2008年05月01日

美輪明宏主演 「黒蜥蜴」

美輪明宏主演 「黒蜥蜴」


美輪明宏主演 「黒蜥蜴」@ルテアトル銀座
原作・江戸川乱歩  脚本:三島由紀夫
演出・美術・衣装:美輪明宏


4月18日(金)に観に行っています。
いつも安い席を買う私ですが、今回は奮発してS席を購入。
なんと最前列の席がとれましたが、一番端っこといういいのか悪いのか良くわからない席が取れてしまいました。
はっきり言って、とても見づらい席でした。
舞台を観ようとすると、始終首を左(舞台に対して右端の席でしたので)に向くか、
もしくは身体ごと左を向かないとまともに見えないのです。
これでS席というのはとても不満です。
劇団四季なら、こういう端の席はワンランク値段を下げて販売していますよ。
そんな不自由で苦しい思いをしつつ観劇した「黒蜥蜴」。
やはり美輪明宏さんの美意識が集大成している舞台でした。

女賊・黒蜥蜴(美輪明宏)と名探偵・明智小五郎(高嶋政宏)の対決を描いた物語です。

再演が繰り返されていて、私もこれで3,4度目になります。
原作のいいところを、三島由紀夫が上手く取り出して脚本化したように感じます。
セリフの数々はまったく無駄がない。
言葉の美しさは三島由紀夫が練り上げて、視覚的な美しさを美輪明宏さんが
練り上げてきた舞台だと改めて思いました。


今回一つだけ気になったのは前半の場面で、緑川夫人(実は黒蜥蜴)と早苗が
一緒に部屋にいるとき、早苗が部屋のドアの方にいってドアに頭を付けるようにもたれかかった時に
ドアが開いてしまった事でした。
あそこで開いてしまってはいけません。
観ていて「あれ?あいちゃった」と余計なことが頭に浮かぶではありませんか。
ちゃんと閉まってなくて、はずみであいてしまったようですが、気をつけていただきたい
ものです。

チラシとパンフレットで気になったことがあります。
作品と出演者の紹介で「黒蜥蜴の愛人の雨宮潤一・・・」と書いてありましたが、
原作を読んでも、舞台を観ても私には彼は愛人には見えませんでした。
お小姓さん的な立場にいるように見えるけれど、部下であることははっきりしてると
思うのですが。
posted by みどり at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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