2012年08月28日

タルコフスキー生誕80周年記念映画祭

タルコフスキー生誕80周年記念映画祭


タルコフスキー生誕80周年記念映画祭
映画「鏡」「僕の村は戦場だった」「ローラーとバイオリン」@渋谷 ユーロスペース
8月4日〜8月17日まで  
記念映画祭公式サイトはこちら

ロシアの映画監督、アンドレイ・タルコフスキー(1932〜1986)
約2週間の映画祭で8本の作品上映が行われていました。

観たことのない作品もあったので、総べてに足を運びたかったのですが、日時の
関係でそれができず、3本だけ観てきました。
一番観たかったのは「惑星ソラリス」だったのですが・・・。

上映作品はタルコフスキー監督作品の全8本。
「ローラーとバイオリン」「僕の村は戦場だった」「アンドレイ・ルブリョフ」
「惑星ソラリス」「鏡」「ストーカー」「ノスタルジア」「サクリファイス」



8月14日(火)に「鏡」(1975年作品)を観ています。
この作品を観るのは始めて。
自伝的要素の強い作品だとか。

明確なストーリーは感じられません。
木々に囲まれた家に住む家族。
タルコフスキー自身が読む、詩人であった祖父の詩。
とにかく映像が美しかったです。

女性が背を向けて木の作に座っているシーン。
そして、赤ちゃんが眠っているシーンの美しさはとびきり格別でした。
とても詩的な映画でした。





8月17日(金)に2本立てだった「僕の村は戦場だった」「ローラーとバイオリン」を観ています。


「僕の村は戦場だった」(1962年作品)
これは、かなり大昔TVの吹き替え版で観たことがあります。
主人公の少年の声を当時有名な女性声優さんが吹き替えていたので、なんだか
その方の吹き替えたアニメキャラが頭に浮かんでしまって困った記憶があります。
長いこと、いつかぜひ原語版で観たいと思っていました。


第2次大戦下のソビエトが舞台。
家族を亡くしたイワン少年が、子どもらしく普通の生活に戻してやりたいと思う
大人の思惑をよそに、復讐心に燃え命を落とす物語。


母や妹との平和な頃の映像と、現在の少年の事が交互に出てくる映像。
妹と一緒に浜辺を走る映像の愛らしさ、戦場をさまよって大人と対話する
シーンの大人びたようすの不快さ。
ラストに少年の死体はなく、顔写真のみが大写しになるのが怖いですが
見終わって思い出すのは、あの浜辺を楽しそうに走り回るシーンでした。







「ローラーとバイオリン」(1960年作品)
これは初めて観る作品です。
タルコフスキーが全ソ国立映画大学卒業制作として作った第1回監督作品だそうです。

ローラー車で土地の整備作業をする青年と、バイオリンを習っているいいとこのお坊ちゃま
である少年(6.7歳?)との交流を描いた作品。

実は、今回観るまで「ローラー」とは女の子の名前だとばかり思っていましたf(^―^;

青年と少年が一緒に歩いていると、数人にいじめられてる子のそばを通りかかる。
「助けてあげないの」という少年に、君が行ってあげなさいとさとす青年。
そういわれて及び腰ながら、いじめっ子達に向かっていく少年。
このシーン良いなあと思いました。

そして青年に思いを寄せる、同じ整備現場で働く女性が、仕事が終わった後
精一杯おしゃれをして偶然を装って青年のそばに行く。
この場面も好きです。

素直で正義感があって、かわいい男の子がまるでチェブラーシカ(ロシア生まれのアニメキャラ)にかわいい!!
約46分の短編ですが、初めての監督作品とは思えない見応えのある作品だと思いました。




タルコフスキー監督作品で、観たことがないのは「アンドレイ・ルブリョフ」だけになりました。


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カンパニーデラシネラ最新作公演「ゲーム」

カンパニーデラシネラ最新作公演「ゲーム」


KAATキッズ・プログラム2012
カンパニーデラシネラ最新作公演「ゲーム」@KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
作・演出・出演:小野寺修二
出演:森川弘和、藤本強、渡邊絵里、藤田桃子
8月19日〜8月26日まで
小野寺修二さん公式サイトはこちら


8月24日(金)に観に行っています。
以前は、パフォーマンス集団「水と油」で活躍されていた小野寺修二さん。
最近はいろいろな演劇公演で、振付を担当されることが多くなっています。
去年、今年と公演があったシスカンパニーの「伯母との旅」でも、振付を
されていました。
今回はご自身のカンパニーでの公演。


一切セリフのない、パントマイムとダンスを組み合わせた公演。
約1時間半。

赤いリンゴをもった女性、彼女を亡き者にしようとする女王、部屋にいる男、
列車の中の乗客達、カードゲームで最終的に勝つのは誰?

セリフは無いけれど、イメージの連鎖が広がっていくのは分かります。
パントマイムとダンスが組み合わされた動きが、観ていて心地よい。

何もない舞台に、メジャーのようなもので枠が作られるとそこに
壁が見えて、ドアが現れる。
三つの枠がつながり、4人が動き回ると三面鏡が見えてくる。

舞台の上に、それまで見えなかった色んな物が見えてくる公演でした。
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2012年08月26日

映画「グスコーブドリの伝記」「崖っぷちの男」「エレファントマン」

7月に観ていた映画3本、について書き留めておきます。

アニメ「グスコーブドリの伝記」


アニメ「グスコーブドリの伝記」@MOVIX亀有
監督・監督:杉井ギザブロー
原作:宮沢賢治  キャラクター原案:ますむらひろし
声の出演:小栗旬、柄本明、忽那汐里、佐々木蔵之介、他



7月16日(月)に観ています。

詩人で童話作家の宮沢賢治の短編をアニメ化した作品。
登場人物を総べて猫に代えてあります。
猫に代えたのは漫画家のますむらひろしさんで、この方が漫画化した作品のアニメ化でもあります。

すでに「ますむらひろしの猫+宮沢賢治の作品」のアニメ化作品として「銀河鉄道の夜」
がありますが、今回は同じスタッフが集まり5年の歳月をかけて制作されたとか。
アニメ版「銀河鉄道の夜」は大好きだったので、今回も楽しみにしていました。

期待以上に絵はとても美しかったです。
バンドネオン奏者・小松亮太さんによる音楽も良い。

飢饉に襲われた村。両親も妹も亡くした主人公の少年グスコー・ブドリの物語。
自己犠牲の物語でもあるけれど、愛する者達を助けたいというブドリの思いが清々しい。

或る新聞評で「物足りない」と書かれていたけれど、私はそうは思いませんでした。
元々の原作もブドリは最後どうなったのかはっきりと書かれてないし、どこか読み手を
突き放すような感じがある。

私にとってはもう一度観たくなるアニメでした。
映画を見終わって原作を読み返したくなり、すぐ宮沢賢治の単行本を買ってしまいました。




あと2本については簡単に・・・。


映画「崖っぷちの男」


映画「崖っぷちの男」@MOVIX亀有
監督:アスガー・レス

7月19日(木)に観に行っています。
何かの理由で、世をはかなんで自殺をしようとするらしき男が一人、ビルの窓の外壁に。
いったい何で・・・と、思っていると実は用意周到に仕組まれたある計画が、
という展開が待っています。

しかし私には、こんなとこまでうまくできるか?という思いが強くて
あまり楽しめませんでした。




映画「エレファントマン」@東京国立近代美術館フィルムセンター
監督:デビット・リンチ  
1980年 イギリス=アメリカ映画

7月24日(火)に観に行っています。
昔観たことある映画ですが、今回再び観てきました。

奇形の体を持った通称「象男 エレファントマン」の半生記。
実在した人物、ジョン・メリックをモデルにした映画。

公開時はヒューマンドラマとして公開されたけれど、監督はデビット・リンチ。
自身は絶対そんなつもりで監督したのではない、と思う。
監督の初期の問題作「イレイザーヘッド」の断片が見え隠れするのですから。

たしか当時は「エレファントマン」が最初に公開されて、ヒットした物だから
後からそれより前に作られた「イレイザーヘッド」が公開されたのでした。


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2012年08月25日

少年王者館公演「累(かさね)」

少年王者館公演「累(かさね)」


少年王者館公演「累(かさね)」@下北沢 ザ・スズナリ
作・演出:天野天街(あまのてんがい)
出演:夕沈、白鶴文子、虎馬鯨、他
8月16日〜8月22日まで (終了してます)



8月20日(月)に観に行っています。
関西を拠点に活動している少年王者館ですが、毎年夏にはザ・スズナリで東京公演を
してくれます。
内容的には、フィルムを何度も巻き戻しているような同じ場面を繰り返し見せるという
演出をするので、なんだかいつも同じ公演を観てるような感じがします。
にもかかわらず、観に行きたくなってしまいます。


繰り返される場面、起承転結がはっきりしない展開、突然出てくるダンスシーン。

女性達は、幼児のような着物の着方。
チラシもそうですが、昭和初期のようなレトロな雰囲気もあります。

途中から、明治期の噺家・三遊亭圓朝(さんゆうていえんちょう)作の怪談「真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」
の冒頭場面がでてくるので、これが今回の公演のモチーフになっているらしい。

「真景累ヶ淵」は好きな話で、昔ラジオ放送された物を全話録音してあるのですよ。
おそらく通しで口演したら4,5時間はかかるであろう大長編ものです。
巡る因果から抜け出せない、どんどん思いがけない方向へ展開していく怪談です。

今回の公演は「累ヶ淵」の話と、繰り返しの「累」をかけているらしい。

振り回されて、突き放されて突然の終幕。
見終わって「楽しかった!」という感じではないのですが、それでもついまた観たくなる少年王者館公演でした。
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2012年08月24日

The Art of Puppets (パペット展)2012



The Art of Puppets (パペット展)2012


The Art of Puppets (パペット展)2012@パペットハウス ギャラリー
7月14日〜7月21日まで
展覧会サイトはこちら

7月20日(土)に観に行っています。
冒頭の画像は今年のDMですが、載っている作品写真は去年の出品作品です。

若手の方からベテランの方まで、特に人形作家とは限らずにパペット(動かして楽しむ人形)
を展示する展覧会がThe Art of Puppets (パペット展)です。
小さなギャラリーでの展示ですが、私もここ数年は毎年とても楽しみになった展覧会です。
観るのはもちろん、気に入ればわりと手頃な価格から買えるのも楽しみの一つです。

「指人形」、「手遣い人形(ハンドパペット)」、「糸あやつり人形(マリオネット)」、
「棒遣い人形」など、様々なスタイルの観て楽しいだけでなく、動かして楽しい人形の展覧会。
写真撮影は不可でしたが、出品作品の画像は展覧会サイトで見られます。


一番観たかったのは、人形劇団かわせみ座の山本由也さんがつくられる人形。
ご自身でつくられた人形を操作し、作・演出も手がけて日本各地で公演をされています。
20日は人形劇団かわせみ座の山本由也さんが、在廊されるとのことでしたので
是非、お話が伺いたくて行ってきました。

山本さんの「KIJIMUNA Quiqui」は小さな妖精、キジムナーを表現された人形。
ご自分の舞台でお使いになるのと、同じよう仕様でつくられてあるとか。
小型の人形は、山本さんが操作されるとほんとに生きているような愛らしさが
ありました。

宇野亜喜良さんの「美女と野獣」は、最近は個展でも出品されるタイプの人形。
一つの固まりが方向を変えてみると、美女に見えたり野獣に見えたり。

保坂純子さんの「森爺」は布で作ったぬいぐるみのような作品で
とても優しい温もりを感じる作品。


杉田 明十志さんの「てくてくダックスフント」は手のひらサイズ。
手で握る棒が1本ついているだけ。
簡単な操作でも動かす楽しみがある人形でした。
もちろんかわいい。


ami大久保 美江さんは、いつもは動物をモチーフにした人形を作られる方だそうですが
今回の「カエルの王様」では初めて人間の女の子をつくられたそうです。
金色の髪の少女、サーモンピンク(かな?)のドレス、黄緑色のカエル、金色の玉、
白い台に、水面を思わせる水色。
人形のかわいさだけでなく、置いたときその空間も美しく見える人形でした。
(女の子のドレスに手を入れて操作します)
今回は、こちらの作品とご縁が出来ました。




ご縁が出来た作品を、8月21日に受け取りに行ってきました。
(後日写真をご紹介したいとおもいます)

その際「DOLL EXPO 2012」を観に行ったことから、お店の方と話が広がり
ミュージシャンである、谷山浩子さんとROLLYさんがこちらパペットハウスに来たことを
教えていただきました。
新作アルバムを共同でつくるので、そのジャケットとコンサートパンフレット写真のために
人形を選びにきたのだそうです。
ニューアルバムのタイトルは『ROLLY&谷山浩子のからくり人形楽団』
写真撮影は、人形作家「恋月姫(こいつきひめ)」さんもよく行かれる場所で行われたとか。

谷山さん&ROLLYさんのコンサートは行くつもりですでにチケットを取っていたのですが、
思いがけないところで思いがけないお話を聞きびっくりでした。

一つのことから、いろんな事がつながって思いがけない方向にも広がっていく。
最近は、こういう事がいろいろあって「知る」ことがとても楽しいです。



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2012年08月22日

DOLL EXPO (大人形博)2012 

DOLL EXPO (大人形博)2012 


DOLL EXPO (大人形博)2012 @グランドプリンスホテル新高輪 大宴会場 飛天
8月4日〜8月27日まで
公式サイトはこちら


8月7日と21日の2回観に行ってきました。

プロの人形作家さんの作品と、創作人形展の入選作品、さらには人形メーカーの
各種人形(特に着せ替え人形)の展示、ワークショップ、人形の販売、人形制作に
かかわる材料の販売など、人形に関する様々なイベントが行われていました。

当初まったく興味がなかったのですが、特別招待作家として自動人形師ムットーニこと
武藤政彦氏の作品で出ると知り、7日に行ってきました。
さらにその後、絵夢やよいさんの作品が販売コーナーの方に展示されていることを知り、
再度観に行ってきました。
絵夢さんの作品は野球選手の「イチロー」と下半身が馬の「ケンタウロス」の2体。
展覧会で入選されたり、地元福島の美術館で作品展示がされたりしてる作家さんです。


このDOLL EXPO (大人形博)2012ですが、盛りだくさんの内容に見えるのに
あまり濃い博覧会には見えず、ずいぶんおおざっぱなイベントだと感じました。
公式サイトを見ても、解説がほとんど無いことから見に行く前にも感じたのですが実際そうでした。

玩具メーカーの宣伝&物販イベントに、オマケでついた展覧会という感じがしてしょうがない。
でも「人形」に関しては有名な作家さん達に「特別招待作家」として作品を出品して
いただいているので、それなりにイベントの体裁は整えている、という感じでした。


まず、会場に入って目にはいるのは招待作家さん達の作品。
私もファンである与勇輝さんや、宇野亞喜良さんの作品があるのはうれしい。
お名前は聞いたことがあるけれど「恋月姫」さんの作品を、初めて目の当たりに
観ることができたのも良かった。


お目当てのムットーニ氏の作品は「記憶の小部屋」
ムットーニ氏の展覧会でよく会場の隅に置かれているような小さなボックス作品。
箱の中に小部屋がある。
テーブル、安楽イス。テーブルの上にはコーヒーカップ、何かの本が一冊。
さらに小さなサイドテープルには本が数冊。
中央にドアがあり、ゆっくりと少しだけ開閉。
ドアの向こうに人影が見えるけれど、そのヒトガタは真っ白。
様々な人形が展示されている中で、これは「人形」の展示とはひと味違う。

私はムットーニ氏の作品は大好きですが、ムットーニ氏を人形作家さん、と思ったことはありません。
作品に人形がでては来ますが、人形が出てこない作品だってある。
独特のジャンルの作品を作っている方だと思っています。

今回は、他の人形作家さんたちの人形達に囲まれることを考えて、あえて
人形を表立って出さない作品にした、と思えてしょうがないのです。


ちなみに私が手元に持っているチラシは、公式サイトに載っているチラシとは若干違っています。
面の写真のみで、裏面は真っ白、各種イベントはかいてない。
面の各作家さん達の作品は今回の出展作品ですが、私のもっているチラシでは武藤氏の作品は
代表作でもある「カンターテドミノ」の写真が載っているのです。

もしかしたら当初は「カンターテドミノ」を出品して、武藤氏の作品展ではおなじみの
上演会も予定されていたのでは?
諸事情でそれが無くなり、出品作品変更になってのでは?




しかし気になるのは、作家さん達の紹介も作品解説も一切ないこと。
作品の材質くらいは書いてありましたが。
ムットーニ氏に至っては、本名すら書かれていない。
やっぱり変な展示です。



その他、気に入った作家さんの作品のことを。

大竹京さんの「少女」
白いブラウス、黒いスカート、ストレートなロングヘア。
なんの変哲もないけれど、とても素直でさわやかな感じのする少女でした。
大きさは小学生くらいだったかな。
カタログには床に座ったスタイルの写真が載っていましたが、会場では
ベンチにすわり、紫の花がスカートの上に載せられてさらに愛らしさが増して見えてました。

米山京子さんの「春が来た」
小型(高さ15センチくらいか)の少女の人形5体と小さな猫たちが遊んでいる場面。
丸っこい体に黄緑色と黄色の服も愛らしい。
これは少女というより、妖精なのかも。
人形の配置は、いろいろ変えられるらしい。

水澄恵美子さん「宴たけなわ」
披露宴の場面らしい。
すわっている花婿、花嫁さん。そして二人の両脇に立っているお父さん、座っているお母さん。
花婿さんの横に羽織袴のお父さんがいますが、花婿さんが恐縮してるような
仕草をしているところをみると二人は義理の親子で、彼は婿殿か。
人形四体がならんでいるだけなのに、4人の姿、表情をみると物語が見えてくるのがすごいと
思いました。


ムットーニ氏の作品写真がのっていたので、高いなと思いつつカタログを買いましたが
こちらも展示会場とまったく同じで、なんの解説もない。
写真と名前と材料が書かれたのみのカタログでした。

観て良かった、と思える作品もありましたが、全体的には観に行って不満が残る博覧会でした。


着せ替え人形として昔から有名なバービー人形。
コレクターも多いようですね。
先日は某演劇公演を観に行ったら、となりの男性が連れの方に自分の恋人が
バービー人形のコレクターなので、ビンテージ物の人形をネットを検索して日本で
一軒その人形を置いてるところ見つけ「俺の大切な人にプレゼントするんです」と
言って注文をした、と自慢げに話をしてるのが耳にはいりつい聞き耳を立てて
しまいましたm(__)m

いったいいくらするんだろう?
私もこんな風にプレゼントされてみたい・・・。

話がそれました。
では今日はこの辺で。
posted by みどり at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

イッセー尾形 一人芝居「わたしの大手町」


イッセー尾形 一人芝居「わたしの大手町」@日経ホール
出演:イッセー尾形  演出:森田雄三
7月11日〜7月15日まで

イッセー尾形 一人芝居「わたしの大手町」2012年7月


7月12日(木)に観に行っています。
今回は新作公演ではないので、以前観たことあるネタばかりでしたが
私はたぶん初めて観ると思えるネタもあったので、来て良かったです。

東京の大手町は、オフィス街。
「わたしの大手町」では毎回、働く人をネタにした公演が行われています。

新作ではないから、イッセーさんもなんか余裕で、楽しんで演じているように見えました。
もっともイッセーさんにとっては、客席との距離が近いクエストホールとはちがい、
お客さんとの距離が遠いから反応がイマイチつかみにくいらしい。

仕事の関係で電車で幕張メッセへ向かう男性がイッセーさんだったり、
休憩時間にバドミントンして、なんか社員のうわさ話してる女子社員がイッセーさんだったり、
会社に来て勧誘をしようとしてる、生命保険のおばちゃんがイッセーさんだったり、
夜、部長の家へおじゃまする部下がイッセーさんだったり。


この大手町、日経ホールは、私も以前長年勤めた職場からなら
歩いて行かれる場所。
その職場(=会社)も今はもうありません。
私にとっては、懐かしくもちょっと切ない大手町。
この日は気分も良かったので、すぐそばの地下鉄大手町駅にはいかず、
少し歩いて長年乗り降りしていた新御茶ノ水駅まで歩いてから帰りました。

8月21日からは、原宿クエストホールでイッセーさんの公演があります。
こちらも観に行く予定なので、楽しみです。
posted by みどり at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平成24年度第1学期単位認定試験結果到着


7月末と8月頭に受験した結果が送られてきました。

「舞台芸術への招待」・・・A
  8割正解だったようです。

「映像メディアとCGの基礎」・・・(A)丸で囲まれた A
  満点か9割は正解だったもよう。 

ほっとしました。
10月からの来学期に何を受講するか、或いはしないかまだ決めかねてます。
申請締め切りは8月31日までです。
posted by みどり at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

京都嵐山オルゴール博物館

京都嵐山オルゴール博物館1


京都嵐山オルゴール博物館 (ギド・リュージュ ミュージアム)@京都 嵐山
公式サイトはこちら

8月5日(日)に、京都市美術館を観に行った後、こちらにまわっています。

数年前に嵐山には来たことはあるのですが、その頃はオルゴールには興味が
なかったこともあり、この博物館の事はまったく知りませんでした。

冒頭の写真は、博物館の外観です。
下の画像は看板で、所蔵アンティークオルゴールをモチーフにしています。

京都嵐山オルゴール博物館2




アンティークや近年のオルゴール、オートマタ(自動人形)の展示の他、「ギド・リュージュ 
ミュージアム」となっているように、世界的に有名な高級オルゴールメーカーの「リュージュ社」
社長でもあったギド・リュージュ氏のオルゴールコレクションを譲り受け、展示されていました。

この博物館とギド・リュージュ氏との出会いというか、関係はどういうものだったのか
興味があるのですが、その辺の解説が一切ないのが残念でした。


また館内、写真撮影ができないのもちょっと残念。
今まで行ったことのあるオルゴール・ミュージアム(六甲、金沢、東京)は、どこも演奏中で
無い限り館内の写真撮影OKでしたから。

行ったときは、ちょうど演奏会&解説が始まっていたので、もちろん聞いてきました。


その他の展示されていたオルゴールについて。
動いているところは観られませんでしたが、展示されていた「ナポレオンの嗅ぎ煙草入れ」に興味津々。
もともとはナポレオンが、部下に褒美として与えるために10個特注した小型のオルゴール。
手のひらサイズの嗅ぎ煙草入れ(一見すると懐中時計)の中に、櫛歯が放射状に設置され
回転するプレートが櫛歯のピンをはじいて演奏する、のだそうです。
どう動くのか想像がつかない。
観たかったです。


フランソワ・ジュノ作の「世紀末の月」は巨大がオートマタ。
人の背丈ほどの、まん丸顔の月男が動くオートマタ。
葉巻を吸って煙を吐くこともできるとか。
月のそばを雲がたなびいている、という趣向。
これもその場面は観ることはできませんでした。

館内のオルゴールショップでは、今年は作曲家のクロード・ドビュッシー生誕
150年を記念した世界限定99台のリュージュ社製オルゴールを試聴させていただきました。
ところで私、今年がドビュッシー生誕150年とは知りませんでした。
私はこの方の音楽は大好きなのですが、150周年なのにあまり世間で話題になってないような気がするのですが。
オルゴールの曲は「亜麻色の髪の乙女」
72弁シリンダーオルゴールが3回転することで一曲演奏できるので、この名曲を短縮することなく
きけるのが素晴らしいし、実際オルゴールの音色も深みがあり優しげでとても良かったです。
残念なのはとても手が出せるお値段ではなかったことですf(^ー^;
こちらのサイトで実物の画像が見られますので、リンクを張っておきます。


この日は、この後新幹線に乗って名古屋へ向かい「ART NAGOYA 2012」を観てから
千葉県の自宅に戻りました。

posted by みどり at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「上村淳之展 作家の眼」

「上村淳之展 作家の眼」


「上村淳之展 作家の眼」@京都市美術館
6月30日〜8月19日まで  (終了してます)
展覧会サイトはこちら

8月5日(日)に名古屋で開催されたアートフェア「ART NAGOYA 2012」を観に
行ったことをすでに書きましたが、この時は名古屋へ行く前に、京都へ立ち寄って
いました。

京都は高校生の時の修学旅行も含め、数回訪れたことがありますが、京都市美術館は
今回が初めて。


日本画家の上村淳之(うえむらあつし1933〜)さんは、祖母が美人画の大家である上村松園(うえむらしょうえん)、
父が花鳥画の大家の上村松篁(うえむらしょうこう)という方。

上村淳之さんは花鳥画を書かれる方で、モチーフも描き方も父の上村松篁の絵ととても似てる。
初めて観た頃は、そっくりだなと思ったものです。

上村松篁の花鳥画は構図の取り方も独特で、デザイン性が強く、装飾的でとても華やか。
それと比べると上村淳之さんの絵は、父の絵に似ているけれど装飾性は少ないようなきがします。

私は上村松篁画伯の絵が大好きなので、以前は上村淳之さんの絵は父のコピーにしか見えず
どこかもの足りなさをかんじていました。

今夏の展覧会では、学生の頃から近年の作品までが展示されていて、こうやってこの方の作品を
観るのは、初めての事でした。

この方の絵について物足りなく感じていたものも、この方の画風である、そう感じた展覧会でした。

また、上村淳之さんは奈良県にある「松柏(しょうはく)美術館」の館長を務めていることも今回初めて知りました。



ところで今回は、前日の夜22時半に、新宿から高速夜行バスに乗って翌朝、5時半頃に京都駅前に到着。
ちょっと早過ぎた気もしましたが、駅前なら24時間営業の飲食店もあるし、インターネットが
つかえる漫画喫茶もある。

最初に行くつもりだったのは午前9時開館の京都市美術館だったので、コンビニでおにぎりを
買ってから駅前にあるネットカフェに入りました。
行って分かりましたが、私と同じように早朝京都について時間つぶしで入っている方が多かったようです。


下は京都市美術館の外観です。
京都市美術館 2012年8月5日


地下鉄「東山」駅から歩いていったのですが、途中で見つけた花がきれいでした。
京都市美術館へ行く途中の花 2012年8月5日






posted by みどり at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする