2009年05月06日

「ラ・フォル・ジュルネ『熱狂の日』音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 その1

「ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 チラシ


「ラ・フォル・ジュルネ『熱狂の日』音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 その1@東京国際フォーラム 

今年も大いに盛り上がったGWの「熱狂の日」音楽祭2009に行ってまいりました。
例年ですと、GW期間の約1週間かけて演奏会が行われていたのですが、今年は
3日から5日までの3日間がメインとなっていました。
しかし内容は落ちることなく、ギュギュッと濃縮されてように感じました。

チケットの一般発売直前になって今回のプログラムを知りあわてました。
チラシを事前に入手したかったのですが、それができずネット上でのっているプログラムは
とても見づらいのでこまりました。

今年のテーマは「バッハとヨーロッパ」という事でバッハ作曲の音楽がメイン。
バッハは好きです。
とりあえず、今年もミッシェル・コルボ指揮の演奏会、ピアニストのボリス・ベレゾフスキーさんの演奏会は
行きたいと目星をつけて公演をピックアップしてみました。
(一昨年コルボ指揮のフォーレのレクイエムを聴いたのは衝撃的でした。音楽を聴いてあれほど感動した
ことはありません。その時の感想はこちらにまとめています。)
行きたい演奏会があっても、公演時間が重なってしまい泣く泣く片方をあきらめたのもあります。
ベレゾフスキーさん演奏による「ゴルトベルク変奏曲」がそれでした。
(この曲名はゴールドベルク変奏曲と表記されることが多いですが、今回はこの
ように表記がされていました)

毎年8カ所の会場で演奏会が行われますが、一番好きな会場は一番狭い「相田みつを美術館」です。
客席数110席で演奏会場としてはとても狭いのですが、ここで聴くとまるでその演奏家のご自宅に招かれての
演奏会のような心地になってとても良いのです。
しかし、皆さんそれを知ってか発売開始数十分でチケット完売(T.T)
去年も今年もこの会場での演奏会チケットは入手できませんでした。


5月3日(日)は2プログラムに行ってきました。
プログラムbP46「ミサ曲 ロ短調」 指揮・ミッシェル・コルボ
プログラムbP58「ゴルトベルク変奏曲」 ピアノ:シュ・シャオメイ

ミサ曲ロ短調はたぶん初めて聴きます。
バッハ最後の大作だそうです。コルボの指揮で聴くことができるのはうれしい。

シュ・シャオメイさんのピアノ演奏は大好きなゴルトベルク変奏曲なのでぜひ、聴きたいと思いチケットを入手しました。
ゴルトベルク変奏曲、私はピアニスト、グレン・グールドの演奏で初めて知った曲でした。
シュ・シャオメイさんの演奏はやや早めの速度。ホールD7(222席)というやや小さめの会場
なのもちょうど良かったとおもいました。
おもしろいのは開場ロビーで待っていると開場になる直前、スタッフの方のハンドベルの生演奏で開場のお知らせがあったことです。
なんだか楽しいサービスでした。

有料の演奏会の他に、無料のイベントありましたが私は遠くからちょっと観ただけでした。
なにしろ混んでました。写真で熱気だけでもお伝えしたいと思います。
この写真は5月4日のものです。

「ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2009 バッハとヨーロッパ」 5月4日の無料イベント


4日、5日の演奏会についてはまた後ほど書きます。
posted by みどり at 12:31| Comment(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

四月大歌舞伎 夜の部 「廓文章 吉田屋」「曽根崎心中」

2009年4月大歌舞伎


4月に観に行っていて書きそびれた分です。

四月大歌舞伎 夜の部
「廓文章 吉田屋」「曽根崎心中」@東京 歌舞伎座


4月15日(水)に3階B席で観に行っています。
土曜日の回のチケットを取っていたつもりが平日でした。
なんだか最近私は惚けてます(^◇^;)

4月の夜の部は3演目あったのですが最初の「彦山権現誓助剱(ひこさんごんげん
ちかいのすけだち)」は開演時間に間に合わなくて、観ていません。

「廓文章(くるわぶんしょう) 吉田屋」
放蕩の末、勘当された藤屋の若旦那・伊左衛門(片岡仁左衛門)が、傾城の夕霧(坂東玉三郎)
の元に会いに来るという場面です。

観てるこちらは名女形の玉三郎さんがいつ登場か、と待っているのですが出し惜しみ
するかのようになかなか登場しない。
夕霧は病み上がり・・・という設定のせいでもあるのですが、こちらをじらすうまい演出
ですね。

玉三郎さんの美しさはほれぼれするばかり。
片岡仁左衛門さんの伊左衛門と、玉三郎さんの夕霧が寄り添ってポーズを決める
幕切れは一枚の絵のようでした。

今回初めて知りましたが、傾城夕霧は大阪新町の廓に実在した方で延宝6年(1678年)にこの世を去っているそうです。



「曽根崎心中」
作:近松門左衛門  脚色・演出:宇野信夫

天満屋遊女お初(坂田藤十郎)と、平野屋徳兵衛(中村翫雀)との悲恋もの。
舞台中継で以前観たことのある演目ですが、生の舞台を観るのは今回が初めてでした(^^)
一度観たかったのです。
posted by みどり at 10:04| Comment(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

音楽劇「三文オペラ」

音楽劇「三文オペラ」


4月に観に行っていて書きそびれた分です。

音楽劇「三文オペラ」@シアターコクーン
演出:宮本亜門  作:ベルトルト・ブレヒト  音楽:クルト・ヴァイル
音楽監修:内橋和久
出演:三上博史、秋山菜津子、デーモン小暮閣下、米良美一、他


4月11日(土)に中2階A席で観ています。
なんとなくチケットを取ってしまったので、当日観に行ってからあんな人、こんな人
まで出演していたのか・・・と気がついた公演でした。

ブレヒトの「三文オペラ」は今までに何度も映画化されているし、日本でも何度も
舞台化されている作品です。
私も映画、舞台を何度も見てますが正直言って好きなお話ではありません。
主人公は女ったらしだし、泥棒達の物語ですから。


ストリートギャングで色男のメッキ・メッサー(三上博史)は、「乞食商会」の社長
ピーチャム(デーモン小暮閣下)の一人娘のポリー(安倍なつみ)をたらし込んで
ピーチャムに内緒で結婚してしまう。
怒ったピーチャムは警察を利用しメッキを逮捕させる計画を立てる。
危険を感じたメッキは姿を隠すが、以前の情婦ジェニーに裏切られてあえなく逮捕。
ポリーとジェニーが鉢合わせしてしまうし、メッキは牢獄から脱走できるのか・・・。


出演者がどなたも白塗りメイクなので、素顔がちょっとわかりにくい。
出演者それぞれのファンの方からみるとあまりうれしくないかも知れないけれど、
舞台上に完全に異世界ができあがっているのでうまい演出、と思いました。

狂言回し的な、ナレーターとして登場するのが米良美一さん。
もともと小柄な方ですが、広々とした舞台上ではなおさらこびとのようにみえる。
かわいいと、不気味さが一緒になったような感じで、これもおもしろい。
主人公は三上博史さんですが、周りにこんな米良さんやデーモン小暮さんなど
個性強烈な方々が出演なので、なんだかかすんでしまいそう。
いい役者さんだし、私も好きな方なのですがもったいないなと感じました。

音楽監修は劇団維新派でも活躍されている内橋和久。
分類的には内橋さんの音楽はいわゆる「現代音楽」。
維新派以外で内橋さんの音楽を初めて聴きました。
さりげなく今風に、そして派手な演出に負けることなくいいアレンジになっていたと思います。


posted by みどり at 09:36| Comment(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする