2014年02月11日

ムットーニワールド からくりシアターIII 総括

去年のことですが、初日に行ったことだけ書いて、その後のことをきちんと締めて
いなかったのが気になっていたので書き留めておきます。


ムットーニワールド からくりシアターIII


ムットーニワールド からくりシアターIII 総括@八王子市夢美術館
9月13日〜11月24日まで


去年約二ヶ月間にわたって行われたムットーニワールドからくりシアター。
自動人形師ムットーニ事、武藤政彦氏の作品展です。
光と音楽と共に動く作品は、何度観てもまったく飽きません。

初日の夕方に観に行ったのが最初で、数えてみたら合計14回足を運んでいました。
武藤氏が自ら作品解説である「口上」をする「上演会」に参加したのは、そのうち半分くらい。
「口上」は作品につけられた物語、のようなものです。
きちっと決まってるわけでなく、その時々で微妙に変わるようです。


1時間は見に行けると出かけたのに、電車の乗り継ぎを間違えて結局、美術館に
たどり着いた時には後30分しか観られない、という日もありましたf(^―^;
また上演会を観に行くと、顔なじみになったムットーニファンの方々に再会できる
という楽しみもあり、これもまた楽しいものでした。



初日は夕方行きましたが、知り合いの方が午前中に行ったら武藤氏がいて、
作品メンテナンス中だったとか。

ファンの間で今回話題になっていたのはDVD付図録でした。
紙質にもこだわりを持って、作られた図録で写真がとてもきれいでした。

DVDの映像は、会場入り口のモニターに映し出されていたものと同じでした。
時間にして約4分。
画像はきれいでクオリティは高いものの、期待大のファンにとってはやや
肩すかしの感は否めなかったと思います。
時間にして数分の作品の動く映像が通しで入ってないのは、使用されている
音楽の著作権がらみで、使用許可が降りてないからのようです。

以前発売された作品DVDが再版されていないのも、そして新にDVDが販売
されないのも同じ理由だとか。
使用許可が下りても、利用料が高額だったり、DVDの販売枚数も決められてしまうそうです。
作品DVDが無いからこそなのか、私だけでなくファンは何度も会場に足を運んでしまいます。



武藤氏が会場にいらっしゃる時に、買った図録にサインをいただきました(^^)
別の日に行ったときにも図録を買ったので、再びサインをもらいに行ったら
武藤氏から「あれ?この前買わなかったっけ?」
私「アレは保存版、今回は普通に読む用です」

ムットーニワールド からくりシアターIII 図録


ムットーニワールド からくりシアターIII 図録2


コレ本当です。
だって何度も手に取っていると、本はボロボロになりますから・・・。



今回の展覧会では、チラシにも使用された「ジャングルパラダイス」が目玉。
元々はこの八王子の展覧会用に作られていた作品だとか。
後から日程が決まったのに逆に会期は先だった大阪・阪急うめだ店でのムットーニ
ミュージアムですでに登場していました。
うめだ店の時にはつけられていなかった「ガオー」という音声がつけられていたのが楽しい。


なので、本当に今回の展覧会でまったく始めて登場した作品は、2点でした。
5台組作品「パラドックスオブリングス」の中央の作品「リングキーパー」と
向かって右側奥にあった「ビーマイラブ」がそれ。

リングキーパーは白い人形で、シンプルでしたが青い照明が横から当たるととてもきれいでした。


上演会のある日は、だいたい以下のように作品解説をされていたようです。

14時からの上演会。
エリアDにあった作品全て。
トップオブキャバレー
グロリアマリアが来たりて
カンターテドミノ
インターメッツォ
ジャングルパラダイス
サテライトキャバレー


16時からの上演会
トップオブキャバレー
カンターテドミノ
ジャングルパラダイス
サテライトキャバレー

エリアBの作品
メランコリービーナス
ラジオノアール
ナイトスコープ
天使が来る夜
ワルツオンザシー
クリスタルチューナー



別のエリアにあった5台組作品「ザダイアリーオブウイングス」は旧作。
同じ時間、違う場所にいる5人の人物の物語。

通常の上演会では解説はありませんでしたが、気が向くと?或いは時間が
許すと時たま「口上」をされていたようです。
一度だけ、私も作品を観ていたら、武藤氏がやって来ておもむろに「口上」を始めて
くださったので内心「やったー!!」でした(^^)V



会期が終わった12月3日には読売新聞多摩版の朝刊に武藤氏よる記事が掲載されていました。
「私の一冊」と言うコーナーでご自身が影響を受けた本として、スティーヴンミルハウザー著
「バーナム博物館」を紹介されていたました。
私は千葉県民なので、この新聞は後日読売新聞社に問い合わせてバックナンバーを入手しました。
リンク先は読売新聞社のサイトです。
(もう時期が過ぎてしまいましたが、読売新聞は二ヶ月前の物までなら入手可能です)



次回のムットーニ展はロゴスギャラリーでの個展
春頃らしいですが、詳しい日程はまだ未定。

そして3月には京都・伊勢丹で行われる日本の創作人形作家たち展に「ムットーニ」の名前があり
ファンとしては気になるところです。


<2014-09-03追記>

「パラドックスオブリングス」の最後(リングキーパーが動くとき)に使われていた曲がわかりました。
CD「officium」のなかの「Procedentem sponsum」という曲でした。



posted by みどり at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動人形師ムットーニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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