2008年02月28日

映画「陰日向に咲く」

映画「陰日向に咲く」


映画「陰日向に咲く」@松戸シネマサンシャイン
監督:平川雄一朗  原作:劇団ひとり「陰日向に咲く」
出演:岡田准一、宮崎あおい、伊藤淳史、平山あや、緒川たまき、塚本高史、他


2月20日(水)に観に行っています。
原作のベストセラー小説の方は全く知りませんでした。
観て、やられた!と思いました。良かったです、泣かされるもんかと思いましたが
やはりしっかり泣かされました。

<あらすじ>
観光バス運転手のシンヤ(岡田准一)はギャンブルが止められず借金まみれ。
返済を迫られついにオレオレ詐欺を始めるが、電話に出た老婆と話をするうちに
一人暮らしらしい相手がなにかと気になってしまう。
シンヤが町で知り合った寿子(宮崎あおい)は、お笑い芸人だった母の相方で父だった
雷太(伊藤淳史)の行方を探している。
雷太は相方だった母をおいて人気ストリッパーのジュピター(緒川たまき)の元へ
行ってしまっていた。
売れないアイドル、みゃーこ(平山あや)の大ファン・ゆうすけ(塚本高史)。
エリートサラリーマンのリュウタロウ(三浦友和)は、一人のホームレス(西田敏行)の
生き方にあこがれて自らもホームレスに。
それぞれの人々の物語がラストで緩やかにつながります。




冒頭、バス運転手のシンヤが細かく小遣い帳を付けているのでやけに真面目で
細かい人物か?と興味がひかれます。ところがこれがとんでもない借金まみれ
人間と分かる。とても上手い導入だとおもいました。

前半は、それぞれの人物達のとくにつながりのない物語が見せられますが、わかり
にくいと言うことはありませんでした。
むしろこの先、このバラバラに見える物語がいったいどうつながっていくのかという
事に興味津々でした。
ラスト近くになるにつれ、こうなるか!とわかる。物語の展開、構成のうまさに感心しました。
どうつながるかは、ネタバレになるのでここで書くことはひかえます。


この物語の中で、25歳崖っぷちアイドルのみゃーこ、とみゃーこを愛する大ファン
のゆうすけのエピソードが一番好きです。
みゃーこが、初めてTV出演と知って当日その番組をゆうすけがみると映っているのは
悪玉血液ドロ子を演じてるみゃーこのぶざまな姿。
なんとかしたいと考えたゆうすけは番組のホームページにハンドル名を駆使して「ドロ子最高!」と書き込みをする。
ゆうすけの必死の応援ぶりが、けなげでかわいいです。
この書き込みのせいかどうかはわかりませんが、みゃーこの人気が急に上がります。

どのキャラクターも、どこにでもいるような平凡な人間です。
それぞれの人生を歩んで来て、不器用だけどがんばって生きている人達ばかり。
どの人物も皆かわいくて、いとおしくなります。
人間は一人で生きているように見えるけれど、みなどこかで何かがつながっている。
そのことを教えてくれるこの物語に私は大泣きしてしまいまいた。
posted by みどり at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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