2011年09月30日

デラシネラβ 公演「ロミオとジュリエット」

デラシネラβ 公演「ロミオとジュリエット」



デラシネラβ 公演「ロミオとジュリエット」@IID 世田谷ものづくり学校
原作:W.シェイクスピア
構成・演出:小野寺修二
出演:小野寺修二、大庭祐介、河内大和、斉藤悠、管彩夏、藤田桃子
カンパニーデラシネラ(小野寺修二)公式サイトはこちら


9月27日(火)に観に行っています。
公演場所は「IKEJIRI INSTITUTE OF DESIGN 世田谷ものづくり学校」。

今回初めて知りましたが、2004年3月に廃校になった池尻中学校の跡地と教室を、様々な
分野のクリエーターに開放し、ワーキングスペースとして、さらに情報発信地として機能
することを目指しているのだそうです。

現在は活動を休止しているパフォーマンスグループ「水と油」。
その演出を主に手がけていたのが、小野寺修二さん。
今では様々な演劇公演で、振付を担当されています。
最近では佐々木蔵之介さん主演のパルコ・プロデュース公演「Ghosts 幽霊たち」、去年は
シスカンパニー公演の「叔母との旅」がありました。

小野寺さんの振り付けは、パントマイムの動きを基調にした独特のもので、
日常の動作からふと、非日常的な動きになり、もちろん普通で言うダンスとはかなり違うから
小野寺さん演出と知らずに見てもすぐわかります。

さて今回、中学の教室に少し手を加えた空間が会場になっていました。
会場の一方向に座席が置かれて、他の三面には白い四角いオブジェが置かれてましたが
これも座席になっていました。

内容はおおざっぱになら誰でも知ってる「ロミオとジュリエット」、の約1時間のダイジェスト版。

出演者の方々には、ロミオだったりジュリエットだったり、ジュリエットの乳母だったり、
それぞれ役まわりがありますが台詞は少なく、物語を伝えるべく最小限に押さえてる感じがします。

あとはパントマイムとダンスをまぜたような動きで表現。
出演者の皆さん、動きのキレがとてもよい。

そして会場の中はもちろん、時には外の廊下も会場の一部になる。

箱を並べかえただけで、キャピレット家の屋敷の中になったかと思うと、
会場の中央に置かれたデスクの上をいきなりダンス会場に見立ててしまうし、ちゃんとそう見える。
ロミオとジュリエットが神父様の前で秘密の結婚式を挙げれば、
私達観客はいつの間にか立ち会い人になっている。

自由自在な、空間の使いかたが爽快で実に気持ち良いのです。

このところ野外劇を続け観てますが、それとは全く違った面白さがありました。
小野寺さんの思考の柔軟性に魅せられた公演でした。
posted by みどり at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月29日

映画「エッセンシャル・キリング」

映画「エッセンシャル・キリング」


映画「エッセンシャル・キリング」@シアター イメージフォーラム
監督:イエジー・スコリモフスキ
出演:ヴィンセント・ギャロ、他
第87回ヴェネチア国際映画祭 審査員特別賞・最優秀男優賞(ヴィンセント・ギャロ)受賞
映画公式サイトはこちら



9月6日(火)に観に行っています。
映画の中では一言もセリフが無く、ひたすら逃亡を続ける男を描いた映画。
そう聞いて興味を持ち、観に行った映画がこの作品です。


物語の舞台は中東のどこか、らしい。
米軍に捕まったアラブ人兵士の男(ヴィンセント・ギャロ)。
男は隙を見て逃走するが、追っ手もせまる。
雪の積もる森の中を、逃げつづけますが・・・。




ヴィンセント・ギャロ演じる逃げる男は、ひたすら逃げ続け、そしてセリフが一つもありません。
他の登場人物には、わずかながらセリフがあります。
彼が何者なのか、善人なのか、悪人なのか、観ているこちらにもその正体は不明。


一度だけ、黒い大きなベールのチャドルを羽織った女性が彼の回想シーンの中に現れ、チャドルを脱ぐと
彼女は若い女性で小さな子どもを抱えている、というシーンがあります。
チャドルを脱ぐと言うことは、そこは家の中のはず。
そんな彼女を見ている彼は、つまり夫のはず。
何もしゃべらない男は少しモンスターめいてみえるのですが、唯一人間的な暖かみを感じるシーンでした。
彼女となにか会話するシーンがみられるかな、と思ったのですがそれは無し。
湿っぽいシーンなど監督は見せるつもりはないのでしょう。
あくまでも問答無用、ハードに勝負するつもりなのだなと感じます。


逃げる男は髪も髭もぼさぼさで、見ているうちにまるで荒野をさまよっているキリストの
ようにもみえてきます。
まったくセリフが無いのに、苦悩する男の役を見事に演じきったヴィンセント・ギャロの
演技は見応えがありました。
とにかくラストまで、ハラハラしながら見てしまいましたから。

傷ついた彼を、家の中で介護する女性が現れますが、彼女も逃亡者の彼を家に
かくまうわけにはいかず、彼女なりの選択をして逃がします。


彼はどこに行くのか。
彼自身にも、見ている私たちにも分かりません。
彼の望む場所ではないのかもしれませんが、米軍には捕まらずいずこかへ消えて
いくだろう、そんな余韻をのこす映画でした。
posted by みどり at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月28日

人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」

人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー」



人形劇俳優たいらじょう公演「毛皮のマリー 人形劇版」@新国立劇場 小劇場
原作:寺山修司
演出・美術・人形操演:平常(たいらじょう)


9月5日(月)に観に行っています。
3月31日からやく3ヶ月ごとに、定期ロングラン公演がおこなわれることになった
たいらじょうさんによるR−15、大人向けの人形劇「毛皮のマリー」。


もちろん私も3月の公演チケットを買っていたのですが、大震災の影響で3月公演は中止。
6月5日にも公演はあったのですが、この日は残念ながら行かれませんでした。
半年間、まちにまった9月の公演!

初演時から、今までも何度も観てきた「毛皮のマリー」
5,6回は観てると思います。
使っている小道具、演出など初演から変わっていないらしいのですが、私は観るたびに
新しい発見があり、なんど観ても飽きない公演です。




今回の公演は、今まで観てきた公演より「間」の取り方がやや長めになったような気がしました。
もちろんそれによって、物語にまた深みが出てきたようにもみえました。


「毛皮のマリー」の新国立劇場での公演は11月5日にもあります。

たいらさんの公演は水上勉氏の「はなれ瞽女おりん」の上演もつい前日観たのですが、
こちら感想はまた改めて書くつもりです。

「Classical ROLLY Final!!! 最終楽章」


「Classical ROLLY Final!!! 最終楽章」


一人旅から帰ってきてからもなにかと、あわただしい。
9月に観たこと聞いたこと、書いてないことがやまほどあります。
どれもこれも先に書きたい気持ちはあるのですが、私も時間がありません。
そうなると、結局観てき順番にせざるをえない、でも観た来たことはすぐ書きたい、と
優柔不断の私の性格がモロにでますね。

別に誰かに催促されているわけではないのですが、少々焦りを感じつつ書いています。



「Classical ROLLY Final!!! 最終楽章」@青山円形劇場
8月30日〜9月1日まで
Member:ROLLY(ボーカル・ギター)、中西俊博(ヴァイオリン)、
    クリス・シルバースタイン(ベース)、楠均(パーカッション)、林正樹(ピアノ)
音楽監修:中西俊博
演出:吉沢耕一



9月1日(木)に観に行っています。
ロック歌手で、最近はTVドラマにも出演したりと幅広い活躍をされているROLLYさん。


今回の公演は当初、3月におこなわれるはずだったのですが大震災の影響でいったん中止
になって、払い戻し。
改めてチケットの販売になり、公演が行われることになりました。
この青山円形劇場でROLLYさんの公演は、毎年3月に行われていて私も楽しみにしていました。
それが「最終楽章」とは、なんとも寂しい。


今回はクラシック音楽を元に、ロック風にアレンジした楽曲の数々。
パッヘルベルのカノン、ワーグナーのタンホイザー、等々。

休憩挟んで後半は、ROLLYさんの弾き語り。
これは日替わり、だったそうですが聴きに行ってからはや一ヶ月近くたってしまうとどんな内容
だったか忘れてしまいました。


ROLLYさんのファッションも観ていて楽しい。
前半はチラシと同じような、首元が白いレースのフワフワとおしゃれな感じのスタイル。
後半は袖が無くて、背中が大きく開いたスタイル。
意外にもと言うか、ROLLYさんの背中はすべすべ(のようにみえる)でとってもきれい。



このROLLYさんの公演が毎年楽しみなのは、ROLLYさんが好きなだけではなく
他にも理由があります。
それは音楽監修がヴァイオリニストの中西俊博さん、演出が吉沢耕一さんだからです。

今回のメンバーを見ただけなら、毎年12月に行われている「ア・ラ・カルト」とほぼ同じ。
ここに女優で歌手の高泉淳子さんが加わったら、もう「ア・ラ・カルト」ではないですか。

公演名では「最終楽章」と、なっていましたが来年からまた違って趣向でROLLYさんの
公演はおこなわれるそうで、いったいどんな楽曲を聴かせてくれるのか今から楽しみです。
posted by みどり at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

旅の三日目・鳥取砂丘

2011年9月24日 鳥取砂丘


やっと来ました!

鳥取砂丘!



<2011-09-25追記>
夜行バスは25日、朝6時ちょっと過ぎに東京・JR浜松町駅に無事到着しました。

夜行バスの切符は旅の初日、22日JR新神戸駅についてからすぐにバス会社に
電話して予約しました。
24日夜、鳥取発、東京行きの夜行バスはバス2台。
私の席は2台目の最後尾だったので、ギリギリで予約が取れたようです。

台風というアクシデントで、まわる順番を逆に変更した旅でしたが
天気もよくかえってそれがよかったようです。
初日に鳥取に行ってたら、雨、でしたから。

旅の感想はまた改めて詳しく書きますね。
posted by みどり at 15:56| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旅の三日目・鳥取へ

KC3P0005.jpg



昨日夕方、今日のJR岡山駅9時14分発、JR鳥取駅行きの自由席券を買いました。
特急スーパーいなば3号です。
鳥取駅には予定どおり到着!
鳥取に来たのは生まれて初めてです。

写真はJR鳥取駅です。

今は「100円循環バスくる梨(り)」に乗車中。

今日はこれから自動人形師ムットーニこと武藤政彦氏の作品のある、わらべ館、鳥取砂丘などまわってから、東京行きの夜行バスに乗って帰りますo(^-^)o

posted by みどり at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

旅の二日目・犬島にて 劇団維新派「風景画」初日

2011年9月23日 犬島・中の谷入江



今日は瀬戸内海の犬島に来ています。
今回の旅の一番の目的、劇団維新派の野外劇「風景画」を観るためです。


朝、岡山の林原モータープールに集合してから無料のシャトルバスで宝伝港に移動、
さらに連絡船に乗り10時10分頃犬島に到着しました。


開演までに間があるので、まずは犬島アートプロジェクト「精錬所」を見てきました。



12時09分に劇団維新派の新作野外劇「風景画」が、犬島の「中の谷入江」を舞台にして始まります。
今日が初日です。

写真が「中の谷入江」で、今はまだ潮が引いていません。

電話の時刻案内がマイクで流されています。

果たして干潟は現れるのか!?
と思いましたが、11時50分過ぎたあたりから徐々に潮が引いていくのがはっきりとわかります!
どんな「風景画」が現れるのか楽しみです!


<2001−09−23追記>
観劇後、岡山市内の宿泊してるホテルのロビーのパソコンからの入力です。
さて、期待した干潟、現れませんでした。
入り江の潮は、少し引いたのですが少しだけでした。

潮の引いた干潟での野外劇を期待したのですが。
それにしても劇団維新派の野外劇、何度も見てきましたが昼間公演は始めてみました。
今回の維新派、いつもよりずいぶんおとなしい感じの公演でした。

去年も訪れた犬島。
今日の犬島はすばらしい晴天で、日差しはじりじりと焼けつくように暑かったです。

犬島の「精錬所」「家プロジェクト」も見てきました。
去年、瀬戸内国際芸術際2010で瀬戸内海のあちこちの島でアート作品を鑑賞しましたが、
犬島だけは維新派の野外劇を観ただけで終わってしまったので、ちょうどよい機会でした。

こちらも観劇とアート鑑賞の詳しい感想は後日、改めて書きます。


<2011-09-25追記>
劇団維新派、犬島アートプロジェクト「精錬所」、それぞれの公式サイトへリンクをはりました。

posted by みどり at 11:52| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月22日

旅の始まり、六甲山へ

2011年9月22日 JR東京駅新幹線乗り場



21日夜から夜行バスに乗って一人旅、のはずでしたが台風の直撃で急きょ予定変更。

今、東京駅7時03分発、岡山行きの新感線に乗っています。

新神戸駅で下車して六甲山にむかいます。


関西行きの新感線は早朝から満席状態で、座れなくて通路に立ってる方もたくさんいます。

昨日の台風で予定変更したかたが多かったと言うことですね。

私は昨夜の時点で指定席券が買えてラッキーでした。

写真は出発前の東京駅、新感線ホームです。

では行ってまいります(^o^)/


<2011-09-23追記>

今、宿泊してるホテルのロビーのパソコンから入力してます。
旅の第一日目は、表題のとおり新幹線のJR新神戸駅下車してから電車とバス、さらに
ケーブルカーを乗り継いで六甲山へ向かいました。

一番の目的はオルゴール・ミュージアムの「ホール・オブ・ホールズ六甲」で開催
されている自動人形師ムットーニこと、武藤政彦氏の新作個展「WING RESTING」を見るためでした。
展示されていたのは新作オルゴール2点と、旧作オルゴール2点、さらに旧作の
油絵作品。

六甲では今「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011」が開催されていて、あちこちで
アート作品が鑑賞できるようになっていました。

この日の六甲は時折、雨がぱらつつく曇り空。
夕方になると、ものすごい強風でした。


旅の記録と、アート鑑賞の詳しい感想は後日改めてかきますね!
posted by みどり at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

台風直撃で旅の出遅れ

関東圏はつい先ほど、台風の直撃でものすごい暴風雨!
電車はどの線もストップ状態。

今日の夜は、JR浜松町駅から夜行バスに乗って鳥取へ向かう予定だった
のですが、とてもじゃないけど出発時刻の21時20分までに行かれない。
電話で問い合わせしたら、バスは予定時刻通りに出発するという。


いろいろ考えた末、今回の一人旅は、急きょ予定変更。
千葉から鳥取、鳥取から岡山、岡山から六甲山、さらに千葉に戻る予定
だったのですが、この順番をそっくり逆にすることにしました。
何しろ天気予報では、明日の鳥取は80%雨だというのでなおさら、明日
鳥取行きは変更する気になりました。
予約した宿はそのまんま利用します。


明日、始発で地元駅を出発。
新幹線にのって新神戸へ向かい、さらに六甲山へいきます。
六甲山に着くのは昼頃になってしまうけれど、仕方ない。

そして岡山、鳥取、と回って千葉に帰ってきます。
とりあえず明日の新神戸いきの新幹線チケットは携帯電話から確保。
希望の早い時間帯出発のチケットはとれなかったのが悔しい(T.T)

しかし、こんな急な変更が出来るのも一人旅ならではですね。

今回の旅は、「足」がほぼ行き当たりばったりのことになりそうです。
これも一人旅ならでは。
ちょっと不安もありますが、行ってまいります。


ブログ更新は、たぶんできると思いますので、引き続きよろしくお願い致します(^.^)



posted by みどり at 21:50| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月20日

「空海と密教美術展」

「空海と密教美術展」チラシ



「空海と密教美術展」@東京国立博物館 平成館
7月20日〜9月25日まで
展覧会公式サイトはこちら


8月26日(金)に観に行っています。
日本に初めて真言密教を伝えた空海と、ゆかりの密教美術、古文書の展示です。

私は古文書や仏像は、その良さがまったくわかりません。
たぶんすごい物をみてるんだろうなと、思いつつ観ていました。
良さが分からないけれど、形の力強さや美しさはなんとか感じることはできましたf(^ー^;


もちろん千年も前の物や、数百年も前の物をこうやって目の前で観られるというのは
時の流れの重さというか、エネルギーというか、なんだか圧倒される物を感じます。

空海の直筆の書は、何が書いてあるか分からないけれど、その文字の形に品の良さを感じます。


今回は展示されている作品の98.9パーセントが国宝や重要文化財である、というのがミソらしいです。
こういう機会は滅多にないそうですので、またとない機会をお見逃しなく。





この日は、展覧会を見てから博物館の敷地内にある東洋館別棟1階 ホテルオークラレストラン
「ゆりの木」にも寄ってきました。
もう午後4時を過ぎていたのですが、昼食を取り損ねていてお腹がすいてしょうがない。
この私、観たい物があると食べるより、ついつい観るのが先、になってしまうのです。

選んだのはワンタン麺に、春巻きとシューマイがついたセット。
ワンタン麺なんと言うことはない、ワンタンとネギとほうれん草が入っただけの
シンプルな物でしたが、ワンタンの具はショウガの風味がきいていてとても
おいしかったです。

東洋館別棟1階 ホテルオークラレストランのワンタン麺&春巻き・シュウマイのセット
posted by みどり at 23:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする