2008年07月08日

ぴあフィルムフェルティバルの軌跡 Vol.1 映画「いそげブライアン」

ぴあフィルムフェルティバルの軌跡 Vol.1



ぴあフィルムフェルティバルの軌跡 Vol.1
映画「いそげブライアン」@東京国立近代美術館フィルムセンター 小ホール
第9回(1986年)入賞作品  67分 8ミリ作品
脚本・監督:小松隆志

6月24日から7月18日まで「ぴあフィルムフェルティバルの軌跡」と題して
特集上映が行われています。
「ぴあフィルムフェスティバル」は8ミリや16ミリなどの「自主映画」のコンペティション
で今年で30回目を迎えるそうです。
この映画祭で入選後、プロの映画監督になった方も少なくないそうで今回は歴代の
入選作品を上映する企画です。
タイトルは聞いたことがあるけれど、観たことが無い作品ばかりなので興味がありました。

今回観たのは「いそげブライアン」
監督の小松隆志さんは1991年「はいすくーる仁義」で商業映画監督デビュー、近作
に「幸福な食卓」があるそうですが、私は今まで観たことがありませんでした。

舞台は日本のどこか。
医師の前で一人の老人が思い出話を語り出します。

昔々、ブライアンとチャーリーがいた。「俺たちは最強のタッグチームだった、ガソリンが
あればどこまでも行けると思っていた」と。
頭にマスクを被って車のドライバーを襲ったり、めちゃくちゃやっているかと思うと
一方が恋愛をして平凡に結婚し、地元で静かに暮らすようになる様子も描かれます。
しかし映画そのものは少しも静かじゃありません。
めまぐるしく変わる映像と、切れ目無く延々と続く語りで最後まで一気に見せてくれます。

物語性のある映像ではなく、どちらかというと日常的な様子を撮したプライベート
フィルムをつなげている感じです。
アマチュアだからそれも無理なく当然です。
その映像に一人が延々としゃべりまくる(早口ではないが)、ブライアンとチャーリーが
時に入れ替わっていたと思います。
先週観たばかりなのに、もう忘れてますm(__)m

ブライアンとチャーリーの話かと思っていると、途中で怪しい館で吸血鬼らしき者とであうホラー映画みたいな場面も入る。
何本か撮ったフィルムを一本の映画として見えるようにつなげたんじゃないか、と
思いました。
「青春時代の思い出」という枠組みの中に収まると、不思議と無理を感じません。

見終わってから、正直言って何を見たのかよく分かりませんでした。
しかし観る者をぐいぐい引っ張る何かを感じます。
普通の映画館にかかるようなフィルムではありませんが、スクリーンからエネルギーが
はじけてるような作品でした。


いい企画の上映会なのですが、上映開始時間が午後2時と6時というのは学生は
ともかく勤め人には行かれないでしょう。
せめて夜の回は、大ホールの上映会のように7時上映開始に出来ないものでしょうか。

posted by みどり at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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