2014年05月31日

前原冬樹展「一刻 失われゆく時が蘇る」

前原冬樹展「一刻 失われゆく時が蘇る」


前原冬樹展「一刻 失われゆく時が蘇る」@ Bunkamura ギャラリー
5月28日〜6月4日まで
展覧会サイトはこちら


5月28日(木)に東京国立近代美術館の後で寄っています。

前原さんのことは、今年3月の個展で初めて知りました。
ツイッターで「すごい」との評判を観て、行ってきたのでした。

今回は、3月の個展にもあった作品の他、鉛筆画、さらに作品制作の為の道具の展示、
前原さんが出演したTV番組の映像の紹介もあり、とても見応えがありました



展示されているのは板に張り付いて朽ちたような、カマキリ。
「目」が付いた革張りの本。
お皿の上の食べかけのサンマ・・・・。
錆びだらけの金属製の板。
知らないで初めて観た方は、これが何を展示してるの?と思われるかと思います。

これ全て、一本の木から彫って作られた作品。
釘で打ち付けられたように見えたり、縫い目のあるトランクに見えたりしますが全て一本の木から
削り、彫られさらに油絵の具で彩色して作り上げるのだそうです。

映像を見ても、最初は木のかたまりをのこぎりで切るけれど、だんだんと彫刻刀で
削り、最後の方では彫刻刀でこすって、粉が出てくるようになる。
そういう作業をされていました。

木で現実を写し取る?
時には現実にはない、物も表現する。
木材にいきなり目があり、観ているうちにその目がギョロッと動き、こちらを睨んで
きそうで怖くなってきました。

前原さんにとって、なぜ材料は「木」なのか。
なぜ本物そっくりにしないと、気が済まないのか
もし、お会いすることがあれば、是非伺ってみたいです。



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「映画をめぐる美術 マルセル・ブロータースから始める」展

「映画をめぐる美術 マルセル・ブロータースから始める」展



「映画をめぐる美術 マルセル・ブロータースから始める」展@東京国立近代美術館
4月22日〜6月1日まで
展覧会サイトはこちら


5月28日(木)に観に行っています。

「映画」そのものではなく、「映画」をめぐる美術。
「映画」を読む展覧会。
と、いう説明がありますがなんだかよく分からない。

マルセル・ブロータースという映像作家さんも、今回初めて知りました。
展覧会場の最初に出会うのが彼の作品。
数分の短い物ばかりで、レトロな雰囲気にサイレント時代の映画かと勘違いします。


よく分からないものの、会場はいくつかのコーナーに分かれて様々な映像作品が
観られるようになっていました。

印象に残った作品について少々。



ピエール・ユイグ作「第三の記憶」

映画「狼たちの午後」のモデルになった、銀行強盗事件、その実際の当事者が
とくとくと「その時」の様子を得意げに説明している映像はそれだけでも興味深い。
この元犯人は、当時の記憶と映画で観た場面が、明らかにごっちゃになっている
けれど本人だけはそのことに気づいていない、のですから。
事件当時の新聞記事(ポスターか?)が壁一面に展示もされています。
映像、ポスター全て合わせて一つの作品らしい。
ここで、映画をみて、映画のことを読んでいますね。



田中功起作「ひとつの詩を五人の詩人が書く」

これは約68分もあるのにすっかり見入ってしまいました。
タイトル通り、集まった五人の詩人が詩の共同制作をする様子を撮したドキュメンタリー。
集まった五人が、まずどういう作業をしていくかの相談から始まって、一行ずつ
詩を書いて次の人がさらに、その後を引き継ぎ一行書き足していく。
さらに書いたものを削除していき・・・。
書いている手元を撮すわけではなく、円卓に座った五人の回りをカメラが動いて彼らの
表情を順に追っているだけなのに何故かまったく飽きませんでした。
映像作品だけど、一つの「詩」を共同で作り上げ行く様子がとても面白かったです。





アイザック・ジュリアン作「アフリカの亡霊」

一部屋の三面に映し出されているアフリカの街、風景は同じ場所を撮しているけれど
微妙に角度と時間がずれている。
時折、ダンサーが現れて踊り、スタイルの良い女性モデルが歩いていく。
どこか詩的。




やなぎみわ作「グロリア&レオン」
「グロリア」と「レオン」二つの映画を部屋の二面を使って、女子高生の語る
セリフで見せていく約25分の作品・・・らしい。
時間がなくて全部は観られませんでした。


あれこれ観ているうちに、やっと「映画をめぐる美術」という意味が分かってきました。
「映画」もしくは「映像」をキーワードにしたアートの数々、といったとこでしょうか。


展覧会を観るために2時間はとろうと出かけたのに、とても足りませんでした。
数分の作品から、1時間を超える物もあるので一日で全部観ようとしたら
3,4時間は取らないと無理だと思います。

なので、今回の展覧会は当日に限り会場の出入り自由。
また展覧会の半券を提示すれば、後日割引もあるそうです。


スマホ、アイフォン等を持っていけば会場でオーディオコメンタリーを聴ける
作品もあります(イヤホン、ヘッドフォン使用して音が出ないようにする必要有り)
ぜひ時間に余裕をたっぷりとって、行くことをお勧めします。
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2014年05月30日

「高橋真琴個展 真琴のあけぼの草紙 和の姫君たち」

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「高橋真琴個展 真琴のあけぼの草紙 和の姫君たち」@ギャラリー向日葵
5月27日〜6月7日まで
高橋真琴公式サイトはこちら


5月27日(火)初日、早速行ってきました。
少女画ひとすじ60年の高橋真琴さん。
今年も愛らしい少女達の絵がたくさんありました。

今年のテーマは「和の姫君」ということで、日本のお姫様。
DMの少女は、日本と言っても飛鳥時代の少女を思わせます。


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こちらは平安時代の少女。
枕草子をモチーフにした、春、夏、秋、冬、の4つテーマで愛らしい少女が描かれていました。



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もちろんそれだけではなく、金髪の愛らしい少女達もいました。



今年もお元気な高橋真琴先生にお会いできました。
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会期中、毎日ではないようですが在廊されているようです。

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2014年05月27日

「描かれたチャイナドレス展」「横田尚展」「真条彩華展」

5月22日(木)に展覧会をハシゴしています。

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「描かれたチャイナドレス 藤島武二から梅原龍三郎まで」展@ブリジストン美術館
4月26日〜7月21日まで
展覧会公式サイトはこちら

1910年代から1940年代にかけて、日本人洋画家が描いた中国服を着た女性の絵ばかりを集めた展覧会です。
当時、身近な外国として中国に画家たちの目が行っていたようです。
絵だけでなくチャイナ服の展示もありました。

企画展のほかにコレクション展も見ることができます。
なかでも今回はロートレックの「サーカスの舞台裏」という作品に目が留まりました。
(リンク先は美術館のサイトです)
はじめてみるような気もしますが、そんなはずないような気もします。
ロートレックの絵は正直言って大の苦手なのですが、この絵は違うなと感じます。
モノクロの画面に馬と、道化師、女道化師(軽業師か?)、そして興行師なのか帽子の男性が描かれています。
馬の後ろから差し込む光の加減がきれい。
馬の顔もとても優しげです。




「描かれてたチャイナドレス」展のチラシが、すでに見てきたもう一つの展覧会とそっくり。
会期が終了していますが、感想も書きそびれていたのでちょっとご紹介します。



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「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」展@Bunkamura ザ・ミュージアム
4月4日〜5月25日まで(終了してます)
展覧会サイトはこちら

このチラシの女性が見たくて行ってきました。
この絵のほかにはボッティチェッリの「キリストの哀悼」が興味深かったです。
ボッティチェッリのこの作品ははじめて知りました。





さて5月22日はブリジストン美術館のあと、京橋のギャラリーにも寄っています。


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「横田尚展」@ギャラリー椿
5月10日〜5月24日まで(終了しています)

大きな瞳の少女が印象的。
なぜか回りに金魚が浮遊していたり、明るい色彩と独特の開放的な世界観がよいです。



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「真条彩華展」
@ギャラリー椿 GT2
5月10日〜5月24日まで(終了しています)
今回はじめて知った作家さん。
紙や絹に日本画の手法で描かれているらしい。
行った日はご本人が、いらしたのでいろいろお話をうかがうことができました。

DMに使用されている妖しい女性像もいいのですが、花を描いた作品に目が惹かれました。
posted by みどり at 01:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月23日

「万獣(まんじゅう)こわい」

「万獣こわい」


「万獣(まんじゅう)こわい」@PARCO劇場
作:宮藤官九郎  演出:河原雅彦
出演:生瀬勝久、池田成志、古田新太、小池栄子、夏帆、小松和重
公演特設サイトはこちら(公演終了しています)


4月のことですが、どうしても書き留めておきたくなりました。
今回4月8日(火)の昼公演を観ています。
生瀬勝久、池田成志、古田新太、の三名、通称「ねずみの三銃士」の公演は第1弾が「鈍獣」、
第2弾「印獣」でした。

私も前の2作は観ていてとても面白かったので、今回も是非観たいと思っていましたが、
かなりの人気公演でチケットはなかなか取れませんでした。
先行抽選の申込みを忘れてしまい、一般発売日はすぐに売り切れ。
これは当日券を狙うしかないか、と思っていましたが後日、演出プランの変更で
チケットを全日程追加発売をするとの情報を得て、やっと入手することが出来ました。


内容は、とある小さな喫茶店に一人の少女が助けを求めて飛び込んでくるところから始まります。
どうやら彼女は、ある男の支配下で長期間、家族とともに監禁されていて隙をみて逃げ出してきたのだとか。
少女を気の毒に思ってかかわった人々が、次第に彼女の支配下に落ちていく不気味な物語。



正直言って、こんなに後味の悪い演劇公演を観たのは初めてです。
つまらなかったのではなく、むしろ話に引き込まれてしまうのですが、とにかく後味悪い。
舞台を観ていて、実際にあった監禁・殺人事件を思い出してしまいます。

タイトルの「万獣こわい」は落語の「饅頭こわい」とかけています。
落語の方は、何が怖いか?と聞かれた男が「饅頭がこわい」と言ったので
回りの者達が彼の回りに饅頭投げ込んで怖がらせよう、としたら彼は「こわいこわい」と
言いながら饅頭を喜々として食べていた、という話。
この内容が、舞台の方にも活かされています。
活かされているけれど、やはりこれは・・・と、言いたくなる。

脚本は「あまちゃん」の宮藤官九郎。
なんで、こんな題材に目をつけたのか不思議でしょうがない。
もちろん自分なら面白い話に出来る!と、おもったからこそ書いたんでしょう。
でも、やっぱりこれは私にはとてもイヤな話でした。


posted by みどり at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ムットーニ新作展 MUTTONI PARADISE」その3・最終日

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「ムットーニ新作展 MUTTONI PARADISE」その3・最終日@渋谷 ロゴスギャラリー
4月11日〜4月23日まで (終了しています)



4月23日の最終日、観に行っています。
冒頭の画像は、ロゴスギャラリーのあったPARCOの外にあった大きな展覧会看板です。

当初、上演会も無い最終日に行くつもりはありませんでした。
でも、日曜の最後の上演会には行かれなかったし、開幕を見たのだから閉幕も見届けたいと行くことに。
仕事は1時間早引けさせてもらいました。


16時20分頃着いたら、ギャラリーの方が「ついさっきまで作品が動いてたけど今は休ませてます」と
他のお客さんに話しているのが聞こえました。

5時前には武藤さん戻ってきます、との事でしたのでならばとすぐ横の書店で時間つぶし。
ここで地方から観に来ていた知り合いとも遭遇。

5時近くになるとお客さんも集まってきて、16時45分頃武藤氏が戻ってこられ
ジャグルパラダイス、クリスタルチューナー、そして口上つきでサルサの時計を動かしてくれました。
実はこの時、お客さんの一人が「楽士」をリクエストしたのですがパス。
今回、作品とトランペットの共演はかなりしんどかったようです。
ギャラリーに来るお客さんにとっては、これで終了だけど作家さんにとってはまだまだ
片付けがありますし。


ロゴスギャラリーはこの後、改装され別の名前のギャラリーになるのだとか。
「ロゴスギャラリー」のもう使われないロゴシールが「ご自由にお持ちください」と置かれていたので
もらってきました。
グッズを買うと貼られるこのシールのデザインも好きでした。

ロゴスギャラリーシール


最後に居合わせたお客さんは約20人。
最後には拍手が起こり、武藤さんの「解散!」の声で閉幕。
すぐに撤収作業に入られていました。


名残惜しい。でも良い幕切れでした。
posted by みどり at 00:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 自動人形師ムットーニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月21日

「ムットーニ新作展 MUTTONI PARADISE」その2

ムットーニパラダイス 看板


「ムットーニ新作展 MUTTONI PARADISE」その2@渋谷 ロゴスギャラリー
4月11日〜4月23日まで (終了しています)


冒頭の画像は、ギャラリーの入口にあった看板です。
今回の個展で展示されていた作品について、書き留めておきたいと思います。



<新作=販売作品>
新作は全部で6点。
画期的なのは今回の新作からmp3プレーヤーを使用しているのだそうです。
今までは当初はカセットテープ、次にCDプレーヤー、と使ってきたそうです。
今回は12年ぶりに制作されたという、アクリルドームがかかった壁掛けタイプの作品が2点、
通常のオルゴール作品が4点でした。

ドームタイプの新作2点の事から。



「Paraiso Nocturno」
ジャングルを思わす木々や葉っぱの中にヒョウ柄の毛皮をまとった女性と傍らには豹が一匹。
DMの写真はこの作品でした。
上演会の口上では、浮気をした恋人を豹に変え、浮気相手も豹に変えて皮を剥いでそれを着ている
・・・と、とんでもなく怖いことを言ってましたが、この話は1回しか耳にしていません。

女性の豹皮ドレスのスリットが大きく開いてるので、時折パンティまで見えちゃうので、見えるなら
ちゃんと作ろう、と黒ラメのパンティはかせることにしたのだとか。
そんなこと言うから、他の時間に皆さん下から作品を覗いていました。
ちなみに私も覗いてみたけど、よく分かりませんでしたよ。
音楽は女性のボーカルですが、上演会時におっしゃっていた歌手名は忘れましたm(__)m
この作品だけ、まだCDプレーヤー使用と、言っていたような気がしましたが?

「Aqua Planet」
背中から潮を吹いている大きなクジラが見え隠れしつつ浮遊している作品。
トビウオも泳いでる。
音楽は武藤氏の作品では良く使用されている、ブライアン・イーノのアルバム「Apollo」
から「AN ENDING」
この曲は静かで私も大好きです。
イーノのこのアルバムは、アメリカの宇宙飛行「Apollo」計画のドキュメンタリー映画の為の曲ですから
まさしく、ぴったりの選曲だと思います。
じつはこの作品、私にとっては珍しく視覚より聴覚から先に頭に飛び込んできた作品でした。






縦長ボックスタイプのオルゴール4点。
どれも人物が空中を浮遊作品。
今回はそれぞれ使用されている曲名が作品名になっているようでした。

「Strangers In The Night」
帽子をかぶったスーツ姿のサラリーマン。
彼が空中を飛ぶと、傍らの犬がそれを見上げる。
使用されているのはフランク・シナトラの歌う同名曲。


「Calling You」
早く起きすぎた少女が、猫を抱えバス停のベンチに座っている。
彼女も空中をゆっくり飛び、またベンチに戻る。
音楽は、かつて映画「バクダット・カフェ」でジェヴェッタ・スティールが歌う同名曲。
映画公開当時、大ヒットした曲ですね。


「L`amour」
骸骨が骸骨犬を抱えて、浮遊し戻る。
犬の骸骨なのに、耳があるのはそれがないと犬だか猫だかわからないからつけたのだとか。
この曲は、誰がうだっていたのか不明。
4点のオルゴール作品の中では、私はこれが一番すきです。


「If I Could Be Where You Are」
バニーガールが浮遊し、戻る。
傍らにいてそれを見上げるのはウサギ。
バニーガールよりもリアルに作られたウサギに目が行きました。
音楽はエンヤの歌う、同名曲。


新作では無いけれど、去年登場してまだ嫁ぎ先が決まっていなかった作品が1点。
「Swing Tonight」
ロゴスギャラリーの入口すぐ左横に展示されていたのが「ウイングス・トゥナイト」
翼を持った女性が浮遊し、コーヒーの香りを楽しんでいる作品。
去年の六甲オルゴールミュージアムで初めて登場した作品。





<旧作=作家所蔵か個人蔵作品>
旧作も全部で6点。



「ジャングルパラダイス」
これも去年、初登場した作品。
密林の奥からバンドと歌姫が登場する。

「クリスタル・チューナー」
古いラジオの中から歌姫とその下からさらにピアニストが登場する作品。
中型といっても小さい。
でもキラキラと華やかな作品。


「エルサルサメディアノーチェ」
時計型作品。骸骨バンドが登場する作品。

「プロミス」
ドラキュラと花嫁の登場する作品。

「ナイト・エレメント」
箱中からベンチに座る女性や三日月が登場する可愛らしい作品。

「楽士」
ロゴスギャラリーでの最初の個展で登場した作品の一つが、これなのだそうです。
トランク型の作品で、なかに一人の旅の楽士がいて、ギターを弾きつつ横を見る。
そうすると武藤氏がトランペットを吹く、というのが流れの作品。
今回上演会では少しだけトランペットを吹いてくれた武藤氏。
昔はよく吹いていたそうですが、今はほとんど吹いてないので口を痛めていたらしいです。


次回は、最終日のことについて書き留めるつもりです。



posted by みどり at 01:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 自動人形師ムットーニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月20日

高松市美術館から瀬戸大橋へ



12時30分頃、高松港着。
まずはお昼ご飯にしたい。

以前、瀬戸内国際芸術祭を見るために何度も行った高松ですが、朝早く出発して、
昼間は瀬戸内海の島に出掛け夜帰る。
連日宿泊したホテルに行くまでの色々なお店も、夜帰る頃にはほとんど閉まってました。
なので昼間の高松は、初めて見るようなもの。
街の風景が何だかとても新鮮でした。

うどんもいいけどご飯も食べたい、で折衷案の親子丼とざるうどんのセットの昼食にしました。
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その後、向かうのは高松市美術館。

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14時少し前に入館。
高松市美術館の「北原照久コレクション 現代アートと時代を映すおもちゃ展」を観てきました。
自動人形師ムットーニこと、武藤政彦氏の作品がお目当て。

14時からはボランティアの方による作品解説があるので一緒に、聴いて回ることにしました。
北原さんのコレクション展は以前にも観たことあるので、今さらという感じでしたが。
回りの方の反応を見たかったので。

ムットーニ作品は全部で11点あり、14時30分からカンターテドミノ、サテライトキャバレー
(共に旧作)を動かして見せてもらえました。
まわりの皆さんの「おーっ」という声がなんだか新鮮。
ムットーニファンとしても、そうでしょ!と内心なんだかうれしい。

そして15時15分からもカンターテドミノを動かしてくれました。
今日が最終日なので特別なことらしい。ラッキーでした(^ー^)

その後、常設展示も観て午後5時の閉館時に美術館をでました。

どこかでゆっくりコーヒーでも飲みたいけれど、早く帰りたい。
すぐに帰路につくことにしました。
新幹線の中で食べようと高松駅で駅弁を購入。


17時40分高松駅発、岡山行きのマリンライナーに乗車。
電車が高松駅を出てから入れ違いに入線してきた列車はなんと「アラーキー列車」でした!
(リンク先は瀬戸内国際芸術祭のサイトです)
写真家・荒木経惟さんの作品がラッピングされた車体。
なんだ、マリンライナーをもう1本後にすれば写真撮影出来たのに。


列車の運行についてはこちらのJR四国のサイトで紹介がありました。
去年の瀬戸内国際芸術祭期間中、だけの運行だと思ったらどうも予定延長で走っているらしい。

マリンライナーは瀬戸大橋を渡って岡山駅に向かいます。
走行中の列車から、少し霞む瀬戸内の海がきれいに見えました。

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この方向はこの日、でかけた直島付近のはず。

岡山駅から東京行き新幹線に乗り継ぎ。
駅弁(あなご飯)でささやかな晩餐。

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千葉県の自宅に夜12時前には帰ることが出来ました。

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2014年05月18日

新たなアートの旅の始まり。ミュージアムリンクパス

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今回の旅の目的のひとつに、高松まで行くなら直島に行こう。
直島でミュージアムリンクパスをもらってこよう、という思いがありました。
(リンク先は森美術館のミュージアム・リンク・パスの紹介です)

直島、そして東京の森美術館、金沢の21世紀美術館を一年で回り各美術館でスタンプを押してもらうと、
最後に記念品がもらえると言うものです。

去年、直島、森美術館、そして今年の1月に21世紀美術館を回ったので、このミュージアムリンクパスは一度達成したことがあります。

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新たなアートの旅がスタートしました。
posted by みどり at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

瀬戸内海の直島で。

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このあとの予定やフェリーの出港時刻の関係で直島滞在時間約2時間半。

観るのは地中美術館のみと決めていましたが開館と同時にはいれたし、
各展示室も待ち時間なかったので思いの外ゆっくり鑑賞することができました。


地中美術館では、ウォルターデマリアさんの作品「タイム タイムレス ノータイム」が大好きです。
(リンク先は美術館の作品紹介サイトです)
広い空間に巨大な球体と金箔を施した木製の彫刻が配置されてます。
空間と配置されたものと、天井から差し込む自然光。
全てを初めて一度に受け止めた時の感覚は衝撃的。
優しさと荘厳さをあわせ持ち、巨大な神殿のようにも見えます。
何度見ても飽きることがありません。

写真は直島の宮浦港です。これからフェリーに乗って高松港に戻ります。






<2014-05-20追記>
地中美術館は、文字道理、地中にある美術館なので写真でご紹介することが来ません。
下は、入館時にもらうパンフレットです。
地中美術館パンフ



地中美術館は建築家・安藤忠雄さんの設計。
展示室には人工的な照明はなく、自然光が入ってくるような設計になっています。

すでにご紹介した、「タイム タムレス ノータイム」の展示室も自然光が入ってくる
だけなのですが、そこがとてもいいです。
季節や時刻によって表情をかえる作品なのです。

パンフレットの写真の、一番右の長方形の部分。
この下がその作品がある展示室になります。

これは地中美術館の入口。
この塀の向こうがゲートなのですが写真撮影不可なので、ここだけご紹介。
地中美術館 ゲート


この日、直島に着いたのは午前9時頃、それから島の町内バス、ベネッセの無料バスを乗り継いで
地中美術館に着いたのが9時40分頃。
45分から入場券購入。10開館と同時にすぐ入れました。
去年行ったときは、瀬戸内国際芸術祭が開催中の時は混雑しているのでネットから日時指定の
入場券を買うことが出来ましたが、今回はその販売はありませんでした。

各展示室も、去年はどこも待ち時間があったのですが今回はそれも無し。
すぐ観られてゆっくり鑑賞することが出来ました。

さて問題は帰り。
一番の目的の高松市美術館を観るためには、直島の宮浦港11時30分発のフェリーに乗るしかない。
フェリーは約2時間おきにしかないし、島内のバスの便も頻繁にはない。
目的のフェリーに乗るには間に合うバスがないので、地中美術館から徒歩で宮浦港に向かうことにしました。

宮浦港に向かうまでに地元の方3人とすれ違いました。
トラクターに乗ったおじいちゃんから「こんにちは」、私「こんにちは」
畑にいたお婆ちゃんが通りすがりの私に手を振ってくれて、私も手を振る(^o^)/~~~
港近くですれ違った、おばあちゃんからも「こんにちは」、私も「こんにちは」
なんだかとってもフレンドリーな直島でした。



11時30分発、高松行きのフェリーに乗船。
直島の宮浦港から高松行きのフェリーに乗船してから、展望デッキの方に出てみました。

今まで何度も乗ったことがありますが、展望デッキは初めて。
今までは日差しの強い真夏に乗ることがほとんどたったので、屋根のない展望デッキに行こうとは思わなかったのです。

高松港行きフェリーから


宮浦港を出てからすぐに高松港方向はよくわかりました。
高い建物が目印。
だんだん高松港に近づくのが分かって何だか楽しかったです。

12時30分頃、高松港に到着しました。
posted by みどり at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする