2007年04月19日

宝塚歌劇 花組公演 「明智小五郎の事件簿 黒蜥蜴」

「明智小五郎の事件簿 黒蜥蜴」


宝塚歌劇 花組公演
「明智小五郎の事件簿 黒蜥蜴(くろとかげ)」「TUXEDO JAZZ」@東京宝塚劇場

4月10日(火)に2階B席で観に行っています。

☆ 「明智小五郎の事件簿 黒蜥蜴」
原作:江戸川乱歩  脚本・演出:木村信司


江戸川乱歩作の「黒蜥蜴」を宝塚で、それも好きな春野寿美礼さんが主演する花組
での公演というのでとても楽しみにしていたのですが、今回はがっかりしました。

以下、ネタバレを含みます。宝塚ファンの方が読んだら怒るかも知れません。
ごめんなさい。

今回は宝塚のオリジナル脚本での公演です。
前半はほぼ原作通りなのですが、後半に至ってだいぶ原作を改変していたからです。
しかも、私に言わせるとこれはもはや改悪。
原作は推理小説の古典。
戦後間もない東京を舞台にし、女賊・怪盗黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎の対決を描
いた物語。
何度も映画化、舞台化されていますが有名なのは三島由紀夫の脚本です。
三島由紀夫の脚本は、敵対する二人が互いの才能に惹かれあう様子を強調して
耽美な雰囲気まである名作に仕上げていました。

春野寿美礼さん演じる名探偵・明智小五郎はスマートでかっこいいし、桜乃彩音さん
の黒蜥蜴は和装・洋装とっかえひっかえで登場なので舞台はとても華やかです。
出演者の方にはなんの問題もありません。

しかし話の方は、後半になると原作に無いことが出てきます。
名探偵は黒蜥蜴に愛の告白をして結婚しようとはっきり言ってしまうし、実は二人は戦争で
離ればなれになっていた兄妹で、それを知った黒蜥蜴は結ばれないことを悲観してピストル自殺。
見てるこちらが恥ずかしいくらいの陳腐な展開。
ここまで原作の持ち味をぶちこわしにした今回の宝塚版、がっかりというよりあぜんと
してしまいました。

☆ 「TUXEDO JAZZ」
作・演出:萩田浩一

こちらは文句なく華やかで楽しいショーです。
簡単すぎますがこれにて・・・。



posted by みどり at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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