージカル、CDで聞く限りは音楽がどれもとても美しいです。
収録されている音楽は約60分。
舞台版は音楽がつかないセリフがはいるでしょうから約2,3時間の舞台と思われます。
映画は三部作だけど、舞台版はこの2,3時間で完結してるようです。

舞台版が見たくなりました。近い将来、来日公演が観られるといいなと思いました。








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2007年04月12日

「指輪物語」旧訳本入手

書こう書こうと思って、日にちばかりが過ぎでしまったのですが、久々の指輪物語ネタ
です。

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作「指輪物語」の日本語訳の本、それも旧訳の
ハードカバー版を今年の2月に入手しました。

現在発売されている「指輪物語」は、初版の日本語訳にさらに手を入れた翻訳になっています。
そして文庫本も、ハードカバー本も表紙はアラン・リーの華麗なイラスト。
(現在の文庫本の挿絵は、旧訳本に使われている寺島画伯の絵がそのまま使われています)

旧訳のハードカバー本のケースには、寺島龍一画伯の絵が使われています。
つまりこの絵は、もはや今では観ることができない幻の絵になっているのです。


今回はネットオークションで、新品同様の良品を入手することができました。
昭和53年(1978年)3月発行の初版四刷。当時の価格で1冊1500円の6冊セット。
これを今回、セットで8000円で入手しました。
ネットオークションで旧訳の文庫本はよく出品されているのですが、ハードカバー本は
滅多に出てないので今回は幸運でした。
(旧訳の文庫本の表紙は、アニメ版の絵が使われています)


せっかくですのでご紹介します。
これが1、2巻目の「旅の仲間」の上下。

旅の仲間上

旅の仲間下

こちらが3,4巻目の「二つの塔」の上下。

二つの塔上

二つの塔下

そして5,6巻目の「王の帰還」の上下です。

王の帰還上

王の帰還下


現在の翻訳ではブリー村が、旧訳では粥村になってたりで翻訳の違いを楽しみつつ
読んでみたいのですが、なかなか時間がとれずいつになるやらです。

posted by みどり at 06:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 指輪物語周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月10日

映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」サントラ完全収録版CD

The Lord of the Rings The Two Towers - The Complete Recordings

「ロード・オブ・ザ・リング」が大好きと言っておきながら、「ロード・オブ・ザ・リング」
で記事を書くのは1年ぶりになりました。

映画「ロード・オブ・ザ・リング」のシリーズ2作目「二つの塔」で使用された音楽
の完全収録CDセットが2006年の11月にやっと発売されました。
日本国内版の発売は無いのですが、輸入盤がAmazonなどで簡単に入手可能です。

1作目の完全収録CDが発売されたのが2005年。
2作目のコンプリート版はいつ出るんだろう・・・と首を長くして待っていましたが
やっと出てうれしいです(^o^)
(通常のサントラCDは1,2,3作目とも国内版が発売されています)

発売されているのを知ったのが去年の12月で申し込みをしたのが配送の混む
クリスマス近くだったせいか、発送がだいぶ遅れ1月半ばにようやく届きました。

音楽の作曲はハワード・ショア。
CD3枚と、DVD1枚(CD3枚分の音楽が全て収録されています)
解説(もちろん英語)と写真の入ったブックレットが1冊。

The Lord of the Rings The Two Towers - The Complete Recordings CD

上に載せた写真は、ケースを開けたところです。左に見えるのはオーディオDVD。
CDは下のようなケースに収められています。

The Lord of the Rings The Two Towers - The Complete Recordings CD

音楽を聴いていると映画の場面がよみがえってきます。
映画は大好きなのに手持ちのDVDを観ることもしていませんでしたが、音楽を
聴いているうちにまた観たくなりました。

3作目「王の帰還」の完全収録CDが出るのはこの分で行くと、来年になりそうな
予感がします。

うれしいことに2月25日(日)にはWOWOWで「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の
一挙放送もあるそうです。
たくさんの人に観ていただけるのが、ファンとしてうれしいです(^^)

サントラ盤の公式HPはこちらです。
posted by みどり at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 指輪物語周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

映画「ロード・オブ・ザ・リング」1作目サントラ完全収録CD

ロード・オブ・ザ・リング1作目サントラ完全収録CD

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の1作目のサントラの完全収録CDを
購入しました。輸入品です。

三部作のこの映画の音楽CDは、日本版でも3種類ちゃんと発売されているのですが
収録されている音楽が、映画で使われていた曲全部が入っているわけではないので
以前からとても不満でした。
特にハッキリ解るのは、1作目のサントラにはビルボの誕生日パーティでホビット達が
演奏してるダンス音楽が入っていないのです。
民族音楽風で、とても楽しい感じの曲なのですが。

入ってない物はしょうがないか・・・・と、半ばあきらめていたのですが、ある日TVの
某美術番組の中でその曲が流れているではありませんか!
・・・て、ことはこの曲が収録されてるCDがどこかに存在してるはず。
でも、どこに?と、気にかけていたのですが最近ようやく完全収録版CDの存在を知りました。

THE LORD OF THE RINGS、 THE FELLOWSHIP OF THE RING
 THE COMPLETE RECORDINGSと言う名称です。

CD3枚と、DVD1枚、計4枚のセットになっています。
作曲はもちろんハワード・ショア。
DVDは冒頭に指輪の映像がある以外は、特別な映像が収録されてるわけではなく
「旅の仲間」の並んでいるシルエットの静止画像があるだけで、後はCD3枚分と同じ
音楽が総て収録されています。
DVDはCDより多くのデータが収録できるのでこういうことができるわけですが、
CDがあるならこのDVDあまり意味がないような気もしました。
でもパソコンにDVDプレーヤーが内蔵されてる方なら、このDVD一枚あれば
CDをいちいち取り替えなくても音楽が楽しめるということになりますね。
こういう収録方法を見たのは今回が初めてでした。

この商品、一見厚みのある本のようなケースの中にCDとDVDが収められています。
CDはさらにプラスチックケースの入っているのですが、DVDはケースのフタの部分に
羽目まれたような形になっていて、とても取り出しづらいです。
あとは音楽解説のブックレットが一冊。

音楽の方は、私が聞きたかったあの、ビルボの誕生日パーティの曲が入っていました。
さらには、ガンダルフが初めて登場するときに歌っている歌まで入っています。

気になるお値段は日本円で、私が購入した時点では8422円でした。
2.3作目の完全版CDが発売されてるのかどうかは解らないのですが、この
CDは、今ままでのサントラに不満だった方なら大満足すると思います。



posted by みどり at 02:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 指輪物語周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月06日

第12回絵本原画展

高崎シティギャラリー


第12回絵本原画展・私たちが選んだ「評論社」の本@高崎シティギャラリー
2006年1月21日(土)〜1月31日(火)

1月29日(日)観に行ってきました。
千葉県松戸市に住む私にとって、群馬県高崎はちょっと遠い。
でも、大好きな「指輪物語」の挿絵を描いている寺島龍一さんの原画が展示され
てると知っては絶対行かねば!・・・・・・と行ってきました。

なるべく費用をかけないで行きたいので特急は使いません(^^ゞ
まずは上野駅に出てから前橋行き高崎線の乗って、約1時間50分。
日頃の寝不足を取り戻すべく、ひらすら惰眠をむさぼるうちに午前11時28分、
自宅を出てから約2時間50分、高崎駅に着きました。
高崎は初めて下車する街です。ちょっとわくわく。
この日はとてもいい天気で、外を歩くのも気持ちがいい。
目指す高崎シティギャラリーは高崎駅西口から一本道でまっすぐ約10分ほどの所
にありました。

入場料600円。
「私たちが選んだ評論社の本」と題されてるけど「私たち」って誰?・・・と、思ったら
「NPO法人・時をつむぐ会」と言うことろらしいです。
「時をつむぐ会」と「評論社」のつながりはよくわかりませんがとりあえず中へ。

入ってすぐに「指輪物語」の舞台、「中つ国」の地図があるのが目に付きます。
でも寺島龍一さんの絵は、まだ先の方。
絵本を読むことは最近全くなかったので、展示されてる絵本作品はどれも知らない
ものばかりでした。

最初にあったのはアニタ・ローベルの絵本「アンナの赤いオーバー」の原画。
会場には原画のそばにその作品の絵本も置いてあり、比較できるようになっています。

小さな女の子アンナとお母さんが、たくさんの人にお願いしてアンナの新しいオーバー
コートを作り上げるまでのお話しです。
羊の毛をかってもらって、毛糸を紡いでもらって、赤い色に染めて、生地に織ってもらって、
オーバーに仕立ててもらうまでのようすが丹念に描かれていきます。
アニタ・ロベールの絵は絵本でみるより、「赤」がとてもきれいでした。
アンナのオーバーの赤がきれいなんです。

ピーター・スピアー作の「雨、あめ」も見ていて楽しい。
完成前のスケッチ段階の絵の展示もあり、作者のイメージのほとばしりを生で間近に
感じられるようでした。
「雨、あめ」は雨の一日の生活を描いた、言葉のない絵だけの絵本。こういうの大好きです。
雨がふっても、傘さしてそとで遊ぶのが楽しい姉弟。透明水彩絵の具で描かれた原画は
うつくしいです。
同じピーター・スピアー作の「せかいのひとびと」は文字どうり、世界の人々の風俗を
描いた作品。細かく描きこまれた絵をじっくり見るのも楽しい。
会場には、作者から評論社にあてたエアメールの展示もありましたが封筒に赤鉛筆で
飛行機の絵が描いてあるんです。
こんな遊び心、茶目っ気があるから、楽しい絵本がかけるんですね。きっと。

会場内には、アメリカインディアンのテントみたいなのがあり、この中で絵本が読める
ようにもなってました。

会場の展示の最後の方になってやっと、お待ちかね寺島龍一さんの「指輪物語」の
絵と対面ができました。
1918生まれで2001年に亡くなってるそうなので、映画「ロード・オブ・ザ・リング」は
ご覧になっていないのですね。(映画の日本公開は2002年ですから)
1942年東京美術学校(今の東京芸術大学)卒。
知らなかったのですが、寺島龍一さんは作者トールキン以外で、世界で最初に「指輪物語」
の挿絵を描いた画家なのだそうです。
寺島龍一さんはトールキンの「ホビットの冒険」の挿絵も描いてますが、外国の作家が
世界各国の「ホビットの冒険」を比較して、寺島さんの絵をほめていたのを読んだこと
があります。自分のことではないのになんだかうれしいですね。

挿絵の大きさは、目測ですが縦約18、横約15センチくらいだったか・・・と思います。
黒一色で描かれたペン画です。
興味深かったのは、ガンダルフがバグログとともに奈落に落ちたと思われ、その後
アラゴルン・レゴラス達の前に現れ、レゴラスが思わず矢を放った時の絵です。
ガンダルフが杖を持って腕を前につきだしてますが、白絵の具でいったん描いた
杖を消して、さらに前の方の突き出すように描き直してるのです。

今回の展示ではじめて知りましたが、寺島さんの「指輪物語」の挿絵にはカラー原画
もあったのですね。表紙として描かれた物で古くからのファンの方はご存じでしょう
がご紹介しておきますね。
「旅の仲間・上」黒の乗り手。「旅の仲間・下」ガンダルフと戦い奈落に落ちるバグログ。
「二つの塔・上」がれきとなったアイゼンガルドを見上げるガンダルフ。
「二つの塔・下」黒門を前にしたフロド・サム・ゴラム。
「王の帰還・上」白いミナスティリス。「王の帰還・下」指輪を持ち火口に落ちるゴラム。
絵は力強い感じで、画材は不透明水彩絵の具で描かれているようでした。

現在では文庫本もA5版の本も、表紙はアラン・リーの絵が使われているから寺島さん
の「指輪物語」のカラー絵はもう二度と目にする機会がないのか、と思うと残念です。
今は華麗で繊細なアラン・リーのカラー絵の方が、好まれるのは無理もない事と感じます。
私もアラン・リーの絵は大好きですし・・・。
でもアラン・リーも描かなかった、眠っているフロドの傍らでサムが「香り草入りウサギ肉
シチュー」を作ってる寺島さんの絵は大好きな作品です。
この絵を初めとする寺島さんの「指輪物語」の絵を間近に観ることができ、とても
幸せでした。

大長編の挿絵を全部描き上げるまでは大変なご苦労をされたと思います。
作者トールキンは自分でも絵を描く方のせいか、挿絵については厳しい注文がつき
寺島さんはそれに応えて描ききったそうです。

展示では「旅の仲間・下」の表紙1枚と挿絵12枚の原画は今ではもう失われている
そうで、これらはコピーが展示されていました。
原画の他には、評論社で出版されてきた「指輪物語」の本の展示もありました。
昔の文庫本はトールキンが描いたカラー絵を表紙に使ってたときもあったのですね。

会場を出るのがなごり惜しくなる展示でした。

この日は、この後いったん高崎駅に戻ってから名物駅弁「だるま弁当」を購入。
駅と高崎シティギャラリーの間にあった公園のそばので、歩道の脇ですが座って休める
所があったのでそこでお弁当を広げました。
いい天気のお日様の下で、お弁当が食べたかったのです。
赤いプラスチック製のだるまの形の容器に入ったお弁当。
こんにゃく玉や、なすの漬け物、山菜の煮物などが入った素朴なお弁当。
おいしかったです。が、素朴さの割に900円と言う値段にはちょっと不満。
ケースは貯金箱として使えるようになっているから、いいかなと思うことにしました。
画像はこんにゃく玉を一個食べてしまってから、「そうだ写真を撮っておこう」と思って
撮ったものなので、左側がすこし空間があいてます(^^ゞ

だるま弁当


この後せっかくなので、高崎市美術館にも行ってみました。
「作家王国」と題した糸井千恵美のリトグラフ、新井智の油の抽象画による二人展。
この美術館は小さいながらも、三階までありどこか倉庫をおもわせる独特な味のある
空間だなと思いました。
高崎市タワー美術館もよってみたかったけど、家に帰れば放り出してきた家事が待って
るのであまりゆっくり回る気にもれず、こちらにはよらずに帰りました。
帰りの電車の中でも、しっかり惰眠をむさぼったのは言うまでもありません。
おかげで遠方まで出かけた割に、家に帰る頃にはたっぷり睡眠がとれて元気いっぱい。
せっせと掃除・洗濯に励みました(^_^)
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2005年05月01日

J.R.R.トールキン著「ホビット」

ホビット

J.R.R.トールキン著「ホビット」
  注釈:ダグラス・A・アンダーソン 翻訳:山本史郎  発行:原書房


ゴールデンウィークの真っ最中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私も連休中なのでこの一週間はこまめに書けそうです。
そして「指輪物語」と「ロード・オブ・ザ・リング」にどっぷりつかりそうな予感です。
キャンペーンの特別DVDも30日とどきました(^_^)
こちらは後日感想書きたいと思います。

一冊読み終わってるので感想と内容をご紹介しておきます。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作「指輪物語」を書いたトールキンの作品です。
「The Hobbit(ホビット)」は「指輪物語」をかくまえに書かれたもので、本国
イギリスではじめて出版されたのは1937年9月21日だそうです。

「The Hobbit」は日本では岩波書店から「ホビットの冒険」というタイトルで
1965年に翻訳が出されています。
こちらは「指輪物語」の翻訳をされた瀬田貞二さんの訳です。
挿絵も「指輪物語」と同じ寺島竜一さん。

私も一昨年だったか、この瀬田貞二さん訳を読んでいます。
久しぶりに読み返したくなったのですが、どうせ読むなら別の翻訳でと思って
原書房から出ている「ホビット」を手にしました。

こちらはトールキンの「The Hobbit」に対してアメリカ人のダグラス・A・
アンダーソンというトールキン研究者がさまざまな角度から詳細な注釈をつけたもの、
ということでした。
さらに、本文の中に世界中の各国で出版された「The Hobbit」につけられた挿絵を
選んで載せている、というところも興味を引きます。
日本の寺島竜一さんの挿絵も載っています。
山本史郎さん訳の日本語版は1997年に出版されてます。
(ピーター・ジャクソン版映画が公開される前です)

「ホビット」の物語はこんな風です。
ホビット族のビルボ・バギンズがある朝のんびり過ごしていると、杖をついた見知らぬ
老人ガンダルフと出会う。ガンダルフは魔法使い。
これがきっかけでビルボの家にこびとのドワーフが次々と押し掛けてきて、ついには
ビルボは自分の思惑とは逆に冒険の旅に出ることになってしまう。
ドワーフ達の旅の目的は、ドワーフの宝を盗んでいったドラゴンから宝を取り返すこと。
ドラゴンは人間やエルフからも宝を盗んでいると言うことだった。

探索の途中、地下のトンネルでビルボは地面を手探りして偶然、魔法の指輪を手に
入れる。実はこれ、地底深く、暗黒の水のほとりに住んでいたゴクリ(映画ではゴラム)
の物だった。
もちろんゴクリは大事な指輪がビルボに拾われたことを知らない。
ビルボとゴクリは出会い、なぞなぞを出し合ってビルボが勝てばゴクリは外まで
案内するが、負ければビルボを食べてしまうという約束を交わしてしまう。
が、結果は指輪をはめて姿を消したビルボが逃げ出すことに成功する。

ドラゴンを退治し、ゴブリンとの壮絶な戦いの果て、ようやくビルボは懐かしい
ふるさとに帰って行くのでした。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

細かくつけられた注釈は主に2種類あります。
「本文および改訂の歴史」として、最初に出版された時と後年書き換えられた
所をどこをどうなおしたのか、が書いてあるのでこれがなかなか興味深く読めます。

さらに普通の「注釈」としてアンダーソンが書いているのは言葉の説明というより
作者トールキンの人生のできごとを紹介しつつ言葉や文の解説がされてる
感じです。これもトールキンファンの人が読めばトールキンについての理解が
さらに深まることでしょう。

「ホビットの冒険」を読んでから本書を読んだ私ですが、「指輪物語」ファンの私としては
ビルボがゴクリから指輪を手に入れるいきさつが書かれた「暗闇のなぞなぞ合戦」の
章がやはり一番おもしろいです。

挿絵も各国のイラストが載ってるのも楽しい。
この絵の選択もアンダーソン氏によるものです。
同じ物語につけられた絵なのに国によってずいぶん感覚が違うのがおもしろいです、
同じ場面を描いた、別の国のイラストが載せられる部分もあるのがさらにいいです。
アンダーソン氏いわく「さまざまな解釈の違いを示すために選んだ物もあるが、多くは
そのもの自体がすぐれているという理由でとりあげた。その代表格は日本語版と
エストニア語版である」という日本人にはうれしい言葉があります。
イラストの作者の名前の記載がないのが残念です。

1976年のフランス語版はどことなくおしゃれな感じがあります(私の好みではないですが)。
1962年のフィンランド語版はファンタジックでこれはモロ私の好みでした。ムーミンの
作者トーベ・ヤンソンの絵に似ています。
1976年のロシア語版と、1975年のハンガリー版のビルボはいかにも「おっさん」
という姿なのがちょっとなあとおもいました。

トールキン自身が描いた絵ものっています。

こうかくといいことずくめのようですが、この本とにかく読みづらい(x_x)
読んでいてつかれました。
原因は、文章のところどろに番号がふられてるものが「注釈」なのか「本文および改訂の
歴史」の方のどっちを見るのかわかりづらいことです。
本文の後に「改訂の歴史」と「注釈」が載ってるのですが番号が出てきたとき
いちいち後ろをひっくり返して読もうとすると、この文がまた長い。
当然、「ホビット」の物語からは離れてしまう。
とてもじゃないけどスムースに読み進めることができません。
これでは物語を楽しむどころではなく、気持ちがぶつぶつ切られてしまう。

さらに本書の日本語訳はまちがいが多い、との意見もあるようです。
原文を読んでない私にはそのあたりのことがわかりません。

気になるのはゴクリのセリフの訳でした。ピーター・ジャクソン版の映画を観てしまった
後だからかもしれませんがゴクリが自分のことを「ぼくちん」とか「○○でしゅ」
とか言うしゃべり方はどうもなじめません。

読んでる最中から、瀬田貞二さん訳の「ホビットの冒険」を読みたくてこまりました。


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2005年04月29日

ロード・オブ・ザ・リング、サイン入りポスター当選!

サイン入りポスター


映画「ロード・オブ・ザ・リング」の出演者の直筆サイン入りポスターが当たりました!
裏側にはシリアルナンバーとして「0011」のスタンプが押されていました。

長くなりますが事情を説明しますと・・・。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」のDVDの発売元の日本ヘラルドではキャンペーンを
やってました。
これは、1作目から3作目までのDVD、3作それぞれに劇場公開版と未公開
シーンの追加された特別版があるので全部で6種あるのですが、これを総て購入して
DVDに封入されたパスポートに応募券を張り付けるなど必要な条件を総て
満たして3月末までに送ると、出演者の来日時のインタビューなどが収録された特別
DVDがもれなくもらえるというものです。

パスポートにはDVDに封入されてる応募券の他に2,3作目の公開時、劇場に置かれた
記念スタンプを押すか、劇場半券を貼るという難しい条件がありました。

総ての条件を満たした人は「キング・コンプリート」として応募できます。
しかし記念スタンプや劇場半券を持ってない人も多い。
その為、6種のDVDに封入された品物のシリアルナンバーの記入だけでも「リング・
コンプリート」として応募できるようになり、これは特別DVDはもらえないものの抽選
で賞品が当たるというものでした。
DVDに封入されてた物は1作目は「中つ国パスポート」、2作目にはキャラクターが
カードになった「モルドール通行証」、3作目は「中つ国住民手帳」でした。
(そのうち「中つ国母子手帳」が出たらおもしろい、と思ったのは私だけではないはず)
キング・コンプリートの人はリング・コンプリートにも会わせて応募できるようになってました。
私も両方に応募してたのです。

そして今日!留守中に郵便屋さんが来てて「郵便物お預かりのお知らせ」があり
「日本ヘラルド」からだったのでてっきり特別DVDが来たものと思いました。

先ほど再配達してもらって受け取るとき細長かったので「なんだDVDじゃないのか」
とがっかりしたら・・・・・・。
サイン入りポスター!!おもわず「キャーーー!(^o^)」と声を上げてしまいました。
リング・コンプリート当選でした。

監督のピーター・ジャクソン、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセン、フロド役の
イライジャ・ウッド、サム役のショーン・アスティン、ゴラム役のアンディ・サーキス、
ピピン役のドミニク・モナハン、メリー役のビリー・ボイドの7名のサインが入ってます。
ヴィゴ・モーテンセンとイライジャ・ウッド、アンディ・サーキスの三人は演じたキャラクター
の写真の所にサインを入れてます。ど真ん中は監督のサインでした。

ポスターの左上には誰の字かわかりませんが小さく「TO PASSPORT MEMBER」
(パスポートメンバーの方へ)とマジックで書かれてます。

ところで芸能人のサインは、どなたもなんて書いてあるのかよくわからないものですが
ヴィゴ・モーテンセンのサイン、どう見ても「Viggo Morternsen」とは
見えないんです。
何度も見てわかったのはどうやら彼、「和 Viggo」と書いてるようなんです。
和=peaceのつもりなんだろうな・・・と思います。

私はデジカメを持ってないのでせっかくのポスターの写真をお見せすることができない
のですが、ポスターと一緒に同封されてたサインが誰のものか解説したモノクロコピー
の画像をトップに載せておきます。

私は金運は全然ないのですが、この手のくじ運(宝くじは除く)だけは良いようです(^^)V
去年も映画「ロード・オブ・ザ・リング」の関連本を出版してた角川書店の読者プレゼント
に応募したら「王の帰還」の公式ポスターが当たったのです。
金運無くてもまあいいや、と思う今日この頃です(^_^)


ちなみにリング・コンプリートの賞品はこういう物でした。
<その1>フロドの一番セット。1名。
中身は中つ国パスポート(イライジャ・ウッド君のサイン入り)、中つ国住民票、
フロドのモルドール通行証、すべて記載されてるシリアルナンバーは「1」。

<その2>直筆寄せ書きサイン入りポスター。20名
<その3>直筆寄せ書きサイン入りプレスシート。20名
<その4>海洋堂制作 オリファント・フィギュア。300名
<その5>ロード・オブ・ザ・リング スペシャルトランプ100名
<その6>その他のスペシャル・グッズ(中身不明) 59名


<追記>
後日、デジカメを購入してポスターの写真を撮ったのですがこちらの記事で
ご紹介しておくのを忘れていました。これです(^_^)↓

ロード・オブ・ザ・リング直筆サイン入りポスター


 2006-03-12
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2005年03月21日

「現代英米児童文学評伝叢書7 J.R.R.トールキン」


「現代英米児童文学評伝叢書7 J.R.R.トールキン」
  著者:水井雅子    発行所:KTC中央出版
  2004年11月9日 初版発行  定価1600円+税

この本を最近読みました。
「指輪物語」の作者トールキン自身と、トールキンの他の作品についての
良い入門書になるものかな?と思って読み出しました。
結果はかなり疑問の多い本と感じました。

内容は下記のような構成になっています。

<T その生涯 人と作品>
はじめに
1,誕生から幼年時代
2,学校、少年時代
3,学生時代
4,大人の時代へ
5,学者への道
6,オックスフォード大学の言語学の教授として
7,円熟期、そして晩年

<U 作品小論>
 はじめに
1,「ホビットの冒険」
2,「指輪物語」
3,「ハム村の農夫ジャイルズの冒険」
4,トールキン訳 古英語詩「出エジプト記」
5,「木と木の葉」
6,「シルマリルの物語」

前半約60ページにわたって書かれているトールキンについての「その生涯 人と作品」
を読み出してすぐにあることに気がつきました。
ここに書かれているのはハンフリー・カーペンター著「J.R.R.トールキン 或る伝記」
の要約版でしかないこということに。
こういうものを書いて本にして出版していいのか、とまず疑問がわきました。
著者水野雅子とはいったい何者か、と思ったら現在金沢大学院の大学助教授。
この程度でいいなら私にだって書けます。素人のトールキンファンかと思いました。

作品小論については私自身は「出エジプト記」と「木と木の葉」を読んでいないので
コメントできませんが他の物については評論と言うより解説になっています。
本の目次でも「小論」としか書いてないからこの程度でよいのでしょう。

この本を読み終わって感じたのは、これを読むならハンフリー・カーペンターの
「J.R.R.トールキン 或る伝記」を読み、トールキンの著作に直接触れる
方がずっといいと言うことでした。

私は自分のブログで観た物、読んだ物をご紹介するのは他の方にもお勧めしたいから
こそ、なのですが今回は「お勧めしたくない物」としてこの本をご紹介しておきます。
posted by みどり at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 指輪物語周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月26日

トールキン著「サンタ・クロースからの手紙」

J.R.R.トールキン著「サンタ・クロースからの手紙」
  発行:評論社  著者:J.R.R.トールキン  編者:ベイリー・トールキン
  翻訳:瀬田貞二  定価:1470円(税込み)

一冊読み終わりました。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作「指輪物語」の作者、トールキンが
毎年クリスマスにサンタクロースになりきって、サンタクロースから来た手紙と言う
趣向で、自分の子ども達へ書いておくってあげていた手紙。
サンタクロースから最初の手紙が来たのは1920年、長男ジョンが3歳の時。
(トールキンはジョン・マイケル・クリストファー・プリシラの四人の子のお父さんです)

保管されていたそれらを三男のクリストファーの奥さんが編集し刊行したのだそうで
本書には1925年から日付のない最終分(1939年か40年)までの15年間、毎年
とぎれることのなかった、カラフルなイラストと文章の楽しいクリスマス・レターが収録
されています。
サンタ・クロースが自分の仕事の手伝いをしてくれる北極熊のことや雪のエルフ、
そのほか雪人、洞穴熊のことを書いたり、時にはサンタ・クロースにかわって北極熊
や秘書のエルフが書いたりしてます。
その時はわざわざ筆跡まで変えるという懲りよう。

体裁としては子供向けの「絵本」です。
図書館でも本書は「児童書」の方に分類され、置かれていたので私もいままでこの本
の存在に気がつきませんでした。私は図書館愛用者です(^_^;)

訳者、瀬田貞二さんは「指輪物語」も翻訳された方です。同じ作者の文章を、同じ
訳者が訳してるのですから「指輪」ファンとしてはうれしいです。
瀬田さんの解説によると、1925年はトールキンは33歳。リーズ大学で中世英語
学の教授となり、ついでオックスフォード大学に招かれた頃。
1937年に「ホビットの冒険」が出版され、1936年には「指輪物語」の執筆がはじ
まってるそうです。
それを思い出しながら本書を読んでると「指輪物語」の裏側をのぞいてるような気が
してきます。「指輪物語」の冒頭のホビット庄の様子がのどかなのはお父さんとして
の愛情の影響か?などと考えるのも楽しいことです。

サンタ・クロースから来た手紙と信じて読んでた子ども達。それがお父さんが描いてた
物だと気が付いたとき、子ども達は何を思ったのでしょうか。
幸せな家族の様子を、のぞき見させてもらってるような感じさえする本でした。
一つだけ不満をいうと、収録されてる絵が原寸大なのかどうかの表記がないことです。


内容のご紹介です。
1925年。
北極柱のてっぺんにサンタ・クロースの帽子が引っかかった。それを取ろうと北極熊
がのぼっていくと柱がおれてしまい、そのままサンタ・クロースの家に倒れてしまう。

1926年。
2年分のオーロラ花火に火をつけてしまった北極熊。花火の絵が迫力あります。

1927年。
北極はいつになく寒さが厳しい。北極柱に鼻をなすりつけたらそこの皮がむけてし
しまった北極熊。三ヶ月暗いままなので荷造りのためほうき星を雇い入れた
サンタ・クロース。夜の風景とほうき星の絵がきれいです。

1928年。
両手にプレゼントを持ったまま階段から転げ落ちた北極熊。
階段に散らばったプレゼント。階段の下でのびてる北極熊の絵がおもしろいです。

1929年。
事務室兼荷造り部屋で北極熊が名前を読み上げて、サンタ・クロースが書き取ってる
時、北極熊が窓を開けてしまい書類が吹き飛んでしまう。
机に向かってるサンタ・クロースと座ってる北極熊の後ろ姿がかわいいです。

1930年。
北極熊と近くに住む人間の息子達である雪ン子を招待してのパーティ。
サンタ・クロースの横顔がなんとなくトールキンに似て見えます。

1931年。
いつもみたいにいくつもプレゼントがあげられないことのお詫びと、世界中でたくさんの
人がお金も食べる物もなく飢えかけていることを語る手紙。
地下室へいった北極熊はろうそくを花火の入った箱に落としてしまう。背中に火傷
をおってしまう北極熊。
彼が描いたという絵も2枚入ってます。

1932年。
地下の洞窟でのゴブリンとのひと騒動。
洞窟を探索するサンタ・クロースの様子の絵の描写がいいです。

1933年。
またまたゴブリンとのひと騒動。寝てるところを物音で目を覚ますサンタ・クロース。
ゴブリンを握りつぶす北極熊。
天蓋付きのベッドで寝てるサンタ・クロースの絵、壁紙がクリスマスツリーみたいな
絵付きでおもしろいです。

1934年。
北極熊の甥のパクスとヴァルコツッカがいたずら好きでこまってることの報告。
ノルウェーから木を運んで、氷の池に植えてつくった大きなクリスマスツリー。
見上げるようなツリーの絵が楽しい。

1935年。
インクがないし、水がないので色つきの絵はないことのおことわり。
今年は恐ろしく寒いとのこと。北極熊までコート着て赤い手袋までしてた。
雪に埋まったトナカイ小屋を掘り起こすエルフ達。
絵は色鉛筆で書いてあるようです。

1936年。
サンタ・クロースは気が動転してるので、秘書役のエルフのイルベルスが代筆。
北極熊がお風呂にはいったっま居眠りしたおかげで、お湯があふれ階下のイギリス
向けのプレゼントを置いた部屋に大雨が降るはめに。
浴槽で寝てる北極熊、雨降りになった階下でびっくりしてるサンタ・クロースの様子は
なかなか臨場感あります。

1937年。
サンタ・クロースは時間がなくて、仕事で手を痛めたので代わりにイルベルスが代筆。
イルベルスの絵日記の紹介。今年の北極は暖かいこと。エルフと雪ン子達の遊びの
ことなど。
碁盤の目のようにこまわりした枠の中にいろいろな場面が描かれています。

1938年。
北極熊が棘をふみぬいたこと、火傷をしたことなどトラブルメーカーであることを語る。
イルベルスの追伸もあり、ことしはよい年だったことの報告。
装飾的なツタとヒイラギの絵がきれいです。

最後の手紙。(1939年か40年)
戦争のせいで、手紙のやりとりをしてる子ども達が少なくなってる、となげくサンタ・
クロース。ゴブリンとの一大合戦。
頼まれた品物も集めてあげられなかったことのおわび。
手紙を書くのはこれで最後になるけど、古い友達の名は忘れず彼らが大きくなって
自分の家と子ども達を持ったときに、また戻ってきたいと語るサンタ・クロース。
輪になって踊るサンタ・クロース、北極熊、雪ン子達の様子がほほえましいです。


最後の手紙を読むと、もうサンタ・クロースの手紙が必要でなくなるほど成長した
子ども達にホットすると同時に、もうこういう手紙が書けないことの一抹の寂しさ
を感じてる父親の様子がうかがえます。

この本は私も一冊手元に置いておきたくなりました。
図書館で借りて読んだので、これは購入することにしましょう。



posted by みどり at 03:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 指輪物語周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする