2005年03月19日

キャラメルボックス公演「TRUTH」

演劇集団キャラメルボックス公演「TRUTH」@池袋・サンシャイン劇場
 演出:成井豊+真柴あずき 原作:山本周五郎作「失蝶記」
 出演:岡田達也、上川隆也、川原和久(劇団ショーマ)、他

3月17日(木)観に行ってます。
今回の公演は演劇集団キャラメルボックス劇団創立20周年記念公演その1、という
ことになっています。再演作です。

今回は人気者、上川隆也の久しぶりの劇団公演出演とあって、平日夜の回にもかか
わらず客席はもちろん通路までお客さんであふれんばかりでした。

幕末の慶応4年、上田藩の江戸藩邸。6人の若い藩士達の物語。
今回の公演が再演。公演を繰り返し、内容の練り直しが重ねられたせいかいい味わい
の作品になってると思います。
時代劇の形を取っていますが青春ファンタジーと言っていい作品だと思いました。
逆に時代劇、と思って観に来た方にとってはちょっと面食らうかもしれません。
所々にちりばめられてた笑いと、オチャラケ。これを楽しいと思うか、うっとうしいと
思うかでこの作品の評価もだいぶ変わることでしょう。
正直言うと私はこの劇団の最近の演出はあまり好きではないのです。


チラシを見て気になるのは「演出」の名前はあるのに「作」の名前がない。なぜ?
脚本は成井豊と真柴あずきの二人で書いています。
知らない方がいるかもしれませんので書いておきますが成井はこの劇団創立当初
から作・演出を手がけています。
真柴は役者でしたが途中から脚本も書くようになっています。

パンフレットには「失蝶記」を元にしました、と書いてあるけどこれが原作ですとは
書いてない。
次回公演予定の再演作「広くてすてきな宇宙じゃないか」のチラシにも原作の名前が
載ってない。原作はレイ・ブラッドベリの「歌おう、感電するほどの喜びを!」です。
「これが原作です」と書いてないのはずるいんじゃないのかと、そう思うわけです。

キャラメルボックスを長年観てきてますが、困ったことにおもしろいと思った作品は
たいていこうやって原作がある物ばかりでした。
今まで上演された作品で上に書いた二作以外では「不思議なクリスマスの作り方」、
これはアメリカTV番組「ミステリーゾーン」のなかの一話が原作。
「キャンドルは燃えているか」はフィリップ・K・ディックの「報酬」が原作でした。
この原作は去年映画「ペイチェック」として公開されています。
去年上演された「スキップ」は北村薫「スキップ」が原作。

こう書くとなんだかこき下ろしになってしまうので、成井作品を少し弁護すると
オリジナル作品の「ナツヤスミ語辞典」「嵐になるまで待って」は好きな作品です。

私は一年間分の料金をあらかじめ払い込んで最優先で良い席の確保が
できる「トライアスロンパス」会員になっているのですが、今回の公演の予約期間中
に予約するのを見事忘れ結局当日券の整理番号1番という扱いになってしまい
ました。それでも17列目のサイドブロック席で観ることができで一安心。
トライアスロンパス会員だとたいだい10〜12列目の中央ブロックで観ることができます。
昔、初めて演劇公演をあれこれ見始めたとき「いいとこみつけた」と思ったのがこの
劇団でした。
今では、あの頃とは私の劇団の評価はかなり変わってしまったけど、この劇団だけは
とことんおつきあいして観ていこうと思っています。

以前はもう一つとことんおつきあいしようと思った劇団があったのですが、劇団のほうが
無くなってしまいました。「遊機械全自動シアター」と言うところでした。
ここは劇団としては解散したけど遊機械オフィスと言う形では存続してます。

そういえば初めて見たキャラメルボックス公演が1989年の「ナツヤスミ語辞典」初演版。
上川隆也の初舞台公演でしたが、当然ながら端役の彼のことは全く記憶に残って
おりません(^_^;



posted by みどり at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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