2013年05月31日

高橋真琴個展「海のファンタジー 人魚の世界」

高橋真琴個展「海のファンタジー 人魚の世界」


高橋真琴個展「海のファンタジー 人魚の世界」@ギャラリー向日葵
5月28日〜6月8日まで
高橋真琴さんの公式サイトはこちら


毎年この時期になると開催されるのが、少女画を描かれている高橋真琴さんの個展。
初日、早速行ってきました。

タイトルが「海のファンタジー」なので人魚姫や海の中をイメージした作品が多数です。
それ以外のいつもながらのお花、小動物と少女のかわいい絵もあります。

フルーツと少女の絵も三枚。
「フルーツと少女」と言ったらたしか去年の神戸での展覧会のテーマでした。
去年神戸の個展は「フルーツバスケット」というタイトルでした。

係の方にうかがったら、東京のファンの方から東京でも「フルーツと少女」の絵が観たい、
という声があったので、先生に新に描いていただいたのだそうです。

初日会場での高橋先生。
今年末には画業60周年記念画集が出版されるそうです。
高橋真琴個展「海のファンタジー 人魚の世界」 初日の高橋真琴先生



今回は、私も初日に列びました。
開場までに列んだ方は20人以上いたと思います。
列んだ多くの方は人魚の絵がお目当てだったようです。
私にもチャンスはあったのですが、今回は他のかわいい子に目移りしてしまいました。
(せっかく人魚がテーマだったのですが・・・)


それにしても気になるのは、東京の個展は列んでも整理券すら出さないこと。
会場に入ったら、係の方に「これを買います」と言った方が購入できるという、
はっきり言って「早い者勝ち」というのは、なんとかならないのかと思います。
ゆっくりと選ぶこともできません。
開場して数十分でほぼ完売になるくらいの人気なのに、ならんだファン同士で
よくケンカにならないと思います。

たまたま大阪から来たというファンの方とお話しする機会があったのですが、
神戸の個展の時は前に、やはりファン同士でトラブルになったことがあり、以後
整理券を出して順番に作品を選ぶことができるようになったのだそうです。

東京でもそうして欲しいものです。

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山海塾 新作公演「歴史いぜんの記憶 うむすな」

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山海塾 新作公演「歴史いぜんの記憶 うむすな」@世田ヶ谷パブリックシアター
演出・振付・デザイン:天児牛大(あまがつうしお)
舞踏手:天児牛大、蝉丸、岩下徹、竹内晶、他
音楽:加古隆、YAS−KAZ(やすかず)、吉川洋一郎
5月22日〜5月26日まで 
山海塾公式サイトはこちら


5月23日(木)に観に行っています。

世界的に活躍されている舞踏集団・山海塾の日本帰国公演は毎年
とても楽しみにしています。

普通の演劇公演とは違って、セリフもない舞踏公演なので
説明するのが難しいです。

舞台上は四角い何か、で左右に分離されたようになっている。
その上空にはガラス製なのか透明な漏斗状のものが左右に一個ずつあって
それが天秤のように場面によって位置がかわる。

冒頭は、メロディーラインのはっきりした曲をバックに天児牛大さんのソロ。
その後、天児さんが消えて他の複数の舞踏手の群舞。
天児さんはじめ舞踏手は皆さん全身白塗りです。

舞台には砂がまかれているようですが、その上を舞うように動く舞踏手は
虫のようにも、植物のようにも、細胞そのもののようにも見えてくる。

ほぼモノクロの世界。
途中、舞台後方から突然赤い色が現れるシーンはなんだか暴力的なくらい
衝撃的でした。

山海塾の舞踏公演は、見終わるとなんだか気持ちがすっきりと浄化されるようです。



5月31日から同じ劇場で「二つの流れ から・み」の公演が始まります。
もちろんこちらも観に行きます。

下の画像は、びわ湖ホールでの公演チラシです。

sankaram.jpg



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2013年05月28日

人形劇俳優たいらじょう公演「花より人形劇 朝までとことん、人形劇三昧」&「エリック オペラ座の怪人」

人形劇俳優たいらじょう公演
「花より人形劇 朝までとことん、人形劇三昧」&「エリック オペラ座の怪人」@THEATRE JO




4月28日(日)の深夜24時(4月29日午前0時)開演のミッドナイトシアター
「花より人形劇 朝までとことん、人形劇三昧」に行ってきました。

オールナイトの人形劇公演は、過去にも1度だけ行われたことがあり、その時の会場は
新宿駅からも近いプーク人形劇場でした。
あのときは、大晦日午後10時半ごろから元日午前4時ごろまでの年越し公演で、途中で
年越しそばまでいただいたりしてとても楽しかった。


今回はたいらさんの専用劇場での春のオールナイト公演。
内容はいろんな演目をちょっとだけ紹介する「人形劇大全集」の深夜スペシャルバージョン。
「ネズミの嫁入り」のたいらさんバージョンの「マウスプロポーズ」も
チュー吉、チュー子が子作りに励んじゃうと言う深夜バージョンで展開。
もちろんそんなものばかりでもないけど。
たいらさんシモネタも実は、大好き、なんて話が飛び出すのも深夜公演ならではか。


終演5時の予定が、実際にはたいらさんの大サービスで6時半終演。
演じる方はもちろん、観る方も体力勝負のオールナイト公演でした。

29日の終演後は、たいらさんもお客さんサービスで人形持って
写真撮影のためいろいろポーズもとってくれる。

残念ながら29日は、修善寺の天城ミュージアムでのムットーニ展を
観に行くため、失礼ながらたいらさんへのご挨拶もしないまま
急いで会場をあとにしました。



人形劇俳優たいらじょう「エリック オペラ座の怪人」2



5月22日(水)には同じくTHEATRE JOでの公演「エリック オペラ座の怪人」を観に行ってきました。

この公演は今年1月に初演され、今回はすでに再演版。
この日は終演後、たいらさんによるアフタートークもあり、参加してきました。

もちろん1月24日(木)に、THEATRE JOで行われた初演を観ています。
たいらさんの専用劇場で、初演をむかえるのはこの作品が初めてだとか。


劇団四季のミュージカルで有名な「オペラ座の怪人」ですが、今回たいらさんが
ガストン・ルルーの原作を元に主人公エリックの生い立ちから描いた物語。
(ミュージカル版でファントムと言われる人物の名前はエリックです)


たいらさんの物語ではエリックはオペラ座の建物を設計したのも彼、という設定になっていました。
なので、彼の名前はエリック・ガルニエ。


パのガルニエ宮(通称がパリ・オペラ座)の建物はその設計は公募で決められ、
採用されたのはシャルル・ガルニエの案であったのは本当のことです。


去年、一昨年と劇団スタジオライフが上演した「PHANTOM 語られざりし物語」は
ガストン・ルルーの原作をもとにスーザン・ケイが新に書き起こしたエリックの物語でした。
こちらはエリックと建築家ガルニエが、親しく交流するという展開になっていました。


人形は少年エリックと大人になったエリックの二つ。
それ以外のキャラクターはたいらさんの演技で表現するスタイルでの上演。

クリスティーヌはもちろん、彼女の恋人ラウルや、何人もいる女性ダンサー達
劇場支配人など、全てがたいらさんの声と体の演技で表現されているのですが
不思議と色々な人物が目の前に見えてくるのです。

ルルーの原作にも登場し、エリックに味方するタロガはたいらさん版ではどこか
庶民的オジサンの雰囲気。

私個人的にはダロガは昔のサイレント映画版(ロン・チャニー主演)「オペラの怪人」
(日本公開時のタイトルはオペラ座、ではない)での燕尾服を着た紳士的姿が印象的
なので少々違和感がありました。

もちろんたいらさんのタロガも悪くなく新鮮です。

おもしろい表現だったのは、ミュージカルにもあるオペラ座のシャンデリア落下シーン。
もちろん会場にはシャンデリアはないのですが、舞台にたいらさんが大きめの
ビーズをいくつもつかんで投げつける、ということでシャンデリアの破片が
飛びちるイメージになっていました。
シャンデリアの実物が無くても、残像がみえてくるようでした。

終演後のたいらさんのトークによると、イメージに合うビーズを探すのも
一苦労だったのだそうです。

開演前や上演中にも使われた音楽も静かで、きれいで印象的でした。
リヒャルト・シュトラウスの「四つの歌曲」という音楽らしい。
「四つの最後の歌」かな?
これは私もしらなかったのですが、きれいな曲でCDを購入してみるつもりです。


やや大きめにつくられた人形は、今後おおきな劇場で上演することをふまえた上で
つくられたから、だそうです。

写真は人形をそうさするたいらさんを横から見たところ。
左右の手のようすが、注目どころかな?

人形劇俳優たいらじょう「エリック オペラ座の怪人」3


冒頭、劇場の幕にタイトルが浮かび上がるのもおしゃれ。
紙を切り抜いたものを幕の後ろから照明をあてることで、揺らめいては消えてゆくのが、
おしゃれできれいでした。
大劇場での上演になるとこの手法はうまくできないので、アニメーションにするのも考えているとか。

枯れ葉が舞ってタイトル文字になる、というのをたいらさんは考えていたそうですが
演出補でもある輪島氏に却下されたとか。
(私も輪嶋氏の意見に同感です。使い古された手法に感じるので)


大劇場でバージョンアップされた「エリック」が観られるのも、そう遠くないようなきがします。


人形劇俳優たいらじょう「エリック オペラ座の怪人」1



<2013-06-01追記>

開演前後と、公演中に流れていた音楽が忘れられませんでした。
たいらさんから教えていただいたタイトルをたよりに、CDを購入しました。

公演で使われていたのとおなじアーティストさんかどうか不明ですが、
私が購入したのはエリザベート・シュワルツコップという方が歌っている、
R.シュトラウス作曲「四つの最後の歌」

公演で使われていたのは「子守歌」という曲でした。
とてもやさしくきれいな曲です。





2013年05月26日

「牧野邦夫 写実の精髄 展」

「牧野邦夫 写実の精髄 展」


「牧野邦夫 写実の精髄 展」@練馬区立美術館
4月14日〜6月2日まで
展覧会サイトはこちら



5月25日(土)に観に行っています。

最近の日経新聞の文化面や、TVの「美の巨人たち」でも紹介された「牧野邦夫」さん。
今回初めて知った方です。
展覧会は6月2日までだったと気が付いて、慌てて行ってきました。

牧野邦夫(1925〜1986)さん。
チラシに使われているのは「ビー玉の自画像」で1963年の作品。
50年前の作品なのに、なぜかまったく古さを感じない。


自画像だから本来新しいも古いも無いのかも知れませんが、それでも
どこかに時代の空気というか雰囲気は入ってくるものだと思うのです。
絵の具の塗り方とか、色の選び方とかで。
でも彼の絵にはそれが無い。
驚くほどの精緻なリアリズムのせいなのか、近年の作品かと思うくらいです。

あごの左右に見えるおしゃれな唐草文様みたいのは何?と、思ったら
右は「1963」と制作年、左は「牧野」の文字を装飾的に描いているのだとわかりました。

生前は数年おきに個展をしたり、依頼された肖像画や本のイラストの仕事もしていたようす。
とはいっても、いわゆる「売れてる画家」では無かったらしい。
お金が無いので、手元にある物に描いていることが多かったそうで、木のお膳やおぼん、
レコードジャケット、絵の具のパレットにまで「絵」を描いている。

展示されている作品を見ても、自画像がやたら多い。
女性の絵だったらうれるかもしれないけれど、作家本人の自画像では売れなかったろうに・・・
と、余計な心配をしてしまいました。

リアルに描かれた汚れたガス台のよこに、人の顔が複数描かれた不思議な絵。
どう見ても安アパート一部屋なのに、押し入れの向こうに異界の生物達がいたり。

「男児」というタイトルの作品は大型で、複数の少年や青年がここではない、どこかの
世界の鎧を着ている。
説明されなければ、まるで近年のゲームのパッケージデザインかと思うくらい。
そしてこの作品の頂上にいるのはやはり牧野さん本人だし。

ボッシュの「悦楽の園」のような半裸の人々が数多く描かれた作品もある。

どの作品もリアルに描かれた人や物があり、でもその世界は妖怪でも潜んでいる
ような不思議な雰囲気があります。

「屋上の邪保(じゃぽ)」も面白い。
ここで邪保とは悪魔のことらしい。
でもこんな言葉、私は初めて聞きました。こんな言葉があるのかどうか?
悪魔の姿の男(顔はやはり牧野)が血の付いた短剣を持って、下界を観ている絵
ですが、その顔は穏やかで涙さえ流している。

1枚の絵の中に不思議がいっぱい。

レンブラントを敬愛していた牧野さん。
レブラントになりきって、画家として悩める牧野さんあてに書いた手紙まで
残されている。
叱咤激励している内容なのです。

閉館1時間前に行ったのですが、全部見るには時間が少々足りないくらいでした。
もっとゆっくりじっくり観たかった。
久し振りにずしりと、見応えのある展覧会でした。


posted by みどり at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「星の王子さま」&「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」

人形劇俳優のたいらじょうさんの公演、今年になってから何度も足を
運んでいますが、ブログにはつい書きそびれていました。
今回まとめてご紹介。



人形劇俳優たいらじょう公演
「星の王子さま」&「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」



2月21日(木)に越谷のサンシティホールで「星の王子さま」公演を観に行っています。
サンシティホールは今回初めて行った所です。

たいらさんによる人形劇版のサン・テグジュペリの「星の王子さま」は大人向き
人形劇としているので、変に甘くないところが私は好きです。
会場内に小さなこどもがいないのもいい。
(小さい子はかわいいと思うけど苦手)

そして会場ロビーで、思いがけずアーティスト・ムットーニさんのファンつながりの方と
ばったり会ってびっくり。
私がたいらさんのことを今までブログに書いてきましたが、それを読んでくれて公演を
みにいくようになったんだとか。
同じこの会場で以前「毛皮のマリー」を、そしてこの日「星の王子さま」を観に来たのだそうです。
このブログがきっかけでファンが増えたとは、うれしいです(^^)



3月23日(土)には初台のTHEATRE JOでの「よだかの★星」「たいらじょうの人形劇大全集」を
観に行っています

両方とも何度も観に行っている演目です。
「よだかの★星」はもちろん宮沢賢治の「よだかの星」の劇化。
と言っても人形はでない、たいらさんの朗読と手の表現でよだかが
飛ぶ様子を表現。

今見るととてもスマートにさえ感じますが、もともとは人形を製作する費用が
無いための苦肉の策、で生まれたひょうげんだったらしい。


「たいらじょうの人形劇大全集」
たいらさん作の人形劇作品のあれこれを、ちょっとだけ見せてくれるのが
この「大全集」。
今回はこの「大全集」の中に「はなれ瞽女おりん」が初めて入りました。

「はなれ瞽女おりん」はまだ1回した上演されてない作品ですが来年1月5日に
新国立劇場中劇場での公演が決まっているそうです。
これは楽しみです。
いまからスケジュール帳に書き留めておかねば。


写真の右側にあるのが「はなれ瞽女おりん」のおりんさんの人形
中央はもちろんたいらさん
3月23日 ファンミーティング1


こちらは私の好きな演目「星の王子さま」の王子さまの人形とたいらさん

3月23日 ファンミーティング3



こちらは「人間のじょうくん」と「人形のジョウくん」
3月23日 ファンミーティング4




そしてこの日は、公演の後の「ファンミーティング」にも参加してきました。



たいらさんの二本の腕だけで表現する「ハンドラブ」という演目を最初は通常版で、
その後で通常とは逆方向、つまり舞台裏から見せてもらえました。

3月23日 ファンミーティング6


3月23日 ファンミーティング5



客席からは「けこみ(人形劇で人形を操作する人が隠れるとこ)」の上、
たいらさんの腕しか見えないのですが、体全体で動いて表現されている
ことがよく分かります。
たいらだんいわく、こうしないと勢いがだせないんだとか。


4月、5月に観た公演のことはまた改めて書くことにします。





2013年05月23日

イキウメ公演「獣の柱 まとめ 図書館的人生 下」

イキウメ公演「獣の柱 まとめ 図書館的人生 下」


イキウメ公演「獣の柱 まとめ 図書館的人生 下」@シアタートラム
作・演出:前川知大  
出演:濱田信也、盛隆二、池田成志(客演)、他
5月10日〜6月2日まで



5月21日(火)に観に行っています。
劇団イキウメの公演は、今回初めて見に行きました。


作・演出の前川知大さんは劇団外部でも作・演出をされているので
今までも「奇っ怪」「狭き門より入れ」「抜け穴の会議室」「奇っ怪2」
を観ていました。
どれもどこか不思議な味わいのある作品ばかり。

今回も、突然空から落ちて来た巨大な柱をめぐる謎が語られていきます。
近未来の日本で柱は「御柱様(みはしらさま)」をご神体扱いされている
そして、そもそもの事のはじまりが語られる現代、二つの世界を行き来する物語。

隕石を見つけるが、それを見た人々は思考も動きもストップし、
我に返ると心は幸福感で包まれる。
でも本人も周囲も、なにも変わっていないし、何の行動もしていない。

隕石はどこからかのメッセージなのか?
徐々に人類の危機が迫っている・・・のか?
柱は宇宙からではなく、地球上の空間から現れた物、なのか。
SF的な物語がおもしろい。
人々はどこで暮らせばよいのか。

今回のお話は、今までも上演されてきた短編のまとめであり、それを元に
発展させた物であるらしい。

前半はテンポ良く進むのですが、途中から状況説明のセリフがやや、くどくなるようで
中だるみしているように感じました。
posted by みどり at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「水から生まれる絵 堀井英男の版画と水彩」展

「水から生まれる絵 堀井英男の版画と水彩」展


「水から生まれる絵 堀井英男の版画と水彩」展@八王子市夢美術館
4月5日〜5月6日まで (終了しています)
展覧会サイトはこちら

4月27日(土)に町田市立国際版画美術館の「空想の建築展」を観に行って
からそこからもちかい八王子市夢美術館へ行ってきました。
年間パスポートも持っていたので、なんの展覧会をやっているかもろくに
しらずに行ってみたのです。


堀井英男さんの事は、今回初めて知りました。
茨城県生まれで、八王子で後半生を過ごした方だそうです。


水彩画もあるけれど、多くは銅版画。
どこかシュールな雰囲気のある不思議な世界が描かれていました。
人形のような人物が、どことも分からない空間を浮遊している。
色数は多くはないし、独特の鮮やかな色彩世界が印象的。

「華やか」とは違う、落ちついた紅色が特に美しかったです。
posted by みどり at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月22日

「空想の建築 ピラネージから野又穫へ」展

「空想の建築 ピラネージから野又穫へ」展


観に行っているのに書きそびれている展覧会のことを。

「空想の建築 ピラネージから野又穫へ」展@町田市立国立版画美術館
4月13日〜6月16日まで
展覧会サイトはこちら


4月27日(土)に観に行っています。
野又穫(のまたみのる)さん、の作品が観たくて行ってきました。
この展覧会はたまたま行った、都内のギャラリーの方から教えていただいてしりました。


野又穫さんの絵を初めて観たのは、実はもう10年くらいまえだったか
NHKが深夜に放送していた演劇公演の舞台中継番組でした。
この番組のオープニングと、エンディングに不思議な建築の絵が使われていて
とても印象的でした。
でもこの頃はまだ作家の名前をしらず。

数年前に初台の東京オペラシティギャラリーで、やはり同じような不思議な建築の
絵の展示があり初めて「野又穫」さんの名をしりました。
その後、群馬県立美術館で野又穫展が2010年に開催されたのですが、この時は
気が付いたときには終了していたのでかなり悔しい思いをしました。
やっと今回、野又さんの作品をまとまって観ることができてうれしかったです。


今回の展覧会は「空想の建築群」の展示。
18世紀イタリアの画家、ジョバンニ・バッティスタ・ピラネージが描いた
古代ローマの風景や、同時代の作家が描いた建築物、さらに近代の作家
が描いた風景などの展示。
ピラネージの絵は、以前にもなんども観たことがあるのに名前を覚えて
いませんでした。
やっと今回の展示ではっきり認識ができました(^^ゞ


近年の作家では、コイズミアヤさんのオブジェが面白い。
建造物のミニチュアのようにも見えるような作品。
建物の骨組みに階段があるようにみえるのが、なんだかエッシャーの
だまし絵のようにもみえる。

展示の後半は、野又穫さんの作品がメイン。
実際にはあり得ない、でも近未来的に作られるかも知れない、そんな
SF的な感覚の建物&風景が描かれています。
観ているとその風景の中に引き込まれてしまうのがわかります。
なんだかとても好きです。

別の展示室では、「ELEMENTS あちら、こちら、かけら」野又穫ドローイング展
もあったので、もちろんこちらも観ています。
これは新聞に掲載された記事の挿絵として描かれたものだそうです。
「正方形の画面、テーマは定めない」が依頼者側から指定された条件だったとか。
80点の小さな作品。
全てをまとめた本もあり、これには野又さんのコメントある。
1行か2行の短い物ですが読んでみると、なんだかとても面白い。
結局、この本は売店で買ってしまいました。




この日は、めったに行かない町田にいったので、せっかくなのでそこから
近い、八王子市夢美術館へ行ってみることにしました。
観てきた展覧会については、また改めて。



<2013-05-25追記>
下の写真は、町田市立国際版画美術館の手前の通りです。
なんだかとても良い雰囲気でした。

町田市立国際版画美術館 2013年4月27日


posted by みどり at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月18日

諸星大二郎 原画展

「不熟」発売記念 諸星大二郎 原画展


画集「不熟(ふじゅく)」発売記念
諸星大二郎 原画展@スパンアートギャラリー
5月4日〜5月18日まで



5月14日(火)に山種美術館へ行った後、こちらに寄っています。

漫画家の諸星大二郎さん。
今は漫画そのものをほとんど読んでいないので、諸星さんの活動を
まったくしないのですが、昔は好きで良く読んでいた作家さんでした。
「暗黒神話」や「妖怪ハンター」などは大好きで単行本も持っているくらいです。


今回は初めての画集の発売記念の原画展。
でも諸星さんは原画の販売は昔からされてないそうで、今回も原画の
販売は無し。
原画を元にした版画販売はされていました。



ギャラリーに行ったの夕方ですが、この日は昼間、諸星さんが編集者さんと
一緒に来ていたのだそうです。
お会いしてみたかった・・・。



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特別展「百花繚乱 花言葉・花図鑑」

特別展「百花繚乱 花言葉・花図鑑」


特別展「百花繚乱 花言葉・花図鑑」@山種美術館
4月6日〜6月2日まで
山種美術館のサイトはこちら


5月14日(火)に観に行っています。

文字通り美術館の中は「花」の絵で実に華やか。
花の絵を観ると、心も華やぐのが不思議です。

奥村土牛の「吉野」は山の遠景に霞のようにみえる桜が描かれています。
展示されている多くは花を丹念に精緻に描いた絵なので、奥村土牛の
この作品は逆にとても印象に残りました。

速見御舟の「名樹散椿」は山種美術館のサイトのトップにも使われている作品。
満開の椿の花が目立ちますが、改めてよく見ると多くの大きなつぼみもたくさん
描かれていました。
これは今まで気が付きませんでした。


売店では今年のカレンダーが大安売り。
1575円が500円に値下げされ、さらに100円の絵はがきの中から好きなカードを
1枚選べるというサービスが行われていました。
なので、つい買ってしまいました(^^ゞ
posted by みどり at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする