2009年05月10日

「ラ・フォル・ジュルネ『熱狂の日』音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 その3

「ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 チラシ


「ラ・フォル・ジュルネ『熱狂の日』音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 その3@東京国際フォーラム 


最終日5月5日(火)に2プログラム聴きに行っています。

プログラムbR12 
バッハ:ミサ曲ト短調 BWV235」
バッハ:カンタータ 「イエスよ、わが魂を」

指揮:ミッシェル・コルボ
ミルヴィ・ヴェルメイユ(ソプラノ)、ヴァレリー・ボナール(アルト)、他

「イエスよ、わが魂を」は前日に、鈴木雅明さん指揮、バッハ・コレギウム・ジャパンの合唱と
管弦楽で聴いているのですが、初めて聴くような感じがしました。
そんなの当たり前だと笑われそうですが、指揮と演奏者が違うとやはり違うのですね。


プログラムbR15
バッハ:マタイ受難曲

指揮・ミッシェル・コルボ
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
シャルロット・ミュラー=ペリエ(ソプラノ)、ヴァレリー・ボナール(アルト)、他

夜7時45分開演のミッシェル・コルボ指揮の「マタイ受難曲」は音楽祭のフィナーレ
と言っても良いくらいのプログラムでした。
「マタイ受難曲」は大好きな作品でもあるし、ミッシェル・コルボ指揮では聴いたことが
ないので、とても楽しみにしていました。

演奏時間約3時間、キリストの殉難を描くマタイ受難曲ですが、音楽のドラマチックさもあいまって
まるでオペラのようで、とてもわかりやすい曲だと思います。

中でも大好きなのは「主よ、憐れみたまえ」です。
自分が捕まりたくない一心でイエスのことを知らない、と言ったペトロが自分の行為を嘆くパートですが、
マタイ受難曲のなかでも間違いなく一番有名な曲でしょう。
ヴァレリー・ボナールさんのアルトが美しかったです。
音楽はあまりよく分からないのでコルボさんの指揮で、あそこがどうとかいう細かい
感想はとてもかけないのですが、終盤の盛り上がりの荘厳さがとても良かったと思いました。

夜も11時頃に演奏は終了。
3日間の音楽祭も総べて終了。
なんだか名残惜しかったです。
来年は、どんな音楽祭になるのでしょうか・・・また来年が楽しみです。
posted by みどり at 02:58| Comment(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「松本清張展 清張文学との新たな邂逅」

「松本清張展 清張文学との新たな邂逅」


「松本清張展  清張文学との新たな邂逅」@世田谷文学館
4月11日〜6月7日まで
展覧会公式サイトはこちら
北九州市の松本清張記念館の公式サイトはこちら


4月19日(日)に観に行っています。
推理小説だけでなく多くの文学作品を残した作家松本清張さん(1909-1992)の生誕100年を
記念した展覧会です。

と、書きつつ実は私この方の作品を一つも読んだことがありません。
しかしこの方の作品が原作になった映画「点と線」観ています。
観たのがだいぶ前なので、細部は忘れてしまいましたが時刻表を使ったトリックが
おもしろかったです。

今回は作家松本清張さんがどんな方だったのか知りたくて展覧会に足を運びました。
九州の小倉で生まれ育ち、1950年(昭和25年)41歳で「西郷札」で作家デビュー。
1953年(昭和28年)に「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞を機に上京。
以後精力的に作家活動をされたそうです。

展覧会では単純に作品紹介があるだけでなく、小倉時代どんな事をしていたのか
の紹介も詳しくありました。
会場に入ってすぐ目に付くのは、作家としてもう大御所になったころの色紙に書いた書や、手書きの絵はがきなど。
絵がうまいな、と思ったら松本清張さんは小倉時代は印刷所で働き、広告のデザイン
も担当してたんだそうです。
もともと絵がうまかったらしい。
こんな事、今回初めて知りました。

今回が初公開という「黒革の手帖」の生原稿もあります。
作品は読んだこと無いけれど、作家の肉筆原稿にはやはり見入ってしまいます。
作者のいろんな思いがギュッと、その原稿に込められているような気がしてきました。

会場では松本清張さんの文庫本も販売されていました。
読んでみたくなって「点と線」は買ったのですが・・・まだ読んでませんf(^―^;

松本清張さんの作品を読んだことが無くても、一人の作家の生涯が展望できる展覧会なので、興味深く観られると思います。
松本清張文学の入門編としてもお勧めです。


松本清張展の後は常設展も観ています。
こちらの文学館では自動人形師ムットーニこと武藤政彦さんの作品の展示もあります。
以前は2階の展示室にあったのですが、今は常設展示は1階に移っていました。
武藤さんの作品は毎時30分から3作品の「上演」があり動くところを見せてもらえます。
以前は照明が明るいままなのが不満だったのですが、今はしきりで仕切られ
上演時間になると照明を落としてくれるのがうれしかったです。
現在6作品が展示されています。
こちらもお勧めです。

今年の「世田谷文学館年間カレンダー」に、夏目漱石の「夢十夜」が元になった武藤さんの
作品「漂流者」が使用されていました。
2009年の「世田谷文学館年間カレンダー」
posted by みどり at 02:16| Comment(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする