2013年08月24日

「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」

「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」


「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」@八王子市夢美術館
7月12日〜9月1日まで
美術館サイトはこちら


7月20日(火)に観に行ってきました。

ロシアの人形アニメーション「チェブラーシカ」は大好きです。
DVDも持っているので観たいのに、どこにしまい込んだのか出てこない(^◇^;)

原作は1966年にエドゥアルド・ウスペンスキーの童話「ワニのゲーナとお友だち」
なんだそうですが、原作は未だに読んだことがありません。


会場では童話につけられた様々な作家による、チェブラーシカの姿がおもしろい。
「ワニのゲーナ」はワニだからワニ。
でも、チェブラーシカは原作にはっきりとした特徴が書かれてないので
それこそ、作家の数だけいろんなチェブラーシカがいるのですから。

アニメーションのチェブラーシカの制作にかかわった方々へのインタビューも興味深い。


後半ではロシア・アニメーションの数々の紹介。
映像も紹介されていて、長編物はその一部、短編なら全編を観ることができました。

その中で印象的だったのはディナ・ヴェリコフスカヤ作「おかしなおじいさん」でした。
細見のおじいさんと、子ども達。
浜辺に落ちているガラクタから不思議なロボットをつくったり。
映像の中の光というか照明が、パールのような輝きを放っているように見えてきれい。

アナスタシア・ジュラウリョーワ作「開くドアに注意!」は色とりどりで
大きさもまちまちのボタンが主人公。
街の中をボタンが忙しく行き来するだけでもおもしろい。
小さい黄色いボタンがいくつも群れになって動くのは何だろう?・・・
と、思ったらパシャパシャという音とフラッシュ。
どうやら日本人観光客の団体さんだったようです。
黄色人種という意味で黄色いボタンを使ったのか。
おいおい・・・という気もするのですが、まあいいか。
ボタンでこんな表現ができる、ということを教えてくれたおもしろさで
アナスタシアさんの勝ち!


会場は展示されている絵本の原画、アニメーションのためのスケッチ、など多数。
映像も多いので全部見ようとすると軽く2時間超えます。

是非、時間に余裕をもって見に行くことお勧めします。



次回9月13日からの展覧会は「ムットーニワールド からくりシアターIII」の
ポスターも貼られ、チラシも置かれていました。
こちらも楽しみです。

「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」と次回の「ムットーニワールド」2013年




今回のチェブラーシカのチラシは、会場内にはもう置かれていなかったのですが
受付の方に聞いたら1枚いただくことができました。
普通に置いてなかったのは、ごそっと持っていってしまう人がいるからでしょうか。


話がそれますがそういえば、あるギャラリーのオーナーさんが個展のDMを束にして
会場に置いていたらちょっと目を離した好きに、全部持って行かれたことがある、
と嘆いていました。

私が知るあるアーティストさんのきれいなDMは、個展があると数枚束にして
Yahoo!オークションに出てることがよくある。
アーティストさんもDMつくるのに費用かけているのに、それを
横取りするようにして商売にするの、止めて欲しいなと思いますよ。


さて、次回のムットーニワールド展が始まる前に、8月の阪急うめだ店での
ムットーニミュージアム、4月の天城ミュージアムでのムットーニシアター、
2月の六甲山でのムットーニ展について書きそびれていたので、後日書き留めておきたいと思います。



posted by みどり at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「村上芳正展 『家畜人ヤプー』原画を中心に 幻想耽美の世界」

「村上芳正展 『家畜人ヤプー』原画を中心に 幻想耽美の世界」


三島由紀夫の最後の装幀画家
「村上芳正展 『家畜人ヤプー』原画を中心に 幻想耽美の世界」@弥生美術館
7月5日〜9月29日まで

美術館サイトはこちら

8月23日(金)に観に行ってきました。
小説「家畜人ヤプー」は読んだことはないのですが、近未来を舞台にした物語、という
ことで解説された物を目にしたことがあり、内容はもちろんその独特の雰囲気の挿絵に
ずいぶんと惹かれたものでした。
(物語は白人女性優位の未来社会を舞台にしたエログロなものらしい)
これがかなり前のこと。

今回その絵を描いたのが画家・村上芳正(1922〜)であると初めて認識しました。

会場では入ってすぐの1階で「家畜人ヤプー」の挿絵、装幀画、がズラッと並んでいて
見応えあり。

エログロな世界を描いているのにどこか理性的で耽美。
実に繊細で美しいのです。

2階では昭和30年代の頃なのか初めて挿絵を描いた少女雑誌や、ポスターカラーで
描かれた童話の原画もあり興味深い。
童話原画はどうやら雪の女王と人魚姫らしい。

展示につけられた解説によると、村上さんは絵は独学なんだとか。
また様々な作家が、村上さんを指名して挿絵や本の表紙絵を依頼したという。
これもまたすごい。


村上芳正さん今年5月で91歳になられたとか。
現在、絵のお仕事はされてないようです。

見応えのある展覧会でした。
posted by みどり at 02:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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