2007年02月26日

「2007 両洋の眼展」

「2007	両洋の眼展」


「2007 両洋の眼展」@日本橋三越本店 新館7階ギャラリー
2月13日〜2月18日まで 終了しています

2月18日(日)の最終日に観に行っています。
日本画あり、油絵あり、具象画あり、抽象画ありのなんでもありの絵画展です。
数えていませんが出品作家も70数名。見応えがありました。

入り口入ってすぐ目につくのは河嶋淳司の「七福呂」
抽象的に描かれたフクロウのような鳥が、ユーモラス。色も金、オレンジと暖かな
感じです。

後、気になった作品について書いておきます。

青木敏郎「果実とやませみ」
正統派の油絵の静物画。プラムのつるりとした、そして粉を吹いたような皮の表面の
質感がみごとです。テーブルにかけられた布の質感も柔らか。
熟れたイチジクのみが割れて、中のとろりとした感じがすごいです。

北野治男「ただよう」
日本画です。もやの中に、漂うようなクモの巣。朝露に光っているような感じもします。

安西大「白蓮華図 楽園」
蓮の花が咲く池。カエル、カメ、蝶のいる平和な小さな楽園の図。引き込まれそうです。

加藤良造「山水行」
古い掛け軸の絵を思わせる山水画。繊細な筆のタッチが今風を感じさせます。

千住博「樹の声を聴く」
最近は音まで聞こえてきそうな滝の絵を数多く描いている方ですが、今回の絵は
下から見上げたような一本の木。ほとんど青緑一色で描かれたような作品。
滝の絵に比べると、かなり肩の力が抜けたような絵で、少々物足りないような
気もしました。

石躍達哉「花苑」
花の曼荼羅のような図。日本画ですが、ねっとりした感じは油絵のようです。

芳川誠「会話」
家の中で椅子に座って電話で会話を楽しむ女性の図。
少しも美人でないけれど、どこにでもいるようなオバサンが電話をしています。
微笑ましいしくも、せっかく絵に描くならもう少し美化してあげてもいいのでは?と
余計なことまで考えてしまう作品。

中島千波「小夜曲」
ブルーを背景して、瓶にいけられた稲穂。そばに置かれた鳥の人形達。
絵の上には天使がいるし、まるで豊穣の喜びの歌が聞こえるような絵です。

金昌永「Foot Print 0609-EF」
冒頭に載せたチラシに使われている作品です。
砂浜でしょうか、何人も人が通っていったような跡がみえます。
まるで立体作品のようなずっしりした量感があるのですが、よく見れば平面に克明に
描かれた作品です。視覚が惑わされるような感覚があります。

見応えがある展覧会でしたが、会期が短いのがとてももったいないと思いました。

posted by みどり at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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