2007年03月14日

「悩み多き者よ」

「悩み多き者よ」

「悩み多き者よ」@新宿 THEATER/TOPS(シアタートップス)
2月28日〜3月11日
作:水谷龍二  演出:田村孝裕
出演:小倉久寛、山口良一、ラサール石井

3月5日(月)に観に行っています。
小倉さん、山口さん、ラサールさんの三人芝居。
第一弾の2002年公演の「2」は、見ていないのですが2005年の「なかよし」は
観に行っていました
。「なかよし」は先日NHK BSでも放送されましたが一昨年の
公演とは・・・もう二年もたってるとは思いませんでした。
とある小さな商店街を舞台に、幼なじみが30年ぶりに再会して巻き起こる小さな
騒動を描いた「なかよし」は妙に懐かしくて、楽しい公演でした。

今回の「悩み多き者よ」は成人病検査の為、偶然病院で出会った50代のサラリーマン達の
それぞれの悲哀を描いたお話。

加賀(ラサール石井)は妻が乳ガンの治療中。愛人がいたらしい。何かと世話好き。
服部(小倉久寛)は、二度結婚に失敗し今は一回り上の妻がいる。ししかも二回り下
の愛人がいたがうまくいかず別れたらしい。それでも懲りない女好き。
真田(山口良一)は自分に厳しく他人にも厳しい。息子のことで悩んでいる。

この三人ならおもしろくなってあたりまえだろう、と思える個性的な役者さん達です。
文字に書いてしまうとそれぞれ深刻な悩みを持っているのですが、この役者さん達
と田村さんの演出だとそれほど重い感じはしません。
三人のサラリーマン達はおそらく職場では確実に職務をこなしている中堅社員なんだ
ろうな、と思わせます。
それぞれの悩みもはた目で観ていると、なんだかかわいい。
やはりこのメンバーだからこそこの雰囲気が出てるのだと思います。

ラサールさんは、他のお芝居では軽い人物を演じることが多いですが今回は一見
まじめで堅そう、という今までとはちょっと違う感じでした。
小倉さんは、とても女性にもてそうには見えないけれど実は女好きというギャップが
おもしろい。
真田さんは、本当にどこにでもいる50代子持ちのおじさん、という感じがいいです。

劇中、三人が意気投合してライブハウスでコンサートという設定でギター演奏が
聴けるのも楽しい趣向です。

笑えるけれど、ちょっぴり人生のほろ苦さも感じさせてくれる。
愛すべきおじさん達の、日常を切り取ったようなお芝居でした。
またこの三人でのお芝居が観たいです。


posted by みどり at 06:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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