2010年05月29日

「星新一展」

http://www.setabun.or.jp/exhibition/hoshi/


「星新一展」@世田谷文学館
4月29日〜6月27日(日)まで
展覧会公式サイトはこちら


5月20日(木)に観に行っています。
作家・星新一(本名:親一、1926-1997)氏の作家としての歩み、彼の作品
に挿絵を描いてきたイラストレーターさんの原画の展示、彼の創作活動の原点とも
いえる家族の紹介も含む幅広い内容の展覧会となっていました。

SFのショートショート作品を発表し続けた星新一氏。
私も何冊か読んだことがあります。


美術の展覧会なら絵を展示すればそれでよしですが、一人の小説家の展覧会
となると小説本をぽんと展示するわけにもいかないから、何をどうやって見せる
のか、世田谷文学館ではいつも工夫をされているのだと思います。
今回は、とても見応えのある良い展示になっていたと思います。

展示室に入るとまず目に付くのは親一少年の小学生時代の絵画作品や作文。
そして次には父の星一氏の紹介。
星一氏は、一代で星製薬会社を設立し、星薬科大学の創設者でもある方とは
今回初めて知りました。

星親一氏は東京大学大学院在学中に父が急逝したため、会社を受け継ぐが
悪化した事業は上手く立て直せなかったそうで、この頃の事は精神的にも
大変だったようです。
会社を手放したその後、本格的に創作活動をするようになったとか。

展示室中程では、作家・星新一氏の作品の文庫本の表紙絵を描いてきた
真鍋博さんや和田誠さんの原画展示。
真鍋博さんのイラストは好きです。
(真鍋氏のことを詳しく紹介してるサイトがありましたのでリンクさせておきます)

星新一氏は日本SF作家クラブの会員なので、その関係で交友関係が幅広かったようです。
(真鍋氏も下記の手塚氏も会員)

漫画家・手塚治虫氏の「ワンダースリー」という作品に登場する主人公の
少年の名前が「星真一」だったこと、今回改めて気がつきました。
手塚治虫氏の漫画作品「ブラックジャック」「ワンダースリー」「三ツ目がとおる」の生原稿の
展示(各作品1,2枚ですが)があるのも手塚ファンとして大変うれしい(^^)

星新一氏の原案による昔の連続TV人形劇映像も、一本のみですが上映されていました。
制作年を忘れましたが1960年代前半の作品だったと思います。
画面をよく見たら、脚色が前田武彦で、音楽が富田勲ではありませんか。
今となってはすごいメンバーです。

星新一氏の創作メモの展示もあります。
恐ろしいくらい小さく細かな時でびっしり書き込まれたメモ。
作品イメージは頭の中で溢れんばかりだったのかも、と感じました。



そして世田谷文学館の1階では常設展が観られます。

世田谷文学館年間カレンダー2010  世田谷文学館所蔵「Alone Rendezvous」



もちろん私としては常設展の自動人形師ムットーニ(=武藤政彦)氏の作品は見逃せない。
(画像の世田谷文学館年間カレンダーにはムットーニ作品の「Alone Rendezvous」が使用されています)
常設展示室では毎時30分から作品を動かして、見せていただけます。

行ったこの日は着いたのが2時30分だったので、まず常設展のムットーニ作品を
観る。
この時は独り占め状態で作品を鑑賞する事ができました。
見終わってから受付の方に申し出て、チケットに日付印を押してもらう。
これで当日に限り、企画展と常設展をなんどでも行き来ができるのです(^o^)

その後、2階の星新一展へ行き、毎時25分になると1階へ降りてムットーニ作品を
観てからまた2階へ行き・・・を繰り返して5時ちょっと過ぎまで文学館で楽しんで
しまいました。

ムットーニ作品を観るときは自分が楽しむのはもちろんですが、初めて観る方が
どういう反応を見せるのかを観察するのも興味深いものです。

今回はたまたまどこかの老人介護施設のおばあちゃん達と、スタッフの方々らしい
グループと一緒になりました。
おばあちゃん達は認知症があるせいか、反応無し。
スタッフの方々の驚く様子がおもしろかったけれど、何度も繰り返し観てしまった
せいで今となっては作品を観ても驚けない自分がちょっと残念でもありました。



posted by みどり at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

燐光群公演「ザ・パワー・オブ・イエス」

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燐光群公演「ザ・パワー・オブ・イエス」@下北沢 ザ・スズナリ
5月10日〜5月23日まで(終了してます)
作:ディヴィッド・ヘアー  演出:坂手洋二 翻訳:常田景子
出演:John Oglevee、 藤井びん、鴨川てんし、川中健次郎、猪熊恒和、他
燐光群公式サイトはこちら


5月19日(水)に観に行っています。
イギリスの劇作家・ディヴィッド・ヘアーの演劇作品が日本で上演されるのは
「パーマネント・ウェイ」、「スタッフ・ハプンズ」に続き今回で3回目だそうです。
2005年上演の「パーマネント・ウェイ」を観た感想はこちらにまとめています。


舞台冒頭で登場するのは劇作家ディヴィッド・ヘアー(本人ではなく役者の
John Ogleveeさんが日本語で演じてます)。
劇作家である「私」が、2008年9月にアメリカで始まり、世界中にその波紋が広がった
金融危機を題材にして演劇作品を書くため、いろいろな起業家、政治家、投資家、
金融ジャーナリスト、学者などに会って取材をして行くという形で舞台は進行します。

作品の中で描かれているのは、あの世界金融危機(=金融崩壊)はなぜ起こったのか、
そして今何が起こっているのか、ということ。

私は金融や政治といったことにはほとんど無知。
でも以前放送大学で受講した「消費者と証券投資」は「Aの上の、丸で囲まれたA」で合格してます(^^)V

金融については個人的には、FX(外国為替証拠金取引)や株式投資はやったことがありますが。
FXはさっぱり分からず、数回の売買で損を続けて「こりゃ私には無理だ」と退散。
株式投資も去年からはじめ、難しいなあと感じつつこちらは今も続けています。
少しもうけては、次の売買で損をする、の繰り返しで結局最初の投資金額より
マイナスになっている。
当面の目標は最初の投資金額に、資産を戻すことです(x_x)
資金の追加は、さらに墓穴を掘ることになるのでしません。
(投資といっても私の場合、資金は数十万円です)


で、話が大幅にそれました。
今回の公演のことを。

政治や、金融についての言葉が矢継ぎ早にポンポン出てくる公演で
全部完璧に理解は出来なかったのですが、それでも緊迫感のある
舞台はかなり迫力と見応えがありました。
舞台装置など実質なにも無い舞台、そして金融危機の話なのに思いの外
おもしろかったです。
こういう演劇公演は、坂手洋二さん演出の燐光群でないと観られないと感じました。


気になったのは出演者の方々が、よくセリフをかんでいたこと。
専門用語をやや早口でまくし立てるようにしゃべるので、大変だったようです。

私が観に行った日は、演出家の坂手洋二さんと翻訳の常田景子さんのアフタートークがありました。
お客さんの中で一人の女性から、常田さんの翻訳はわかりやすくておもしろい、と感激した
意見が出てきたのが印象的でした。

客層も年配男性の姿が目立ち、こういう小劇場での演劇公演としては珍しなと感じました。


<2010-06-01追記>
この記事を書いた後で、己の株取引の才能の無さを自覚(x_x)
含み損になっていた株含め、持ち株総べていったん売却しました。

これ以上損害を大きくしないため手持ち資金の半分は銀行へ、残った半分で取引の勉強をし直しますf(^ー^;
posted by みどり at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

「フランク・ブラングィン展 伝説の英国人画家−松方コレクション誕生の物語」

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「フランク・ブラングィン展 伝説の英国人画家−松方コレクション誕生の物語」@国立西洋美術館
2月23日〜5月30日(日)まで
展覧会公式サイトはこちら



5月14日(金)に観に行っています。
国立西洋美術館設立の基礎となったのが松方コレクション、だと言うのは
知っていましたが、この「松方」さんというのが川崎造船所(現・川崎重工業)の
初代社長・松方幸次郎氏の事だとは今回初めて知りました。
「松方コレクション」と呼ばれるのは、彼が1910年〜20年代に蒐集した
美術品なのだそうです。
松方氏が特に次々と購入したのが、ベルギー生まれの英国人画家の
フランク・ブラングィンの作品。

今回の展覧会はそのフランク・ブラングィン作品の展示です。

行ってから知ったのですが、この日はちょうど夜6時から講堂でブラングィン作品に
ついての「スライドトーク」が行われるところだったので、せっかくなので聞いてきました。
展示作品についての簡単な解説が聞けました。


フランク・ブラングィンの作品についても今まで何も知らなかったのですが、
松方コレクションなのですから、この美術館の常設展で観ることもあったはず。
なぜか名前の認識が今まで全くありませんでした。
なんとなく変わった色遣いの作品だな・・・と、感じていた作品がフランク・ブラングィン
の作品だったようです。

今回はブラングィンの油彩、デザインした陶器の食器、家具、版画など彼の幅広い活動が
見渡せる回顧展となっていました。

気になった作品について書き留めておきます。

タイトルを忘れましたが、彼の初期の作品。
船からの葬儀の場面を描いた作品。
後年の作品とは違って穏やかな色彩で、描かれているのがかえって印象的。


「海賊バカニーア」
船・・・というより小さなボートに乗った海賊達。
海賊たちの褐色の肌と、朱色の布がまるで勝利の旗のよう。
着ているシャツの白さもめにまぶしいくらい。
おおざっぱに絵の具が塗って処理したバックが手前の海賊たちの存在を
引き立たせています。

「白鳥」
白い白鳥が木漏れ日を浴びています。
水辺の森の中なのか、緑の葉や朱色・オレンジ色の花など、色彩が
溢れるように描きこまれています。
デザイン的な処理を強く感じる作品。

「松方幸次郎の肖像」
本人の前でほんの数十分でさっと描かれた作品だとか。
筆致は荒いですが、その表現は人物の特徴を的確に捉えていて
とても見応えがある、と感じました。


数点の白黒の版画作品。
順路としてブラングィンの色鮮やかな作品をたくさん観たあとで、白黒の
版画作品を観ることになるのですが、たくさんの色の作品で気持ち的に
お腹いっぱい状態の後だったので、なんだかすっきりとしてさわやかなくらい。
黒い線で精緻に描かれた風景は美しいです。
ブラングィン作品のなかでは地味なのでしょうが、私はむしろ色鮮やかな
油絵作品より、こちらの方がいいなと感じました。
 


この展覧会を観た後は、同館2階での「所蔵水彩・素描展 松方コレクションとその後」も観てきました。

「所蔵水彩・素描展 松方コレクションとその後


小品ばかりですが、モロー、ドラクロワ、ターナー、ミレーなど大作家の作品がならび、
なかなか見応えがありました。
私はモローの幻想的な世界が好きなので、ここでモロー作品が観られたのはちょっとうれしかったです。

紙に描かれているため、作品保護のため展示されることの少なかった作品が今回多く展示されているそうです。

フランク・ブラングィン展の券で入場できますので、行った際はこちらも是非おみのがしなく!

所蔵水彩・素描展公式サイトはこちらです。
posted by みどり at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

通信指導受付中

受講してる放送大学の通信指導の受付が24日から始まってます。
締め切りは6月8日必着。

勉強がなかなか進みません。
今日は仕事が休みなので、午後から北千住の足立学習センターに行ってきました。
家にいると、どうしても気が散って集中できないので。

休憩室でもある「学生ホール」で自習もできるけれど、去年あたりから
どうも、ここを自習室として使っている2人連れと一緒になることが多くなってました。
2人のうちの、一方の方の話し声がいつも耳障りで閉口。
(この方、聞こえてくる学習内容がとても放送大学生とはおもえないのだが????・・・)
失礼ながら、今日はいなくてかなりホッとしました。


学生ホールは落ち着かないので、視聴学習室で2時頃から7時半頃まで居座ってきました(^^ゞ

「宇宙を読み解く」のテキストを読んでいると眠くなってくる。
そして「解析入門」はどうしてこうも分かりづらいのか。
微積分その他わかっている物として説明は無いし、放送授業にでてくる数式もテキストと表示が微妙に違っている。
内容が違っている訳ではないのですが、初心者にはこういう表示のちょっとの違いはすぐとまどってしまう。

放送大学の数学系の科目はみんな、難しいです。
細かい説明がないからとても分かりづらいのです。

数学を勉強し直したい、という方は多いはずなのに、この分かりづらさはなんとかならないのか?と思います。
数学の先生は、分からない人はどこがよく分からないのか、という事が分かってないんだろうな・・・と感じます。
長岡亮介先生だけは別で、この方はわかりやすい解説の数学(線型代数)でとても助かったし楽しめました。

単位認定試験は7月後半。
のんびりしてるとすぐですね(x_x)
posted by みどり at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月25日

映画「アイガー北壁」

映画「アイガー北壁」



映画「アイガー北壁」@ヒューマントラストシネマ有楽町
監督:フィリップ・シュテルツェル
出演;ベルノ・フェルマン、ヨハンナ・ヴォルカレク、フロリアン・ルーカス、他
2008年作品、ドイツ・オーストリア・スイス合作
映画公式サイトはこちら


5月12日(水)に観に行っています。
つまりこの日は帝国劇場で「レベッカ」を観てから、映画館で座席指定の
チケットを購入。
上映開始まで間があるのでキャラリー椿の「恒松正敏展」へ。
そして映画館へ戻っています。


雪山登山の映画、としか予備知識無く観に行っています。
しかし、見応えがあっておもしろかったです。


<あらすじ>
ベルリン・オリンピック開催直前の1936年夏。
ナチス政府は、国家の優位性を世界に誇示するため、アイガー北壁のドイツ人
初登頂を強く望み、成功者にはオリンピック金メダルを授与するとまで約束していた。
既に名の知れた登山家でもあるトニー(ベンノ・フェルマン)と、アンディ(フロリアン・ルーカス)は
アイガー北壁への挑戦を決行する。
2人の後をオーストリア隊のヴィリーとエディが追うが、間隔を開けていなかった為、
ヴィリーが落石にあって大けがをしてしまう。
また、途中トニーとアンディは下山の為のザイルをその場に残すか否かで意見が分かれるが
結局ザイルを取り込んでしまう。

その後、無理して着いてきたヴィリーの様態も悪化し、天候もさらに悪化。
4人はザイルをこのしておかなかったことで下山も出来ない状況に陥るが・・・・。




映画の物語は4人の登山家の結果的には失敗で終わったエピソードを、トニーの恋人で
新聞記者のヨハンナ・ヴォルカレク)の回想という形で包括しています。

実話を元にした映画、ということも見終わった後で知りました。
そもそもアイガー北壁とは?ですが私もまったく知りませんでしたが、
アイガーとはアルプス地域の一峰で、ユングフラウ、メンヒと並ぶスイスを代表する
山なのだそうです。
その北壁は、グランドジョラスのウォーカー側稜、マッターホルン北壁とともに、三大
北壁と呼ばれ、もっとも困難なルートの一つとして知られているのだそうです。

写真をみるとまさに絶壁とも言える所。
なにを好きこのんで、わざわざ登りづらいルートをとるのか、とおっしゃる方もいるかも
しれませんが、そこはやはり「挑戦」ということで(^^ゞ

この話は登山家の間ではかなり有名なエピソードなのだそうです。
なのでラストも描いてしまいますが、物語は悲劇で終わります。
パンフレットにも、最後まで頑張ったトニー・クルツ(の遺体)がアイガー北壁で宙づり
になっている写真がのっているのも衝撃的です。

トニーとアンディの登山の服装が、今からみるとかなり簡単なのでちょっとびっくりします。
まるでちょっとピクニックみたいな感じですから。
そして、2人が下山のためにザイルをその場に残すかどうかで意見が分かれ結局
回収してしまうくだりは教訓的です。
雪山は最悪の事態を考えてこうどうしないと、もしもの場合大変なことになるのですね。

このアイガー北壁と向き合う位置にあるホテルのテラスから、観光の人々が望遠鏡で
4人の様子を眺めているのですが、なんともお気楽です。

そして映画は実際に山に登っての撮影だったり、一部はセットを使ったりもしたようですが
どこがセットでどこが実際の山なのか区別がつきません。
嵐のアイガー北壁での4人の様子は、映画とは思えないくらい迫力がありました。

4人の大きな挑戦と、絶望的な窮地からの脱出の物語だったと思いました。


余談になりますが、山岳映画というと私は以前フランス映画の「星にのばされたザイル」(1975年作品)を観たことがあります。
監督のガストン・レビュファは自身も登山家らしい。
こちらはドキュメンタリーで、これといった物語はないものの虚飾を廃した潔さと事実を撮している
という力強さがあり、さわやかな後味を残す作品でした。

posted by みどり at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

「恒松正敏 新作展」

「恒松正敏 新作展」


「恒松正敏 新作展」@ギャラリー椿
5月10日〜5月22日まで (終了してます)
展覧会公式サイトはこちら


5月12日(水)にミュージカル「レベッカ」を観に行った後、こちらの
展覧会に行ってきました。
ギャラリー椿で紹介する作家さんの作品は、私の好みと合うようで
このギャラリーはなるべく足を運ぶようにしてます。


今回の恒松正敏さんも、はじめて知った作家さんでした。
かなり渋い色調で、優しい感じの女性の顔、水晶の玉、カタツムリなどが組み合わされ
幻想的な世界が描かれていました。
画材は油絵、テンペラだとか。
小さいけれど屏風絵もあって、なんだか和洋折衷の作品世界がおもしろい。

恒松さんは、ロックミュージシャンとしての顔もあるそうです。
ライブ活動もされているらしい。

展示を観に行った日、会場で2人の男性がお話をしてました。
きっとどちらかが、作家さんなんだろうな・・・・どっちだろう?
と、思ったところで会場に大きなファイルがおかれていたので早速
開いてみることにしました。
その作家さんの記事がのった新聞、雑誌の切り抜きやコピーをファイルにいれて
あったので、インタビュー記事の写真で恒松さんのお顔を確認できました(^^ゞ
そうかそうか、ちょっとごつい感じの(ごめんなさい)方が恒松さんだったんですね。

14日にはこの会場で、恒松さんのライブも行われたそうです。

会場におかれたギターが、まるでオブジェのようでした。
きっと恒松さん愛用のギターなのでしょう。

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2010年05月20日

ミュージカル「レベッカ」

ミュージカル「レベッカ」



ミュージカル「レベッカ」@帝国劇場
原作:ダフネ・デュ・モーリア
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ  音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
演出:山田和也
出演:山口祐一郎、大塚ちひろ、涼風真世、シルビア・グラブ他
公演公式サイトはこちら


5月12日(水)に昼の回を1階A席で観に行っています。
今回は気にはなっていましたが、観る予定は無かった公演。
たまたま行かれる日時の公演チケットが金券ショップでA席8000円のところ、2900円で
販売されているのを見つけ購入しました。
券を見ると東宝の招待券でした。
とにかく正規価格の半額以下で観に行かれるとはうれしい。
平日の昼の回だし、公演日間近だったので安くなっていたのでしょう。
金券ショップではときたまこんな風に、格安チケットがでてることがあるのでなるべく
のぞくことにしようと思います(^^)

<あらすじ>
両親を亡くし兄弟もなく孤独だった「わたし(大塚ちひろ)」は名家の御曹司で紳士の
マキシム(山口祐一郎)とモンテカルロで偶然出会い結婚。
2人はマキシムの故郷マンダレイに向かう。
大きな屋敷には女中頭のダンヴァース夫人(涼風真世、シルビア・グラブのWキャスト)
をはじめ多くの使用人がいた。
そこではダンヴァース夫人の敵意に満ちた視線にむかえられ、彼女をはじめ使用人達が
マキシムの亡くなった先妻レベッカと比べていることに気がつく。
美しいレベッカの肖像画をみて、内気で上流階級の作法も知らない「わたし」は気後れするばかり。
そして、マキシムも何か悩みを抱えている様子。
「わたし」はレベッカを崇拝しているダンヴァース夫人の嫌がらせにもとれる言動にとまどうが・・・。


「レベッカ」はアルフレッド・ヒッチコック監督の映画版(1940年制作)なら以前観ています。
(もちろんミュージカルではありません)
すっかり忘れてしまったと思ったのですが、舞台版を観ているうちにだんだんと思い出してきました。
私的にはヒッチコック監督の作品としては、ミステリーの大傑作というより「中品の秀作」のイメージがあります。

今回初めて知ったのですが、原作も映画も今回のミュージカルも主人公の「わたし」には
名前が付いてないのだそうです。
日常会話の中では名前を呼ばなくても済むことも多いですが、名前が呼ばれてないとは
まったく気がつきませんでした。
(終演後パンフレットを読んではじめて知りました)


ミヒャエル・クンツェとシルヴェスター・リーヴァイは大ヒットミュージカル「エリザベート」の名コンビ。
もちろん大ヒットを一度出したからと言って、次も大ヒットとは限りませんね。
このコンビによる「マリー・アントワネット」にはかなりがっかりしましたから。

しかし今回は名作「エリザベート」にはおよばないものの、かなりいいと思いました。
物語については映画版のいいお手本があるせいかよくまとまっているし、音楽もいいです。
欲を言えば音楽は、もっと印象に残って劇場をでてからも口ずさめるようなメロディが
ほしかったです。

レベッカの肖像も絵の額縁だけを観客に見せて、その中の絵は想像にまかせる
ことにしたのはスマートな方法だったと思います。

回りが敵ばかりの主人公がマキシムの姉(伊東弘美)やマキシムの親友フランク(石川禅)
にむかえられる時のナンバーはとても明るくてホッとします。
この2人は彼女の味方だ、と歌詞を理解するより先にそのメロディで分かるからです。

大塚ちひろさん演じる「わたし」はおどおどした少女っぽさがあってとてもよくあっていたと思います。

気になるのはマキシム演じる山口祐一郎さん。
控えめで優しい紳士を演じようとしてるのは分かるのですが、歌い方にもセリフにも
勢いも元気もなく、いったいどうしたの?と言いたくなるような感じだったのです。
もう少し、大きな声で!
もっと声に張りがほしかったです。

Wキャストのダンヴァース夫人は私が観たこの日は、涼風真世さんでした。
まじめだけれど、どこか陰湿な感じもする夫人を好演していたと思います。
けして派手な役回りではないけれど、彼女の言動で主人公は振り回されるのですから
その存在はまさにレベッカの亡霊そのもの。
ダンヴァース夫人はこの物語の重要なキャラクターだと改めて感じました。

上流階級の貴婦人だと思われていたレベッカの正体がしだいにわかってくるのも物語としておもしろいです。







posted by みどり at 11:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月18日

映画「シャッターアイランド」

映画「シャッターアイランド」



映画「シャッターアイランド」@MOVIX亀有
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、他
原作:デニス・ルヘイン著「シャッター・アイランド」
映画公式サイトはこちら


5月10日(月)に観に行っています。
原作の小説は読んでいません。
「注意!最後の謎が解けた時本当の驚きが待っている」というチラシの
宣伝文や、映画館での予告編を見るとなんだかすごい秘密がひそんだ
映画のようにみえます。

<あらすじ>
ボストンの遙か沖合に浮かぶ絶海の孤島には、精神を患った犯罪者だけを収容
するアッシュクリフ病院がある。
連邦捜査官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)と相棒のチャック
(マーク・ラファロ)は、この島で一人の女性患者が失踪した事件の捜査のため
やってくる。
彼女は鍵のかかっていた病室から消えていた。
テディにはこの事件捜査を志願してやってきたのだが、それには最愛の妻を
放火による火災で失っていて、その犯人がこの病院にいると知ったからだった。
失踪した女性は?放火の犯人は?そしてテディの妻は?そしてテディの本当の
目的は・・・・。



この映画は感想を書こうとするとどうしてもネタバレになってしまいます。
これから見る方のために、やはりネタバレはできるだけひかえたいとおもいます。

この映画、観ているとおかしな部分は多々あるのですが、最後になって
ああそういうことだったのか・・・という展開がまっています。

感のいい方は観てる途中で「謎」の真相が分かったと思いますが
鈍い私は、ラスト近くになってやっとわかりました。

でもこの真相が果たして「驚愕のラスト」とか「本当の驚き」かどうかは
あやしい気がします。
私はラストをみて「なーーーーんだ、そういうことだったのか・・・・」
と、びっくりより、がっかりでした。
ここまで引っ張ってきて、こんなことだったの(T.T)
だったのです。

この映画、思わせぶりのシーンが多い上に上映時間も約2時間を超えるから
途中でなんだか飽きて疲れてしまいました。

それでも今回「超訳」と言われる日本語吹き替え版を観てみたい、と思った
のですが、よく行く映画館では上映が終わってしまいました。
TVで放送があったら観たいと思います。




posted by みどり at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

マイルス・デイビス MILES DAVISの「Kind of Blue」

マイルス・デイビス MILES DAVISの「Kind of Blue」



ブログに画像を載せるときは手持ちのスキャナーで読み取ってから(デジカメ画像の時は
スキャナーにいったん取り込んでから)画像の大きさを縮小し、トリミングをしてから使用しています。
扱いが乱暴なのでスキャナー本体がいかれてきたようで、画像の読み取りが
正常に出来なくなってきてました(T.T)
ので、やっと新しいスキャナーを購入。
さっそく使用してみました。
以前から使っていたのはCanon製品だったのですが、今回もCanonなので
使い方はほぼ同じなのがたすかります。
製品名は「CanoScan LiDE 200」

早速使ってみると、驚いたことにスキャンする原稿を読み取り場所におくと、
原稿の大きさを自動的に認識するではないですか。
これはすごい。


で、冒頭の画像は新しい機種でのスキャン第1号画像です。


これからが本題です。
マイルス・デイビス MILES DAVISの「Kind of Blue」
ジャズの名盤だと聞き、買ってみたのですが確かに良いです。
気持がとても落ちつきます。
ここ数日何時間も繰り返し聴いている音楽CDがこれです。
他のことしながらのBGMに最適。


でも始めて聴く曲ではなく1曲目の「So What」からして、以前から何度も
聴いてきた曲だと分かりました。

こんな風に曲はよく知ってるのに、タイトルを知らない曲は多いです。

もう何年も頭から離れない曲があるのですが、「あの曲」は何というタイトルなんだろう?
分かったらもちろんCDを買いたいのです。


posted by みどり at 23:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

劇団唐組・第45回公演「百人町」

劇団唐組・第45回公演「百人町」



劇団唐組(からぐみ)・第45回公演「百人町」@新宿 花園神社境内・紅テント
作・演出・出演:唐十郎(からじゅうろう)
出演:稲村卓央、鳥山昌克、辻孝彦、藤井由紀、赤松由美、他



5月8日(土)に観に行っています。
冒頭のチラシのイラストは画家の合田佐和子さんの手による物です。
合田さんの絵は好きで、3月にあった展覧会も観に行っていました。
展覧会の感想はこちらにまとめています。


下の画像は、観に行った当日の花園神社境内です。

2010年5月8日 新宿花園神社境内&紅テント



写真右側が公演の行われる紅テント、左側奥が花園神社の社殿です。
午後6時半過ぎに、整理番号順に入場するのですがそのためにお客さんが
続々と集まってきていました。


<あらすじ>
新宿・百人町(ひゃくにんちょう)の小さなラーメン屋・味龍(あじりゅう)。
しかしその店は、近所の大病院の拡大により夏には無くなってしまうことが
決まっていた。
ラーメン屋の出前持ち店員・丁屋(稲荷卓央)、同僚達。
そこに病院の院長・百足(ももたり・辻孝彦)が看護婦達を連れ、店内に病院中庭を作るため現れる。
丁屋の後輩で腎臓を患う後輩・津君、津君の姉。
ラーメン屋のお得意さん丈(たけ・赤松由美)、病院の出資者で競走馬のオーナー・立川夫人、
コピーライターの乱々歩次郎(唐十郎)など、様々な人がラーメン店に引き寄せられる。


唐十郎さんの物語世界は独特の論理回路で構成されているので、私にはよく理解出来ない
のですが、それでもそこから垣間見える世界は惹かれるものがあり、こうやって
地面に薄いシートが敷いてあって、そこに直に座って観ることになる紅テントについつい
足を運んでしまいます。

今回もあらすじだけは理解できたけれど、物語の深い部分まではとても味わえてないですm(__)m


主役は稲荷卓央さん演じる丁屋さんだと思いますが、辻さん演じる病院院長も印象が
強烈でなかなか好きなキャラクターでした。
劇中で百足(ももたり)という名前ですが、百足はムカデとも読めるわけで、最初に登場
の場面でまるで昆虫か、蜘蛛のような感じはい出してくるように出てくるのが、気持ち悪い
けどおもしろかったです。
辻さん、人間「ももたり」に虫の「ムカデ」のイメージを重ねて嬉々として演じている
ように見えました(^^)



それにしても以前、開場前によく通る声でお客さんの入場整理をしていた劇団員の
丸山厚人さんは退団されたんだろうか?
今回も前回公演でも姿も、チラシに名前も見なかったし・・・。
他の劇団の公演に出演されていたのはチラシで見かけたのでわかりましたが、それ以外
のことは全く分かりません。
テント芝居には似合わないような美形の方でもあり、ちょっぴりファンだったので
残念です。


話変わってチラシのイラストを描かれて合田佐和子さんについて。
数年前に渋谷の松濤美術館で展覧会もあって、その時もみにいったのですが展覧会カタログをほしいなあ
と思いつつ、買いそびれてしまいました。
この時のカタログはその後売り切れになってしまい、そうなるとなおさらほしくなってしまう。
つい先日、神保町の古書店街に行った際、美術展のカタログを多くおいているお店を覗いたら、
合田さんのあのカタログがあるではないですか!
しかしお値段は正規の値の約3倍・・・(T.T)

買うべきか否か、迷っています。
そうしてる間にうれちゃうんだろうなあ・・・。
posted by みどり at 12:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする