
「今森光彦 写真展 里山」@大丸ミュージアム東京
8月14日〜9月1日まで 終了しています
9月1日(月)に観に行っています。
東京都写真美術館での写真展「昆虫4億年の旅」を観たばかりの今森光彦さん
の展覧会です。
「里山」、言葉の響きも優しいです。
実際、会場に入って田畑の風景写真を観たとたん、それまであたふたとしていた
気持がすーっとひいて行くのを感じました。
写真を見て、こんなすがすがしい気分を味わったのは初めてです。
先日観た「昆虫4億年の旅」は日本や、外国の昆虫たちの写真。
かわいいのもいるけれど、集団で木々の葉を食べ尽くす様子や、ジャングルでたくましく
生活する昆虫にはギョッとすることもありました。
写っている風景はどこか懐かしい。
朝もやの中で漁をしている漁師や、朝焼けをバックに立ち並ぶ木々の写真は
構図もぴったり決まっているし、色彩も美しくて、まるで一枚の絵画作品を観る
ようです。
もちろんこれはカメラ越しに被写体を観ている今森さんの感性が豊かで、デザイン、色彩感覚が良い
からこそ出来ることに違いない。
田んぼや雑木林、小川など、人と生き物たちが共存する空間が「里山」。
自然を壊して人間が暮らせる世界を作る、西洋的な世界とはそもそも発想が
違っています。
自然を壊すことは一時的には人が暮らせるけれど、長い目で見たら人も
生活できない世界になることが分かったのは最近のことでしょうか。
チラシにも載っている今森さんの言葉をご紹介します。
「里山の風景は、むしろこれからぼくたちが積極的につくっていく、再生していくべき風景だと思っています」
「里山」と呼べる風景が私の住んでいる周囲でも、少なくなっています。
残っている「里山」は大事にしていきたいし、今後も破壊することがないようにと
望んでいます。
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