2010年04月30日

人形劇俳優 平常(たいらじょう)デビュー15周年 特別企画「毛皮のマリー(R−15人形劇)」

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人形劇俳優 平常(たいらじょう)デビュー15周年 特別企画
「毛皮のマリー(R−15人形劇)」@池袋シアターグリーン
原作:寺山修司 人形劇版初演時監修:森崎偏陸
演出・美術・人形操演:平常
平常(たいらじょう)情報公式サイトはこちら



4月20日(火)の初日に観に行っています。
たった一人で人形劇公演を行っている人形劇俳優・平常(たいらじょう)さん。
今回は寺山修司の「毛皮のマリー」を人形劇化した公演ですが、今までにも
宮沢賢治の「よだかの星」、サン・テグチュペリの「星の王子様」も人形劇化しています。
もちろん原作無しの、まったくのオリジナル作品も多数上演されています。


今回はデビュー15周年という事で、ワークショップやバックステージツアー、ファンミーティング
など盛りだくさんの内容での公演。
公演期間中毎日でも行きたいくらいでしたが、こちらも都合がつかず、それでもアフタートークと、
大好きな小品「ハンドラブ」の上演も行われる初日にターゲットを絞り行ってきました(^^)


「毛皮のマリー」は男娼マリーと、その血のつながらない息子・欣也との愛憎劇。
人形劇版「毛皮のマリー」は2003年に東京で初演されたそうです。
平さんが人形のマリーや、その他のキャラクターの人形を操作しつつ、自身も欣也を
演じてしまいます。

私は偶然にも初演時にこの公演を観てから、すっかり平さんのファンになってしまいました。
終演後、会場に居残って平さんにお願いし人形のマリーさんに触らせてもらったのですが、
図々しかったなあと我ながらあきれます。
今だったら絶対出来ませんが、なぜかあのときは出来ました。

何度も観てきた公演ですが、観るたびにとても新鮮なものを感じます。
「ここ」は前からこんな演出だったっけ?と、感じることが多いのです。
小さな仕草の一つ一つがちゃんと計算されている。
劇の幕間(幕は下りない)で舞台そでで平さんが、飲み物をのんだり、ティッシュで鼻をかんだりも
総べて演出の一つ。
劇のセリフはもちろん、ト書きまでも読んでしまうのですが、平さんの声で聞くと寺山さんの
紡ぎ出した言葉は全く無駄が無く美しいことにも気づかされます。



初演時の監修の森崎偏陸(もりさきへんりく)さんが、寺山修司さんの義理の弟さんで
あることや、北海道出身の平さんが東京に出てきた当初、偏陸さんのお宅でお世話になっていた
なんてことは後日知りました。

今回は主演後、平さんのトークがありましたが、一人で公演を熱演した後で疲れも見せない
ようすにも感心します。
でも体にはほんとに気をつけていただきたいです。

終演後に演じてくれた「ハンドラブ」は人形が全く登場しない作品。
黒い小さな幕の向こうに平さんがしゃがみ込んで、両腕をあげて観客に見せます。
両腕が男女を表し「ソーイングラブ」(ミュージカル「キスミーケイト」のナンバー)のメロディと共に両腕が舞うように動く作品。
とても美しいと思います。


5月(プレオープン)には西新宿の初台に、平さんの専用劇場も出来るとか。
今後の活動に目が離せない平さんです。


それにしても今回のチラシ。
最初観たとき、何の公演!?と思ってしまいました。
平さんのセクシーさにあら、びっくり(#^_^#)

2010年04月27日

「アーティスト・ファイル2010 現代の作家たち」

「アーティスト・ファイル2010 現代の作家たち」


「アーティスト・ファイル2010 現代の作家たち」@国立新美術館
3月3日〜5月5日まで
展覧会公式サイトはこちら


4月17日(土)に観に行っています。
現代美術のまさに今が旬!とも言えるアーティストさん、7人を紹介する展覧会です。
全く知らない方ばかりでしたが、見応えがあっておもしろかったです。

それぞれの作家さんの作品について感想を書き留めておきます。

☆南野馨(みなみのかおる 1966〜)

会場にあった大型のオブジェ。
金属かプラスチック系かと思ったら、総べて土を焼いて作った部品を組み立てた
ものだとか。
説明が無ければ、とてもそうとは思えませんでした。
土はこんなにも変貌を遂げることが出来るのかと、感心しますが
これらをわざわざ土を使って作ってしまうことを思いつく南野さんの発想にも感心。



☆桑久保徹(くわくぼとおる 1978〜)

大きなキャンバスに描かれたのは浜辺に広げられた家財道具。
子どものおままごとのように、配置された家具。
筆あとも荒く、生々しい。
絵の具を塗りたくって描いた、という表現がぴったり。
塗り方はとってもおおらかなのに、描いている物は生活臭があるもので
妙にアンバランス。
これがおもしろいのかも。


☆福田尚代(ふくだなおよ 1967〜)

今回一番印象の強かったアーティストさんがこの方。
文庫本のページに施された刺繍。
見えたページから、その物語の中の庭の一部が垣間見えているような感じ。

福田さんは、受けとったハガキの文字に刺繍をしてしまう。
文字は読めなくなるがハガキは残る。

文庫本のページが一枚ずつずらして折られてものは、ページが山形になって展示されて
いるけれど、本の中の1行だけが見えるようになっている。
こんな文庫本が何冊も並べられていると、福田さんがどんな1行をセレクトして残したのか
気になって順番に観ずにはいられなくなります。

そしてもう一つ、この方は詩人としての側面も持つ方。
それも長文の回文(最初から読んでも、後ろから読んでも同じ文章になっているもの)。
回文になってるだけですごいと思うのに、その内容が文字通り詩情溢れるものに
なっていて美しい。
回文が展示室の壁に大きく書かれていましたが、文庫本として出版もされていて
その本も手にとって見られるようになっていました。

なんだかとても豊かなものを感じました。



☆アーノウト・ミック(1962〜)
映像作品が2作。
展示室の空間に2作が向き合うように上映されていました。
片方は空港の待合室らしき場所、もう片方は薬局らしき場所。
ちょっと観ただけでは気がつかなかったのですが、そこにいる人々は普通じゃない
行動をしています。
空港では手荷物検査ではなく、なんだかゴミを検査してるし、薬局の床はドロドロだし。
この方の作品が一番分かりづらかったです。
解説を読まなければ普通の映像か、とさっさと通り過ぎてしまうところでした。


☆O JUN(おうじゅん 1956〜)
身近によくある室内の風景や、物、が描かれた絵画がいっぱい。
何枚もの絵画が所狭しと展示されていますが、みていてあまり興味がわきませんでした。
ごめんなさいm(__)m
今回の展覧会チラシにつかわれているのがこの方の作品。


☆斉藤ちさと(1971〜)
写真作品。
風景の前にクリアなケースを置き、ケースに炭酸を入れて泡に焦点を合わせて撮影。
風景は元が分からないくらいぼやけ、炭酸の気泡は硬質な金属のよう。
よく見ればひとつひとつの気泡に向こうの風景が写っている。
とにかくきれいだし、なんだか不思議な物を観た感じがします。

東京都現代美術館の近くの「M7(えむなな)」という画廊?らしい所があり、
そこで5月9日まで斉藤さんの作品の展示かあるそうです。
(私もまだ行ったことが無い所です)

斉藤ちさと


行ってみたいなとおもいました。
詳しくはこちらのサイトで。




☆石田尚志(いしだたかし 1972〜)
絵を描いて行く、その途中で少しずつ撮影したものを映像として見せてくれる作品は
絵が動いている。
映像作品と、描き終えた長い長い絵巻のような絵画作品の展示。
映像にはご本人は映って無い。

部屋の壁に少しずつ絵を描いては撮影した映像作品の展示もみているとなんだか
吸い込まれそう。

部屋の窓から差し込む陽の光に合わせて、壁に絵を描いていくのは時間との饗宴でも
あるわけで、変化の様子がおもしろくて見始めてると最後まで見ずにはいられなくなる作品でした。


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2010年04月24日

PIPER NUMBER8「THE LEFT STUFF」

PIPER NUMBER8「THE LEFT STUFF」


PIPER NUMBER8「THE LEFT STUFF」@下北沢 本多劇場
作・演出:後藤ひろひと
出演:後藤ひろひと、川下大洋、山内圭哉、竹下宏太郎、腹筋善之介、相武紗季、岡田義徳、川田広樹
公演公式サイトはこちら


4月23日(金)に観に行っています。
この日の開演は午後6時。
間に合わなくて約10分遅れで入場しましたm(__)m

冒頭見損ねましたが、今回の公演とてもおもしろかったです。


<あらすじ>
海底に設置された研究施設「海の家」
そこに集まってきたのは「海底調査員選考」の為に集められた、ダイバーや学者など男女7人。
資源エネルギー工学者の山口(岡田義徳)、海洋資質学者の三島(相武紗季)
日本海漁師の濱浦(竹下宏太郎)、ロボット工学者のイーサン(川田広樹)
海洋自衛官の元木(腹筋善之介)NPO団体所属民間エコロジストの三島(山内圭哉)
海洋生物学者の時岡(川下大洋)

彼らは7日間その施設で共同生活を送るが、常に監視室から監視されている。
調査員候補生である彼らには、監視室に誰がいるのか分からない。
細かい説明もなく、ときおり出される課題や指令にとまどい、仲間割れしそうになりつつも
なんとか毎日を送る彼らですが・・・。





アメリカ映画で「THE RIGHT STUFF」というのがありますが、これは人類初の有人宇宙飛行
をめざす人々をドキュメンタリー・タッチで描いたもの。
今回の「THE LEFT STUFF」は明らかにそのタイトルをもじってます。

公演は観客参加型。
「監視室」にいる「約400人の監視員=劇場で観ている私たち観客」という趣向です。

舞台上の「海の家」の7人とは別の場所に立ち、時には客席にも降りてくる白衣姿の監視員兼、
この調査員選考の進行係が後藤ひろひとさん。

観客(=監視員)は後藤さんの説明で候補生達の生活ぶりをながめるのですが、場面場面で
後藤さんから候補生の誰が好き?とか、次にどのグループの様子が見たい?とか、質問が
出されるので観客はそのたびに、手を挙げたり、拍手をしたり、イスから立ち上がったり。
多数決が採用されて、それに従って次の場面が演じられるのです。
だから、この公演は4月10日から始まっていますが日によって全く内容の違う物になって
いるんだろうと思います。

この日は、客席から女性が一人引っ張り上げられて、後藤さんから腹筋善之介さん演じる元木に
なにか話しかけて、と言われて「煮卵は好きですか」と予想外の質問に、つるつるスキンヘッドの
元木(腹筋)さん「よく似てると言われます」には笑いました(^◇^;)

実際、終演後の舞台挨拶で出演者の方から、練習してるのに公演が始まってからまだ一度も
演じてない場面もある、とのことでした。
これでは他の日の公演もみたくなってしまうではないですか。



作・演出だけでなく、強烈なキャラクターで役者もこなしてしまう後藤ひろひとさん。
三谷幸喜さんも作・演出をされ、昔は自分の劇団で出演もされていましたが役者としては
イマイチだった(ごめんね)ので、後藤さんはかなりすごいと思っています。

以前から演劇ファンの間では固定ファンが多い方ですが、原作提供した映画「パコと魔法の絵本」
がヒットしたこともあり一般の知名度も上がってきたようです。
「パコと・・・」は舞台版(タイトル「ミッドサマー・キャロル」)が最初にあって、その後映画化に
合わせて書籍化されています。
そのせいかどうはわかりませんが、終演後の会場内をみると観客の年齢層の幅が広かったです。




posted by みどり at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月23日

「佐渡裕X沢井一恵X坂本龍一 箏とオーケストラの饗宴」

「佐渡裕X沢井一恵X坂本龍一 箏とオーケストラの饗宴」


「佐渡裕X沢井一恵X坂本龍一 箏とオーケストラの饗宴」@東京オペラシティコンサートホール
指揮:佐渡裕 箏:沢井一恵 作曲:坂本龍一
兵庫芸術文化センター管弦楽団


4月13日(火)に3階B席で聴きに行っています。
今回のコンサートは、坂本龍一さんが初めて箏のために楽曲を作曲して
初演、と知り興味津々でチケットを取りました。

以下、この日のプログラムと、簡単な感想を書き留めておきます。
音楽についてはあまり分からないので、ろくな感想が書けませんので
その点お許しを。

1,グバイドゥーリナ作曲 「樹影にて アジアの箏とオーケストラのための」

ソフィア・グバイドゥーリナ(1931〜)はじめて知った作曲家、初めて聞いた楽曲です。
「樹影にて」は木漏れ日から生まれる光と影の綾が描かれた曲だそうです。
ソ連の方が、日本や中国の箏を組み入れた曲。
ゆらゆらしたような感じが、木漏れ日を表してるようでした。



2,プロコフィエフ作曲 バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より
            モンタギュー家とキャピレット家
            少女ジュリエット
            タイボルトの死
            ジュリエットの墓の前のロメオ

セルゲイ・プロコフィエフ(1891〜1953)のバレエ音楽。
「モンタギュー家とキャピレット家」は何かと耳にすることが多い楽曲ですが
冒頭、ドーンとまるで何かが落ちてきたような不協和音にびっくり。
こんなのは始めて聞きました。
当日配布のパンフレットをみると「圧巻の『騎士たちの踊り』が含まれる『モンタギュー家と
キャピレット家』」と書かれているところをみると通常はないものらしいです。
今回は全52曲のナンバーの中から指揮者の佐渡さんがチョイスした4曲の演奏。
「少女ジュリエット」はかわいらしい感じ。
いずれにしても、この組曲をまともに聴いたのは今回が初めてでした。


3,坂本龍一作曲「箏とオーケストラのための協奏曲」

パンフレットをみると「4つの定常状態、あるいは人生」という副題にもとれる表示が
されていました。
世界を舞台に活動し、外国映画の音楽を作曲することも多い坂本龍一さん。
日本で未公開作品になっている映画も多いらしい。
日本の楽器と、西洋の楽器の組み合わせの曲というと武満徹さんの楽曲が
思い浮かぶので、今回も前衛的な音楽になるかな?と思っていたのですが
そんな感じはとても薄く、まるで映画音楽を聞いているような感じでした。


この日は坂本さんご本人がみえていて、舞台にもちょっとだけ登場。
指揮者の佐渡さんとのお話もありましたが、坂本さんの声はボソボソとこもっている
うえに早口なので、3階席の私にはどんなお話をしているのか残念ながら
まったく聞き取れませんでした(T.T)


箏とオーケストラの競演は興味深いものでしたが、プログラムに「ロメオとジュリエット」が
含まれるのはなぜなのか???
私には意図が分からない組み合わせでしたが、いろんな楽曲を楽しんで聴いてみてほしい
ということだったのかもしれません。





posted by みどり at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

平成22年度今学期初めて学習センターへ

2010年4月17日 雪とチューリップ


4月17日は、四月半ばだというのに雪が降ってびっくり。
我が家の庭でも、菜の花やチューリップが咲いてる脇に雪が降り積もりつもるという
不思議な光景に思わず写真を撮りました。


先週の事になりますが、4月13日(火)は、今学期になって初めて
足立学習センターへ行き新しい学生証を発行してもらいました。

1学期の受講科目は「宇宙を読み解く」と、前学期に落としてしまった「解析入門」

「宇宙を読み解く」は1回目、2回目の放送授業も視聴してきました。
前学期に「進化する宇宙」を受講しましたが、「宇宙を読み解く」ほうが
やさしい入門編と感じました。
今学期はゆっくり楽しみながら学んでいこうと思います。

問題は「解析入門」
こちらは1回目の放送授業を家で視聴したところです。
微積分もザッと復習したいし、頭の体操のつもりで学んでいこうと思っています。




放送大学ではないのですが、4月からNHKラジオの「ラジオ英会話」と「英語5分間トレーニング」も録音して学習をはじめました。
「ラジオ英会話」の講師・遠山顕(とうやまけん)先生、「英語5分間・・・」の講師・
岩村佳南(いわむらけいなん)先生のお二人はわかりやすい解説がおもしろいので好きな先生です。
毎年4月にはラジオの英会話を聞き始めるのですが、毎年翌年まで続かない。
今年こそは・・・・。





そしてまたまた放送大学とは全く関係ないのですが、2週に一度行っている日本画教室の皆さんと
今年9月にグループ展をやることが決まってしまいました。
私は出品できるのだろうか!?
一枚は確実に出せるのですが、何とかあと2,3枚は描きたいと思っているところです。


やることいっぱいだし、観たいものもいっぱい。
時間がいくらあっても足りないし、どこまでこなせるか自分でもまったくわかりませんf(^ー^;


posted by みどり at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

映画「第9地区」

映画「第9地区」


映画「第9地区」@MOVIX亀有
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:シャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、他
映画公式サイトはこちら



4月12日(月)に観に行っています。
なかなか評判の良い映画のようです。
しかし私は、話はともかくエイリアンのビジュアルと映像の演出が
気持悪くて困りました。


<あらすじ>
近未来の南アフリカの上空に突如あらわれた正体不明の宇宙船。
なんの動きも見せない宇宙船になんとか潜入してみると、そこにいた
エイリアン達はどうやら母船から取り残された頭の悪い下っ端連中らしい。
彼らを「難民」として受け入れた地球人。
彼らとの共同生活が始まったが、早くも28年たちエイリアン達は犯罪を
繰り返し居住区「第9地区」はスラムと化していた。
甲殻類に似た彼らを侮蔑を込め「エビ」と呼ぶ地球人。
エイリアン管理業務は民間企業のマルチ・ナショナル・ユナイテッド社(MNU)が
請け負っていた。
「エビ」達を強制収容所に移住させる計画を立て、MNUのヴィカス(シャルト・コプリー)
は現場責任者に任命される。
「エビ」達に承認のサインを無理矢理取り付けるのが仕事だが、その任務遂行中
彼は謎のウィルスに感染してしまう。
次第に体がエイリアンと化していくヴィカスはMNUに追われることになる。
ヴィカスは第9地区でクリストファー・ジョンソンと名乗るエイリアンと遭遇し、彼が密かに
進めていた計画と、さらにMNUが行っていた研究も知ることになるが・・・。



話はとてもわかりやすいです。
エイリアンと地球人、という形をとってはいますがつまりは人種差別の話を置き換えただけ。
話の舞台が、公然と人種差別を行ってきた南アフリカとはこれまたあからさま。

物語はクリストファー・ジョンソンが「次」にどんな行動を起こすのか?という形で終わっていて
結論は出ていません。
彼は地球人に戦いを挑むのか、それとも仲間達を救出するだけで去っていくのか。


場面は、なにしろスラム街ですから観ていて汚いです。
エイリアンの造形もエビか、昆虫を連想させる物でそれが巨大になっていますから
観ていてちょっと気持ち悪い。
さらにはエイリアン対地球人とのバトルになると、手足が千切れ頭が吹っ飛ぶという
場面が出てくるのでとっても気持ち悪い。
この場面は、シーンが遠景になったり、ぼかされたりするのですがそれでもやっぱり
気持ち悪い。
私は吐き気がして困りました。

物語そのものは子どもにも分かるものですが、映像描写が上記のようなので
とても万人向けの映画とは思えませんでした。
これから観ようとする方は、気をつけて鑑賞してください。


この映画とは直接関係ありませんが、この映画を観ていたら映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」を思い浮かべました。
ウィキペディアによる映画の解説はこちらで。
こちらはSF映画の形はとっているけれど実にバカバカしい作品。
好き嫌いが別れるけれど、私はその脱力系のお馬鹿さがけっこう好きな映画です。
posted by みどり at 12:32| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

劇団四季・横浜「キャッツ」6回目

劇団四季・横浜「キャッツ」6回目


劇団四季・横浜「キャッツ」6回目@横浜 キャノン・キャッツ・シアター


4月10日(土)の夜の回をC席で観ています。

この日の主な配役です。
長老猫オールドデュトロノミー・・・種井静夫
娼婦猫グリザベラ・・・早水小夜子
少女猫シラバブ・・・江部麻由子
プレイボーイ猫ラム・タム・タガー・・・荒川務
マジシャン猫ミストフェリーズ・・・松島勇気
ボス猫マンカストラップ・・・武藤寛
鉄道猫スキンブルシャンクス・・・岸佳宏
マキャヴィティ・・・桧山 憲
バストパージョーンズ、アスパラガス=グロールタイガー・・・飯田洋輔


前回「キャッツ」を観たのは2月で約2ヶ月ぶり。
私は一ヶ月に1回は「キャッツ」を観たいので、2ヶ月ぶりはとても
長い感じがしました。


今回は岸さんのスキンブルシャンクスが観られたのが、うれしかったです。
去年の11月に観た時以来ですから。
松島勇気さんのミストフェリーズは、安定したダンスと歌声で安心して観ていられます。

人にはあきれられそうですが、私は「キャッツ」は何度観てもあきません。

カーテンコール時にはうれしいことに、スキンブルシャンクスと握手できました(^^)


最寄りの横浜駅に着いてから駅構内に出ていた大船軒の売店で名物駅弁、
大好きな「湘南名物 鯵の押寿し」を買ってから劇場へ向かいました。

これはこの日の私の晩ご飯となりました(^^ゞ


posted by みどり at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 劇団四季・横浜「キャッツ」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月19日

バットシェバ舞踊団公演「MAX (マックス)」

バットシェバ舞踊団公演「MAX (マックス)」



バットシェバ舞踊団公演「MAX (マックス)」@彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
振付:オハッド・ナハリン 作曲・演奏:マキシム・ワラット
公演公式サイトはこちら




4月15日(木)に2階A席で観に行っています。
イスラエルのコンテンポラリーダンスカンパニー、バットシェバ舞踊団の約二年ぶりの来日公演です。
前回の来日公演「TELOPHAZA テロファーザ」の感想はこちらにまとめています。


物語性のある演劇公演ではありませんが、それでもこのダンス公演はおもしろかったです。

冒頭、舞台に男女のカップルが5組登場。
それぞれ少しずつ距離を置いて立ち、動きとストップを繰り返す。

その後、全員まとまっての動きにもなりますがダイナミックに見せてくれるかと思うと、
静かな動きになったり、動きが止まったり。
緩慢のリズムが私にはとても心地よいものでした。


中でも印象的な場面だったのは、男性の声で何語か割らない言葉とともにダンサーが同じ
動きを繰り返していく場面。
ウノ・ドゥ・・・なんとか、と聞こえるけれどスペイン語では無いみたい。
しばらく見ていたら、どうやら「1」「1,2」「1,2,3」「1,2,3,4」・・・「1・・・10」と
カウントしてるんだと分かりました。
それぞれの番号、たとえば1の動き、2の動きが決まっているのでこれを10まで
繰り返しているのです。
後で当日の配布物をみると作曲家マキシム・ワラットが「ワラッティ」という言語で
カウントしているのだそうです。

単純と言えば単純だけど、カウントを繰り返し聴いているとまるで呪文のように聞こえてくる。
動きはバレエのような優雅なものではなく、どこか精密な機械を連想させる激しく切れの良いもの。

ダンス公演の感想はなかなかうまくお伝えできないのですが、もう一度観たくなる公演でした。
posted by みどり at 07:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「片岡鶴太郎展 艶葉樹(つやばき)」


「片岡鶴太郎展 艶葉樹(つやばき)」



「片岡鶴太郎展 艶葉樹(つやばき)」@日本橋MITSUKOSHI本店 新館7階ギャラリー
4月10日〜4月19日まで  (最終日は午後5時閉場)



4月17日(土)に観に行っています。
タレントとしてTVでもおなじみの片岡鶴太郎さんの絵画の展覧会です。
画家としてもすっかり有名で、画業も今年で15年になるそうです。

今回の展覧会のモチーフは「椿」
会場には椿を描いた絵や、着物染め付け、陶器などが展示されていました。

絵画は水彩画のように見え、わりとあっさりと描かれたもののように見えました。
画材は何を使っているのか?
その疑問は会場の最後で上映されていた、鶴太郎さんが指南する絵画教室
のDVD映像でわかりました。

展示されている作品を観るより、鶴太郎さんの描き方の方がおもしろかったです。
しかも見ていて私には「え、こんな描き方するの!?」と思うことばかり。
絵の描き方に「これが絶対」なんて方法はないのでしょうが、トレーシングペーパーの
使い方にはこんなのもありなのか、と思いました。

普通は紙の上に絵を描き、その上にトレーシングペーパーを置いて上から下の絵の線を
鉛筆などでなぞって描き写す。
さらに実際に描く紙の上にトレーシングペーパーを置いてその間にカーボン紙(又は
それに相当する物)を入れて、トレーシングペーパーの上から鉛筆などで線をなぞり、
下の紙に転写する。

鶴太郎流は、いきなりトレーシングペーパーにスケッチ。
描く紙の上にトレーシングペーパーを置いたら、紙とトレーシングペーパーを片手で押さえて
その間に手を入れて鉛筆などで上のトレーシングペーパーの線を参考にして描いていく。
実に簡単。
でもこれは、絵を描くのを手慣れた人でないと出来ないやり方だなと思いました。

気になっていた画材は、顔彩、そして水干、岩絵の具(かなり粒子の細かい物と見えました)でした。

紙の上を水で濡らしてから墨や絵の具をにじませて描いていく方法は、楽しそうで
一見簡単そうにみえるので誰でもマネしたくなるのでは?と感じました。
鶴太郎さんは、絵の具や墨のにじみ楽しんで描いているのがよく分かりました。

展示作品より、DVD映像の方が見ていておもしろい楽しい展覧会でした。

冒頭の画像はチラシが無いので、半券を代わりに使いました。
posted by みどり at 03:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月17日

「博覧會 世界は二人のために」

「博覧會 世界は二人のために」



「博覧會 世界は二人のために」@東京グローブ座
作:千葉雅子  演出:池田成志
出演:荒川良々、星野真里、大谷亮介、菅原永二、池田成志、篠井英介

4月8日(木)のプレビュー公演を1階席で観に行っています。
最初に白状すると、観ていてさっぱり話が飲み込めなくて困りました。

もともとは大谷亮介さん、篠井英介さん出演と知りそれだけでチケットを
取りました。
このお二人は大好きなものですから。

決戦下の台湾が舞台。
弱小一座の「淡路淡水一座」が台湾で行われる「博覧会」に合わせて
なんとか一旗揚げようと芸人達がガンバルが・・・というお話。


冒頭の大谷さん、篠井さん達が女形として登場。
踊り子さん達が、舞台裏の楽屋で色恋沙汰をめぐって一悶着。
この場面はとても華やかで楽しいものでした。
勢いもあるし、このままで突き進んでくれたらおもしろかったのに、その後
トーンが落ちてしまうのが惜しい。

所々、実際の一座の面々のやりとりだったり、一座が演じる芝居の中
つまり劇中劇だったりします。
でもこれがなんだかしっくり来ない。
二つの世界が入れ子になってどっちが現実なの?という風に見せたかった
のだろうと思うけれど、それが成功してるようには見えませんでした。


とにかく出演の役者さん達は豪華メンバーがそろったので、内容にも
期待したのですが、私には観ていて席に座っているのがとてもつらい
舞台でしたm(__)m




posted by みどり at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする