
映画「エターナル・サンシャイン」@有楽町マリオン・丸の内プラゼール
原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind
脚本:チャーリー・カウフマン 原案:ピエール・ビスマス
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッド他
2005年度アカデミー賞2部門受賞(主演女優賞・脚本賞)
その他世界の映画賞多数受賞
4月20日(水)観てきました。
ほんの少しSFの味付けをした、ファンタジックな大人の恋愛物語です。
見終わった後優しい後味を残す映画でした。
恋愛物語がお好きな方、ジム・キャリーファンの方なら気に入る作品だと思いました。
ただ私の場合は恋愛物は大の苦手なのでこの映画は、やっぱり一回観ただけで
もういいわ・・・となりました。
そんな私が何でこの映画を観に行ったかというと・・・大好きな、イライジャ・ウッド君
がみたかったのです(#^_^#)
映画「ロード・オブ・ザ・リング」でフロド役をやった人です。
私みたいにイライジャ君目当てだけで行った人は、きっとがっかりするだろうと思います。
<物語>
バレンタインデー間近のある日、ジョエル(ジム・キャリー)は妙な手紙を受け取る。
内容は「クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)はジョエルの記憶を総て消し去りました。
今後、彼女の過去について絶対触れないようお願いします。クラーナ社」
クレメンタインは最近、ケンカ別れしてしまった恋人。
ジョエルがせっかく仲直りしたいと考えていた矢先に、彼女はクラーナ社へいって自分に
とって嫌な記憶であるジョエルの記憶を総て消してしまったのでした。
クラーナ社は記憶除去を専門とする「記憶消し屋」
一晩眠ってる間に、希望する記憶を消す処置を施してくれるのです。
絶望したジョエルは自分も、クレメンタインについての記憶を消そうとクラーナ社にやってくる。
睡眠薬を飲んでベッドに横になると、クラーナ社の技師達(マーク・ラファロ、イライジャ・
ウッド)が作業をはじめる。
眠っているジョエルは、クレメンタインの事を思い出している。
嫌なこともあったけど、楽しいことだってあった。眠りながらも、彼女のことを忘れたくない
この「記憶を消す作業」もやめにしたい、と思うようになるのですが薬で眠らされてるの
ですからそんな意思表示ができるはずもない。
このまま、彼はどうなってしまうのか・・・。
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そもそも「記憶を消す」ということが将来実際にできるようになっても、商売としては
絶対成り立たない気がします。そもそも倫理上、許可にならないんではないかと。
「記憶を消す」ことが悪用されるのは目に見えてますから。
それはともかくとして、映画の方のことを。
物語の見せ方が、時系列どうりではないので人によっては、見始めて少しの間はとま
どうかもしれません。それでも時系列のバラバラ映画「メメント」ほどではありません。
私はジム・キャリーというとコメディアンとしてしか知らなかったのですが、この映画では
まじめでシャイな男性を見せてくれています。こういうジム・キャリーは初めて見ました。
なんだか今まで知っていた彼とはまるで別人です。芸の幅の広い人だなと思いました。
ケイト・ウィンスレット演じる恋人クレメンタインは普通よりかなり変わっている、というか
天真爛漫な女性。
二人は性格も外見も正反対の恋人同士を演じて見せてくれてます。
映画のなかで見るこういう恋人同士はメリハリがあって「絵」になりますね。
実際の人間関係の中でも、似たもの同士より案外正反対の物を持った同士が気が合う
物のような気がします。
私お目当てのイライジャ・ウッド君ですが、役どころがクラーナ社の技師の助手役なので
そもそも出番が少ないのです。
しかも好きになった女性のパンティを盗んだ、というしょうもないヤツをやってます。
こんな彼みたくなかった・・・・(T.T)
子役時代から一貫して素直ないい子を演じてきてる(フロドもその延長線上にいますね)
から、彼もいろんな役に挑戦してみたかったんでしょうけど。
あと、映画を観ながらつい考えてしまったとなどを。
嫌なことがあったらその記憶を消してしまおうなんて、都合がいいけど、そんなこと
してたら人間として成長がなくなるんではないのか?などと考えながら見てしまいました。
もう一つ思い出したのは最近あるらしい、運動会のかけっこで順位をつけるのはよくない
からと横に並んで手をつないではしらせる。
そんなことやっててこれからの長い人生やってけるわけないではないか!
と、ここで怒ってもしょうがないのですが。
以前ある方から「人生いろいろあるからこそ楽しいんだ」と言われたことがあって
「いろいろ」といったってそれこそ「人生いろいろありすぎる」のにそれ全部楽しいなんて
言えるわけないじゃないか・・・・と、思ったこともありました。
それから数年たった今、すこし考えが変わりました。
人生を楽しく・豊にするために必要なことは人生楽しいことだけあればいい、と言うことで
はもちろんない。そうであったら楽だけど絶対そんなことあり得ないし。
嫌なことも、悲しいことも、つらいことも総て自分の人生の糧・楽しさに「変える」ことでは
なく、そういったことを総てひっくるめて「これが自分の人生だ」と「受け入れる」ことでは
ないのかと思うようになりました。
「受け入れること」でそれはつらいことではなくなる。・・・たぶん。
なんかえらそうになってすみません。


イライジャ・ウッド目当てだったとしたら
確かにガッカリされたかも(苦笑)でも僕、
さらにこれで好感度アップしましたよ!
普通あのフロドの後にこんな役引き受けないと
思うんですよ(笑)あのLOTRの王の帰還の
オマケ映像のドミニク君のインタビューでも
チラっと言ってましたけど、音楽大好き!DJもやるイライジャ君はミシェル・ゴンドリーの作品に出たかったんじゃないでしょうかね、どんな
役でも。でもかなり重要な役で、ジョエルの記憶を消した後、全く彼と同じ行動をとってマネしても(言葉まで)結局根本的には好かれない!っていうのを体現するキャラなんですよね^^
メモ調にジョエルが言ったことをメモっていちいち確認して言ってるのが情けなくてよかったです。これからも色んな役に挑戦するんだろうな
ーって事で僕はめちゃくちゃ好感度俳優の一人に
なりました!
今回は彼の役柄にはちょっとがっかりだったのは事実なんですがイライジャ君にはもちろん失望はしてませんよ(^_^)
彼自身も「ロード・オブ・ザ・リング」で大役を果たした後で、フロドと同一視されるのを嫌ったんでしょうね。髪を切ってくりくり頭にしたりひげまで生やしてみたりで。いろんな役に挑戦して幅の広い俳優になってほしいです・・・。
彼、今度アメリカで公開されるという(されてるのかな?)映画で過激なサッカーファンのフーリガンを演じるそうですよ。この映画早く日本でもみたいですね!コメディタッチの映画らしいです。