日本におけるドイツ 2005/2006
NFC所蔵外国映画選集 ドイツ・オーストリア映画名作選
「ウーファ社文化映画 1」@東京国立近代美術館 フィルムセンター
1月17日から3月26日まで、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター
では日替わりで1920年代から1930年代に生み出されたドイツ・オーストリア映画の
名作・傑作の上映が行われています。
期間の前半のプログラムはうっかりして、チェックが洩れてしまい見逃してしまいました。
無声映画時代の作品の上映があったのですが、観たことのない作品があったのです。
フィルムセンターの所蔵作品と言うことなので、またいつか観る機会があるでしょうから
それまでのお預けです。
ちなみに作品は1928年の「東洋の秘密」と1923年の「キリストの一生」でした。
2月9日(水)に観てきたのはドイツの映画会社・ウーファ社の短編記録映画特集です。
正直言って我ながら、何でこんなのを観に来てしまったんだろうと思いましたが、これらも
また今となっては観る機会がないものばかり。
珍しいことには変わりないし、学術・記録映画の歴史を垣間見る機会とおもえばまた
おもしろいかもと思ってみてきました。
上映作品は
1928年「紙の出来るまで」 1928年「蜂の王国」 1929年「炎と氷の島」
1931年「植物の神秘」 1932年「生存闘争」 1933年「緑の放浪者」
1935年「鉄鋼交響楽」 1935年「航空郵便」 1936年「みんな泳げ!」
1936年「夜の猛禽」
今で言うと、ちょうどNHKがTVで放送するような感じのドキュメンタリー・教育映画風の
作品ばかりです。
考えてみると、映画と言ったら単純に物語のあるものばかりではなくこうやって
学術映画にも手を抜かず、きちんと作っていったことはすごいことなのでしょう。
パンフレットを見るとプロデューサーのニコラス・カウフマンの指導の元にこのような
学術映画が量産され、各国に輸出され各国の科学映画のパイオニア達にも強い影響を
与えたのだそうです。
どの映画もついてる日本語のナレーションが語り口調も、言葉そのものも古めかしいのが
時代を感じさせます。
「みんな泳げ!」はナレーションは一切無し。
泳いでいるところやプールへの飛び込みの様子を撮影した物ですが、肩肘張った物ではなく
水泳や飛び込みの楽しさ、フォームの美しさを強調しているようでした。
かなりこった演出の映像をみせてくれています。
意外だったのは、この時代にもう水中撮影をしていることでした。
水の中からも競技者の様子を捕らえてる映像は、とてもきれいでした。
2006年02月22日
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