2008年10月11日

2008年秋の観劇旅行

2008年10月9日のキンモクセイ



冒頭の画像は自宅で満開のキンモクセイです。

この連休中に、滋賀県のびわ湖畔で行われる劇団維新派の野外劇公演を
観に行ってきます。
せっかくですので足を伸ばして大阪へ行き、劇団四季のミュージカル「オペラ座の
怪人」も観てくる予定です。
京都も寄るつもりですが、神社仏閣にはあまり興味がないのでJR山崎駅
近くにあるサントリー山崎蒸溜所、そして同じ山崎駅近くですが場所が離れたところ
にあるアサヒビール大山崎山荘美術館へ行ってみようと思っています。

山崎蒸溜所では工場の見学ツアーがあるそうで、すでに予約を入れました。
大山崎山荘美術館はとても雰囲気の良いところだそうですので楽しみです。

ブログの方は投稿記事を書きためたので、本当は日時指定して投稿したい
のですが、私のブログは日時を後日に設定しても投稿した時点で表示されて
しまいうまく利用できません。
携帯電話からアクセスできるので、携帯から投稿するかもしれません。

今宵はこれから、東京駅出発大阪行き夜行バスに乗って、行ってきます(^o^)/~~~


posted by みどり at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山海塾公演「とばり」&「とき」

山海塾公演「とばり」



山海塾公演「とばり」&「とき」@世田谷パブリックシアター
演出・振付・デザイン:天児牛大(あまがつうしお)
舞踏手:天児牛大、蝉丸、竹内晶、他


ヨーロッパツアーの多い舞踏集団の山海塾の久し振りの日本公演です。
今回の日本公演では日本初演の「とばり」、そして再演になる「とき」と「かげみ」
の公演があります。

「とばり」は今年5月にパリ市立劇場で初演された作品だそうです。
「とき」は以前観ていますが、今回も観ることにしました。

日本各地を公演して回りますが、作品は場所によってことなり東京では上演のない
「かげみ」はグリーンホール相模大野だけで上演されるそうです。

10月5日(日)に「とばり」を観ています。
ほとんど何もない舞台。
丸坊主で全身白塗りの舞踏手はスカートのような最小限の衣装です。
特別な物語があるわけではないけれど、一人だけだったり、二人組で動き回る
演出の天児牛大さんの頭の中には何か物語があるのでしょうけれど。
舞踏手を観ているとなんだかシャーレの中を細かく動き回る微生物のように見えます。

舞台上の舞踏手たちは人間とは別の生命体を表しているようにも感じます。
やがて舞台の後ろに星空のようなものがあらわれる。
黒い幕に穴を開けて星空を作ったようです。
後で聞いた天児さんのお話しによると、あの星空は実際の星空をもとに作られているのだそうです。

満天の星空の下、この地球に大小様々な生命体がひしめいて生きている。
何という幸せ!
きれいです。
なんだかそんな言葉が浮かんでしまう舞台でした。


この日は公演の後、天児牛大さんと演劇評論家・渡邊保さんの対談がありました。
お客さんからの質問で、山海塾の舞踏手が耳につけている赤い物は何?というのが
ありました。
私もこれは以前から気になっていました。
白塗りの身体に赤いアクセント添えるためだろう、としか思っていませんでしたが
天児さんいわく、それ以外にも耳から赤い血がでるのは身体的にギリギリの状態で
あるので、気持をギリギリにして覚悟を決めて舞台に望むため・・・という意味の事をおっしゃっていました。
そんなすごい意味を込めた物とは思いませんでした。




この日は渡邊さんが、山海塾の音楽を担当している吉川洋一郎さんの著作本
「オピネルと孔雀の日」を絶賛していたので、劇場ロビーで売っていたこの本
つい私も購入してしまいました。

「オピネルと孔雀の日」 吉川洋一郎著


吉川さんはNHKの「ニュース9」「ニュース10」の音楽や、NHKのドキュメンタリー番組「地球大紀行」の
音楽を作曲されているそうです。
この日はご本人がいらしたので、サインもいただけました(^o^)
内容は1980年に初めて山海塾がヨーロッパツアーをした時のドキュメンタリー
です。
オピネルは吉川さんが購入して自炊の生活の中で使っていたナイフのこと。
孔雀は、山海塾の公演「金柑少年」の中で一羽の雄の孔雀を登場させるので
小道具としての孔雀をツアー中も飼っていたことから、このタイトルがつけられた
ようです。
こまめに記録を残していたことで、今回とても詳しく生き生きとしたドキュメンタリーが書けたんだそうで、
作家志望でもあった吉川さんの文章はとても読みやすく、すぐ読み終わってしまいました。
一年は日本に帰らないぞと、覚悟を決めてヨーロッパにきたけれど公演予定はほんの少ししかなく、どうするか・・・
とか、舞台の美術につかう魚のしっぽをもらいに延々と不眠不休でドライブを続けたりの、
悪戦苦闘の日々の記録です。
初めて聞く、ワールドツアーの裏舞台とても興味深かったです。



山海塾公演「とき」 2008年


10月10日(金)に「とき」を観ています。
以前にも観ていた公演ですが、余分な物をスッパリとそぎ落とした舞台は、意味は
分からなくても観ていてまったく飽きませんでした。

周囲に7枚の黒い岩盤のような物が置かれ、その間をゆっくり舞踏手が行き来します。
岩盤の隙間からまるでかくれんぼしているみたいにちょっとだけ、手や頭をのぞかせたり。
この場面のタイトルは「のぞきのぞかれることを・・・」
のぞかれることで自分を意識するし、のぞくことは他人を意識すること。

白塗りされた舞踏手の身体の動きがきれいです。
きれいだけじゃ、わからないでしょうが・・・以前観たときにも書きましたがなんだか
ふわーっと、白い大きなつぼみが開いて大輪の花が咲いていくような感じのシーンが
あります。
私はこの場面が大好きです。

時間と空間を山海塾と共有できたこの瞬間に感謝です。
posted by みどり at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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