2016年06月23日

ロベール・ルパージュ「887」(日本初演)

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ロベール・ルパージュ「887」(日本初演)@東京芸術劇場

公演公式サイトはこちら。
https://www.geigeki.jp/performance/theater120/

6月23日(木)、初日の公演を観てきました。


作演出、出演、美術全てロベール・ルパージュさん。
しかも一人芝居。

ロベールさんが詩を暗唱して披露することを依頼されたものの、なかなか覚えられない、とわと私たちに訴える。
なぜおほ覚えられない?

ここから舞台が始まります。

今の携帯電話の番号は思い出せないが、昔使っていた番号はよく覚えている。

「887」はかつてルパージュさんが住んでいた番地なのだそうです。
同じアパートの住人達のことや、家族の思い出。
過去と現在を行きつ戻りつ、記憶にまつわるあれこれが、語られていきます。

ルパージュさんの背丈と同じくらいのアパートメント。
よく見るとそれぞれの窓には、その部屋の住人の様子も見えます。
私は前から3列目だからよく見えましたが、後ろの席や2階席からは見えなかったと思います。
これはもったいない演出だな。

人形や映像を駆使した演出もルパージュさんらしい。

不思議な空間を体感してきました。


写真は終演後の東京劇術劇場の入り口です。
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2016年06月20日

劇団ラッパ屋公演「筋書ナシコ」

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劇団ラッパ屋公演「筋書ナシコ」@紀伊国屋ホール


6月20日(月)、観てきました。

劇団公式サイトはこちら。
http://rappaya.jp/


鈴木聡さん、作演出。
ここ数年は鈴木さんは劇団外部の仕事(テレビや舞台の脚本)が多いのか、公演は年に一度になっています。


どこかのビルのレストランフロアーらしき場所が舞台。
弱小出版社のパーティー、別の店では熟年男女の婚活パーティー、別の店では重大な取引やら行われている。
バツイチ42歳のライター、ナシコを軸に様々な人々の思惑が交差する。


しかしこれは良くできた脚本、舞台で面白かったです。
複数のキャラが登場するが、当初バラバラに動いていた彼らが最後ひとつにまとまるところはお見事、と思います。

ちょっといい加減なヤツ、ズルいヤツ、自分勝手なヤツもいるが、結局は悪人はいないとこが見終わっても気持ちよい。

もう一度見たくなる舞台でした。
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2016年06月18日

コンドルズ 埼玉公演2016新作「LOVE ME TenDER」

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コンドルズ 埼玉公演2016新作「LOVE ME TenDER」@さいたま芸術劇場

6月18日(土)、観てきました。


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公演公式サイトはこちら。
http://saf.or.jp/arthall/stages/detail/3349

近藤良平さん率いるコンドルズ。
基本はダンスだけど、毎回コントあり、芝居あり、人形劇あり、何でもありのパフォーマンスを見せてくれます。
そして近藤良平さんのダンスは、動きが驚くほどなめらかです。

今回も、大人も子どもも楽しめる内容に大笑いしてきました!


会場では明日、一般発売開始の9月9日のNHK ホール公演(9月10日チケットが完売したための
追加公演)チケットが先行販売されてのでもちろん買ってきました(^^)v


写真は、開場前に劇場前の広場で行われていたパフォーマンスです。
帽子の男性が近藤さんです。

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2016年06月16日

野村萬斎演出「マクベス」2016年

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「マクベス 」@ 世田谷パブリックシアター
公演公式サイトはこちら。
https://setagaya-pt.jp/performances/20160615macbeth.html



6月16日(木)、観に行って来ました。
高いS 席を買う気がなくかつ、すでに完売だったので、A 席(3階席最後列)で。
なまじ3階の最前列より以外と見やすかったです。

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シェイクスピアの「マクベス」を狂言師の野村萬斎さんが構成、演出したもの。
今回で4演目だそうですが、私は今回初めて観ました。
正直いって「マクベス」なんて、見たい物語ではないので、やっと腰をあげたようなものです。

趣向を凝らした凝った演出は狂言師の萬斎ならではか。
外国公演も何度も行われた公演だそうで、いかにも外人受けしそう。

出演演者は萬斎さん含めてわずか5人。
つまり登場する魔女3人が、他の役もやるわけです。
シンプルで分かりやすい「マクベス」になっていたと思います。

舞台装置も簡素。
舞台に置かれた丸窓のようなのは私には、神社にある茅の輪にも見えました。
あそこを通り抜けるとなにかが変わる、そんな風にも見えて。



終演後は、萬斎さんによるトークがありました。

公演の冒頭、萬斎さん演じるマクベスが刀で幕を切って登場するのですが、面白い演出だけど、なんかもたついた感じだな、と思ってたら、あそこは萬斎さんいわく「ひっかかった」のだそうです。
なるほど。

会場で「マクベス」の新訳文庫本が販売されていたのですが、表紙が
金子國義さん。
おもわず購入してしまいました。

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2016年06月15日

シス・カンパニー 「コペンハーゲン」

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シスカンパニー公演「コペンハーゲン」@シアタートラム


6月14日(火)見に行って来ました。

出演者はたった3人。
しかも演出は小川絵梨子さん。
小川さんの演出は今まで観て来ましたがどれも苦手で、最近は極力観るのを避けるようにしてました。
それでも観に行ったのは好きな段田安則さんが出演されてるからでした。

面白かったです。

登場するのは実在した二人の物理学者、ハイゼンベルク、ボーアとその妻メルグレーテ。

すでに亡くなっている三人が、かつて過ごした「コペンハーゲンでのある1日」に何を話し合ったのかを、再現し思い出そうとするのですが、その様子は単に再現ではなく、いつの間にかその時にタイムスリップしてしまう。

二人の物理学者の会話はやがて、原子爆弾の開発のことにたどりつく。

チラシの絵は、ハンマースホイの作品ですね。
静かで、でもそこになにかがあるような、起こるような雰囲気を感じます。
今回の公演もまさに、そんな感じ。

この公演は是非もう一度見たくなりましたが、すでにチケット完売。
でも立ち見席「トラムシート」の販売がまだ残ってたので購入しました。

来週また、行きます。




【作】マイケル・フレイン
【翻訳】小田島恒志
【演出】小川絵梨子
【出演】段田安則 宮沢りえ 浅野和之

公演公式サイトはこちら。

http://setagaya-pt.jp/performances/20160604copenhagen.html
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2016年06月10日

METライブビューイング「エレクトラ」


MET ライブヒューイング オペラ「エレクトラ」@東劇


6月9日(木)に観に行っています。

ギリシャ悲劇を元にしたオペラ。
私もこの作品は今回初めて見ました。 
聴くのも初めて。


リヒャルト・シュトラウスが1906年から1908年にかけて作曲した1幕物。
今まで見てきたMETライブヒューイングのオペラのなかでは割りと近代の作品か?

母とその愛人に父を殺されたエレクトラの復讐。

音楽はとても前衛的に聞こえます。

演出も、舞台は現代のどこか。
出演者のエレクトラは疲れて狂気じみたおばさんに見える。


華やかさは無いが、親子、姉妹の人間ドラマとしてみるとおもしろい、のだと思います。

またエレクトラ役の方は約2時間でずっぱりで、歌っているので気力体力の消耗が激しそうです。

今一つ乗り切れなかったので、感想はこのくらいで。








作品公式サイトはこちら。
http://www.shochiku.co.jp/met/program/1516/index.html#program_10


公演詳細

指揮:エサ=ペッカ・サロネン 
演出:パトリス・シェロー
出演:ニーナ・ステンメ、ヴァルトラウト・マイヤー、エイドリアン・ピエチョンカ、ブルクハルト・ウルリヒ、エリック・オーウェンズ

上映時間(予定):1時間57分(休憩なし) [ MET上演日 2016年4月30日 ]
言語:ドイツ語
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2016年06月09日

演劇集団キャラメルボックス公演「また逢おうと龍馬は言った」

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演劇集団キャラメルボックス公演「また逢おうと龍馬は言った」@サンシャイン劇場


6月7日(火)に観に行っています。

公演公式サイトはこちら。
http://www.caramelbox.com/stage/ryouma2016/

坂本龍馬を敬愛する岡本。
仕事もデートもうまくいかないが、職場の先輩夫婦の揉め事と、突然のトラブルを解決しようと奮戦する。

成井豊さんの脚本作品としては良くできてると、思います。
岡本にとっての憧れの男性で、心の師である坂本龍馬を岡本と同一のステージ上に登場させ、二人に会話させての展開は上手いと思います。

しかし、相変わらず私はこの劇団のオーバーアクションな演出が苦手です。


今回の公演はダブルキャスト公演で私がこの日見たのはホワイトキャストでした。

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2016年05月30日

唐組第57回公演「改訂の巻 秘密の花園」

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唐組第57回公演「秘密の花園」@雑司が谷鬼子母神境内 紅テント


今日、5月28日(土)に観てきました。

作、唐十郎
演出、久保井研+唐十郎


唐十郎さんがご病気で体調をくずされてからは、演出は唐さん、+久保井研さんになっています。

日暮里の古びたアパートにすむ夫婦のもとに、毎月自分の給料を届けに来るアキヨシ。
夫婦とアキヨシの関係から展開する物語。

毎度、同じことを書いてしまうのですが、私には唐さんの文法が理解出来ない。
なんだかよくわからない。
よく分からないけど、雰囲気は好きで毎公演観に行ってしまいます。

ラスト、舞台奥が崩れて夜の鬼子母神境内が、東京の景色が見える。
これが見たくて毎回足を運んでる気がします。


チラシとチケットデザインは、ことしなくなった合田佐和子さんの作。
チケットは毎回合田佐和子のイラストレーション。
モノトーンですが、今年は合田佐和子さんが亡くなったこともあったせいか綺麗なカラー印刷になっていました。

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5月28日からは早稲田大学演劇博物館で「ああ新宿 スペクタクルとしての都市展」がはじまっています。
チラシの男性は若き日の唐十郎さんではないですか。
入場無料なのでこちらも行ってみたいです。

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2016年05月24日

「CHROMA (クロマ)」

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「CHROMA (クロマ)」@新国立劇場 中劇場



最初に言っておくと今回の演「CHROMA 」、
デレク・ジャーマンの著書「クロマ」とは関係は無いものでした。
そもそも「CHROMA 」とは、「色彩」の事だそうです。

そうだったのか。
両方とも知らなかった。

公演詳細はこちらのサイトをご覧ください。
http://www.nntt.jac.go.jp/dance/performance/chroma/index.html
 
今回、総合ディレクションが高谷史郎さんで、「ダムタイプ」と名のっての公演だったので、チケットをとりました。
高谷史朗さんは映像作品を多く手掛けるアーティストさん。


様々なアーティストが集まったパフォーマンス集団のダムタイプは、中心メンバーだった古橋悌二さんが亡くなってから、その活動は実質休止状態のように見えてしまいます。

数年に一度の公演。
今回の「CHROMA 」の初演は2012年、琵琶湖芸術劇場だそうです。
東京公演は初めて。
今回の公演は早々とチケット完売に近くなっていたのでビックリ。
久しぶりダムタイプだから?
ダムタイプなんて忘れてるかと思ったけど。

公演は舞台空間全てを使った映像、ダンス、色彩について書かれた文章の朗読。

音楽は、サイモン・フィッシャー・ターナーさん。
渋谷アップリンクで開催されたイベント、クロマ@カフェでは、ご本人も登場しアップルのパソコンもってあちこち移動しながら参加されてました。

約1時間10分の断片的なシーンの連続に見える公演。
私には感想が書きづらいです。

印象的だったのは、暗い宇宙空間に星が散らばったような映像空間(後ろだけでなく床にも映像が映る)で、女性一人が踊る場面でした。

個人的には今回の「CHROMA 」より、私自身も参加できた「クロマ@カフェ」の方が刺激的で楽しかったです。

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posted by みどり at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月21日

MET ライブビューイング オペラ「蝶々夫人」

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 MET ライブビューイング オペラ「蝶々夫人」@東劇



5月20日(金) 観てきました。

MET ライブビューイングはアメリカのメトロポリタン歌劇場の公演を、映像収録したものの上映です。

都内ではTOHOシネマズ六本木、日本橋でも上映してくれますが、午前中一回のみなので東劇の夜上映はとても貴重だし、助かります。
上映期間も限定されてるから、夜上映がないと観に行かれません。


今日観た「蝶々夫人」の詳細です。

2016年4月2日上演
指揮:カレル・マーク・シション
演出:アンソニー・ミンゲラ
出演:クリスティーヌ・オポライス、ロベルト・アラーニャ、ドゥウェイン・クロフト、マリア・ジフチャック

蝶々夫人は、以前もテレビで見てことあるけど、ピンカートンて、こんなやなヤツだったか?と、感じる演出でした。

日本に来たアメリカ人で、蝶々さんと結婚するのはここだけのことで、アメリカに戻ったら(別の人と)結婚する、と日本領事と話してるのですから。

蝶々夫人の子どもは、文楽そのままの人形で表現してるのが目新しい。

人形遣いも、文楽と同じく三人の人でしたが、三人とも黒子と言うのは。
でも、これはオペラ歌手より目立っちゃいけないからの工夫ですね。


障子、扇子など日本的なものを多用し、意識した演出は日本人から見たらやはりちょっと変、
と言うのは当然あるけど、許容範囲か。

赤い血を、深紅の細長い布で表現したラストは恐ろしいけど優雅でもありました。
posted by みどり at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする