2010年03月22日

演劇集団キャラメルボックス公演 ハーフタイムシアター・ダブルフィーチャー 「クロノス・ジョウンターの伝説『南十字星駅で』『ミス・ダンデライオン』」

演劇集団キャラメルボックス公演 ハーフタイムシアター・ダブルフィーチャー


演劇集団キャラメルボックス公演 ハーフタイムシアター・ダブルフィーチャー
「クロノス・ジョウンターの伝説『南十字星駅で』『ミス・ダンデライオン』」@サンシャイン劇場
原作:梶尾真治 「クロノス・ジョウンター∞インフィニティ」
脚本・演出:成井豊


3月13日(土)に2作品続けて観に行っています。
上演時間約1時間の公演をこの劇団では、ハーフタイムシアターと言っています。
通常の演劇公演が上演時間約2時間だから、と言うことからです。
昔、キャラメルボックスが小劇団と言われていた頃からハーフタイムシアターの
上演がありましたが、あの頃の上演時間は約45分でした。
もちろん、その頃からこの劇団の公演は観ています。


すっかり人気になった梶尾真治作「クロノス・ジョウンター」シリーズ。
多少問題のあるタイムマシン、クロノス・ジョウンターをめぐる短編集で
最初の上演は「クロノス」で、その後「あしたあなたあいたい」「ミス・ダンデライオン」
「きみがいた時間ぼくがいく時間」の公演が続きました。
(リンク先は観たときの感想です)
今回は再演の「ミス・ダンデライオン」、そして初演の「南十字星駅駅で」。
今回で「クロノス・ジョウンター」シリーズも打ち止めだそうです。


今回は夜6時開演の「ミス・ダンデライオン」を先に見ています。

<あらすじ>
医師の鈴谷樹里(岡田さつき)は子どもの頃、入院していた病院でいろんな物語を
樹里に話してくれた「ヒー兄ちゃん(岡田達也)」の事が忘れない。
ヒー兄ちゃんは難病で亡くなっているが、医師になった樹里はある日その難病に効く
薬が開発されたのを知り、手に入れクロノス・ジョウンターに乗ってヒー兄ちゃんの
いる病院へ向かう。
しかしその時代にいられる時間はごくわずか。
その間にヒー兄ちゃんを救うことが出来るのか。

子どもだった樹里が、ヒー兄ちゃんを助けてと訴えてる相手が実は大人になった自分
である、というところがヒネリがあるくらいでSF物としては初心者向け。
でも少女が大人になって、子どものころ憧れたお兄ちゃんを救うため過去へ飛び、
最終的に結ばれることになると言う物語は一般受けしやすいのだと思います。




7時ちょっと過ぎに「ミス・ダンデライオン」終演。
7時半上演開始の「南十字星駅で」を観たい方は、そのまま場内に残って良し、だったので
私も2作品の通し券を購入していました。
これだと2作品とも同じ座席で観られるからですが、休憩時間回りを見回すとそのまま
同じ座席に座っている方がほとんどでした。
以前は、この休憩時間に係の方がチケットの確認にきたけれど、今回はそんなチェックタイム無し。
理由は今まで何年もチェックして「悪い人はいない」と、分かったからだそうです。


「南十字星駅で」

<あらすじ>
元エンジニアの野方耕市(西川浩幸)は79歳。
かつて、クロノス・ジョウンターというタイムマシンを開発したまさにその人。
ある日、熊本の科幻(かげん)博物館に収蔵されているクロノス・ジョウンターの修理を頼まれた
野方は、大学生のこの頃、親友が事故で亡くなったことを思い出す。
野方は彼を救うため、クロノス・ジョウンターに乗り込み過去へ飛びます。


この劇団の古参メンバーである西川浩幸さんは好きな役者さんです。
ただどうも小さくまとまってしまい、劇団を超えた活動をされてないのがちょっと残念です。
さすがに西川さんが演じる野方老人は、観ていて無理がないのですが他の役者さんは
老人メイクをしても全く老人に見えないのが難。
演技力に差を感じました。


クロノス・ジョウンターを作り出した本人をやっと主人公にすえた物語で、このシリーズを
締めくくってくれたのは、良かったと思いました。
私など、いつになったら野方を主人公にしてくれるんだ?と思っていたのでやっとすっきりしました。



どの物語も、愛する人を救うためにそれぞれの主人公が過去に飛ぶ、というのが大筋。
そんなに過去を変えて「現在」と「未来」は大丈夫なの?とSFファンなら誰もが感じると
思いますが、作者の梶尾真治さんはこのタイムパラドックス問題をそれほど深刻には考えていないようです(^_^;

私もこのあたりのことは気になる方なのですが、あまり気にすると物語を楽しめなくなるので
このシリーズでは目をつぶることにしました。


昔読んだ、SFの短編で主人公の少年が過去へ行ってから現代に戻ったら
回りは何も変わってないけど、自分が女の子になっていた、というのがありました(^◇^;)
タイムマシンがあっても、安易に過去を変えたら未来はどうかわるか分からないということですね。



でもタイムマシンがあったら・・・・私はどうするだろうか?


posted by みどり at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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