2014年12月30日

桑原弘明展 Scope 2014 最終日

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12月27日(土)桑原弘明展の最終日見てきました。
当日は仕事があったので、それを定時で上がって急いで京橋のギャラリー椿へ向かいました。

今回のスコープ展、初日最終日を含め全12日のうち、7日足を運ぶことができました。
ここまで会期中、何回でも観ておきたいと(記憶に焼き付けておきたい)思う作家さんは
ムットーニこと武藤政彦氏と、桑原弘明氏だけです。

小さな箱のScope(スコープ)作品の内部が見られるのは一日三回。
最終日の最終回に見ることができて大満足。
もちろん桑原氏も在廊していました。

作品を見るために暗くなっていた会場も18時15分に明かりがついて、スタッフさん
お客さんから拍手が起こりました。
こんな展覧会も滅多に無い。

会期中、紙製のミニミニスコープが当たる作品人気投票が行われていたのですが
早速、抽選会となりました。
桑原氏が投票用紙を引きました。
幸運な当選者は3名で全員男性。
そのうちのお一人はなんと、抽選会を見守っていたお客さんの中にいらっしゃいました。
Facebookを見たら全日程12日間通った方だったそうです。

桑原氏が今まで制作されたスコープ作品101点の中から好きな1点を投票する人気投票。
開票後は10位までは発表されるとか。
ギャラリー椿はもう休廊になってるので年明けなのでしょうね。
これもまた楽しみです。


<2015-01-10追記>

スコープ作品の人気投票の結果、10位までが発表されました。
詳細はこちらでご確認ください。

第1位は「紺碧の鏡」
新作で毎日見ることができたし、DM作品なので当然かな。


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2014年12月27日

奈良・大阪・京都を巡る旅2014年、その7。京都市立美術館&清水三年坂美術館



10月29日(水)の午前中にサントリー山崎蒸留所の工場見学をしてからすぐに京都駅へ向かいました。


京都駅に着くと真っ先に目につくのは京都タワー。

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地下鉄に乗って最初に向かったのは、京都市立美術館。

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開催されていたのは「ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展」でした。
この展覧会は、先に東京の世田谷美術館で開催されていたのですが、行きそびれていたのでした。
わざわざ京都で見ることになるとはおもいませんでしたが、いい機会となりました。
展覧会公式サイトはこちらです。


今回の展覧会の目玉はモネの「ラ・ジャポネーズ」
修復をされてから初の世界公開ということでした。
私もモネの絵は大好きです。
文字通り、華麗な作品を堪能。
1月2日からは名古屋ボストン美術館に巡回するそうです。


京都市立美術館の向かい、京都国立近代美術館では、ジャポニスムの巨匠・ホイッスラーの展覧会が
開催中でしたが、他に行きたいところがあるし時間がないのでこのときはパスしました。
京都の後は横浜美術館に巡回するのは知っていたので、そのとき見ようと思いつつ・・・。



この後で向かったのは清水三年坂美術館。

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幕末、明治の金工、七宝、 蒔絵、薩摩焼を常設展示する日本で初めての美術館だそうです。
象牙で精緻な工芸品を作り上げた安藤録山のことを紹介したテレビの美術番組で、この美術館のことを知りました。


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開催されていたのは「喫煙具 煙管(キセル)と筒と煙草入」展
展覧会サイトはこちらです。


精緻で美しい細工の施された煙草入れなど、目に楽しい。


精巧でかつ、美しくてどこか可愛らしさも感じる安藤録山(あんどうろくざん)の作品も
再び目にすることができたのがうれしい。

清水三年坂は平日だけど人でいっぱいでした。

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すぐそばは清水寺。

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この日はこの門を見ただけで、すぐに京都国立博物館の「鳥獣戯画と高山寺展」へ向かったのでした。
で、このお話はまた後日に(^^)

2014年12月22日

「こやまけんいちのカラクリ仕掛けオルゴール箱展」&「東山魁夷と日本の四季展」

こやまけんいちのカラクリ仕掛けオルゴール箱展 箱絵本2


「こやまけんいちのカラクリ仕掛けオルゴール箱展 箱絵本2」@ビリケンギャラリー
12月13日〜27日(土)月曜休み
ビリケンギャラリーのサイトはこちら



12月13日(土)に観に行っています。
ちょっとすねたような女の子の絵が印象的な、こやまけんいちさん。
去年に引き続き、箱の中のいろいろな小さなオブジェが動くという「箱絵本」の展覧会が開催されています。

壁掛け式の薄い箱の中に、オブジェが作られてそれが音楽と共に動く。
やや稚拙な感じはあるものの、どれもかわいらしい。



この日はビリケンギャラリーを出てから、歩いて山種美術館へ向かいました。



「東山魁夷と日本の四季」展


「東山魁夷と日本の四季」展@山種美術館
11月22日〜2015年2月1日まで
展覧会サイトはこちら



日本画家・東山魁夷(1908-1999)。
その没後15年を記念して「日本の四季」をテーマに、魁夷の画業を、師や仲間の作品とともに
振り返る展覧会を開催されています。


東山魁夷は、子どもの頃初めて好きになった画家でした。
青みがかった風景の中に白い馬がいる。
この絵に惹かれたのが最初でした。



今、私が東山魁夷の絵一番すきなのは「年暮る」という、冬の京都の夜の町並みを描いた作品です。
大きな絵では無く、どちらかというと小品ですが大作に負けない魅力のある作品だと思います。
今回、この絵の展示もあるのがうれしい。

東山の師にあたる川合玉堂(かわいぎょくどう)や、結城素明(ゆうきそめい)、
同窓生にあたるの山田申吾など、さらには義理の父にあたる川崎小虎の絵の展示もあります。


規模は小さいながらも東山魁夷の業績が俯瞰できる展覧会でした。



この日はビリケン→山種美術館→恵比寿のLIBRAIRIE6、と歩いて移動したのでした。
LIBRAIRIE6での「大月雄二郎展」の感想はすでにこちらに書きました。

ビリケンから山種に移動する途中のイチョウ並木もきれいでした
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そして山種から恵比寿駅に向かう途中の、こんなところに猫を見つけたのでした。

恵比寿駅近くの猫1


恵比寿駅近くの猫2
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2014年12月20日

「大月雄二郎 道」


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「大月雄二郎 道」@LIBRAIRIE6
12月5日〜12月21日まで 
展覧会サイトはこちら



12月13日(土)に観に行っています。
この日は、ギャラリー椿で桑原弘明展を観てから、表参道に移動。
ビリケンギャラリー、山種美術館、LIBRAIRIE6の三つのアート施設を歩いて回りました。


恵比寿駅に近いLIBRAIRIE6(りぶらりーしす)は、この展覧会を持っていったん終了。
建物が老朽化のため取り壊しになるのだそうです。
来年3月には今までの場所に近い場所に新たにオープンするのだそうです。

今の場所にLIBRAIRIE6ができてから約5年になるそうですが、私がここを知ったのは
約2年前でした。
そのときは、なんでもっと早く知らなかったのだろう?と、思ったものです。
古びたマンションの一室がギャラリーになっていますが、その場所の雰囲気もいいし、
気さくで気持ちのよいオーナーさんとの会話も楽しみなところになりました。

展覧会は現代作家さんのアートで開催されることが多い。
アート作家さんや、フランス文学者の巖谷國生(いわやくにお)氏のトークイベントも
何度も開催され、私も何度か参加してとても楽しかったです。

この場所でのLIBRAIRIE6の最後の展覧会は大月雄二郎さんの作品展。
大月さんの展覧会は何度かここで、開催されてるようです。
以前初めて見たときは、正直言ってあまりよくわからなかったのですが今回、ご本人とお会いして
すっかり見方が変わりました。

今回のギャラリー内です。

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観に行ったとき、ギャラリーのオーナーさんからもう少しで大月さんが戻ってくるから・・・
とのことだったので待たせてもらうことにしました。
少ししてお茶から戻ってきた大月さん。
お話をしたわけではないのですが、顔があったとたん、にこーっと
何ともいえないいい顔で「こんにちはぁ!」と声をかけてくださって、これだけでいっぺんで
ファンになりました。
私って単純だ(^◇^;)
飾らない気さくなお人柄。
作品も一見素朴で、なんだかおおらかな雰囲気があるなと感じるようになりました。

この方が大月さん!
もちろんブログへの写真掲載は、ご本人のご了解済みです。

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今の場所での最後のLIBRAIRIE6、見納めをしてみていただきたいです。


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2014年12月19日

桑原弘明展 Scope 2014&プレビュー

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桑原弘明展 Scope 2014 @ギャラリー椿
12月13日〜27日まで(日曜祝日は休廊) 作品公開時間 13時半〜、15時半〜、17時半〜各約45分間
展覧会サイトはこちら



毎年12月のお楽しみの桑原弘明氏のScope(スコープ)展。
銀座のスパンアートギャラリーとギャラリー椿で交互に開催されますが、今年はギャラリー椿です。

一見小さな箱、その中をのぞくと広がりのある世界が見える、そんな精緻を極めたオブジェを作られています。


Scopeを作られてから今回の展覧会でちょうど100個目となるそうです。
正確には今回展示されている新作は98個目から101個目になるのだそうです。

それを記念しての展覧会。
2006年からのScope作品を所蔵している方からお借りして、この旧作約50個の展示もされています。
(事情あり2006年からの作品がすべて集まってるわけではない)
それ以前の作品については、50個目の作品を作られたときに旧作を集めた展覧会が
すでに行われたのだそうです。

旧作については日替わりで4個ずつの展示。
小さなミニスコープ作品も作られていて、これについては4個でそろって過去の展覧会で公開されましたが、
ミニスコープ4個で通常スコープ1個と計算するそうです。


とにかく、美しい。
箱にある「穴」にペンライトで光を当てると、当てる位置によって中の景色が変わります。
こればっかりは見ないとわからないので、今の時期一押しのおすすめ展覧会です。

箱の中のオブジェはその大きさはミリ単位で作られいます。
そのため、制作するための道具からご自分で作るのだとか!
どの作品をみても、何度見ても飽きない美しさと不思議さが詰まっています。

飽きないのは、のぞいた内部の世界に物語の断片を感じるからだと思います。
雪の積もった街路、窓から外にこぼれる光、かつては人がいたはずの廃墟となった教会、
壁に映った影が人だったり、天使のようだったり・・・と。


新作の感想を少々。


DMの作品は「紺碧の鏡」
廃墟になった教会なのか、朽ちた建物が見えます。
向こうに見える青空と雲、下の水面の輝きが美しい。


「innocent」
白い扉の部屋が見える。
ひびの入った鏡、光の加減によって鏡に腕が映る。天使の腕?
天使がどこかにいるらしい。
こんな風に「見えない」もどかしさも、作品の魅力の一つになっていると思うのです。

「混沌」
洞窟のようなところから向こうの景色が見える。
遙か向こうに滝がかすんで見える。
かすんで見えるようにガラスがはめ込まれているらしい。
光を箱の下から当てると、箱の中の水面に星空が映るのがとてもきれいです。


「レクイエム」
古い教会の内部らしい。
大きな十字架が見えます。
十字架の中央が小さく青く光りますが、サファイアがはめ込まれているそうです。
光の加減で夜の教会になり蝋燭が光るのが美しい。









今回は、私も持っているScopeをお貸ししました。

初日は13日ですが前日の夜に、招待客のみのプレビューが行われました。
招待されたのは今回所蔵作品を貸し出しした作品オーナーの方々。
展覧会では一日4個しか展示されない旧作がすべて見られるとあって、私も12月になってからワクワクしていました。


プレビューの様子をちょっとご紹介。

ずらっと並べられたScope。

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こちらはScopeでは無いけれど、桑原氏が制作されたオブジェ。
見たい、見せたいが、作品オーナーの心理。もちろん私も含めて(^_^;
ギャラリーから依頼された訳ではなく、持ち寄った桑原作品です。
作品が納められた木の箱も、桑原氏のお手製。

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大切な作品なので、手袋をして作品を持ちます。
向こう側の眼鏡の男性が桑原氏です。
(写真掲載は、ご本人の了解を得ています)
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プレビューの後は、旧作はこのようにまとめられました。

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旧作品の公開スケジュールはこちらで紹介されています。

旧作は、この機会を逃すと二度と見られないので私もできる限り足を運ぶつもりです。



<2015-01-08追記>

プレビューの翌日は展覧会初日。

桑原氏がその場にいなかったプレビュー時。
初日展示の作品4点が、壁に展示されましたがなぜか作品名のプレートがついてない。
不思議に思ってギャラリースタッフさんに聞いてみたら、作品名がわからないので
桑原さんが来たら聞いてみます、とのこと。

そうか、Scopeはどれも四角い箱なので確かに区別が難しいかも。

会場にいた各作品のオーナーさんが、それぞれの作品名を言うとスタッフさんから「すごいですね」って
言われたけれど「自分の(所有)作品だからわかるんです」とは、オーナーさんたちの共通発言でした。

posted by みどり at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

奈良・大阪・京都を巡る旅2014年、その6。サントリー山崎蒸留所工場見学

奈良・大阪・京都を巡る旅2014年、その6。サントリー山崎蒸留所工場見学(ガイドツアー)
サントリー山崎蒸留所の公式サイトはこちら


10月29日(水)大阪で劇団維新派の野外劇の千秋楽公演を観た翌日は、京都に立ち寄ってから
千葉県の自宅に帰ることにしていましたが、その前にサントリー山崎蒸留所(住所は大阪府)に行ってみることにしました。

サントリー山崎蒸留所では一般向けの工場ガイドツアーが行われています。
参加費は無料。

数年前にも行ったことがあるのですが、もう一回参加してみたくなったのです。
事前申し込み制。
人気のツアーらしく土日は早いうちに満席になっています。
今回も事前にネットで申し込みをした時、希望日は平日なのに空席が2席しかありませんでした。



大阪駅から京都駅へ向かう電車に乗ってJR山崎駅下車。
京都駅の数駅手前です。

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歩いて行くと見えてきたサントリー山崎蒸留所。

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まずは受付に行って手続きを。
このときもらったお土産のグラスです。

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ツアー開始は10時なのでそれまで「山崎ウイスキー館」に行って中を見学。
ここでサントリーの歴史、つまりは日本のウイスキーの歴史の紹介を見てきました。
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サントリーの創業者の鳥井信治郎さん。
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最初は「赤玉ポートワイン」の販売をされたそうです。
これは今でも有名な「赤玉ヌードポスター」

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日本初のヌードポスターで、「赤玉ポートワイン」の宣伝用に組織したオペラ劇団・赤玉楽劇団で
プリマを務めた松島恵美子さんがモデルだそうです。
このポスターはドイツで行われた世界ポスター展に出品され第1位を獲得。1922年制作だとか。



10時からガイドツアー開始。
一人で参加、友人同士で参加、家族で参加されてる方などいろいろいる様子。


発酵室。
発酵桶は、ステンレス製と木製があるらしい。

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蒸留室は一部工事中と言うことで入れませんでした。
ちょっとわかりづらいですが金色に光っているのが蒸留装置。
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モルト原酒の貯蔵庫。
ただしここはあくまでも一般見学用の貯蔵庫らしいです。

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見学中に、外も歩きます。

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最後は楽しい試飲会。
お水、サントリーウイスキー山崎、ウイスキー白州の確か水割り。
お子さんや、アルコールが飲めない方のためにはソフトドリンクが用意されていました。
おつまみ付き。
ウイスキーもおつまみも、この後のグッズ売り場で販売されていました。

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自分へのお土産にミニチュアボトルのセットをついつい購入。
アルコールは弱いのですが、ボトルの形が楽しいので。

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ところでサントリー山崎蒸留所のそばに神社があります。
前回ここに来たとき、気になりつつも時間が無くてスルーしたのでした。
今回こそ、ちょっと行ってみたい。

で、行ってみました。

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この写真ではわかりにくいですが、手前に見えるのは能舞台。
そのすぐ後ろ、数メートルしかはなれてなくてすぐお社がたっている、という
不思議な配置になっているのでした。

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サントリーの製品に「サントリーローヤル」がありますが、ボトルのデザインは
この神社の鳥居がモデルになっているのだそうです。
ミニチュアボトルのセットにも入ってる(^^)
こちらのサイトでも詳しい解説がされていました。




この日は、この後京都駅へ向かいました。
京都市美術館や京都国立博物館の「鳥獣戯画と高山寺」展を観に行ったお話は、また後日に。

2014年12月10日

映画「神さまの言うとおり」


映画「神様の言うとおり」


映画「神さまの言うとおり」@MOVIX亀有

監督:三池崇史 原作:金城宗幸 ART:藤村緋二 脚本:八津弘幸
製作:市川南 
映画公式サイトはこちら



11月16日(日)に観に行っています。
原作漫画のことは全く知らなかったのですが、これはおもしろかったです。

高校の教室に突然現れたダルマ。
子どもの時のように「ダルマさんが転んだ」が始まり、動いた生徒たちが次々と殺されていく。
いったい何が始まったのか。


全く予想のつかない展開に引き込まれてしまいました。
冒頭の場面で飛び散る血の代わりに、赤いビー玉が飛び散る表現はなかなかスマートではないか、と思いました。


子どもの遊びのようなゲームに強制的に参加させられる高校生たち。
次々にあっけないほど簡単に殺されてしまうのは、まさにゲームのよう。
先ほどスマートと書きましたが、やはり表現は過激です。

ところでチラシデザイン、ちょっと失敗ではないですか?
原作を知らない私など、映画タイトルが「ダルマさんが殺した。」かと思ってしまいましたから。

出演者では、主人公ではないものの、神木隆之介演じる「天谷武」の不敵な雰囲気が印象的でした。




映画を見てから原作漫画が読んでみたくなり、家の近所のネットカフェに約二年ぶりに行ってみました。
ほぼ原作通りの展開だったのですね。

数年前にヒットした漫画だそうなので、結末までここで書きますが読んでびっくり。
映画で感じる以上に、高校生たちは簡単に殺されてしまう。
それぞれの登場人物は、その生い立ちが細かく描かれある程度、こちらが感情移入するのに
その数ページ後にはあっけなく殺されてしまう。
まさにただのゲームの駒ではないですか。
そして物語は、この後はどうなるんだ?というところで肝心の主人公が死んでしまうなんて。

その後、第二部という形で、当初の主人公たちが生きていたときと同じ頃、別の場所で起こって
いるもう一つのバトルが描かれていました。
一晩(約5時間)で、一気にここまで読んだところで気が済んで1200円支払ってお店を出ました(^_^;


映画は続編ができそうな感じで終わりましたが、もし続編がつくられるならやはり漫画から映画化された
「GANTZ(ガンツ)」のように、映画なりのラストがつくのでは?と予想しています。

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2014年12月09日

映画「チョコレートドーナツ」



映画は週に1,2本は見ているのですがブログでご紹介してないのでごく最近観た作品について。
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映画「チョコレートドーナツ」@渋谷 アップリンク
監督・脚本・製作:トラヴィス・ファイン  脚本:ジョージ・アーサー・ブルーム
出演:アラン・カミング、ギャレット。ディラハント、アイザック・レイヴァ、他
映画公式サイトはこちら


12月2日(火)に観に行っています。
春に劇場公開されていて気になりつつも、見逃していた映画。
アップリンクでアンコール上映がされていたので、早速行ってきました。


ドラッグ中毒の母が、障害のある息子・マルコを養育放棄。
母親が服役することになり、たまたま同じアパートにいてそのことを知ったゲイのカップルが、
マルコを引き取ろうとするが様々な偏見がそれを阻む。

実際にあった話を元に作られているそうです。
ダウン症で太って近眼の少年マルコ、ゲイバーで働くゲイのルディとその恋人で弁護士のポール。
この設定だけきいたら、きっと引いてしまうと思うのですが物語はそんなキワモノでは無く、
かといって劇的な感動作、という風でもないごくシンプルなものでした。

最初は、マルコを引き取ったゲイのカップルとの平凡でも幸せな生活が描かれますが
それが「社会的に見て健全なのか?」というその当時の「一般常識」から、壊されて
しまう様子は見ていて心が痛みます。
マルコにとって、何か一番いいことなのか?
それが問われないままでおわってしまうのですから。

最初は表情の無かったマルコに、笑みが浮かぶのがとてもかわいいな、と思うようになるのも
この映画の演出のうまいところでしょうか。
ゲイバーで働くルディの笑顔もいい。
恋人のポールがまじめな弁護士というのも、いいコンビになってる気がしました。

映画でのマルコのラストは、あまりにも悲しい物でしたが、ルディが小さくても自分の夢を
実現している様子に救われるものがありました。

すっかり気に入ったこの作品。
もう一度見たい!とおもったのですが、東京までの往復の交通費と入場料を考えたら・・・
で、ブルーレイを買ってしまいました(^◇^;)


評判がよかったのか当初は12月5日までの上映だったのが、12日まで延長されています。
ビデオもすでに発売されていますが、できることなら映画館という空間で観ることをおすすめします。











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2014年12月08日

奈良・大阪・京都を巡る旅2014年、その5。番外編、宝塚市・清荒神清澄寺へ




10月28日(火)宝塚大劇場で宝塚歌劇団の公演を観てから、ここからも近いらしい鉄斎美術館へ行ってみようと向かいました。


日本画家の富岡鉄斎。
その作品が多数収められた鉄斎美術館のことは、観光のガイドブックを見て知ったのが数年前のことでした。
鉄斎美術館は、清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)の中にあるらしい。
清荒神清澄寺の公式サイトはこちら


初めて降りた、阪急清荒神駅。

清荒神駅


参道らしい道を歩いています。

清荒神清澄寺へ

平日の夕方なので、歩いている方もほとんどいません。

この先を行けばいいのかな。
あ、これは神社だ。
さすがに引き返してます!

清荒神清澄寺へ2


美術館の閉館時間も迫っていたので、気持ちも焦り出しました。
道に迷っている暇はない。
スマホの地図を見て、ガイドを頼もう。



後から考えたら、参道を素直にまっすぐ歩いて行けばよかったのですが、そもそも人が歩いてないし、
お店も少ないし、道もとっても狭い。
私の頭の中にある「参道」とは思えない細さだったので、横道にそれさんざん遠回りをすることになるのでした。




地図の道案内の通り歩いて行ったら、住宅地の中までいって、どう見てもお寺のある感じではない。
かなりの高台に来ました。
向こうの先が清荒神駅のある方向。

清荒神清澄寺へ4


スマホの道案内も、なぜか鉄斎美術館を示す場所があるのに、住宅地の中の同じ場所をぐるぐる
まわる案内しかしなくなりました。
どういうこと???

地図が示すのは、そのとき私がたっている場所の少し先を示す。
だけどそこまでたどり着く「道」がないじゃないか!

後でわかりましたが、鉄斎美術館は実際、「少し先」だったのです。
この景色の右の遙か先にあったらしい。

清荒神清澄寺へ5


だけどそこまでいく「道」はない。翼があれば飛んでいけるけど。
なんでこんな変な道案内になったんだろう?

結局、もう一度駅まで戻ることにしました。

このあたりは土地の高低差がものすごいです。
崖っぷちに家が建っている感じです。

清荒神清澄寺へ7



ある場所のお家は三階建て。
三階の部分が玄関で小さな駐車スペースもある。
一階部分にも玄関があるらしい。

清荒神清澄寺へ6



道もとっても狭い。

清荒神清澄寺へ8


清荒神清澄寺へ9


このあたりの風景、どこかに似てる。
どこだっけ・・・・と、思い出したのは去年行った瀬戸内の小さな島の中の風景でした。


いったん駅まで戻って、もう一度ちゃんと表示を見ながら参道を歩いて行きました。
最初からこうしてれば・・・。
地元の方からみたら、あんなところでどうやったら迷うの?!と、思われるでしょうね。


参道らしく出店もあるけど、もうどこも店じまい。
もう夕方4時を過ぎていました。

清荒神清澄寺へ10


たどり着いた清荒神清澄寺。

清荒神清澄寺へ11



とっても広くて立派です。

清荒神清澄寺へ12


清荒神清澄寺へ13


清荒神清澄寺へ14




この写真の右奥に鉄斎美術館がありますが、残念ながら閉館時間を過ぎてしまいました。
清荒神清澄寺へ17


清荒神清澄寺へ15


清荒神清澄寺へ16


これが全体図。

清荒神清澄寺へ18



この後は、大阪市内へ戻り劇団維新派の千秋楽公演を観てきました。

またいつか宝塚市に行くことがあれば、そのときはぜひ鉄斎美術館に行ってみたいです。

そして翌日は京都市へ向かい、サントリー山崎蒸留所の工場見学や、京都国立博物館の
「国宝 鳥獣戯画と高山寺展」を観に行ったお話は、また、後日に。

2014年12月06日

シスカンパニー公演「鼬 (いたち)」



シスカンパニー公演「鼬 (いたち)」


シスカンパニー公演「鼬 (いたち)」@世田谷パブリックシアター
作:真船豊  演出:長塚圭史
出演:鈴木京香、高橋克実、江口のりこ、白石加代子、他


12月1日(月)の初日公演を見に行っています。
高橋克実さんや白石加代子さんなど、芸達者な方々が出演なのでチケットを取りました。
白石加代子さんは、個性に強い方なのでちょっと苦手なのですが。


昭和の初め(実際の舞台をみていると、明治の中頃か終わりか?と感じましたが)の東北のとある村が舞台。
老婆のおかじ(白石加世子)が守る古い家。
出戻り娘のおしま(江口のりこ)は夫が刑務所行きで荒れて酒浸り。
頼りの息子は南洋に出稼ぎにいっている。
ろくな価値もないおかじの古い家を狙う人々がいるのは、その「土地」に訳があった。

前半は様々な登場人物が次々現れては、怒鳴り合い、いがみ合いが続くので、
とにかく観ているのがしんどかった。
後半になって、ようやく物語が動き出しておもしろくなった、と思ったところで終わるので
ちょっともったいない感じ。


白石加代子さん演じる、おかじばあさん、借金だらけ。
でも、今は意地だけは張っててその気力で生きてる感じ。
こんなばあさんが演じられる方は、この方ぐらいしか思い浮かびません。

江口さん演じるおしまは、へらずぐちばかりたたく飲んだくれ。
見ていてい実に、憎たらしいのでこれは「うまい」と言うことですね。

鈴木京香さん演じる、おとりは今は羽振りがいい。
悪知恵の働く、きっぷのいい姉さん風なのがいい感じ。

高橋克実さん演じるばあさんの息子は「おとり」から金借りて見栄だけ張ろうとする
しょうも無い息子。
でもいまいち、高橋さんの魅力が発揮されてない感じでした。

上記の方々以外にも、峯村リエさん、佐藤直子さんもよく、女優陣の魅力が光る公演だった気がします。
posted by みどり at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする