2006年06月09日

最澄と天台の国宝

最近なかなか書く時間がとれなくて心苦しいです。
本当は観てきた順番に書きたいのですが、書きたいこともたまってるし、印象的だった
ことは早く書きたいと言うこともあるので、最近は新旧取り混ぜて書いています。
一ヶ月前ですが、これを観に行っています・・・。

最澄と天台の国宝 @ 東京国立博物館
 3月28日〜5月7日まで

5月7日の最終日に観に行っています。
チラシの解説を要約してご紹介します。
天台宗の宗祖は最澄(さいちょう)。
比叡山延暦寺、この地で天台宗が始まったそうです。
比叡山に学んだ僧から、法然(浄土宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)、親鸞
(浄土真宗)、日蓮(日蓮宗)ら開祖が誕生しているそうで、つまり天台宗は日本仏教
の母なる存在として大きな役割を果たしてきたのだそうです。

今回の展示は国宝31件、重要文化財100件という大規模なものでしたので、
やはりこれは観ておかなければもったいない!と、行ってきました。

特に印象的だったのは次の2点です。

聖観音菩薩立像
まっすぐ立っているのではなくて、上半身がやや右に傾いて、体が軽くS字に
しなっています。左足が少し前に出ている。
左腕をやや上げて手は「未敷蓮華(みぶれんげ)」といわれる形をとっています。
とてもリラックスしたようなお姿で、観てるこちらもやさしい気持ちになれる観音菩薩様でした。

もう一つはお経を書いた巻物です。
「法華経 開結共 第一巻」
金箔を散らしてきれいな文字で書かれていたお経の巻物。
展示品は巻物の軸がなくなっていましたが、蝶と鳥を配した螺鈿(らでん)が施されて
いたそうです。
螺鈿は輝く貝殻を使っているものですから、昔々はお経を読みながら巻物を広げる
につれて巻物の軸がくるくる回って、螺鈿もキラキラと輝いていたことでしょう。
お経を読んでいるお坊さんも気分がいいだろうし、そばで聴いていた人たちも
ミラーボールが回るようなキラキラの風景に、さぞかしあいがたや・・・と、思った
のではないのでしょうか。
視覚、聴覚にうったえてくるお経の巻物。いいなあと思いました。



posted by みどり at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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