2009年05月31日

映画「スラムドッグ$ミリオネア」

映画「スラムドッグ$ミリオネア」


映画「スラムドッグ$ミリオネア」@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
監督:ダニー・ボイル 音楽:A・R・ラフマーン
脚本:サイモン・ビューフォイ


5月7日(木)に観に行っています。
ポイントがたまっていたのを使ったので、今回タダで鑑賞してきました。

おもしろかったです。この映画はすごい。
見終わったとき、どんなどん底人生にいたって、きっといつしか光り輝く時がある。
とびきりきれいな花咲くときだってある、
人生まんざら捨てたもんじゃない!そう思いました。

お話の展開は単純明快です。

<あらすじ>
舞台はインド。
大人気TV番組の「クイズ$ミリオネア」の生放送中。
今、インド中の人が番組の成り行きに釘付けになっている。
クイズに答えると賞金がもらえるというこの番組で、番組史上最高の場面を向かえようとしていたからだ。
学校にも行ったことのない青年ジャマール(デーヴ・パテル)が、難問を次々解答し
あと一問正解を出せば、番組始まって以来の最高額2000万ルピー(日本円で約4000万円)を獲得できる。
しかし、番組ホストのクマール(アニル・カプール)は実におもしろくない。
ジャマールが正解を出し続けるのは何かトリックがあるに違いない。
そう思ったクマールは警察に連絡をしてしまい、1日目の番組収録が終わった時点で
ジャマールは逮捕されてしまう。
尋問されるがジャマールが不正をしてないし、番組出演の動機を知った警部は
彼に番組に戻ることを許可する。
そして、いよいよ「ファイナルアンサー」
正解を出さなければ、それまで獲得した賞金も無くなってしまう。
はたして彼の運命は?


映画の展開はクイズ番組で、ジャマールが正解を出すたびに、かつての彼がどんな
人生を歩んできたのか、が紹介される形で進行していきます。
彼が正解を出せたのは、彼が天才・秀才だったからでなく彼が経験してきたことが
すべて「答え」になっていたからなのです。
経験から「答え」を知っていた。ほんとに偶然としか言えないけれど
まるで最高に複雑なジグゾーパズルのピースが次々と、はまっていくように彼は
正解をだしてゆく様子には、爽快感があります。

スラムで生まれ育ったジャマールの人生は、それは過酷なものでした。
母は暴動で殺されてしまうし、
日々の食べるものにも困る毎日。
そんな中でも兄のサリームと仲良く暮らしてたし、かわいい女の子の友達ラティカもいた。
幼い3人は途中離ればなれになってしまう。
青年となったジャマールはラティカと再会したくて、番組に出ることでラティカが自分を見つけて
くれるかも、と出演を決意します。

幼い3人の生活が悲惨で、ほんとに今でもインドはこんな事が起きてるのか?
と思ってしまいます。
が、現実はほんとにかなりひどいようですね。

ファイナルアンサーの直前、ジャマールと番組ホストのクマールはトイレで一緒に
なります。
クマールは俺の言うことを信じれば正解になる、とジャマールに言います。
ジャマールに同情してるらしいし、彼を応援してるらしい。

そして最後の問題の瞬間、ジャマールはクマールの言ったことを信用したか否か。


この先は完全にネタバレになってしまうから、私はここには書きませんが
彼が出した「答え」は、やはり子ども時代に経験した出来事から出た物なのです。

ラストシーン、ジャマールと美しく成長したラティカのダンスシーンの突き抜けるような
すがすがしさがたまらない。
そうだ、この映画は社会派映画でもあるけれど娯楽作品でもあったのだ。

最初にも書きましたが、見終わったときには、どんなどん底人生だって、きっと
いつか光り輝くときがある、と思えてくるのです。
なんだか生きる力がわいてくるような映画でした。

経験してきたことは総べて、きっとどこかで役に立つ物なんですね。
それが「いつ」なのかは分からないけれど・・・・。

音楽もいいなと思ったら、担当はかつて日本でも大ヒットしたインド映画「ムトゥ
踊るマハラジャ」の音楽を担当した、ラフマーンではありませんか。
日本では上演されなかったけれどミュージカル舞台版「ロード・オブ・ザ・リング」
音楽も担当してるし、ほんとに今のりに載っている超売れっ子作曲家です。
posted by みどり at 00:45| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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