2010年10月30日

瀬戸内国際芸術祭2010再び・旅の最終日

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今日の瀬戸内は曇。風が強いです。

旅の最終日、船には乗りませんが名残惜しくて高松港にきました。

台風14号の接近も気になりますが、今日はこれから「香川県立ミュージアム」と「東山魁夷せとうち美術館」に行く予定。

夜、高松空港から羽田空港へ向かい帰宅します。
便の欠航、遅れが出ないといいのですが。



<2010-10-31追記>
結局30日は下記の所を回ってきました。

「香川県立ミュージアム」
高松満天屋(地元のデパート)の画廊で「千住博展」
夏にも行った「四谷シモン人形館」
「東山魁夷せとうち美術館」
「瀬戸大橋記念館」

高松空港から東京の羽田空港行きの飛行機は約20分遅れで出発。
無事、午後11時には千葉県の自宅に着きました。

アート鑑賞の旅の感想は、また改めて書くつもりです。
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2010年10月29日

今日は直島へ

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今、直島行きのフェリーの中です。
今日の瀬戸内は雲が多いですが、晴れです。

今日は夏にも行った直島。

持って来たデジカメの調子が悪くなってしまい撮影できそうもないのが
残念ですが、自分の目でしっかり観て来ます(^o^)/
(写真は携帯電話で撮ったものです)



<2010−10−29追記>
ホテルに戻ってきたところです。
昨日ホテルで借りたノートパソコンは、使い勝手が悪いので今日は借りるのをやめました。
今はロビーにおいてあるパソコンをちょっとつかってます。

本日は真っ先に南寺に行きジェームズ・タレルの「バック・サイド・オブ・ザ・ムーン」を10時から鑑賞できました。
整理券は9時半頃から配布がはじまり、作品鑑賞も通常(10時から)より早い9時45分から始まりました。
その後、地中美術館へすぐ向かい10時40分ごろついたら12時15分の整理券をもらいました。
家プロジェクトの「きんざ」も鑑賞。
詳しくは帰宅してから書くことにします。

posted by みどり at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

「北原照久の超驚愕現代アート展 驚く・あきれる・楽しめる!もうひとつの北原コレクション」

「北原照久の超驚愕現代アート展 驚く・あきれる・楽しめる!もうひとつの北原コレクション」チラシ


旅行中もかける機会があれば、なんとか書いて投稿しておきたいとデータを持ち歩いていたので
せっかくなので、書いておくことにします。
こうしておかないとどうも自分の気持ちに整理が付かなくて、気持ち悪いのです。
それにしてもデータを持ち歩くときは、ワードの書いておいた文書データは最初に
別に互換性の強いテキストデータも作っておくべきだったと気が付きました。
家で書いておいたワード文書が、ホテルでかりたパソコンでは開けないのです(涙)。



「北原照久の超驚愕現代アート展 驚く・あきれる・楽しめる!もうひとつの北原コレクション」@森アーツセンターギャラリー
10月9日〜11月7日まで
展覧会公式サイトはこちら

10月15日(金)に観に行っています。
この日は最初に国立新美術館での「陰影礼賛展」、その後で六本木ヒルズへ足をのばして
表題の展覧会と、同じビル内の森美術館での「ネイチャー・センス展」を観ています。
「ネイチャー・センス展」は森美術館のパスポート会員になってる関係で一年間フリーパス
なので今回が鑑賞2回目です。


表題の展覧会は、おもちゃコレクターとしてTVでもおなじみの北原照久さんの、おもちゃとは
また一味違うコレクションの展示です。
私がこの展覧会に行きたかったのはもちろん、そのコレクションの中にファンであるムットーニこと
武藤政彦氏の自動人形作品があるからでした。
(すでに10月に作品を動かしてみせて下さる上演会が2回あったのですが、いずれも行かれませんでした)


さて、会場に行って驚いたのは入り口で係りの方に「場内は写真撮影できます」と言われたこと。
私はいつもデジカメを持ち歩いているので、もちろん早速撮影しておきました。
(一部の作品は撮影不可です)
今回の展覧会、言葉で説明は無理なくらいな作品がおおいです。
行った日は、会場内ほとんど人がいなかったのでゆっくりじっくり鑑賞と撮影をしてきました。

行った当日は、チェックしてなかったのですが私が行く少し前に北原さんのトークショーが
あったらしく会場内にまだ北原さんがいらっしゃいました。



とにかく会場内の膨大な量の作品にびっくり。
私は根が貧乏人なので、思わず値段を計算しそうになりました。
(こんな私なのであきれ返る方もいらっしゃるでしょうが、いくら作品が欲しくても財力が
なければ絶対無理ではありませんか)
そして北原さんの感性に共感したり、しなかったり。


全部ご紹介したいくらいですが、それはとても無理なので特に気になったアーティストさんの
作品について書き留めたいと思います。



会場にはいってまず目に付くのは人形作家・与勇輝(あたえゆうき)さんの人形2体。

「北原照久の超驚愕現代アート展」与勇輝


これは北原さんが25歳のときに一目ぼれして購入したのだそうで、北原コレクションの
原点ともいえる作品なのだそうです。
与さんの人形は、私はいままで日本人的な顔をした人形をみることが多かったのでこのような
西洋的な雰囲気の人形はまた違った味わいがあるな、と感じました。



北原照久の超驚愕現代アート展」木下雅雄


木下雅雄氏の、筋肉むき出しのまるで人体模型のような作品もインパクト大。


「北原照久の超驚愕現代アート展」山下信一


「北原照久の超驚愕現代アート展」山下信一 2


山下信一氏の作品は、かわいくどこかエロスも感じる少女のフィギュア。
標本のように展示されている少女フィギュアは、その展示の仕方もおもしろくきれいでした。







「北原照久の超驚愕現代アート展」山下信一


そして同じアーティストさんの作品とは思えなかった「和天使」
これは私には観ていてとっても居心地が悪い。(ごめんなさい)



「北原照久の超驚愕現代アート展」山本高樹


山本高樹(やまもとたかき)氏の少し昔の新宿や銀座の街のジオラマは観ていて楽しい。



北原さんは横尾忠則さんの作品が特にファンらしい。
ごめんなさい、私横尾さん苦手です・・・。





加「北原照久の超驚愕現代アート展」 賀澄子


加賀澄子さんは全く知らなかった方。
人形作家だけれど、箱の中に人形の服や小物・アクセサリーを詰めての展示で
どこか一味違う。
人形の顔も、手作りの服もなにもかも。
とうぜん箱も手作りなのでしょう。
北原さんもこの方とは、もう連絡が取れなくなっているとかで、どこでどうされている
のでしょうか。



空山基(そらやまもと)氏の作品はイラストと、ロボット。

「北原照久の超驚愕現代アート展」 空山基 イラスト



「北原照久の超驚愕現代アート展」空山基 AIBO


大ヒットしたエンターテイメントロボットの「AIBO」はこの方のデザインとは、初めて知りました。
当時友人の一人は「あんなのいかにもロボット(というカタチ)なのになんで人気あるのか」と
いってましたがAIBOはあの、メカニカルでありながらどこかレトロな味もちょっとのこした
デザインだったから人気があったんだと思います。


「北原照久の超驚愕現代アート展」武藤雅彦


そして会場の最後にずらっと並んでるのは、自動人形師ムットーニこと武藤政彦氏の作品群。
作品は実際は動く作品なのですが、通常は動いているところを観られません。
10月には2回上演会の日がありましたが、私もその日は行かれませんでした。
11月6日には一日三回、作者自ら作品を動かして解説もしてくださる「上演会」があるそうです。
この日は私もぜひ、行きたいと思います。


場内写真撮影はできますが、すでに行ってきた方のお話を伺うと上演会の最中にも
撮影をされている方がいるそうで、それはいかがなものかと思います。
どうしてもシャッター音や、焦点合わせの光も出てしまいますから。
撮影する側も、状況によっての節度はもっていただきたいなと思っています。


武藤氏の作品についてはまた、上演会を観に行ってから改めて書き留めておきたいと
思います。



<2010-11-01>
写真を追加しました。
posted by みどり at 22:45| Comment(8) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雨の女木島・男木島

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今日の高松は雨です。

今日は昨日の時点では直島へ行く予定でしたが、ホテルのロビーのパソコンでみたら
予約で埋まっていた家プロジェクトの「きんざ」に金曜日ひとわくだけキャンセルが出てるのを見つけ
、急いで予約を入れました。
(ここは金土日・祝日の昼間、中にひとりで入り15分間の鑑賞です)

急きょ予定変更。

今日は女木島と男木島を回って来ます(^o^)/


<2010−10−28追記>
ホテルに帰ってきたところです。
ホテルで1日500円でノートパソコンが借りられるとわかり、借りてきました。
ここ高松駅周辺にはいわゆる、インターネットカフェが全くありません。

帰ってきてから、詳しいことを書きますが少し書きとめておきたいと思います。
今日の瀬戸内は、小雨がふる一日でした。

高松港からフェリーに乗って、最初は女木島(めぎじま)へ。
昨日の豊島行きと違って大人数が乗れる、フェリーなので昨日のようにあわてないで
すみました。
この島で一番見たかったのは、複数のギャラリーの展示がある「福武ハウス」、
そして新聞・雑誌等ですでのおなじみ女木島港、すぐそばの浜辺にあるアート作品
4つの帆をのせたグランドピアノ「20世紀的回想」。
風を受けて出向するようなグランドピアノはすばらしかったです。

そして次に向かった男木島。
まったく期待してなかったのですが、松本秋則さんの「風の音楽」がすばらしい。

それにしても瀬戸内国際芸術祭は、健脚でないとアート作品がまわれません。
昨日も今日も約26000歩、歩きました。

ひとつの島をあちこち歩き回ると、同じ方となんども出会うのがこれまたおもしろい。



<2010−10−29追記>
高松駅周辺にネットカフェがないと書きましたが、今日一件見つけました。
プラネット高松店でコンビニのローソンの隣にありました。

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2010年10月27日

今日は豊島へ

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本日高松は快晴ですo(^-^)o


昨日の夜高速バスで東京駅前出発、今朝5時30分頃高松駅に到着しました。

間際まで迷ってましたが、初日は初めて行く豊島に決めました。

高松港から豊島行きの最初の高速艇が7時41分発なので
早いかと思いつつ約1時間前に乗り場へ行ったらすでに整理券を求める方の長蛇の列。

今は平日は2艇、土日は4艇でてるそうです。
小型の高速艇は乗れる人数が限られているので心配しましたが、
係の方のカウントで無事乗れるのがわかりました(^_^)v

なんと私の次の方が最後(^_^;)

今日は波があるので乗れる人数が減ってるのだとか。

ではいって参ります(^o^)/



<2010−10−28追記>
豊島美術館は10時が開館ですが、20分ほど前に行ったらすでに整理券配布が行われて
いて、この時点で私がもらったのは11時15分の整理券でした。

豊島で特に見たかったのはこの豊島美術館とクリスチャン・ボルタンスキーさんの
「心臓音のアーカイブ」という小さな美術館。
ここではボルタンスキーさんによって、世界中で集められた心臓音を美術館にあるパソコンで
検索して聞くことができ、さらには自分の心臓音を録音して、アーカイブに登録もできます。
(これは作品鑑賞とは別料金)
もちろんせっかくですから録音(=登録)してきました!
なんと規則正しく、力強く鼓動してることか。
自分で自分の心臓音に感動しました。
CD(自分の心臓音のみですが)もすぐに制作してくれて、記念のパンフレットと
ともに持ち帰れました。
「今の私」のいい記録ができました。
posted by みどり at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

瀬戸内国際芸術祭2010再び・その1

この後、ブログ更新を今週はお休みする予定です。


夏に瀬戸内国際芸術祭に行きましたが、瀬戸内の海のすばらしさと、まだまだ観たいアート作品が
いっぱいあることが気になって再び行くことにしました。

26日(火)の夜、東京駅から夜行バスにのって水曜日の朝には高松に着きます。
水・木・金と高松に宿泊。
土曜日の夜、高松空港から飛行機にのって羽田に向かいます。
夜、11時前には自宅に着く予定。
飛行機も一ヶ月前に予約したから「旅割り(=早割)」が適用されて、通常の料金より
半額近く割引になりました。
(通常約28,000円のところ、14,100円に)
こんなにも割引になるとは知りませんでした。
夜行バスは東京・高松、片道8,330円です。
一人旅で飛行機を使うのは今回が初めてです。

日曜日は早番の仕事があります。

瀬戸内海の直島(なおしま)、豊島(てしま)、男木島、女木島を行く予定ですが
どこをどう回るか、でかける直前だというのにまだはっきりと計画を立てていません。
瀬戸内国際芸術祭も最終週になって、各施設かなり混雑してるようす。

観たいところを絞って、そこを優先して午前中早い時間に行かないとあちこち
まわりそこねそうです。

豊島に今月から新しい美術館ができたそうなので、これはぜひ行ってみたいのです。
土曜日は島には渡らず、高松市内とその周辺をまわる予定です。

携帯電話からのメール投稿で更新するかも知れません。
出かける前に、まにあえばもうひとつぐらい記事投稿しておきます。


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2010年10月23日

映画「死刑台のエレベーター」1957年オリジナル版

映画「死刑台のエレベーター」1957年オリジナル版


映画「死刑台のエレベーター」1957年オリジナル版@渋谷 イメージフォーラム
監督:ルイ・マル          
出演:ジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ、他
音楽:マイルス・デイビス
映画公式サイトはこちら    フランス映画

10月19日(火)に観に行っています。
今ちょうど映画館で「死刑台のエレベーター」が公開されていますが、今回観てきた
のは1957年制作、ルイ・マル監督のオリジナル版です。
つまり日本版はこの映画のリメイクです。
ルイ・マル監督は撮影時25歳で、この作品が長編映画デビューなんだそうです。




<あらすじ> 

大企業の側近として働いていたジュリアン(モーリス・ロネ)。
しかし実は彼は社長夫人のフロランス(ジャンヌ・モロー)と不倫関係に。
二人は密かに社長を自殺に見せかけて、殺して逃げる計画を練っていた。
ジュリアンは社長を殺害していったんはビルの外へ出るが、窓際にロープを
置き忘れたことに気がつき、ビルへ戻る。
エレベーターに乗ったところで、警備員が帰るためビルの電源を切ったため
エレベーターが止まってしまう。
ジュリアンが路上に止めた車を、盗んで走り去るカップル。
運転席が見えないが、この車をみてジュリアンが若い女とどこかへ行って
しまったと、思いこむフロランス。
若いカップルはジュリアンの名字をなのって、ホテルに宿泊。

行きずりのドイツ人夫妻と親しくなるが、彼らの車を盗もうとして見つかり
ジュリアンが車に残していた拳銃で射殺してしまう。
夜の街、ジュリアンを捜すフロランス。
何も知らないジュリアンは翌朝、やっとエレベーターから脱出するが、ドイツ人
夫妻殺害の容疑をかけられ逮捕されてしまう。
やっと事情の分かったフロランスは、ジュリアンの嫌疑を晴らそうと若い
カップルをさがすが・・・。





モノクロの映画ですが、特にフロランスが夜の街を歩くシーンがとてもきれいです。
高感度のフィルムを使っているため、この美しさがでているそうです。

ジャンヌ・モロー演じるフロランスは、うつろな顔でいつも口をへの字に曲げて
いるからあまり美人にはみえません。
この映画では、恋人に裏切られたのか?と心穏やかならぬ状態なのですから
無理もないです。
フロランスの静かなつぶやきがナレーションのように全編に流れ、サスペンス映画
ですが始終淡々とした雰囲気がありました。

そしてこの映画を観てしまうとジャンヌ・モローのような「大人の女」を
演じられる女性はなかなかいないだろうと感じます。


(以下ネタバレになりますので、ご注意ください)
若いカップルがジュリアンの車を盗んだときに車に置いてあった小型カメラでドイツ人
夫妻と自分たちを撮影してるのですが、このカメラにはジュリアンとフロランス
の写真も写っていました。

ラストで現像液のなかから浮かび上がる写真はフロランスとジュリアンが笑顔で
抱き合っている写真。
この映画の中で初めて観るフロランスの笑顔です。
もちろんこの写真は二人の不倫関係が警察にばれる場面でもあります。

ルイ・マル監督は最後のここで薔薇のつぼみが花開くように浮かんでくる
フロランスの笑顔を見せたいために、フロランスには憂鬱そうな顔をさせて
いたのだなと、思いました。

そして、映画を見終わってからやっと気がついてすごいと思ったことが!
この映画の中で、ジュリアンとフロランスはなんと一度も対面してないのです。
(電話で話をする場面はありますが)
あえて言うならラストの写真の中だけで二人は一緒。
しょせんは不倫。
幸せになれるわけ無いじゃないか、と言いたかったのでしょうか。




この映画なんといっても音楽がとてもいいです。
マイルス・デイビスのトランペットは、けだるくそれでいて哀愁を帯びたメロディ。
サスペンス映画の緊張感とやるせない雰囲気を盛り上げています。
この音楽がなかったら、この映画はこれほど印象には残らなかったとおもうのです。


音楽は伝説では、マイルス・デイビスが映画フィルムのラッシュ(編集前の断片)を観ながら
即興で演奏された・・・とされていますが、実際には彼はフィルムをあらかじめ観ていて、
滞在中のホテルで曲のアイデアを練ってから、録音セッションに向かっているそうです。

サウンドトラックとしても、ジャズ音楽としてもこの音楽は名作だと思います。
マイルス・デイビスは翌年、ジャズの名盤として名高い「Kind of Blue」を
だしているそうです。
このCDは以前、私も購入してすっかり気に入っていました。
その時の感想はこちらにまとめています。




本当はこの映画を観た後で、日本版リメイクを観ようと思っていたのですが、
オリジナルの成度の高さを知った後では、観る気が全く失せてしまいました。
オリジナルを超えることなど絶対無理だろう、と感じてしまうのです。
(と、いいながらみるかもしれませんが)

今回のリバイバル上映、パンフレットが作られてないのですが新たに発売されたCDが
特別価格1100円で劇場窓口で販売されていたので、買ってしまいました。
音楽がいいのはもちろん、映画の解説も載っていたのでパンフがほしかった方にもお勧めの
一枚でした(^^)V



音楽(この映画のテーマ曲)はYouTubeにもあったのでご紹介しておきます。
YouTubeの音声・映像は削除される可能性があるので再生できないときはごめんなさいです。






死刑台のエレベーター[完全版]

死刑台のエレベーター[完全版]

  • アーティスト: マイルス・デイヴィス,バルネ・ウィラン,ルネ・ユルトルジュ,ピエール・ミシェロ,ケニー・クラーク
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD




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2010年10月21日

カンパニーデラシネラ新作公演「異邦人」

カンパニーデラシネラ新作公演「異邦人」



カンパニーデラシネラ新作公演「異邦人」@シアター・トラム
演出・出演:小野寺修二  原作:アルベール・カミュ著「異邦人」
出演:片桐はいり、田村一行、藤田桃子、森川弘和、管彩夏、手代木花野、他
10月7日〜10月13日まで (終了してます)



10月9日(土)に観に行っています。
行ってから分かりましたが座席は最前列でした。
B列とチケットに書いてあったので、てっきり2列目だとおもったのですが。

おもしろかったです。

パントマイムを基調にしたパフォーマンスを見せてくれていた「水と油」。
(現在は活動休止中)
そのメンバーで、今もあちこちの演劇公演で振付もされている小野寺修二さん。
つい最近ではシス・カンパニー公演「叔母との旅」で4人の出演者の振付を担当されていました。

カンパニーデラシネラは、小野寺さんが演出・出演は不動ですがそれ以外の出演メンバーは
公演ごとに流動的にかわるようです。
今のところ、かつての「水と油」のメンバーだった藤田桃子さんも一緒に出演のことが
多いようです。



今回の公演はアルベール・カミュの「異邦人」を元にしたパフォーマンス公演。
と、いっても通常の演劇公演ではないので、「異邦人」をインスピレーションの元に
した公演、といったほうがいいものでした。
この公演、まずは9月上旬に高知で公演があったそうです。
その時からはかなり形がかわっているようです。

私は原作も読んだことはないのですが、太陽が黄色かったから、という理由で殺人を
犯した男・ムルソーが捕まって死刑になる話。
不条理ドラマの代表格らしい。


ムルソー役の森川弘和さんは、淡々とした声と変わらぬ表情がとてもこの役に似合っている。
その他のメンバーは場面ごとにクルクルと役も変わっていきます。
片桐はいりさんは、どちらかというとナレーターの役目が多かった気がします。

舞台上にある物も、普通の舞台セットではなく、イスとテーブルと家の形をした枠組みぐらい。
これだけでどんな場面もみせてしまうし、また、そう見えてしまうのがおもしろい。
ある時は狭いビルの中の事務所、ある時は修道院、ある時はバスの中、ある時は取調室にも見える。

ムルソー(森川)がバスの中で眠りこけて、となりの男(田村一行)の方に頭を乗せて
しまって、よだれまで垂らして・・・・と、笑わせたり。
もちろんほんとによだれは垂らしてないけど、そうみせてしまう(^^)
田村一行さんは舞踏集団「大駱駝艦」の方ですね。
細身の森川さんと、ごつい田村さんの組み合わせは、これだけでもおもしろい。

今回の公演は不条理ドラマと言うほど、訳の分からないものではないし、細かな説明が
なくても体の動きだけで見せてしまう場面もある。

なんとか内容をお伝えしようとおもいつつ、なんだかまとまりのない文章になって
しまいました。

ダンス・パフォーマンス公演を言葉で説明するのは毎度毎度難しいです。
なかなか、おもしろさをお伝えできなくて。

それでもいつものカンパニーデラシネラの公演と違うのは、セリフがはいってること。
かつては何度も「水と油」の公演を観に行きましたが藤田桃子さんの声は、初めて
聞いた気がします。

メンバーの中で一番「俳優」なのはTVでもおなじみの片桐はいりさんですが、
今回の公演では、意外にも片桐さんのセリフが一番聞きづらかったです。
早口でまくし立てるようにしゃべるので聞き取りづらかったのです。

終演後、ロビーに大駱駝艦の麿赤兒さんがいるのを見つけました。
私は結構、麿さんのファンなのでちょっとうれしかったです(^^)



小野寺さんが演出を手がけた公演も観てますが、下記リンク先はその時のわたしの感想です。
シス・カンパニー公演「叔母との旅」
空白に落ちた男」2010年版
カンパニーデラシネラ公演「あらかじめ




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「人生はショータイム!」

「人生はショータイム!」


「人生はショータイム!」@全労済ホール・スペースゼロ
原案:小井戸秀宅著「人生はショータイム」
監修・振付:小井戸秀宅(こいどしゅうたく)   脚本:瀬戸山美咲
演出:堀江慶
出演:ROLLY、保田圭、日向薫、他



10月5日(火)に「ウフィッツィ美術館展」を観た後で観に行っています。
冒頭の画像は、チラシをもっていないのでパンフレットの表紙をアップしました。

最初にお断りしておくと、この公演は当初興味がなくて、それでも観ようと思った
のはROLLYさんが出演しているから、とそれだけの理由でした。
それ以外は、全くなんにも知りませんでした。

原作の事についても、出演の保田圭さんのことも全く。
保田さんは元、「モーニング娘。」の方なんですね。
私は普段ろくにTVを観ないので、こういった芸能人の方はほんとに知らないのですm(__)m
いまこうやってブログを書いているときも、私が通常使ってる日本語入力システムの
「ATOK」が「モーニング娘。」とかってに最後に丸を付けて変換するから、なんで?と、
思ったらこれが正式名称だったんですね。
そうだったのか・・・。
すいません、私はそれくらい知らないヤツなのです。


<あらすじ>
1980年代の東京・赤坂。
ショークラブ「コルドンブルー」で演出を手がけるのは向井翔(ROLLY)。
女癖は悪いが、演出はピカイチ、スターを見抜く目も持っている。
ある日、トップダンサーに辞められて困っていたときにさえないモデルの美園エリコ(保田圭)
をみつけ彼女には才能がある、と見抜いて瞬くまにトップスターに育ててしまう。
やがて映画にも出演するようになるエリコだが、男にだまされ多額の謝金を抱え込んでしまう。
世間ではアイドルスターも次々出てきて、エリコはすでに落ち目。
時代の波に押されコルドンブルーも経営難になり・・・。





こうやって、あらすじを書くと、なかなかおもしろそうですが実際は
驚くほどありきたりの展開でかなりがっかりしました。
向井と美園が実は互いを思っていて、という伏線も活かされてない。
脚本はもうちょっと、なんとかならなかったんだろうか思いました。

脚本を書いた瀬戸山美咲さん、聞いたことが無いのでどういうかたなのだろう?と
思ったのになんとパンフレットには一言の紹介もない。
演劇公演なのに脚本家の紹介がないとは、いったいどういうこと?
ネット上を検索すると2001年に劇団を旗揚げして演劇活動はしていた方らしいが。
こちらに紹介がありました。
最近はテレビドラマの脚本を手がけているようです。
今回はなんだか手の空いてる書き手に脚本を頼んだ、としか思えなかったです。



私はROLLYさんのファンなのですが、それでもこの公演での向井役はあまりにも
なんというか、まるで素人さんが演じてるみたいな感じ。
本職はミュージシャンであるのに歌うわけでもギターを演奏するわけでもないし、イマイチ
どう演じて良いのかまよっているようにも見えました。

美園役の保田さんはかわいい。

クラブ経営者役の日向さんは、できる女という感じがかっこいい。

アイドル歌手役の下田麻美さんは、ブリッコ(死語?)風だけど、美園に対して
時折チラッと見せる敵対心に凄みがあって、とっても良かったです。

店のダンサー役の河原田巧也さんも、頑張ってるけどうまくいかない、という
感じがかわいく見えてなかなか良い。

どうも私、主役級の方達より、脇役の方達の方に目がいっていたようです。



ダンサー達が踊るショー場面は、迫力があってこれはとても良かったです。
今回の舞台、物語はそえものでショー場面が見せたかったようですね。
観ている半ばでやっと気がつきました。
私、やはり場違いなところに来てしまったようでした。


原作を書いた小井戸秀宅さんは東京の赤坂で「レストラン・シアター・コルドン・ブルー」
を開き約25年にわたってショウビジネスで活躍してきた方らしい。
本を読んでいないのですが原作は「コルドンブルー」の事を書いたものなのでしょう。
コルドンブルーでは前田美波里さん、ピーターさん、プリンセス天功さん達が登場
していたそうです。
舞台に登場する向井翔は小井戸秀宅さんを、そのままモデルにしたのでしょうか。


それこそいろんな事、いろんな芸能人を育ててきた方だとも思うのです。
原作もきっとおもしろいに違いない。


観に行った日は、終演後ダンサーの方々数名のトークがありました。
皆さん、それぞれダンス教室の講師をされてる方が多い。
客席も生徒さん達が多数、来ていたようでした。




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2010年10月19日

「ウフィツィ美術館 自画像コレクション 巨匠達の『秘めた素顔』1664−2010」

「ウフィツィ美術館 自画像コレクション 巨匠達の『秘めた素顔』1664−2010」


「ウフィツィ美術館 自画像コレクション 
巨匠達の『秘めた素顔』1664−2010」@損保ジャパン東郷青児美術館
9月11日〜11月14日まで
展覧会公式サイトはこちら


10月5日(火)に観に行っています。

イタリア、フィレンツェにあるウフィッツィ美術館。
その中に画家の自画像ばかり展示しているエリアが、あるそうです。
今回の展覧会はこの美術館の自画像コレクションの日本で初めての展覧会なのだ
そうです。

タイトルの副題にあるように、それこそマリー・アントワネットが生きた時代から
現代までの作家の作品が約60点もあり、とても見応えのある展覧会でした。

コレクションの当初は画家の作品を展示する場所にあわせて、作品を切る、という
乱暴なこともしたようですが後年、展示サイズがきめられ画家もそれに合わせて
制作するということになったようです。
美術館から依頼することもあれば、自分から持ち込む(当然名声と宣伝をかねてでしょう)作家も
いたとか。

チラシに使われているのは、マリー・アントワネットの肖像画も描いていた女性画家の
マリー=ルリーズ=エリザベート・ヴィヴェ=ル・ブランの自画像(1790年)。
華やかで美しい自画像ですが、この方に限らず当時の画家にとって自画像は
画家としての自分の宣伝も兼ねていたので、技術の高さと知性を誇示するため美しく
描くのは当然のことだったようです(^_^;)


変わった構図はヨハンネス・グンプの自画像(1646年)
画面に描かれているのは後ろ姿の画家自身と、左横に置いた鏡に映っている画家の鏡像。
画家は鏡を見て、自画像を描いているところで右横にはキャンバスに描かれてた自画像が。
つまり一枚の画面の中に画家の姿が3つ描かれているのです。


この自画像、おもいっきりかっこよすぎ!(^_^;) なのは・・・
リチャード・コズウェイの自画像(1823年)
制作時の画家はもう50代だったそうですが、描かれた全身像は若々しく神話の登場人物の
ような姿はシーザーのようにかっこいいです。
作品横にある解説によると、かなり自意識の高い方だったらしい。



現代の作家になると、アントニ・タビエスのただ画面に「A・T」としか描いて
無い作品もでてくる。

晩年はフランスですごした、日本人画家の藤田嗣治の自画像があるのが意外でした。
あら、こんな所に藤田さんが!という感じだったからです(^^)
猫と一緒に描いた自画像がおもしろい。
藤田さんはすまし顔、頬を寄せるようにそばにいる猫はとっても生意気そう。
きっと両方とも藤田さん自身なのでしょうね。



会場最後には、ウフィッツィ美術館からの依頼で自画像を制作した、日本人アーティストの
草間彌生、横井忠則、杉本博司の作品もありました。






下の画像は今回の展覧会とは直接関係ありませんが、「自画像」と言うことでご紹介
したくなりました。
東京・上野の国立西洋美術館の常設展示作品で、私も大好きな作品です。
(常設展示は写真撮影OKなので、以前撮ってきた物です)



マリー=ガブリエル・カペの「自画像」


マリー=ガブリエル・カペの「自画像」で1783年頃の作品らしい。
自信にあふれ、あかるくはつらつとしていてブルーのリボンとドレスに、栗色の髪と明るい
肌、バラ色の頬のコントラストが美しい作品です。



posted by みどり at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする