2012年07月30日

梅干し2012

梅干し2012年版


赤紫蘇と一緒つけ込んでいた南高梅3キロ、やっと今日天日干しはじめました!

梅雨明け宣言を聞いてから、いつ干そうとそわそわしていました。
3,4日は晴天続きでないと困るし、夕立があっても困る。
私が朝から出かけて、夜遅く帰宅の日でもこまる。

もろもろの条件がそろって、ようやく天日干しにこぎ着けました。
一緒につけた紫蘇も干します。

なんかとってもいい色。
明日、明後日も昼間のみ天日干しします。
今年の梅干しの出来具合はどうかな。

posted by みどり at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月28日

今日と明日は神戸

7月28日 神戸三ノ宮駅前


今日は午後、東京駅から新幹線に乗って神戸に向かいました。

今JR三ノ宮駅前。

劇団維新派公演を見るためです。
今日夜公演、と明日の千秋楽観てきます(^o^)/

詳しくは帰って来てから書きますo(^-^)o
posted by みどり at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月27日

「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ(道化師)」

「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ(道化師)」


二期会創立60周年記念公演 東京に機会オペラ劇場
「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ(道化師)」@東京文化会館 大ホール
指揮:パオロ・カリニャーニ
演出:田尾下哲
合唱:二期会合唱団  NHK東京児童合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
7月13日〜16日まで



7月13日(金)初日に観に行っています。
オペラ公演をされている二期会の公演を観に行くのは、今回が初めてです。


表題の2作品、日本ではなかなか上演される機会がない。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲の美しさはとびきりです。
(この曲を知ったのは、自動人形師ムットーニこと武藤政彦氏の作品「Alone Rendezvous」に
使われていたのを聴いてからです)
以前から、テレビで外国の舞台中継を観たり、舞台中継のDVDを購入してましたが
生演奏を一度も聴いたことがありませんでした。
なので今回の公演は、びっくりしてすぐチケットを取りました。



「カヴァレリア・ルスティカーナ」
オペラ全1幕
字幕付原語(イタリア語)上演
原作:ジョヴァンニ・ヴェルガ
台本:ジョヴァンニ・タルジョーニ=トッツェッティおよびグィド・メナッシ
作曲:ピエトロ・マスカーニ

この日の配役です。

サントゥッツァ 大山亜紀子
トゥリッドゥ 岡田尚之
ルチア 栗林朋子
アルフィオ 小川裕二
ローラ 富岡明子



音楽はとても美しいのですが、物語は恋愛物というより愛欲物といいたくなるような
お話で初めて知ったときは、がっかりしたものです。
タイトルの響きがとてもきれいでしたから。
もっとも「カヴァレリア・ルスティカーナ」というタイトルも、意味は「田舎の騎士道」
なのだそうです。



物語は、恋人(トゥリッドゥ)に捨てられた女性が哀しみのあまり、恋人の浮気相手の夫に
真実を告げてしまい、男性2人は決闘することになり最後トゥリッドゥが死んでしまうというもの。

二期会を観るのは今回、初めてだったので出演者の方々について感想などとても
かけません。
皆さんうまい、としかおもえないし、恥ずかしながらいいのか悪いのか全然わかりません。


演出については、舞台装置は極力抑え、イスを場面によって並べ替えて空間を
表現する手法はなかなか面白いと思いました。
群衆の動きも計算されていますが、唯一気になったのはサントゥッツァともう一人の
女性(昔の彼女?)が背中合わせになってゆっくり回転する場面。
たぶん時間を過去に遡った、という表現だとおもいましたが、やや野暮ったい動きだな
と感じました。
パントマイムの小野寺修二さんなら、もっとスマートに表現するだろうに。

そして待ちに待った「間奏曲」
パオロ・カリニャーニの指揮は、優雅さと壮大さがあり冒頭を聴いただけで頭が
軽くしびれるような感覚すらありました。
素晴らしかったです。

最近知ったのですが、この間奏曲はオペラが作曲される前に既にピアノ曲として
書かれていたのだとか。
今度、楽譜(ピアノピース)を入手しようと思います。
この美しい曲の楽譜を見てみたい。
もちろん、いつか弾けるといいのですが・・・。



「パリアッチ(道化師)」
オペラ全2幕
字幕付原語(イタリア語)上演
台本・作曲:ルッジェーロ・レオンカヴァッロ

物語の舞台は旅回りの道化芝居の一座。
座長のカニオは、役者の妻が浮気してると思いこみ劇中劇の舞台上
観客も観てる中で嫉妬のあまり妻を殺害してしまう。


以前観たDVD版では、サーカスのようなテント芝居が舞台になって
いましたが、今回はTVの生番組という演出になっていました。
TV番組のセットということで、カラフルで現代的な感覚が目を引きました。

カニオ 大野徹也
ネッダ 嘉目真木子
トニオ 桝 貴志
ベッペ 小原啓楼
シルヴィオ 塩入功司


歌のことはよく分からないのですが、カニオ役の大野徹也さんの声は深みがあり
きれいだなと思いました。


下は私も持っているDVD版です。
名オペラ歌手、プラシド・ドミンゴが出演しています。




カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲のピアノ楽譜



posted by みどり at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月24日

「福田平八郎と日本画モダン」

「福田平八郎と日本画モダン」展


「福田平八郎と日本画モダン」@山種美術館
5月26日〜7月22日まで (終了してます)
展覧会サイトはこちら

7月6日(金)に観に行っています。

日本画家・福田平八郎(1892〜1974)の画業を振り返る特集展示がメインですが、
大正から昭和にかけて活躍した日本画家のモダンな作品の数々も展示されていました・


福田平八郎の作品は、もちろん以前から知っていたのですがここ数年で私の中での
この方への興味の持ち方がかなり変わってきた作家さんです。

以前は、知ってはいても好きな作家さんではなかったのですが最近になって
この方の絵はすごい!と思うようになりました。

私も素人ながら日本画を少々描いているのですが、絹に絵を描き出してから
急速にこの方の絵に興味を持ちだしました。

作品を観ていると丁重にていねいに、繊細に描かれていたのがやがて大胆な
構図と明るい色彩の世界に変わっていくのが面白い。

先日はNHKの日曜美術館で特集もあったのでもちろん録画して繰り返し見ています。
ちなみに「日曜美術館」と「美の巨人たち」は毎回録画して保存版にしています。

会期中展示替えがあり、水面を描いた傑作「漣」(絹本彩色)は観に行った時にはありませんでした。
和紙に描かれたのでなく、絹にこのだいたんな水面の絵が描かれたというのが
私にとっては新鮮な驚きでした。
まるで現代の抽象絵画といってもいいくらいの作品なのですから。


この「漣」の代わりに展示されていたのは「雨」(紙本彩色)
画面いっぱいに描かれた瓦。
そこにぽつぽつと当たる雨。瓦に丸い跡がついているから今降り出したばっかり、という
時間経過まで感じさせます。
瓦の質感と、縦と横、さらには柔らかな曲線の絡みも絶妙。


そして今回一番、じっくり観てきたのは絹に描かれたボタンの作品でした。
(今、私も絹にボタンを描いているので参考にと)
とにかく細かい。
花びらのしわ、葉脈までどの葉っぱも省略無しに描き込んでいるのです。
ちょっとやり過ぎの感がありますが、色調は押さえ込んだやや暗いもの。
夕暮れ時の感覚もあります。
花の柔らかさ、葉の堅さ、それを包み込む空気の静けさ。
なんとかマネできないかとじっくり観てきました。

もちろんそんなこと簡単にできるわけないのですがf(^―^;
福田平八郎も対象をじっくり観察をしてスケッチを繰り返し、繊細な絵を何枚も描いて
来たからこそ、描ける世界なのだと思います。



そして他の作家の日本画もまた楽しい。
なかでも
山口蓬春の「夏の印象」は言われなければ、とても日本画とは思えない作品。
(日本画と洋画の区別は今や、画材の違いくらいでしかありませんが)
朝顔、砂浜、その奥の海など、「夏」をイメージする物がちりばめられています。
抽象絵画のような大胆で簡潔な構図で、明るく柔らかな色彩。
観ていてリズムを感じ、とてもさわやかな感じのする作品でした。


こちらは、今私が制作中のボタンです。
絹にボタンを描く




posted by みどり at 10:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月23日

劇団四季・東京公演「オペラ座の怪人」5〜10回目


2012年 劇団四季・東京公演「オペラ座の怪人」5〜10回目


劇団四季・東京公演「オペラ座の怪人」5〜10回目@四季劇場 海



感想を書きそびれていますが劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」は大好き
なので、ほぼ月一回観に行っています。
2階C席ですが舞台に対して中央の席で鑑賞できるので、私は何回でも観たいので
この席で充分満足しています。
(平日夜は現在、安い席種でも良い位置のチケットがとりやすいです)

1月に4回目を観に行ってからは以下のように観に行っていました。
感想はその時々、ツイッターでつぶやいたものを元に書いています。




5回目 2月2日(木)夜の回
ファントム:高井治 クリスティーヌ:高木美果 ラウル:鈴木涼太
私の体調のせいなのか楽器の音がまとまって聞こえない。
限定500個の正月の福袋のマント風ブランケットまだ売れ残ってました。
さすがに福袋の表示はありませんでした。


6回目 3月2日(金)夜の回
ファントム:高井治 クリスティーヌ:苫田亜沙子 ラウル:佐野正幸



7回目 4月12日(木)夜の回
ファントム:大山大輔 クリスティーヌ:笠松はる ラウル:飯田達郎

何度観ても飽きない



8回目 5月17日(木)夜の回
ファントム:高井治 クリスティーヌ:高木美果 ラウル:鈴木涼太

頭と心が揉みほぐされるのか、観てる間じゅう涙が止まらなくて困った。




9回目 6月19日(火)夜の回
ファントム:佐野正幸 クリスティーヌ:土居愛実 ラウル:飯田達郎

冒頭ビアンジ声がひっくり返りそう。土居クリスティーヌ情感感じられず。
佐野ファントム、声の細い感じが他のファントムと違い新鮮な感じがするけれど
もう少し深みが欲しかった。


10回目 7月3日(火)夜の回
ファントム:高井治 クリスティーヌ:土居愛実 ラウル:鈴木涼太

高井治ファントムはとてもよい。舞台のできと、色々なこと思いだし、涙涙涙。




なぜこんなにもこのミュージカルに惹かれるのかというと、一番はやはり音楽の良さでしょうか。
クラッシック風のアンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽は、華やかさと格調の高さも感じます。

あふれる才能があるのに自分の容姿に引け目を感じ、さらには恋に破れどこかへ去るファントムに高潔な物を感じます。
やはりこの物語ファントムが本当に「怪人」ではなく、紳士であるところがいいですね。
ファントムを悪人として描いていない。
物語を包む彼への眼差しがとても優しさしい。
この感覚はガストン・ルルーの原作よりも、このミュージカル版の方に強く感じます。
観てるこちらも心が癒されるような感じがします。
観るたびについ、涙してしまうのはそのせいかも。


過去何度も映画化や、舞台化されてきた「オペラ座の怪人」ですが今度は人形劇俳優の
たいらじょうさんが人形劇化をするそうです。
来年の上演に向けて現在、いろいろと構想中とか。
こちらも今からとても楽しみです。

2012年07月22日

映画「サスペリア2」

「ロードショーとスクリーン ブームを呼んだ外国映画」


「ロードショーとスクリーン ブームを呼んだ外国映画」
映画「サスペリア2」@東京国立近代美術館フィルムセンター
1978年9月日本公開  1975年イタリア映画
監督:ダリオ・アルジェント
出演:デッビット・ヘミングス、ダリア・ニコロディ、他
上映会サイトはこちら
会期中、7月28日(土)17時から再度この作品の上映があります。




7月20日(金)に観に行っています。
これも昔、テレビで何度も観た映画です。
血みどろのホラー映画なのですが、結構好きな作品だったので良く覚えていました。

今回は昔と違って、監督のことや音楽を担当したロック・グループ、ゴブリンのことも
知っていたのでより興味深く観ることができました。

殺人現場を目撃したピアニストが謎の犯人に狙われ、独自の調査を進めていくうちに
周辺で次々、殺人事件が起きる。
やがて判明する意外な犯人とは。
というお話。

イタリア映画のはずなのに、上映で聞こえてくるのは英語。
英語吹き替え版?と、思ったのですが、いろいろ調べてみたら
この作品、イタリア映画ですが撮影時の言語は英語なんだそうです。
だから英語がオリジナルなのだとわかりました。


なんで主人公がピアニストなのかとか、なぜかつての事件は隠されたのかとか、
なぜ殺人が起こるとき「あの」音楽が流れるのか、とかツッコミどころはあるのですが
観ているときはまったく気になりません。
ある種の強引さというか、有無を言わせぬ説得力があります。

何かの気配を感じさせる、周囲をまるでゆっくりなめていくようなカメラの動き、恐怖心を
盛り上げていく「ゴブリン」の音楽、とても良いです。
この音楽は大好きで、昔サントラのCDを買ってしまったくらいです。

映画「サスペリア2」サントラ ゴブリン


このアルバムは当時のイタリアでヒットチャート、第1位になったとか。
テーマ曲の旋律のシャープさが心地よい。
私は映画の中で流れる奇妙な童歌が好きなのですが、このCDには入っていません。
でも収録されている「スクール・アット・ナイト」という曲には、あのメロディの一部が含まれています。


サスペリア2というまるで続篇のような映画ですが、先に公開された「サスペリア」とは
まったく関係ない映画。
映画が制作されたのは「2」の方が先で、「サスペリア」の方が後です。

「サスペリア」がヒットしたので、日本の配給会社がこんな続篇のような邦題つけて公開してしまったんだとか。
原題は「PROFONDO ROSSO」、英語タイトルは「DEEP RED」です。
同じ監督作品ですが私は「サスペリア」よりもこの「2」の方が、傑作だと思います。


新聞記者・ジャンナ役で出演しているダリア・ニコロディは、この映画のあとで
監督のダリオ・アルジェントと結婚しているそうです。
で、生まれた子がフィオーレで当時イタリアでは新聞に「闇のお姫様が誕生した」と書かれたとか(^◇^;)
次女がアーシア。
監督はその後「フェノミナ」に二人の愛娘を出演させているそうです。
(この映画は観たこと無い)
こんな事が分かって「サスペリア2」を観ていると、本編とは関係ないところでさらに面白いです。


<2012-07-26追記>
この映画が好きですし、いろいろ知りたくなったのでとうとうDVDを購入してしまいました。
今回はネットオークション(販売が数年前なので現在店頭入手は不可)で入手したDVDには
2種類の「サスペリア2」が収録されていました。
(だからこそ買ったのですが)
「劇場公開版」と、それよりも約20分長い「完全版」の2バージョンです。

完全版には当然ながら、劇場公開版ではカットされたシーンが収録されていました。

気になった点をいくつか。

映画音楽が収録されたゴブリンのアルバムに「ジャンナ」という可愛らしいメロディの音楽が
あったのですが公開版には、この音楽が流れていない。
と、言うことは・・・と、思ったらうやっぱりありました。
女性記者のジャンナが、主人公のピアニストに好意をもってなかなか積極的にアタック
してるシーンがあるのですが、ここで流れていました。
公開版では二人の関係は、特別親密なものをかんじなかったのですが、あっても
この映画では蛇足に感じるので、カットして正解だったと思います。

主人公のピアニストと、友人のピアニスト。
この二人が友人関係というのは公開版では、ややとってつけたような感じが
ありました。
二人の会話でそうとわかるくらいでしたから。
今回観た完全版ではジャズ倶楽部らしき所で、二人で楽しそうにピアノを連弾してるシーンがある。
説明なしで親しい間柄だとわかる。
さらに店内の客が「あれが事件の犯人を見てる人だ」という会話があり、
その後、主人公の自宅に犯人が忍び込んでくる。
この流れもあるから、カットしなくても良かったのでは?と思いました。

DVDに収録されていた「公開版」とフィルムセンターで上映されたフィルムは
少々違っていたようです。
気がついたのはラストシーン。
上映フィルムは、真っ赤な血が流れるシーンで一瞬血が青色に見える。
見間違いではないです。
「え?」と、思ったしツイッターで書かれていた方がいましたし。
収録されてた「公開版」に青色は見えなかったです。


<2012-08-07追記>
公開当時のチラシを入手したので、画像をアップします。

映画「サスペリア2」







posted by みどり at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「カサンドラクロス」


「ロードショーとスクリーン ブームを呼んだ外国映画」


「ロードショーとスクリーン ブームを呼んだ外国映画」
映画「カサンドラクロス」@東京国立近代美術館フィルムセンター
上映会サイトはこちら


7月11日〜7月29日まで「ロードショーとスクリーン ブームを呼んだ外国映画」と題して
1970年代から90年代に日本で公開されヒットした名作映画の数々が日替わりで上映されています。

子どもの頃TVで何度も観た作品もあれば、大人になってから映画館で観てきた作品もあり
うれしい企画となっています。
出来ることなら毎日通いたいくらいなのですが時間的にさすがにちょっと無理。


早速、観に行ったのは2作品。
ともに子どもの頃TVで観たことがあるけれど、大きなスクリーンで観るのは今回が初めてです。



7月11日(水)19時から「カサンドラクロス」を、20日(金)13時から「サスペリア2」を観てきました。

長くなりそうなので感想を別々に書くことにします。


「カサンドラクロス」
1976年12月日本公開   1976年イタリア・イギリス合作映画
監督:ジョルジ・パン・コスマトス
出演:バート・ランカスター、ソフィア・ローレン、エバ・ガードナー、マーチン・シーン、他


細菌に感染した逃亡犯が大陸横断列車に潜伏。
細菌は極秘で研究されていた細菌兵器で、機密漏洩を恐れた軍は乗客全員を列車もろとも
抹殺しようと30年間使用されていない崩壊寸前の鉄橋「カサンドラクロス」へ誘導しようと
するが・・・という話。

何十年ぶりかで観た映画です。
記憶では主人公を神父さんと思いこんでいましたが、見なおせば神父さん姿だったのは
潜入捜査していた刑事で、主人公は医学博士(生物学だったかも、よく覚えていません)。
主人公が黒服だったので、時間経過と共に記憶が混同したようですf(^―^;


大人になってから見なおすと、出演者の豪華さにびっくりです。
子どもの頃は、誰が誰でなんてこと知りませんでしたから。

まずいことが起こったら犠牲者が出ようと、隠蔽してしまおうという「上層部」の動き、
いつの時代にもあることで、今見てもまったく古びていない。


列車という密室がメイン舞台ですが、軍の情報部と医師の対立も交互に見せていく演出と
展開はうまいと思いました

もっとも、今時の映画しか知らない方には、かなりものたりない映画だったようです。
上映が終わってから「こんなのがヒットしたの」なんて声を聞きましたし、ネットで書かれて
いる方も少なくなかった。

それにしても上映されたフィルムのひどさに唖然です。
雨が降っているような傷がいっぱい。
こんなフィルムで入場料一般千円とは高い!
私は放送大学生なので650円なのですが、やっぱり高い!
フィルムセンターは所蔵フィルムの上映の時はもっと安いのに、今回はなんで?
上映権とか権利問題がからんでいるのでしょうか。


かつてラジオのFMで、映画音楽専門の番組があってよく聞きましたが、この映画は
音楽から先に知った作品でした。
ヒットメーカー、ジェリー・ゴールド・スミス作曲の哀愁をおびたメインテーマ曲がとても良いです。



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2012年07月20日

「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」展


「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」展1


「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」展@Bunkamura ザ・ミュージアム
6月19日〜7月29日まで
展覧会サイトはこちら

6月29日(金)に観に行っています。
スイス生まれの画家、エルンスト・クライドルフ(1863−1956)の事は、展覧会を
観に行くまで、まったく知りませんでした。

当初画家を目指していたのに、体調を崩してから南バイエルンのアルプスで療養生活を
送りことになり、そこで大自然と接することが後の絵本作家としての原動力になったらしい。


花々や昆虫たちが擬人化され、語られる物語。

その絵は、今の感覚からみたらむしろ素朴なくらいですが、当時は斬新で
批判する方も少なくなかったとか。
ヨーロッパで多色刷りの質の良い絵本が作り出されたのが19世紀後半以降。
クライドルフが絵本を作り出した頃と重なるわけで、高い印刷技術とメディアの力に
よって広く知られるようになった作家、といっても過言でないようです。

擬人化された花は、ドレスを着て可愛らしい女性として描かれていますが、よく見れば
花の種類の違いもはっきり分かるくらいその特徴が残されています。
きれいで、かわいいだけじゃない。
作家としての良心を感じました。

「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」展2


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2012年07月18日

ウィーン少年合唱団 2012年日本ツアー Aプログラム

wien2012.jpg


ウィーン少年合唱団 2012年日本ツアー Aプログラム@東京オペラシティコンサートホール


6月15日(金)にC席で聴きに行っています。

去年も来日予定はあったのに、東日本大震災の影響で公演中止。
私も買っていたチケットの払い戻しをしてもらしました。


A、Bと二つのプログラムがあったのですがなかなか行く日の都合がつかず
片方だけにしておきました。

主な曲は「美しく青きドナウ」「皇帝円舞曲」や日本の「ふるさと」や「花」など。
毎年曲目はほぼ、同じなのですが二年ぶりの天使の歌声は、やはりとても良かったです。
ボーイソプラノは聞いていると、気持ちがすっきりとします。

休憩時間、近くの方々が話をしてるのがきこえてきたのですが、
昔の公演では少年達による、短いオペレッタを間に挟んで上演したり、という
こともあったのですが、最近は観たことがありません。
(驚いたことに、セリフを日本語で言ってました)
練習するのは大変だからでしょうか。
また見たい気もちょっとするのですが、やはり歌声だけで充分です。

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2012年07月17日

ムットーニ氏 新作「FAMILY PHOTOGRAPH」&「Coffee Break with Wings」


ムットーニ氏 新作「FAMILY PHOTOGRAPH」&「Coffee Break with Wings」@ART OSAKA2012 ホテルグランヴィア大阪


7月7日(土)観に行ってきました。
自動人形師ムットーニこと、武藤政彦氏の新作を観てきました。
今回は行くのやめておこうと思っていたのに、京都の作品と新作の2点が展示されているときき
結局土曜日に行ってしまったのです。

土曜日は仕事が午前中だけだったので、それを終えてからすぐに新幹線で大阪へ。
夕方4時頃、ようやく到着。

早速、ケンジタキギャラリーへ。
行ったとき、京都のアートフェアで登場した作品「Coffee Break with Wings」は部屋に
展示されていました。
新作の「FAMILY PHOTOGRAPH」は浴室にあったのですが、ギャラリーの方と
作品についてお話をしていていたら両方とも浴室で見せていただくことが出来ました。

やはりムットーニ作品は暗闇で観るのがふさわしい。
(たまに例外もありますが)

ギャラリーの方がおっしゃるには、ほんとは両方とも浴室に置きたかったけれど狭いので
1点は部屋に置いたと言うことでした。
確かに浴室は張り出している部分の幅がとても狭く、2点を浴室に置くと落ちるんじゃ
ないかと冷や冷や物でした。



4月に開催されたアートフェア、アート京都で展示された「Coffee Break with Wings」のことを。
(リンク先はケンジタキギャラリーのサイト)
旧作品「インターバルウイング」を彷彿とさせるオルゴールタイプの作品。
(リンク先はムットーニ公式サイト)

タイトルと、作品画像をみて予想はしていましたがほぼその通りの動きの作品でした。
女性がゆっくり上昇すると、背後が明るくなりキラキラとした光りもちりばめられ翼が見えてくる。
下の方には、風景も見えます。
テーブルにはコーヒーカップが置かれ、中にはコーヒーと白いクリームが渦を巻いている。
なんだか可愛らしい作品でした。





「FAMILY PHOTOGRAPH」は大きさは、「Coffee Break with Wings」とほぼ同じ。
手前に黒いスーツを着て、髪をアップにした女性が座っています。

彼女がゆっくりと回転して、鑑賞者に背中を向けるとちょっとストップ。
(部屋の向こう側は鏡)
部屋の灯りが落ちて、鏡だったはずの暗闇の中からゆっくりと二人の人物が見えてくる。
左側が大人の男性らしき人物、右側が少年らしき人物。
二人ともグレーのスーツ姿で、よく見たら右側の子はスカート姿なのでやっと
女の子と分かりました。

二人がはっきりと見えてくると、パッとカメラのフラッシュのような光りと音が放たれます。
すると二人の姿はスッと消え、部屋も明るくなり座った女性がまたゆっくりと手前を向き出す。

正面を向くと、また停止して後ろの暗闇に二人の人物がゆっくりと見えてくる。
するとまたフラッシュ。
また後ろの二人が消え、女性が回り出す。
これがエンドレス。

常時回転しているのでは無く、途中いったん停止する。
武藤氏のオルゴールタイプの作品では珍しい動きだなと、思いました。

フラッシュがあるので、この三人で記念写真を撮っている、という感じです。

部屋の左側の壁に掛かっているのが普通に三人で映っている記念写真があります。
もちろん夫婦と子ども、という感じ。
右側の壁に掛かっている写真は一見、左と同じようですがよく見ると女性だけ背中を向けています。

喪服を着た女性が、亡き家族のことを思っているようにも、あるいは生きている家族が
死んでしまった女性のことを思っているようにも見える。
はっきりとした物語を感じる作品でした。
どこか懐かしく、切ない物語。

部屋の壁の灯りは、本来左右ともつくのですが観に行ったときは、左側がつかない状態でした。
そういえば、外側の色を忘れてしまいました。

7日は18時がいったん閉場になっていたので、各ギャラリーを急いで全部回り最後の見納めにと
またケンジタキギャラリーへ。
閉場時刻すぎていたのですが、ギャラリーの方からは「ここにいれば大丈夫」といわれ
ご厚意に甘えさせていただき、2作品同時作動させて見せていただきました。
(すぐ帰ろうとしても、エレベーターは混んでいましたし)
浴室の暗闇の中で、独占してじっくり見せていただいた2作品、これで見納めかと思うからか
とてもきれいでした。

ART OSAKA2012 の他のギャラリーや展示作品についての感想はこちらにまとめています。


<2012-07-18追記>

「FAMILY PHOTOGRAPH」に登場している、子どもですが最初、女の子と書いたのですが
先に観てきた方より、男の子では、と教えていただきました。
いわれてみればスカートと思ったのは半ズボンだったと思います。
そしてやはり最初に感じた「少年」が正しいようです。
最初の文章は変えず、ここに追記の形で訂正させていただきます。


故に、訂正いたしました。
posted by みどり at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動人形師ムットーニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする