2014年06月07日

「関数ドミノ」「ビッグ・フェラー」

イキウメ公演「関数ドミノ」


イキウメ公演「関数ドミノ」@シアタートラム
作・演出:前川知大
出演:濱田信也、安井順平、他


5月29日(木)に観に行っています。
面白かったです。
自分ではそれと気づかず、願い事を実現させる能力を持つ「ドミノ」の存在を証明しようとする人々。
本当のドミノは誰なのか?、といお話。

前川知大さんの書く話は、日常生活を舞台にしていながらちょっぴり奇妙なSFになっていて面白い。
最近は、劇団以外にも脚本を書いていて、それも観に行ったことがありますが、面白かった。
ちょっと目の離せない、作家さんです。







「ビッグ・フェラー」


「ビッグ・フェラー」@世田谷パブリックシアター
作:リチャード・ビーン  演出:森新太カ
出演:内野聖陽、浦井健治、明星真由美、町田マリー、他

6月3日(火)に観に行っています。

出演者陣にひかれて行ってきました。
出演者の名前だけ見たら、ミュージカルが始まってもおかしくないくらいです。
しかし、今回はストレートプレイ。

予備知識ゼロでは前半話がさっぱりわかりませんでした。
登場人物達は、何について語っているのか、何を問題にしているのか、何が共通の関心事なのか?
休憩中に配布物読んで、アイルランド共和軍とか頭に入れてなんとか理解することができました。
なので、開演前に目を通しておくことを、お勧めします。

ある特殊な指命を帯びた男達のドラマ。
人間の深い物語とかあるのでしょうが、私にはとてもそこまで理解できなかった。
カヂガチのストレートプレで、観ていてとてもつかれました。

それぞれお目当ての役者さんがいるのでしょう、とても固い内容とは裏腹に
やたら女性客の多い会場でした。
posted by みどり at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「酒と涙とジキルとハイド」「テンペスト」

感想を書きそびれていた演劇公演について。
すでにツイッターで書いた感想に少しだけ書き足しをしてます。

「酒と涙とジキルとハイド」



「酒と涙とジキルとハイド」@東京芸術劇場プレイハウス
作・演出:三谷幸喜
出演:片岡愛之助、優香、藤井隆、他



4月22日(火)に観に行っています。
三谷幸喜さんの作・演出、という事だけでチケットを取りました。
スティーブンソンの小説「ジキル博士とハイド氏」をベースにしつつも、
まったく違ったお話になっていました。

薬を飲むと、人格が変化するというのがモチーフというかキーワード。
二人の男性のお話かと思ったら、一人の女性の自立の物語になっていた。





「テンペスト」 2014年 新国立劇場公演


「テンペスト」@新国立劇場 中ホール
作:シェイクスピア  演出:白井晃
出演:古谷一行、他



5月30日(金)に観に行っています。

大小の段ボール箱が置かれた舞台。とこか宅急便の中継地を連想します。
箱の移動で物語の景色は自在に変化する。
mamamilkというグループによる生演奏の音楽も静かで良かった。

裏切りにあって、海に流されたプロスペローが相手に復讐をし、さらには娘の
行く末を心配して結婚相手も見つけてやろうとする物語。
復讐譚のような重苦しく暗い話ではなく、どこかおとぎ話のような楽しいお話です。

プロスペローに古谷一行さん、娘のミランダ役に高野志穂さん。
プロスペローに仕えるエアリエルは、なぜか車いすに座った姿。


観に行った日は、終演後白井さんとエアリエル役の碓井さんとの対談がありました。
碓井さん、エアリエル役をやると聞いてから少し体を鍛えることにしたら
車いすでの演技だったのでびっくりしたらしい。
ですよね、そりゃ(^◇^;)

posted by みどり at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月06日

没後50年「松林桂月展 水墨を極め画中に詠う」


没後50年「松林桂月展 水墨を極め画中に詠う」



没後50年「松林桂月展 水墨を極め画中に詠う」@練馬区立美術館
4月13日〜6月8日まで
展覧会サイトはこちら



6月5日(木)に行ってきました。

日本画家の松林桂月(まつばやしけいげつ 1876−1963)、その名前はあまり知られていないような気がします。

私が初めてこの方の絵を知ったのは中学生の時。
その頃なぜか学校にいろいろな絵画ポスターを販売する方が来るときがあって、その時
今回のチラシにも使われている「春宵花影」に目がとまって買ったのでした。

しかしその後、作者のことを知ることが全くなく、東京国立近代美術館に所蔵されている
のが、分かった位でした。


今回は約30年ぶりの回顧展だそうです。

行ってみると、桂月さんの奥さん(松林雪貞 まつばやしせってい)も日本画家だと
わかり、雪貞さんの作品も展示されていました。
絹に描かれた薔薇の木や菊。葉っぱと花の表現がとても繊細で美しい。
初めて知った作家さんでした。

桂月さんは、墨絵で有名な方のようですが、もちろん色鮮やかな作品も。


お目当ての「春宵花影」はなんと、残念ながらありませんでした!
5月11日までの展示だったのです。

後から購入したカタログを読んで、知りましたが「春宵花影」というタイトルの作品は3点あるのだそうです。

昭和初期に描かれ、掛け軸に仕立てられた作品が1点(個人蔵)。
私が行ったとき、展示されていたのはこれでした。
最初観たとき、私が知ってる作品となんかちがうなあ・・・と、思ったのですが
それもそのはずでした。



昭和14年にニューヨーク万国博覧会に出品するために描かれた作品(後に東京国立近代美術館に寄贈)
これが今回チラシに使われている作品。

昭和19年に描かれた作品(下関市美術館所蔵)

これ以外に「春宵」と題された、月と桜が描かれた作品もあるとか。




前置きが長くなりましたが「春宵花影」は大好きな作品です。
朧月、夜桜。
よく見れば桜の花は、花弁すらはっきりとは描かれてないのに、フンワリと
優しい「花」を感じます。
墨絵なのに、これだけ深い味わいのある表現ができるとは。

カタログにはこの作品にまつわる、いろいろな事が書かれているのですが、まだ
さっと目を通しただけなので、これからじっくり読むのが楽しみです。
posted by みどり at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」

cavaオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」 2014年



オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」@新国立劇場 オペラパレス
指揮:レナード・パルンボ
演出:ジルベール・デフロ
キャスト、物語の詳細はこちらの公演公式サイトをご覧下さい





5月14日(水)と5月27日(火)の2回、共にB席で観に行っています。
当初は一回だけのつもりだったのですが、初日公演を観てそのすばらしさに
是非また観たいと、行ってしまいました。
新制作、ということで新たな演出での公演らしかったですが、奇をてらったものではなく
オーソドックスなわかりやすい、観やすい演出の公演だったと思います。

それぞれ上演時間約90分ほどの短編オペラ二本立て。
お目当ては「カヴァレリア・ルスティカーナ」の方でした。
マスカーニ作曲のこのオペラ、間奏曲がとても美しく、大好きな楽曲です。
最近この曲は学生の演奏コンクールの課題曲になっているらしく、YouTubeを検索すると
多数の演奏映像がアップされていました。


フルートでこの曲を演奏されている方の映像があり、とても素晴らしかったので
リンクを張っておきます。




「カヴァレリア・ルスティカーナ」は当初は、間奏曲しか興味がなかったのですが
何度も聴くうちに全体の楽曲もどれも美しい、と感じるようになりました。
物語の舞台が、復活祭の華やかな日なので、曲がきれいなのも当たり前?なのかも知れません。



「道化師」も当初は「カヴァレリア・ルスティカーナ」のオマケで、観てる気分でしたが、
何度も観るうちに恋する思いを切々と歌う曲が、やはりとてもいいなと感じるようになりました。

ちなみにこのオペラのDVDをもっているもんでf(^ー^;


さて楽曲はとてもきれいなのですが、二作品とも物語は男女の愛憎劇でどちらも最後に誰かが殺される
という、身もふたもない、アマリにもあんまりな展開で、初めて知ったときはがっかりしたものです。
まあ、オペラはこんなもの、と最近はちょっと慣れてきました。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」は日本語に訳すと「田舎の騎士道」だそうです。
復活祭の日、二人の男性が決闘をすることになります。




こちらは、今回の公演の様子。
新国立劇場の公式映像です。





「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、「道化師」或いは「ジャンニ・スキッキ」と二本立て
で上演されることが多いようです。



「道化師」、新国立劇場の公式映像です。
こちらのオペラは以前は、「カヴァレリア・ルスティカーナ」のオマケで観ていたような
感じでしたが、何度も聴くうちにとてもきれいな楽曲だと感じるようになりました。




それにしても新国立劇場のサイトは、以前より変わって、なんだかとても見づらくなった。
見たい情報がどこにあるのか分かりづらく、とても使いづらいです。


posted by みどり at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする