2008年12月30日

映画「地球が静止する日」

映画「地球が静止する日」


映画「地球が静止する日」@MOVIX亀有
監督:スコット・デリクソン
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス、他

12月24日(水)、Access2007の認定試験を受けて合格してホッとした後で
安心して観に行ってしまいました。

映画「地球が静止する日」は1951年版がSF映画の古典として有名です。
未だに見たことがないのですが、家の中にある昔録画したビデオテープのどれかに
入っているはずなので探し出したくなりました。
録画しといて見ていませんでした。
今回公開されたのはこの昔の映画のリメイク版です。

<あらすじ>
地球にある日、突然巨大な球体が現れ、中から宇宙人らしき生命体が回収
される。
地球人の姿をしたそれは自らをクラトゥ(キアヌ・リーブス)と名乗る。
どうやら彼は本来の姿を変えて、地球人の姿になって人類の前に何かを伝えに来たらしい。
実は彼の指命は「地球を人類から守ること」。
このままでは人類は生命あふれる地球を破壊してしまうから、と言うのが理由。
彼と接した科学者のヘレン(ジェニファー・コネリー)は説得を試みるが・・・。



オリジナルを知らないのですが、この映画はおもしろかったです。
始終無表情のキアヌ・リーブスも良かったです。

科学者のヘレンは結婚したがその後相手が亡くなっていて、今は連れ子のジェイコブ(ジェイデン・スミス)
と暮らしているという設定になっています。
(これはオリジナルとは違うような気がするんですが、どうなんだろう?)男の子は俳優ウィル・スミスの
実の息子さんだそうです。

この小さな男の子、ジェイコブがなかなか好戦的。
父親を亡くしてまだ間もないし、継母に対してそうなのは無理無いけれど得体の知れないクラトゥに
対しても、このくらいの年頃(10歳くらい)なら怖がるのが普通なのに彼の居場所を探す警察(軍だったか?)に
母親無視して連絡してしまうくらい行動的。
相手の言い分聴くよりまず攻撃、という雰囲気を感じました。
まるでアメリカそのものを象徴してるみたい、といったら言い過ぎでしょうか。

そんなジェイコブがクラトゥのもつ不思議な力を見て、亡くなった父を蘇らせてと
頼む場面はちょっとせつない。
(もちろんそんなことできない)
クラトゥは命があるものは形を変えて生き続けるんだ、と言うような事を言うのですがこれって輪廻転生の思想ですね。
アメリカ映画でこんな仏教的な言葉を聞くとは思いませんでした。

そもそもこの映画の「地球人を天災から守る」ではなく「人類から地球を守る」という
のが今でも全然古びないで、それどころか今でもまったく新鮮。
古くて新しいテーマと言うことでしょうか。
(オリジナル版でも同じなのかどうか分かりませんが)
クラトゥはヘレンとジェイコブの母子を見て地球人の可能性を信じ自らを犠牲にしますが、
彼がこの行動を起こすまでのいきさつは描写がやや弱いと感じました。
それはともかく、地球人は彼の犠牲を無駄にしないですむんだろうか。


クラトゥが映画の中で感動する曲はバッハのゴールドベルク変奏曲。
たぶんこれはグレン・グールド演奏によるピアノ版だった気がします。
私も大好きな曲なのでこの場面は印象に残りました。

キャシー・ベイツ演じる国防長官はなんだか普通の主婦に見えてしまってしょうがない。
ややミスキャストの感じがします。

それにしてもキアヌ・リーブスは何のへんてつもない、ごく普通のスーツ姿がよく似合う方だなと思います。
おしゃれな今時のファッションよりも、こっちの方がすてきに見えます。
映画「コンスタンティン」の時もそう思いました。
posted by みどり at 11:09| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする