2009年05月08日

「ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 その2

「ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 チラシ


「ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 その2@東京国際フォーラム 

音楽祭会場で困ったのは、同じ日に聴きたい公演が複数あった時、それぞれの間があきすぎて
その時間をどう過ごそうかと思ったことです。
結局別の美術館へ行ったり、友人と会ったり・・・で穴埋めをしてました。
食事も会場内は飲食店の他いろんな屋台もあったのですがどれも混んでたり長蛇の列なので、手作り
サンドイッチと飲み物持参で会場に行ってました(^^)

以下、感想というより単なる記録になっていますm(__)m

5月4日(月)に3プログラム聴きに行っています。

プログラムbQ43
カンタータ「イエスよ、わが魂を」、カンタータ「喜べ、贖(あがな)われし群れよ」
指揮:鈴木雅明 合唱と管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、青木洋也(カウンターテナー)、他

「喜べ、贖(あがな)われし群れよ」はたぶん初めて聴いた曲です。
終盤の流れ落ちるようなメロディーがとても美しかったです。

プログラムbQ15
「チェンバロ(ピアノ)協奏曲第1番ニ短調 BWV1052」
「チェンバロ(ピアノ)協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056」
2台のピアノのための協奏曲第1番ハ短調 BWV1060」
指揮:ジャン=ジャック・カントロフ  シンフォニア・ヴァルソヴィア
ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー、ブリジット・エンゲラー

ボリス・ベレゾフスキーさんのピアノはここ数年何度か聴いたことがありましたが
ブリジット・エンゲラーさんは初めてでした。
お二人の演奏を一度に聴けるお得な(?)プログラムでした。


プログラムbR46「ヨハネ受難曲」
指揮:鈴木雅明  合唱と管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、青木洋也(アルト)
ユリウス・プファイファー(テノール/エヴァンゲリスト)
ステファン・マクラウド(バス/イエス)

「ヨハネ受難曲」を通しで聴くのは今回が初めてなので大満足でした。
以前、やはりバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会を聴きに行ったときは電車の
事故で開演時間に間に合わず、冒頭約20分を聞きそびれてたのです。
posted by みどり at 09:39| Comment(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「アライブ 生還者」

映画「アライブ 生還者」

映画「アライブ 生還者」@ヒューマントラストシネマ渋谷
監督:ゴンザロ・アリホン
アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2007グランプリ受賞
映画公式サイトはこちら

4月19日(日)に観に行っています。
1972年に実際に起こった事件を元にしたドキュメンタリー映画です。
南米のモンテビデオから45人の人々を乗せ、チリのサンチアゴに向けて飛び立った
飛行機が雪のアンデス山脈に墜落。
墜落機の捜索がはじまるがなかなか見つけられない。
生き残った人々は、救出を待つが食料も底をつく。彼らの最後の食料となったのは
すでに事故で亡くなった人々の血と肉。
事故が起きてから72日後、16名が救出されることになります。

私もこの事件のことはとても興味があり、本や映画を複数観てきました。
昔テレビで観たドキュメンタリー映画「アンデスの正餐」、同じタイトルの本、
そして「生存者」というタイトルの本、ドラマ化した映画「生きてこそ」がそれです。

事故が起きた当時大学生だった生還者達もすでに50歳を超えています。
彼らの生の証言はやはり重みがあります。
映画は状況を説明するようなナレーションは一切無く、生還者の証言のみで
構成され、合間に状況を補足するように映像が入ります。
映像は当時の記録映像風に作られた「映画」ですが、セリフは無いし時間的にも
短くしか入らないのでほとんど違和感がありません。
生還者達の証言を損なうことが無いので、これはうまい構成と感じました。


映画は事故から35年後、生還者と事故で亡くなった者の子供たちが慰霊の
ためにアンデス山脈の事故現場を訪れる様子で終わります。
極限の状況の中で「生きる」ことを選び、なんとか理性を保ち協力をして生き延びた人々。
生き延びた方の多くは当時大学生でラグビーチームの選手だったこともあり、もともと気力体力は普通の人より強かったともいえるのですが、自分がその現場に居合わせたらどうしただろうか・・・。

ドキュメンタリー本の「生存者」を読むと、墜落当時はまだ生きていた一人が人肉を食べるのをかたくなに拒否。
最終的には食べるのですが、その頃には体力が落ちていたのか結局は救出されるまでに亡くなったことも描かれています。

究極の選択をし、35年たっても事故当時のことを包み隠さず語る生還者達の誠実さと勇気に圧倒されました。


posted by みどり at 09:05| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする