2008年12月31日

今年描いた絵(2008年)「竹内栖鳳『班猫』 模写」

竹内栖鳳「班猫」 模写




2008年最後の記事となりました。
今まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。

この一年、皆様にとってどんな年だったでしょうか?
私もいいこと、悪いこと、いっぱいありました。
悪いことはこちらのブログではまず書きません、興味のある方は私のもう一つの
ブログ「私と母のピスタレピスタレ」をごらん下さい。
このブログの左側にリンクがあります。

泣いたこともあったけれど、いろんなうれしい、楽しいこともたくさんあり、
とても心豊かな一年が過ごせたと思います。
それはこのブログを見ていただければ分かっていただけると思います。
年末にもいろいろ見てますが、その感想は年明けにいたします。


今年最後の記事は、私の絵で締めくくらせてください。
今年、生まれて初めて絹に描いた絵でいわゆる「絹本彩色」というものです。
絵の具は、水干(すいひ)、岩絵の具を使用してます。

細々と日本画を描いていますが、絹に描くのはまったく初めての経験でした。
まるで夏の窓の網戸の網のような生絹、こんなものに絵の具が乗るのか?とまずびっくり。
(描き進めていくうちに目がつまってきます)
この絹、さわったらはじけて消えてしまうんじゃないか、と感じるくらい緊張しながら描きました。

絵はオリジナルではなく、重要文化財にも指定されている日本画の巨匠竹内栖鳳
(たけうちせいほう)の「班猫(はんびょう)」の模写です。
実物も絹に描かれていて、東京の山種美術館に所蔵されています。
だたし、大事に保管されているので展示されてないことが多いです。

もちろん模写ですから、実物の色に忠実にと心がけましたが目の色だけは実物より
やや明るい華やかなブルーを選びました。
実物よりやや縮小して描いたので実物の目の持つ印象が薄くなるのを防ぎたかったからです。
大好きな作品でしたし、模写してる間はまるで栖鳳と対話しつつ描いてるような楽しい時間でした。
この絵の大きさはいわゆるF8(約46 x 38センチ)です。
実物の重要文化財の方は、もっと大きいです。


では皆様、よいお年をお迎えください! 


追伸
私の知り合いの方々、年賀状はこれから書きます!
posted by みどり at 21:46| Comment(0) | みどり画廊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

映画「地球が静止する日」

映画「地球が静止する日」


映画「地球が静止する日」@MOVIX亀有
監督:スコット・デリクソン
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス、他

12月24日(水)、Access2007の認定試験を受けて合格してホッとした後で
安心して観に行ってしまいました。

映画「地球が静止する日」は1951年版がSF映画の古典として有名です。
未だに見たことがないのですが、家の中にある昔録画したビデオテープのどれかに
入っているはずなので探し出したくなりました。
録画しといて見ていませんでした。
今回公開されたのはこの昔の映画のリメイク版です。

<あらすじ>
地球にある日、突然巨大な球体が現れ、中から宇宙人らしき生命体が回収
される。
地球人の姿をしたそれは自らをクラトゥ(キアヌ・リーブス)と名乗る。
どうやら彼は本来の姿を変えて、地球人の姿になって人類の前に何かを伝えに来たらしい。
実は彼の指命は「地球を人類から守ること」。
このままでは人類は生命あふれる地球を破壊してしまうから、と言うのが理由。
彼と接した科学者のヘレン(ジェニファー・コネリー)は説得を試みるが・・・。



オリジナルを知らないのですが、この映画はおもしろかったです。
始終無表情のキアヌ・リーブスも良かったです。

科学者のヘレンは結婚したがその後相手が亡くなっていて、今は連れ子のジェイコブ(ジェイデン・スミス)
と暮らしているという設定になっています。
(これはオリジナルとは違うような気がするんですが、どうなんだろう?)男の子は俳優ウィル・スミスの
実の息子さんだそうです。

この小さな男の子、ジェイコブがなかなか好戦的。
父親を亡くしてまだ間もないし、継母に対してそうなのは無理無いけれど得体の知れないクラトゥに
対しても、このくらいの年頃(10歳くらい)なら怖がるのが普通なのに彼の居場所を探す警察(軍だったか?)に
母親無視して連絡してしまうくらい行動的。
相手の言い分聴くよりまず攻撃、という雰囲気を感じました。
まるでアメリカそのものを象徴してるみたい、といったら言い過ぎでしょうか。

そんなジェイコブがクラトゥのもつ不思議な力を見て、亡くなった父を蘇らせてと
頼む場面はちょっとせつない。
(もちろんそんなことできない)
クラトゥは命があるものは形を変えて生き続けるんだ、と言うような事を言うのですがこれって輪廻転生の思想ですね。
アメリカ映画でこんな仏教的な言葉を聞くとは思いませんでした。

そもそもこの映画の「地球人を天災から守る」ではなく「人類から地球を守る」という
のが今でも全然古びないで、それどころか今でもまったく新鮮。
古くて新しいテーマと言うことでしょうか。
(オリジナル版でも同じなのかどうか分かりませんが)
クラトゥはヘレンとジェイコブの母子を見て地球人の可能性を信じ自らを犠牲にしますが、
彼がこの行動を起こすまでのいきさつは描写がやや弱いと感じました。
それはともかく、地球人は彼の犠牲を無駄にしないですむんだろうか。


クラトゥが映画の中で感動する曲はバッハのゴールドベルク変奏曲。
たぶんこれはグレン・グールド演奏によるピアノ版だった気がします。
私も大好きな曲なのでこの場面は印象に残りました。

キャシー・ベイツ演じる国防長官はなんだか普通の主婦に見えてしまってしょうがない。
ややミスキャストの感じがします。

それにしてもキアヌ・リーブスは何のへんてつもない、ごく普通のスーツ姿がよく似合う方だなと思います。
おしゃれな今時のファッションよりも、こっちの方がすてきに見えます。
映画「コンスタンティン」の時もそう思いました。
posted by みどり at 11:09| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

サントリー・ホール クリスマスコンサート2008 バッハ・コレギウム・ジャパン「メサイア」ロンドン初演版(1743年)

サントリー・ホール クリスマスコンサート2008バッハ・コレギウム・ジャパン「メサイア」ロンドン初演版(1743年)



サントリー・ホール クリスマスコンサート2008
バッハ・コレギウム・ジャパン「メサイア」ロンドン初演版(1743年)@サントリー・ホール
指揮:鈴木雅明
ソプラノ:レイチェル・ニコルズ 、アルト(カウンターテナー):クリストファー・ローリー
テノール:櫻田亮、バス:ドミニク・ヴェルナー
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

12月23日(火)に聴きに行っています。
サントリー・ホールに行ったのは久し振りでした。
席はB席でLD5列という後ろの端っこという位置だったのですが、それでもとても
聞きやすかったです。
これがたとえば初台の東京オペラシティコンサートホールの、2階、3階席だと本当に
「下から聞こえてくる音」を聴いているという感じなのですが、サントリー・ホールは
客席がすり鉢状に作られているので後ろでも、端っこでも音がとてもきれいに
響いてきます。

今回聴いたのはヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」のロンドン初演版(1743年)。
もっとも私は、今まで「メサイア」を全曲通しで聴いたことがないので比較などとてもできない
のですが、クリスマスにふさわしい華やかな楽曲だったと思います。
内容はキリストの到来の予言と降誕、受難、復活、昇天、神の栄光、キリストによって
もたらさせた生命の喜び、というものです。

後半にある合唱が有名なハレルヤコーラスです。
私はハレルヤコーラスがこの「メサイア」の楽曲だったとはすっかり忘れていました。
アルト(カウンターテナー)のクリストファー・ローリーさんの歌声はたぶん初めて聴きました。
ドミニク・ヴェルナーさんの安定感のあるバスは大好きです。
特にハレルヤコーラスの後の、バスのアリアがとても印象に残りました。

荘厳で、それでいてとても力強く華やかで美しい「メサイア」でした。


終演後のホール前、アークヒルズの噴水のイルミネーションがとてもきれいでした。
皆さん記念撮影してるから、なかなか人のいないところがとれない。
約30分待って、来る人がとぎれたところですかさずこの写真を撮影しました。


2008年12月23日、アークヒルズのイルミネーション
posted by みどり at 12:09| Comment(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

「ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン」2回目

「ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン」2回目でもらった花束


「ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン」2回目@青山円形劇場
演出・吉澤耕一  構成:白井晃  台本:高泉淳子  音楽監修:中西俊博
音楽:中西俊博、クリス・シルバースタイン、竹中俊二、林正樹
出演:高泉淳子、白井晃、陰山泰、羽場裕一、平日公演のみROLLY
11月21日〜12月26日まで


平日の12月2日に一度観に行っていますが、土曜日じゃなきゃ行かれない
という友人につきあって12月20日(土)にまた観に行っています。
ROLLYさんが出演しない日の公演も観てみたかったからなんですがf(^―^;

とあるフレンチレストランを舞台にしたショートショートのお芝居と音楽の楽しい
公演です。
土日の公演はROLLYさんの出演がないので、内容の変更があるのかどうか
ちょっと気になりましたが特に大幅な変更はありませんでした。
もともとROLLYさんの出演場面はレストランのショータイム場面と、高泉さん演じる
マダム・ジュジュとのトーク場面ぐらいでしたから。
だた、アフロヘアのメンバーが歌い踊るシーンで男性3人だけでコーラスを披露する、というのが
平日にはなかった気がしました。
(私の記憶違いだったらごめんなさい)

何度見ても楽しい公演です。
12月2日の感想はこちらにまとめています。
前回書きそびれましたが、20年公演を続けて当然皆さん老けてきてるけれどでもいい感じで年を
重ねられてきたなと感じます。
特に陰山さん、渋い感じがなかなかすてきです。


前回もそうだったのですが、開演してすぐ、レストランオーナーに扮する白井晃さんと
ギャルソン役の陰山泰さんがテーブルの用意をしていてテーブルクロスを広げる場面があります。
二人でぱっとテーブルクロスを広げると、中から小さな赤い花束が三個飛び出してくる。
この3つはそばにいた観劇中のお客さんにあげていました。

客席は舞台を真ん中にしてほぼ円形(一部はレストランの専属ミュージシャンが
いるので)に配置されています。
今回の私の席はその円形の客席の一番前。
この花束出現の場面で白井さんがお客さんの誰かに渡そうとして周りを見たとき、運良く(?)私とパッと目があった!!
前回見ていて様子が分かっていたので、私思わず身を乗り出して元気よく挙手!
隣の友人がびっくり仰天、後ろの席の人には笑われちゃいましたが花束は見事ゲットです!
花と思ったのは赤いポインセチアでした。
リボンには手作りらしいスタンプで「20th thank you♪ a la carte」と押されていました。
きれいです、すてきな思い出とおみやげができました。
冒頭の画像がその時の花束です(^^)



posted by みどり at 11:44| Comment(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小野寺修二カンパニーデラシネラ 新作公演 「ある女の家」

「ある女の家」


小野寺修二カンパニーデラシネラ 新作公演
「ある女の家」@シアタートラム
作・演出:小野寺修二
出演:小野寺修二、藤田桃子、浅野和之、川内大和


12月19日(金)に観に行っています。
小野寺修二さんと藤田桃子さんは現在活動を休止しているパフォーマンス集団「水と油」のメンバーだった方です。
セリフは一切無し、パントマイムとダンスを混ぜたような作品を見せてくれていた集団です。
特に小野寺さんは「水と油」で演出を手がけていた方で、今年はバレエダンサーの
首藤泰之さんとのコラボ公演「空白に落ちた男」の演出・出演でもすばらしい作品
を見せてくれていました。
今まさに「旬」の演出家だと思います。


今回は普通の演劇をされてきた浅野和之さん、川内大和さん、そして以前からの
仲間藤田桃子さんとの公演となりました。
内容的にはやはりパントマイムとダンスを組み合わせたような公演でした。

セリフが無い(正確にはテレビのニュース、という形で1カ所だけセリフがありましたが)から、
物語ははっきりしないけれど、一人の男(浅野和之)が家に帰ってくる、それとも仕事をする
事務所にやって来たのか・・・という場面から始まります。
部屋には一人の女性(藤田桃子)がいるけれど、この二人はともに互いの存在に
気がついてない様子。
一つの同じ空間にいるのに二人の動きは微妙にズレがあって、シンクロしてない。
だけど、かみ合いそうでかみ合わない二人の動きがあるリズムをつくって、その
リズムが妙にここちよい。

他の二人の動きも加わり、4人の動きがずれてると思っていると、ある瞬間で
見事にシンクロしたり。

別の、子どものおもちゃのような木枠だけの小さな家をつかっての場面もおもしろい。
男が帰ってくるのがこのお家、中に入って上着を脱いでリラックス。
家と、家の中でくつろぐイメージをこれだけで表現できてしまう。

何気ない「日常の動き」が、ちょっとしたきっかけで「非日常の動き」に変わっていくのが、小野寺さんの演出。
一つの動きからまったく別の動きに変わる、そのイメージのふくらまし方が、こちらの
予想をみごとにはぐらかしてくれるのです。
うまく説明できないのがもどかしいのですが、この動きのタイミングというかコンビネーションというか
それがとても心地よいのです。

ただ欲をいうと以前から「水と油」の公演を観ていた私にとっては、4人の動きは
ちょっともたついてるな、と感じてしまいました。
浅野さん、川内さんはパントマイムをやって来た方ではないし、ダンサーでもないから
これでいっぱいなんでしょう。たぶん。
かつての「水と油」の4人のメンバーだったらもっと動きはなめらかでスピーディだったと思いました。

おもしろかったですが同じ小野寺さんの演出作品「空白に落ちた男」に比べると
ちょっと物足りない感じがありました。
posted by みどり at 11:33| Comment(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月25日

「アンドリュー・ワイエス展」

「アンドリュー・ワイエス展」


「アンドリュー・ワイエス展」@Bunkamura ザ・ミュージアム
11月18日〜12月23日まで 終了してます
展覧会公式サイトはこちら


12月19日(金)に観に行っています。

アンドリュー・ワイエス(1917〜)と言ったら私はこれまで「クリスティーナの世界」しか知りませんでした。
この絵はたしか中学だか、高校生の時の美術の教科書に載っていた作品でした。

広々とした野原。
ピンクの服を着て野原にすわり、上半身をねじって背中を見せ遠くに見える家の
方を向いている女性の姿。
髪を後ろで一つにまとめ、ほつれた髪が風になびいています。
なんだかとてもさわやかな感じがします。
後ろ姿とはいってもきっとこの女性は美しい方に違いない、そしてなんだか精神的に力強そうな気もしました。
タイトルの「クリスティーナの世界」って、このタイトルに作者はどういう意味を込めたんだろう?
クリスティーナって作者の家族だろうか、恋人だろうか?
とても緻密に精緻な描写、こんなにも愛情が込められている(ように見える)この絵。
大好きでした。
ポスターの販売サイトですが、作品の画像がこちらにありましたのでリンクさせときます。


この女性、クリスティーナ・オルソンは、作者の知り合いで生まれつき体が不自由な方。
この絵も、歩けないのではいずって家に帰る姿を描いたものだと今回初めて知りました。
展示されている作品の多くは水彩やテンペラの完成作の前の、鉛筆や水彩による
スケッチでした。
スケッチといってもその描写力のすごさはよく分かりました。
私の好きな「クリスティーナの世界」もスケッチが何点もあり、なんども構成を
練り直していったそうすがうかがえます。
残念なことに今回は、この有名な完成作の展示はありませんでした。

水彩画の数々、やはり描写の的確さにはびっくりです。
水彩はごまかしがききません。描き手の色の選び方のセンスのよしあし、塗り方つまり絵の描き方の
技量があるのか否か、それらがすべてはっきりとわかる画材です。
(と、私は思っています)

チラシにも使われている「火打ち石」は不思議な絵です。
浜辺に置かれた岩がテンペラで描かれています。

何が不思議かというと、この岩の大きさがさっぱり分からない事です。
手前に貝殻も描かれているけれど、岩とはかないり距離がありそうです。
でもその距離がどれだけ離れているのか分からないから、やはりこの岩の大きさが
分からない。
岩じゃなくて石ころか?

展示されている数点の水彩の習作の中には、岩の上に鳥がとまっている物もあり
ちゃんと大きさの比較ができるようになっていました。
って、ことは作者は完成作ではわざと大きさが比較的できる物を描くことを省いた、ということですね。
岩の持つ存在感のみを強調したかったのかも知れないと感じました。

老いてもなお精力的に制作を続けているアンドリュー・ワイエスの作品展、このあと
1月4日からは愛知県美術館で開催されるそうです。
posted by みどり at 12:24| Comment(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

MCAS Access2007合格!

KC360124.jpg


今日、MCAS(マイクロソフト認定アプリケーションスペシャリスト)のAccess2007の試験を受けて来ました。

無事合格o(^-^)o

9月から勉強を初めてWord2007、Excel2007、PowerPoint2007、そして今回のAccess2007の4科目の資格取得で当初の目標を達成しました(^_^)v

だからラッキーなことがある、ってなわけでは無いけれど、パソコンスキルを上げたかったし私でもやれば出来る!ってことです。

四ヶ月前の私はExcelもPowerPointもAccessもまったくできませんでした。

三ヶ月でとるつもりが四ヶ月かかったけど、これで気がすみました〜!
posted by みどり at 20:11| Comment(4) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昔描いた絵「雪ん子が来た」

昔描いた絵「雪ん子が来た」


昔描いた絵ですが、こちらのブログでは乗せたことがないし絵の雰囲気が「今」の季節にぴったりの
気もするのでご紹介させていただきます。


このブログのコンテンツ「みどり画廊」は、ことし立ち上げた私の別ブログ「みどり工房」だけで
使おうと思い、あとで削除するつもりでした。
しかし、このブログを見てる友人からも言われたのですが、このブログの左側でリンクをはっている
ことに気がついてもらえないし、「みどり工房」では製作途中の絵も乗っていて、どこに完成作があるのか
分かりづらいようですので、こちらのブログでは完成作のみご紹介させていただきます。

と、えらそうに書きましたがたいした枚数は描いていませんf(^―^;

それはともかく。
透明感と深みを出したくて、透明水彩絵の具を薄く数十回塗り重ねて描いた絵です。
サイズは縦約20センチ、横24センチ。
小さいけれどこれだけ根を詰めて描いた絵はありません。
こんな絵たぶんもう二度と描けない・・・。
posted by みどり at 09:06| Comment(0) | みどり画廊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

Slava(スラヴァ)クリスマスコンサート2008 

Slava(スラヴァ)クリスマスコンサート2008 


Slava(スラヴァ)クリスマスコンサート2008 @東京オペラシティ コンサートホール


12月17日(水)に3階席で聴きに行ってます。
カウンターテナーのスラヴァさんのソロコンサートです。
ここ数年この時期になると日本にやって来てくれるのがうれいしです。

この日の客席はなぜか空席が目立つのがもったいない。
私が悪いんじゃないけれど、Slavaさんに申し訳ないくらいでした。
数年前はほぼ満席だったのに、今回はどうしてこんなにあいてるの???
宣伝が少なすぎるんじゃないのか?

それはともかくコンサートはすばらしかったです。
透き通るようなSlavaさんの声。しかも今回はSlavaさんによるヴァイオリンの
演奏まで聴かせてもらえるという贅沢なものでした。
知らなかったのですが、Slavaさんは音楽は最初はヴァイオリンを勉強されて
いたのだそうですね。
なるほどと納得できる演奏でした。

この日のプログラムです。
チャイコフスキー:ただあこがれを知る人だけが
チャイコフスキー:夜
ラフマニノフ:ライラック
ラフマニノフ:ヴォカリーズ(これはボーカルではなくSlavaさんのヴァイオリン演奏)
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
スラヴァ:アベ・マリア(Slavaさんオリジナルのアベマリアです)
グリーグ・ソルヴェイグの歌(Slavaさんのボーカル+口笛あり)
カッチーニ:アベ・マリア
<休憩>
ワイル:アイム・ア・ストレンジャー・ヒヤ・マイセルフ
ワイル:セプテンバー・ソング
ワイル:マック・ザ・ナイフ
ミルトン:クライ・ミー・ア・リヴァー
アーベ:ネイチャー・ボーイ
ウルヴァース:ライク・アン・エンジェルより「夢うつろ」
ヴェラスケス:ベサメ・ムーチョ
シューベルト:アベ・マリア
モリコーネ:マイハート・アンド・アイ
バーリン:ホワイト・クリスマス
チャップリン:スマイル


「ホワイト・クリスマス」はやはり今の季節にぴったりの歌ですね。
そしてSlavaさんが優しく、そしてちょっぴり茶目っ気のある感じで歌ってくれた
「スマイル」にはとても心が癒されました。

アンコール曲ボンファの「カーニバルの朝」と、スコットランド民謡「ブロウ・ザ・ウインド・サウザリー」あと2曲でした。
張り出されたものを携帯で写真を撮ったのですが、写りが悪くタイトルがイマイチよく分かりませんでした。
ご紹介できなくてごめんなさい。


ところで私の席は3階席。
良い位置とは言えませんがお財布の都合で買ったチケットはこの席でしたf(^―^;
どうしても下から声を聴く、と言う感じになっていたのですが、不思議なことに
アンコールの最後の曲だけはしっかり、はっきりと聞こえてきました。
他の曲の時はピンマイクを使っていたけれど、Slavaさんはこの時だけマイクを
付けてなかったようなのです。
生の声の迫力がすばらしかった!という、ことのようです。

この日は会場で同じSlavaファンの友人とも再会できたのも、わずかな時間とは
いえとてもうれしいものでした。

posted by みどり at 10:33| Comment(2) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月21日

映画「WALL・E (ウォーリー)」

映画「WALL・E (ウォーリー)」


映画「WALL・E (ウォーリー)」 日本語吹き替え版@MOVIX亀有
監督・脚本・原案:アンドリュー・スタントン
公式サイトはこちら


12月16日(火)に観に行っています。
監督名を聞いても、どんな映画を今まで監督されてきたのか思い浮かびません
でしたが、共同脚本として「トイ・ストーリー」、原案・共同監督として「トイ・ストーリー
2」、監督としては「ファインディング・ニモ」、製作・総指揮として「レミーのおいしい
レストラン」を手がけたそうです。
このラインナップ、なかなか壮観ですね。
まさにヒットメーカーではないですか。


今回のアニメ、予告編で見る限り主人公はさえないおんぼろロボット。
これで見に来る観客がどれだけあるのか、人ごとながら心配してしまいましたが
作品そのものは、なかなかおもしろかったですよ。
ものすごくおもしろかった!と言い切れないのが苦しいのですが、とてもていねいに
良心的に作られたアニメ作品だと思いました。

この映画を観る前につい目にした新聞の映画評で、前半と後半でお話が別れて
しまってるのが残念という意味の文章を読んでしまったのですが、実際映画を観てみるとそんなことはありませんでした。
おそらくこの評を書いた方は、前半に出ていたサインを見逃していたのでしょう。


お話はこんな風・・・
何らかの事情で地球は荒廃してしまったらしい。人類はロボットにお掃除を任せて
自分たちは宇宙に旅立ってしまったらしい。
そして延々とお掃除を続けているロボットのウォーリー。
かつては仲間もいたらしいけれど、数百年立つうちにウォーリーだた一人・・・というか
ただ一体になってしまったらしい。
友達は誰もいないウォーリー。いつか誰かがやってくると待ち続けてとうとう700年も。
そんなある日、ウォーリーの前にぴかぴかの美しいロボットのイブが現れる。
イブは荒廃した地球でなにかを探しているらしい。
ウォーリーは自分の宝物の植物を見せると、イブはそれを自分の体に取り込んで突然「フリーズ」
イブの指命はなんなのか、そして人類はどこに行って、今どうしているのか???




原語版を観に行ったつもりでしたが、始まってかなり時間がたってから日本語吹き替え版である
ことに気がつきました。
映画が始まってしばらくはまったくセリフがでてこなかったからです。
ロボットのウォーリーはしゃべらないし、しゃべれない。
わずかに都市のモニターに映る昔のニュース映像で、地球の状況が分かるようになっていました。
これ以外はほんとに言葉の説明がない。
それでもしっかり物語が分かるのはさすがと、思いました。

そして目につくのはCGで描かれた荒廃した地球の壮大さです。
こんな表現ができるのはアニメならではでしょう。それも実写のような生々しさを
感じます。
ウォーリーの今にも壊れてしまいそうな、さび付いたボディの質感の豊かさ。
その対極にあるような、イブの輝くように真っ白でなめらかなボディの美しさにも惹かれます。
機械だから性別など無いのですが、ウォーリーはどう見ても男性、イブはどう見ても美しい女性として描かれています。
ロボットのウォーリーにちゃんと表情を持たせ、それを観客にわかるように表現してる
ところもうまいと思いました。
ウォーリーが星空を見上げながらフリーズしたイブと手をつなごうとする様子もなんだかせつなくもかわいらしい。


これから観る方の為に、これ以上詳しいことを書くのは避けますが、荒廃した地球を脱出した人類が
機械任せの生活に慣れ、自力で動くこともままならなくなっているという描写はアニメならではのユーモラスさ。
でもちょっと考えるとかなり不気味だと思いました。
スクリーンの中で広がる地球と宇宙空間はみていて気持がいいです。
物語そのものはSFファンならおなじみの展開で、特に新鮮味も驚きもないオーソドックスなもの
だと思いましたが、話の展開も、絵も一つ一つの場面を丁重に描いているところは好感がもてました。



本編が始まる前に「マジシャン・プレスト」という短編アニメの上映がありました。
一人のマジシャンと相棒のうさぎのドタバタコメディ。
マジシャンが相棒に餌をあげるのを忘れてショーをはじめてしまったから
うさぎの方は怒りまくって言うことを聞かない。
大劇場の観客を前に始まってしまったショーの行方やいかに?!
短編とは思えない完成度の高さ!楽しいアニメでした(^^)
posted by みどり at 18:47| Comment(3) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする