2016年12月14日

「クラーナハ展 500年後の誘惑」

KIMG1860.JPG



「クラーナハ展 500年後の誘惑」@国立西洋美術館
展覧会公式サイトはこちら。
http://www.tbs.co.jp/vienna2016/


12月10日(土) 桑原弘明さんの「スコープ展」の次に行ってきました。

ルカス・クラーナハ。
私の頭を整理するためにも書き留めておかないといけないのは、
「ルカス・クラーナハ」は二人いると言うこと。
ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)と、同名の息子ルカス・クラーナハ(子 1515-1586年)が
工房を長きにわたって担っていたということ。

蠱惑的な女性像が印象的なクラーナハ。

今回もそんな作品目当てで会場へ。

美術の本でよく目にする「ヴィーナス」は思っていたよりずっと小さいのでびっくり。
37.7x24.5センチですから。
これに限らず、印刷物で印象的な作品は、実物は意外と小さめ、ということよくあります。
なぜなんだろうか。

私が一番気になっているのは「正義の寓意」という作品。
裸体に近い姿の女性が右手に剣、左手に天秤を持っている図。
気になるのは、剣のツバの部分と天秤の棒がほぼ直線で繋がること。
普通は、画家はこういう場合、わざと繋がらないよう線の流れを外すはずなのに。
なぜ、わざわざ繋がるように描いているのか。
しかもこの二つの部分の間に挟まるように見えるのが、ほぼ裸状態の女性の下の前の部分。
どうしたって、ここに目がいってしまいます。
やはり画家は、そのつもりで描いたとしか、思えない・・・・。


と、恥ずかしながら変なとこが気になってしまいました。

日本初の大回顧展だ、そうなので会期後半は混みそうですから今のうちに是非。


cran.jpg
posted by みどり at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月13日

「桑原弘明展 (スコープ展)」2016


scope2016.jpg


「桑原弘明展 (スコープ展2016)」@ ギャラリー椿 GT 2

ギャラリー椿の紹介サイトはこちら。
http://www.gallery-tsubaki.net/2016/hiroaki_kuwabara/info.htm


毎年12月に、ギャラリー椿とスパンアートギャラリーで交互に開催されるスコープ展。
今年はギャラリー椿です。



12月10日(土)
初日、行ってきました。

会場の入り口から右回りに作品名を書き留めておきます。


雨上がりの夢

サンクトゥス

失われた時の輝き

カノン (DM の写真がこれ)


小さい箱の中の世界を覗くスコープ。

今までは決まった時間にしか中を見られませんでしたが、今回は昼間は自由に見られるようになっています。
但し、会場の明かりはついたままです。

夕方からは、部屋の照明を落として、係りの方の説明を聞きながら中を観ることが出来ます。
posted by みどり at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

「円山応挙『写生』を超えて」

img20161204_233803.jpg


 「円山応挙『写生』を超えて」 @根津美術館
展覧会サイトはこちら。
http://www.nezu-muse.or.jp/sp/exhibition/index.html


12月4日(日) 観てきました。


チラシにも使われている「藤花図屏風」が一番のお目当てでした。
丹念に描かれた花。
さっといきよいよくまるで一筆書きのように描かれた枝。
金色の地に紫の花、墨の濃淡で表現された枝が映えて美しいです。


都心とは思えない、紅葉の庭園も観てこれましたよ。

DSC00569.JPG


DSC00571.JPG


DSC00591.JPG


DSC00593.JPG


DSC00592.JPG


DSC00581.JPG



二羽のカモ(かな?)は動きも仲良く。

DSC00582.JPG


posted by みどり at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

開館50周年記念特別展「速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造」

img20161204_220631.jpg


開館50周年記念特別展「 速水御舟の全貌―日本画の破壊と創造」@ 山種美術館

12月4日(日) 最終日に行ってきました。

展覧会サイトはこちら。
http://www.yamatane-museum.jp/exh/2016/gyoshu.html#top


恵比寿駅から山種美術館へ向かう途中の銀杏の木。
黄色くなった葉っぱのモップのようなモフモフ感が、きれいでした。

img20161204_220101.jpg



さて、会場入ってすぐにあるのは、器に入ったザクロの絵。
写実的に描かれたザクロの表面は、シミや傷さえ美しい。
小品ですが、好きな作品です。

10代の頃の作品からその生涯を追うように、作品展示がされています。

名作「炎舞」は、別室に。
日曜日の最終日と言うこともあり、会場内は混んでました。
絵が見えなくて困るというほどではありませんでしたが。

人の多い地下の、狭い空間では閉塞感があり、早々に会場を出ました。
posted by みどり at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月22日

「カーニバル カオスな夜」&13月世の物語: 第五回展覧会「霧の國の魔女 トワル」

1479750702612.jpg

「カーニバル カオスな夜」&13月世の物語: 第五回展覧会「霧の國の魔女 トワル」 @ 代官山 アートラッシュ

11月18日(金)に行ってきました。

代官山アートラッシュはアートやアクセサリーの展示販売のお店。
アートラッシュの公式サイトはこちら
http://www.artsrush.jp/


私が行くのは決まって、ポオエヤヨさんのアート作品、ジュエリーが出るときです。

今回は「カーニバル カオスな夜」と題して複数の作家さんの作品が並ぶ目に楽しい空間にな


っていました。

その中でお目当ては ガブリエルガブリエラの、第五回展覧会『霧の國の魔女 トワル』

展覧会公式サイトはこちら。
 http://gabrielgabriela-jp.blogspot.jp/2010/11/blog-post.html?spref=tw&m=1



「ガブリエルガブリエラ」とは、 武 盾一郎さん(線譜)とポオ エ ヤヨさん(細密画・ジュエリー)のコラボレーションユニット

武 盾一郎さんもポオエヤヨさんも、とても繊細な絵を描かれます。

あえて言うと違いは 武 盾一郎さんはやや硬質、ポオエヤヨさんは 愛らしさが強い。

毎回楽しみなのはポオエヤヨさんのジュエリー。
私にはとても考えつかない華やかなデザイン。
まるで見たことの無い、行ったことの無い国からのお土産のようです。

 
今回も迷いつつ、2点お迎えしました。

あまりきれいな写真でないのが申し訳ないです。

大きい花はブローチにもなるペンダント。
小さいのはチョーカーにもなるペンダント。



今回はジュエリーばかりに目かいってしまったので、後日改めてまた観に行きたいです。




<12月7日追記>

ご縁のできた作品の写真を追加します。

DSC00560.JPG


DSC00557.JPG


posted by みどり at 02:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

内林 武史 オブジェ作品展「Particles of the galaxy」

内林 武史 オブジェ作品展「Particles of the galaxy」@ 新宿タカシマヤ 10階美術画廊
11月16日(水)〜29日(火)
内林武史さんの公式サイトはこちら
http://hikidashi.garag.net/?eid=1575595



11月18日(金)に観に行ってきました。


オブジェ作家の内林武史さん。
作品はどこかレトロな雰囲気がありますが、よく見ると最新の機器や技術か
隠されています。
観てきれいで楽しく、触ってびっくりだったり。
ちょうど内林さんが在廊していたので、いろいろお話を伺うことができました。



写真撮影は、OKでしたのでブログでご紹介しますね。
まずは入り口。

KIMG1587.jpg



空中都市のようなオブジェは、光の変化で昼間だったり、夕暮れのようにも見える。


KIMG1576.jpg


KIMG1575.jpg


小さな椅子の作品「銀河へと繋がる」
椅子の上の小箱の中を覗くとまるで宇宙がありました。

KIMG1583.jpg


KIMG1584.jpg


影も美しい作品達。


KIMG1586.jpg


KIMG1593.jpg


これもまた空中に浮かんだ都市と、その地下部分のようにもみえる作品。

KIMG1595.jpg


箱に入った月夜。

KIMG1601.jpg


箱に入った壁に掛けたり、床に置くことも可能な彗星「記憶の中の彗星」

KIMG1597.jpg



レトロな雰囲気のこれは?

KIMG1602.jpg


実はSDカードを入れると、音楽が聴けるのです。
乾電池で使える可愛いプレーヤーなのです。
木製ですが、レトロな風合いをだし、前面の丸い金属部分もすべて手作りなのだそうです。
「intaract-858-gth」という作品名の意味はなんだろう?
内林さんに伺いそびれました。

しかしこの可愛いプレーヤーでスピーカー。
とても気に入ってしまい、実は我が家にお招きすることに決めてしまいました。


このブログでご紹介した他にも、作品がありますのでぜひ会場でご覧になっていただきたいです。
私も会期中にもう一度、伺いたい。








posted by みどり at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月11日

ハンス・ベルメール+ウニカ・チュルン「ファンム・アンファンの楽園」


1478874303357.jpg



ハンス・ベルメール+ウニカ・チュルン「ファンム・アンファンの楽園」@ LIBRAIRIE6/シス書店

展覧会公式サイトはこちら。
http://librairie6.exblog.jp/23507405/



11月11日(金) 観てきました。

ハンス・ベルメールと言うと、私は頭の無い異形の人形(球体関節人形)写真をとった人形作家で、写真家というイメージが強いです。
初めて彼の名前を知ったのがそんな写真で、インパクト大だったせいだと思います。


今回はそのような写真は少なく、繊細な線で描かれた版画作品が多数。
描かれているものは、ぐにゃぐにゃして、よくよく眺めるとかろうじて人の目のような、手足のようなものが見える。
まるで人体をぐにゃっと、丸めてしまったようにも見えます。



ウニカ・チュルンはベルメールのパートナーだったそうです。
この方の線は、ベルメールとは違ってゴタゴタと子どもの遊びのような、でもどこかかなり病的にみえる。
実際、晩年精神を病んでいたとか。

互いに影響しあったはずの二人の作品が一緒に見られる機会です。

写真はギャラリー店主様の了解を得ています。
アップでご紹介したいのですが、ベルメール作品はかなりエロチックでもあるので控えさせていただきますね。

1478874314123.jpg


1478874338668.jpg
posted by みどり at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

「デトロイト美術館展」

KIMG1516.JPG



「デトロイト美術館展」@上野の森美術館
展覧会公式サイトはこちら。
http://www.detroit2016.com/index.html



11月7日(月)に行ってきました。
仕事が休みなのはうれしいのですが、月曜日休みでは美術館巡りが
楽しみな身としては、開館してるところが少ないのが難点。

そんな中で行ってきました、上野の森に。

デトロイト美術館という名前は、私はあまり耳慣れなかった
のですが、ゴッホやゴーギャンの絵の展示があるらしいので行ってきました。

ゴッホは2枚、ゴーギャンは1枚と少ないのですが、ともに自画像が
あるのが目玉でしょうか。
私なぞ、ゴッホの自画像観たさで来ましたから。

有名なルノアールやマティスの絵もありますし、「20世紀のドイツ絵画」
では、初めて聞く名の画家が多数なのでこれはよい拾いものをした気分」でした。


今回は月曜、火曜のみ全て写真撮影OK。
ただしTwitterやブログへの公開は「不可」という作品はかなりあります。

ピカソ作品が6点ありますが全て「公開不可」です。
でも、少ないながらも若い頃から、晩年までの作品を順を追って
その作風の変化をたどれるような展示になっているのはいいなと思いました。

展示されている作品をいくつかご紹介しておきます。

会場に入ってすぐにあるのがルノアールの「白い服の道化師」

DSC00136.JPG





チラシにも使われているゴッホの自画像。

DSC00146.JPG



そしてこちらは、ゴーギャンの自画像です。

DSC00144.JPG



美術缶の入り口に、デトロイト美術館内の壁画の小型レプリカがあります。
これはディエゴ・リベラの「デトロイトの産業」
夕方の日差しが当たって、どうも撮影はダメでした。
写したけど、観てみると分かるようには写ってないものですから。




帰りに上野駅構内にあるSoup Stock Tokyoへ寄ってきました。
現在、東京都美術館で開催の「ゴッホとゴーギャン展」にちなんで
ゴッホとゴーギャンのスープが新メニューで登場してるのです。
スープの紹介サイトはこちらです。
http://www.soup-stock-tokyo.com/campaign/museum.php

早速「ゴッホの麦畑のスープ」を食べてきましたよ。


KIMG1519.JPG

ゴーギャンのスープとは、週替わりで登場だそうなので、次回食べてみたいと思います(^^)

posted by みどり at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月07日

開廊55周年記念「眼展2016Part1〜妄想キャバレー〜」

1478507689450.jpg


開廊55周年記念「眼展2016Part1〜妄想キャバレー〜」@青木画廊

展覧会公式サイトはこちら。
http://aokigallery.jp/2011ex/2016augenpart1/




11月5日(土)の初日に行ってきました。
開廊記念と言うだけあって、複数の作家さんの力作揃い!
見ごたえあります。


私の一番のお目当ては桑原浩明さんのスコープ作品でした。
ファンの間では通常のスコープより少し小さいので、「ミニスコープ」と呼ばれているタイプの作品です。

手のひらサイズの箱の中を覗くと、広々とした世界が広がります。

今回販売は抽選申込み、でしたのでつい申し込んでしまいました。
結果はハズレ。
ハズレてほっとしたような、悔しいような。
なにしろお値段は70万円ですから。

今回はこの新作の他に、去年発表されたスコープ「霧と夜との国」も展示されています。
posted by みどり at 17:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月28日

トークイベント「アンドレ・ブルトンとは誰か」「アンドレ・ブルトン没後50年記念展」

1477614547606.jpg
巌谷國士トークイベント「アンドレ・ブルトンとは誰か」

「アンドレ・ブルトン没後50年記念展」 @LIBRAIRIE6/シス書店

展覧会サイトはこちら。
http://librairie6.exblog.jp/23304674/


10月15日(土) 
恵比寿のギャラリー、LIBRARIE 6で開催されている 「アンドレ・ ブルトン没後 50年記念展」の関連イベントに行って ブルトン きました。


フランス文学者で、評論家でもある巌谷國士(いわやくにお)先生によるお話。
先生のお話は素人の私が聞いてもとても面白くて、機会があればなるべく行きたいと思っています。


今回は アンドレ・ ブルトン作の著書「ナジャ」の解説、特に彼が使用した写真を読みとく内容になってました。

なので事前にギャラリーさんから「ナジャ」を持ってきて下さい、との連絡があったようです。
私は留守電を聞いてなかったので、そばのかたの本をのぞかしてもらってました。
posted by みどり at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする