
映画「ザ・マジックアワー」@MOVIX亀有
脚本・監督:三谷幸喜
出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行、小日向文世、他
6月23日(月)のレイトショウー上映を観に行っています。
ポイントがたまっていたので使うことにして、タダで観てきました。
夜8時過ぎのレイトショー上映は1200円と通常料金よりお安くなっているから
ちょっともったいなかったのですが。
<あらすじ>
古い西洋の町を思わせる港町、守加護(すかご)。
この街を牛耳るのは手塩(西田敏行)。彼の愛人・マリ(深津絵里)に手を出して
しまった手下の備後(妻夫木聡)は手塩に捕まってしまう。
なんとか逃げだそうとして口から出任せに伝説の殺し屋「デラ富樫(とがし)」と
知り合いだと言ってしまい、手塩からデラ富樫を連れてくれば助けてやると言われる。
当然備後は約束の期日が迫っても、デラ富樫を見つけることもできない。
窮地に至った備後は、新人の映画監督の振りをして無名のアクション俳優・村田大樹
(佐藤浩市)を雇い、彼を「デラ富樫」に仕立てることにする。
村田には台本無し、セリフは即興の映画撮影と思い込ませ、手塩に会わせることにしますが・・・。
大爆笑ではなく、くすくす笑って楽しめる映画でした。
およそ日本とは思えない架空の港町・守加護。どこなく神戸か横浜をイメージさせます。
ストーリーだけ見ると、全てを映画撮影だと思い込ませるなんて無理だろうと思うのに
映画を見ていると、そんなことをほとんど感じさせません。
三谷幸喜のストーリー構成と、演出のうまさだと思います。
お話しは、最初から無理のある所から始まっているから、備後の思い道理に行くわけがなく
どんどん無理が大きくなってしまいます。
最後はどうなるんだ???と思わせますが、みごとな展開をみせてくれます。
こんなにうまくいくわけがないと、所々感じる部分もありましたが良くも悪くも勢いで
見せられた気がします。
そのせいなのか、なんだか大作を見たという感では無かったです。
おいしいんだけど、こってり油ギラギラの豚骨ラーメンではなく、和風ダシのあっさりコクの
ある醤油味ラーメン・チャーシューとメンマたっぷり付き、みたいな映画でした。
たとえが変ですね。
やはり、佐藤浩市さん演じるアクション俳優・村田大樹の存在感は圧倒的。
備後の言葉を信じ、一生懸命真面目にかっこよく「殺し屋・デラ富樫」を演じる村田は
けなげですらあります。
映画を見る前は、主人公は備後かと思ったらこれはもう村田ですね。
彼のマネージャー役の小日向文世もひょうひょうとした感じがいい。
西田敏行さんが悪役のギャングのボス役というのはちょっと意外でしたが、見ている
うちにだんだん似合っていると感じてきます。
彼の腹心の黒川(寺島進)や、手下の太田垣(甲本雅裕)も真面目なギャングという設定が
好感もてて、私はこの二人が大好きになりました。
映画の中で、村田が大好きな昔の映画として「暗黒街の用心棒」という映画が登場します。
劇中劇ならぬ、映画中映画。
古いモノクロ映画をイメージして作られた映画の断片で、谷原章介さん演じるニコは細身で、
殺し屋という感じでないですがクールな感じがいいです。
あまり書くとネタバレになってしまうのですが、コマーシャル撮影の老エキストラ役
として登場する柳澤眞一さんと、谷原章介さんはみごとによく雰囲気が似ているなと思いました。
今回観ていて一番気になったのは、深津絵里さん演じるマリ。
私にはギャングのボスと、備後をまどわす魅力的な悪女には、とてもみえないのでかなり
違和感がありました。
ちょっと美人の自分勝手なわがまま女には見えますが。
きっと三谷幸喜さんの好みのタイプなんでしょうね。
マダム蘭子を演じた役者さん、見事な厚化粧にパンフレットを見るまで戸田恵子さんとは
気がつきませんでした。


ほぼ日刊イトイ新聞 に、三谷さんと糸井さんの対談が載っていて面白かったです。ご覧になりましたか?
糸井新聞から、三谷さんで検索すれば出てきますよ♪
役者さんそれぞれ個性のある役どころでしたが、見事に演じていて凄いなと思いました。
佐藤浩市があんな三枚目が出来るとは思っていなかったので、ビックリ!
私も寺島進のファンになってしまいました。
>ほぼ日刊イトイ新聞 に、三谷さんと糸井さんの対談が載っていて面白かったです。ご覧になりましたか?
まだでした!これから観に行ってみます!
>nanakoさん
>役者さんそれぞれ個性のある役どころでしたが、見事に演じていて凄いなと思いました。
個性的な役者さんがそろい、みなさんそれぞれが味があってよかったですよね(^^)