
ティーファクトリー公演「路上2」@SPACE雑遊
作・演出:川村毅
出演:小林勝也、山崎美貴、伊澤勉、関洋甫、すがぽん、柊アリス
6月28日〜7月6日まで 終了しています
6月3日(木)に観に行っています。
「路上2」というタイトルからすると「路上」という作品があるようですが、前作に
ついては全く知りません。
SPACE雑遊はとても小さな会場です。
手を伸ばしたら役者さんにさわれちゃいそうです。
舞台スペースにあるのは棺桶のような細長い木の箱、そのそばには「ご自由にお使
い下さい」と書かれた立て札が。
現れた「男」(小林勝也)は、記憶喪失になっているようす。
入れ替わって「女」(山崎美貴)とその愛人らしき「もう一人の男」(伊澤勉)があらわれ、
女の夫殺害の相談をしているらしい。
「もう一人の男」が連れているのはジョン(すがぽん)。「女」が連れているのはノラ
(柊アリス)。
「男」と「女」と「もう一人の男」とジョンとノラと、路上で歯磨きをする男(関洋甫)。
小林勝也さんは、登場しただけでなんだか存在感があります。
他の出演者の方とは明らかにちがっていました。
どうやらジョンは犬でノラは猫らしいのですが、特にジョンは犬かと思っていると
人間的な振る舞いもみせるので犬?人間?のどちらなのか曖昧になっています。
こんな曖昧で変幻自在な表現が可能なのも、演劇の空間ならではのおもしろさ。
すがぽんさんは、もともとはパントマイムが専門の方なのでその表現はうまいです。
柊アリスさんは、くるくると回るダンスで機敏でしなやかな猫を表現していました。
路上で繰り広げられ、つい見かけてしまった、見てはいけない場面。
濃い内容かというとそうでもない。割とあっさりしています。
とりとめのない謎の世界をかいま見たような、そんな感じがする公演でした。
路上に何か置いて、そこに男と女と、もう一人の男を登場させて何か会話をさせれば
いくらでも話が作れそうなかんじです。
上演時間は約1時間20分でした。

