
映画「パフューム ある人殺しの物語」@TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
原作:パトリック・ジュースキント 監督:トム・ティクヴァ
出演:ベン・ウィショー、レイチェル・ハード=ウッド、他
3月29日(水)に観ています。
最近TOHOシネマズ六本木ヒルズは、グッズを売っている場所でお菓子の量り売り
をしていて、チョコやグミ、クッキーなどいろいろあってついつい買ってしまいます。
ビニール袋が置いてあってケースに入ってる好きなお菓子を、好きな量だけ袋に
入れるのですがあれこれ選んでしまうとすぐ800円位になってしまいます(^^ゞ
瞬間凍結乾燥のまるごとイチゴのホワイトチョコレートがけがお気に入り。
さて、映画です。
人によってかなり好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思いました。
私は大変気に入りました。
原作を読んだことはないのですが、読んでみたくなりました。
「パフューム(香水)」というタイトルから、ロマンチックな映画と思われるかも知れませ
んがかなり傾向が違うのでご用心。
私はとても幻想的な物語、映画だと思うのですがかなりグロな場面もあるからです。
物語の舞台は18世紀のパリ。
主人公は生まれながらに驚異的な嗅覚をもったグルヌイユ(ベン・ウィショー)。
ある日仕事で街に出た彼は、美少女の香りに惹かれ彼女の後を追いますが、誤って
彼女を殺してしまいます。
これがきっかけになり美少女の香りを保存しようと考えるようになるグルヌイユ。
究極の香水を作り上げようと、美少女殺人を繰り返すようになります。
そして「究極の香水=人を自由に操れる香り」をつくりだすのですが・・・。
ラスト近くの人を自由に操れる香水と言う展開が、人によって納得できるかどうかが
この映画をおもしろいと思うかどうかの分かれ目のようです。
主人公の出生の場面からして、まるで悪夢のようです。
広場で魚を売っている母親が倒れ込み、そのまま魚の内臓が散らばっている所に
生まれたばかりの赤ちゃんが、いるんですからまるでホラー映画。
死産と思いこんだ母は、その子をほおって置いたので罪に問われて死罪になります。
その後、グルヌイユと名付けられた子は育児院、皮なめし職人の元、嗅覚を買われて
調香師の弟子になり、さらに高度な技術を取得するため別の調香師の元へと向かいます。
彼が去った後すぐに、彼の面倒を見ていた人達はみんな死んでしまいます。
彼には、なにか特別な力・・・悪魔の力か天使の力が分かりませんが、何かがあるこ
とを暗示させる表現です。
ベン・ウィショー演じるグルヌイユはほとんど表情がありません。
台詞もほとんど無いので、何を考えているか分からない不気味と、どこか人間離れし
たものを感じますがこの映画にはとてもあっていると思いました。
殺人を繰り返しますが、性的な暴力はなし。
物語全体が夢の世界の出来事のようにみえてラストの方のことも、こういうのもありでいいよ、と私は許せてしまったのでした。
ラスト近くで彼が一瞬、最初に出会った少女を思いだし、もしかしたら彼女と楽しく過ご
せたかもしれないことを思い涙する場面がとても印象的でした。
ねらわれる美少女のお父さんが、どっかで見た顔だなと思ったけど思い出せずパンフ
観てやっとハリーポッターのスネイプ先生役の人(アラン・リックマン)と分かりました。
妻を亡くして、一人娘を愛するあまり彼女を何かと拘束する父を好演しています。


「パフューム」というタイトルで誰もあんな映像が出てくるとは予想しないでしょうね(^_^;)