2007年10月27日

「犯さん哉(おかさんかな)」

「犯さん哉(おかさんかな)」


「犯さん哉(おかさんかな)」@渋谷 パルコ劇場
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:古田新太、中越典子、犬山イヌコ、姜暢雄、大倉孝二、八十田勇一、入江雅人、山西惇


10月18日(木)に観に行っています。
ケラさんと、古田新太さんの組み合わせなら見逃せないと思いましたが、期待どおり
おもしろかったです。
でもやっぱり8500円のチケット代は高い。私的には6500円くらいなら納得しますが。
もう本当に、古田さんのために作られた舞台という感じです。そこに私の好きな
大倉孝二さんも出演しているのでとてもうれしい公演でした。

開演前の舞台の幕には、出演者が中学生の制服着ての集合写真のようなイラスト
が描かれています。
この幕が上がると、イラスト全く同じ姿、ポーズの出演者達が見えたところでこの
お話が始まります。

<あらすじ>
内容はフルタアラタ一代記。
14歳のアラタは母親と二人暮らし。学校ではイジメをうけているが本人はイジメを
うけているという感覚はないようす。
お父さんがいないし、貧乏暮らしを強調し、母と共謀して大人をだましてお金をもらうという生活。
大人になってからは中学生の時のいじめた相手のゴーストライターになるが、彼の
書いた小説はベストセラーになる。
ゴミ集積場に捨てられていた女の赤ちゃんを、アラタの母が見つけアラタにお年玉とし
てプレゼント(^_^;
アラタは大喜び。独身のアラタは昔好きだった女性にそっくりのその赤ちゃんをかわいがって育てます。悪い言葉をいっぱい教えて・・・。



14歳のアラタ少年は、何故かブリーフ一枚だけの裸です。
他の出演者は普通に衣装着ているのに。
なんでこんなカッコしてるの?とも思いますが、観ているうちになんだか風呂上がりの
小学生の男の子みたいに見えてかわいいです。
40代の古田さんはごっつい風貌をしているので、普通に服を着たらどうしたって
子どもには見えないからこれはいいアイデアと思いました。

冒頭の出演者といい加減な神様との会話も笑えます。
出演者はどなたも3,4役をこなしています。
皆さん芸達者な方ばかりなので、なんの違和感もありませんでした。
私は大倉宏司さんが中学生、バカの大学生、警官などの役を次々こなしていくのを
観ているのがこれまた楽しかったです。

犬山イヌコさんは、アラタ少年の母役や、女性編集者役。ゴージャスなドレスを着て
登場する編集者役は、お客さんへのサービスか目に楽しい。
でもいつも道理、犬山さん演じるキャラクターはどこか変人ばかり。

中越典子さんの演じる女性も、犬山さんの演じるのとはまたちがう変なものを感じます。一見おとなしくてまじめそうな中越さんが演じるから、かなり妙。

話の合間に挟まれる上田大樹さんが手がけたアニメーションもとてもおもしろい。
手作り感覚のアニメーションとCGを組み合わせています。


内容はかなりのブラックユーモア満載、ケラさんお得意の一見めちゃくちゃな演出は
私はとても楽しめましたが、人によってはこんなのじゃ気持ち悪くて笑えないよ、と思う
かもしれません。

posted by みどり at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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