2013年07月01日

「木村繁之展」「渡辺 大祐展」「0号世界展」「本の博物誌 野中ユリ展」




書きそびれている展覧会について一気にかきます。

木村繁之展 2013年


「木村繁之展」@ギャラリー椿
6月22日〜7月10日まで
展覧会サイトはこちら
6月28日(金)に観に行っています。
版画の展示。
かすれたような画面、どこか静かな時間がながれてるような画面。

今回展示はされていませんが、以前こちらのギャラリーでオブジェの個展を
されていた方でした。
人物のオブジェがとても印象に残っていたのです。
会場内にオブジェ作品の写真がファイルに入れられ観られるようになっていました。



渡辺大佑展 2013年


渡辺 大祐 「THE CROSSING VIEWPOINT」@ギャラリー椿 GT2
6月22日〜7月10日
展覧会サイトはこちら

6月28日(金)に観ています。
写真の展示。

水面に映ったものを撮っていますが、ゆらいだ水面に映ったものを撮った写真は
見えない物が見えてくる。
白鳥?かと思ったらよくみれば人物。

その他に、ある撮影会に集まったカメラマン達を撮した写真も面白い。
みんなとてもうれしそうないい顔してるのです。





「0号の世界展」2013年夏


「0号の世界展」2013年 Summer @いつき美術画廊
6月26日〜7月6日まで
展覧会サイトはこちら
6月26日(水)に観に行っています。

0号(ぜろごう)サイズの作品のみで構成される展覧会を観てきました。
0号は18センチ×14センチという小さな世界。


15人の作家がそれぞれ2,3点ずつ新作を出品するという美術好きには
うれしい展覧会となっていました。

うれしいというのはいろいろな作家さんの作品が一気にみられるし、
もしも気に入って買いたい、となった場合、小さいサイズだからお値段も
意外とお手頃価格だという事なのです。


今回一番興味をもって観に行ったのは、日本画家の平子真理さん。
愛らしい猫と、サッカーボールを足元に支えているペンギンの2点がありました。

初めて観る作家さんの武藤雅子はテンペラ画の作品が3点。
丸い画面に描かれた女性は頭に百合の花いっぱい。
この作品は八角形の額に納められていました。

やはり丸い画面の中では風景と女性の横顔。

どこか遠くを見つめている人物の体が水色で空か水面のよう。
これをバックにカモメが飛ぶ。

初めて知った武藤さんの絵ですが、すっかりファンになってしまいました。





磯部光太郎さんの作品は日本画が3点。
3点とも蕗(ふき)の葉と雨蛙が描かれた作品。
とてもかわいいです。

西岡良太さんの作品は、アクリル画。
エアブラシを使って描かれたものだそうで、写真のようにリアルな風景画でした。


「本の博物誌 野中ユリ」展


「本の博物誌 野中ユリ」展@LIBRAIRIE6/シス書店
6月8日〜6月30日まで(終了してます)

6月22日(土)に観に行っています。

コラージュ作品の数々。
ここではない、どこかに行ってしまいそうな作品の展示。

野中ゆりさんの装丁、種村季弘さんの書かれた本「謎のカスパール・ハウザー」
が置かれていたので、つい購入してしまいました。

野中ゆりさんの装丁、種村季弘さんの書かれた本「謎のカスパール・ハウザー」


これは内容に興味を持ったからです。
19世紀初頭に実際にあった出来事をまとめたもの。
謎の少年カスパール・ハウザーのことは、以前別の本で読んだことがあります。
ヴェルナー・ヘルツォーク監督で映画「カスパー・ハウザーの謎」という映画も
観たことがあるのでとても興味があります。

ある日突然、街に現れた青年。
まともにしゃべることもできないし、名前も身元も分からない。
或る事情で幼い頃から、青年期まで幽閉されていたらしい。
しかし彼はいったい誰なのか?という内容です。
カスパー・ハウザーについての詳しいことはWikipediaのサイトをご覧下さい。


昔読んだ本と、映画が、今になって野中ユリさんとつながって
なんだか自分のなかでのリンクの仕方が面白いです。
posted by みどり at 03:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「生誕130年 彫刻家 高村光太郎展」

「生誕130年 彫刻家 高村光太郎展」



「生誕130年 彫刻家 高村光太郎展」@千葉市美術館
6月29日〜8月18日まで
展覧会サイトはこちら



6月29日(土)昨日、初日の展覧会を観に行ってきました。

千葉市美術館は、私にはとても行きやすい美術館です。
仕事終わってから最寄り駅から新京成電鉄にのって、乗り換え無しで
約1時間ほどで千葉中央駅に到着。
ここから徒歩約20分で千葉市美術館。

詩人としても有名な、彫刻家・高村光太郎(1883〜1956)
会場には多くの塑像・ブロンズ作品がありました。
依頼されて作られた胸像の他、頭部だけの物、裸婦像など。

しかし一番目をひいたのは、小さな木彫作品でした。
ほぼ実物大の白文鳥やセミ、そしてザクロの実。
なめらかにツルッとした肌合いではなく、どちらかというと
よく見れば荒くゴツゴツした彫り方。
なのに本物そっくりで、思わず手のひらにのせて愛でたくなるようなつくりなのです。
高村光太郎自身、これらの作品は小さな巾着に入れたり、袱紗(ふくさ)に
包んだりしていたそうで、彼自身とても気に入っていたようです。
そんな巾着と、詩が書き込まれた袱紗も一緒に展示されていました。
木彫は幼い頃から、父であり彫刻家の高村光雲から指導されたもので
彼の活動の原点なのだそうです。



会場では、彼とご縁のある人々の作品や、同時代に活躍した作家の作品も展示されています。
妻・智恵子が作成した貼り絵作品の数々も展示。
智恵子は精神を病んで、治療のいっかんとして貼り絵を始めたとか。
色彩の豊かさと構図の巧みさが面白い。


所蔵作品展として「高村光太郎の周辺展」もあり、一緒に観ることができます。
高村光太郎とどこかで接点のあった作家の作品の展示。
いろいろある中で、画家の藤田嗣治の油彩画が1点あるのが目をひきました。
フランスの渡り、人物画で知られるようになる藤田ですが展示されているのは
日本の漁村を描いた風景画がだし、高村光太郎と藤田の接点が美術学校で
同期だというのが意外というか興味深かったです。
posted by みどり at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする