2013年09月23日

「近代日本画の巨人 竹内栖鳳展」

「近代日本画の巨人 竹内栖鳳展」



「近代日本画の巨人 竹内栖鳳展」@東京国立近代美術館
9月3日〜10月14日まで
展覧会公式サイトはこちら



9月18日(水)に観に行っています。

なぜか今まで知名度が低かったように思えた竹内栖鳳(たけうちせいほう・1864~1942)
最近ようやく、TV・雑誌での紹介も多くなり一時より知名度が上がってきたように感じます。

私が観に行った時は、平日なのにかなり多くの方が観に来ていました。
その前の日曜日にNHKの日曜美術館で紹介されていたせいでしょうか。



過去、「特別展 没後70年 竹内栖鳳 京都画壇の画家たち」や「栖鳳と大観 
東西の日本画」「栖鳳と弟子達」と題した展覧会は山種美術館で開催されていますが、
竹内栖鳳一人に焦点を絞った展覧会はここしばらく無かったと思います。




かなり見応えのある展覧会でした。
絵を学び始めた頃の他の作家の模写や、20代の若い頃の作品もある。
しばらく行方知れずになり、近年所在がわかり展示となった作品もあります。

私は栖鳳のそれまでの日本画の枠にとらわれない描き方と、迷いのない的確な筆致が好きです。
天女を描くためにモデルを起用したりしたのは、それまでの日本画では
行われなかったこととか。

動物の毛並みや、風になびく木々の細い枝。
サッと描いているように見えても、どこにも無駄がない。
そんな感じがします。


以前観たことのある、ベネチアを描いた水墨画。
好きな作品でしたが、百貨店のタペストリーのデザインとして描いた物
だとは今回初めて知りました。
その、大きなタペストリーも展示されていたのが興味深い。
面白いのは当時の百貨店の栖鳳の「出勤簿」まで展示されていたこと。
よく保存してありましたね。



ちょっと寂しいのは、いつもなら東京国立近代美術館は、窓口で券を買うと
工芸館の展示も観られることが多いのですが、今回は無し。
東京国立近代美術館で大きな展覧会が開催の時は、こういう事が多い(^_^;)



私も大好きな、人気の猫の絵「班猫(はんびょう)」は9月25日からの展示。
もちろんまた観に行きます。


posted by みどり at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
私も竹内栖鳳展を見てきました。
竹内栖鳳展に出品されていたたくさんの作品を思い出しながら、興味深くブログを読ませて勉強させていただきました。
竹内栖鳳が、狩野派、丸山派、琳派などの江戸絵画の様々な流派や水墨画からコロー、ターナーに至るまで様々な技法を試みて新しい表現に挑戦しているのには驚きました。
また、水墨画と色彩のある日本画、時には水墨画とコロー、ターナーといった異質の技法を組み合わせて、今まで見たことのないような絵画を描いている作品は極めて斬新に感じました。
私も竹内栖鳳展を見て、竹内栖鳳の芸術について私なりにまとめてみました。
読んでいただき、ご感想、ご意見などどんなことでも結構ですから、ブログにコメントなどをいただけると感謝します。
Posted by dezire at 2013年10月04日 11:20
>dezireさん

コメントありがとうございました。
竹内栖鳳は既成の概念にとらわれない彼なりの新しい画風を作ろうと苦心したようですね。

先日、後期の展示も観てきました。
初めて観る作品も多く私も感銘を受けました。
少々日本画を描く私にとって、尊敬する画家でもあります。
Posted by みどり at 2013年10月08日 01:07
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