2008年10月10日

NYLON100℃公演「シャープさんフラットさん」

NYLON100℃公演「シャープさんフラットさん」



NYLON100℃公演「シャープさんフラットさん」@下北沢 本多劇場
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ


劇団NYLON100℃の15周年記念公演だそうです。
キャストを入れ替えて「ブラックチーム」「ホワイトチーム」の2バージョンの公演が
行われていて、見比べたくてつい両方のチケットを購入してしまいました。

同一の脚本、同一のセットを使っての公演です。
出演者が異なるので若干演出の違いはあるけれど、同じ物語とは思えないほど味わいが異なっていました。

<あらすじ>
劇作家で放送作家の辻煙(つじけむり)、本名田中正明はそこそこ作家として
食えるようになってきていたが最近は創作に行き詰まり、逃げるようにサナトリウム
(長期滞在する療養所)にとどまっている。
彼は子どもの頃、深夜まで働く父、隠れて酒を飲み浮気をしている母を見てきた。
煙は同棲していた恋人とも折り合いが悪い。彼が悪いのですが。
サナトリウムではいろいろな人が滞在し、家族が会いに来たり来なかったり。
田中は、作品を書き下ろし演出も手がけるはずの劇団から公演間際で逃げ出していたため
メンバーともうまくいっていない。
次回公演間近のメンバーに、自分の脚本は使わせないと言いだしてしまいますが・・・。



公演冒頭や、劇中で時々はいる映像がとても斬新です。
舞台セットはサナトリウムの中、なのですがそこの壁や窓、を上手くスクリーン
代わりにして映像が映し出されます。
死んだ父が煙の元を訪れますが、煙は特にそれを疑問に思わないで会話を
会話をしている。
それによって、物語も観客にとてもわかりやすい展開になっています。

子どもの頃、母と浮気相手が酒を飲み意味もなく馬鹿笑いするのを観たせいで
今ではそんな風に意味もなく馬鹿笑いする連中を嫌悪するようになった、と言ってる
わりにサナトリウムにやって来た、煙の公演のファンだった赤坂とははた目から
みると実にアホな会話のやりとりをして馬鹿笑いをしてます。


10月1日(水)にホワイトチームを観ています。
辻煙は三宅弘城さん。サナトリウムに滞在している音波(おとなみ)をソロ活動を
多く行っている清水宏さんが客演。
煙の父は、作家・役者としても活躍している河原政彦さんが客演。
ブラックチームで煙を演じる大倉孝二さんは、こちらでは複数の脇役を掛け持ちしてます。

煙は父が入院していたとき、看病の傍らお笑いの脚本を書いていたと言っているし
以前、無声映画時代のコメディアン、バスター・キートンの身体をはった演技を観て感動しているようすからも、
煙はケラさん自身がモデルだろうなと思えてきます。
ケラさんも父の看病の傍らで脚本を書き、それが今では再演を重ねている名作
「カラフルメリィでおはよ」だそうです。(ボケ老人を題材にした物語)

大きな事件は起きないけれど、もどかしくやりきれない日々を過ごすサナトリウム
の人々。その割に全体の雰囲気は軽いです。
ホワイトチームはどちらかというと、笑いに趣がいっているように感じました。

しかし、私は申し訳ないけれど、三宅さんが苦手なのでこの公演は笑えるけれどあまり好きになれないのでした。
公演終了後は、キャストを変えるとはいえまた後日ブラックチームでこの物語を観るのか、と思うと
気が重たかったです。



10月3日(金)にキャストを全て入れ替えたブラックチームで観ています。
主人公煙を大倉孝二さん、煙の母とサナトリウムに入院中の一人を犬山イヌコさん
が演じています。
私はこのお二人が好きなので、どうしてもこちらのチームの方に興味が行って
しまいます。

大倉さん演じる煙の父への思いや、自分から離れて行ってしまう劇団メンバーや恋人に対するもどかしい思い。
犬山イヌコさん演じる煙の死んだ母と、元お笑い芸人の夫を励ます妻など、笑いの中にも人生の悲哀が
感じられてなんだか物語が味わい深いものになっていました。
音波さんの娘(ホワイトチームでは息子)が、父に母の具合が悪いことを言えない
のも、父に心配をさせたくないので言い出せなかった為、という理由もブラックチームでは
素直に頭に入ってきます。

好みの問題もあるでしょうが、私は今回後から観たブラックチームの方がおもしろかったです。




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2008年10月08日

「THE DIVER(ザ・ダイバー)」

「THE DIVER(ザ・ダイバー)」



「THE DIVER(ザ・ダイバー)」@シアタートラム
作・演出・出演:野田秀樹
出演:キャサリン・ハンター、ハリー・ゴストロウ、グリン・プリチャード



9月28日(日)に観に行っています。
人気の野田秀樹さんの公演なので、当初一般発売日に入手できなかったのですが
(発売開始2,3分で完売した為)、追加公演となったこの日のチケットを無事入手
出来ました。

去年の公演「THE BEE」でも野田さんと競演した、キャサリン・ハンターさんが再び
登場の舞台です。

<あらすじ>
冒頭、どうやらそこは警察の取調室らしい。
放火殺人を犯した女性(キャサリン・ハンター)、彼女の精神鑑定をする医師(野田秀樹)。
彼女ははからずも妻子ある男性と深い仲になってしまい、彼の誠意のない態度と、彼の妻の見下した
ような振る舞いに次第に正気を失って行くのですが・・・。


今回の公演は先に今年6月にロンドンで幕を開け、反響を呼んだ舞台だそうです。
公演は英語上演、日本語字幕付き。
去年観た「THE BEE」ではキャサリン・ハンターさんは男性を演じていたので、今回
女性を演じているのが、とても新鮮に見えます。

インタビューで野田さんが答えていますが、今回の作品は能の「海人(あま)」、
「葵上(あおいのうえ)」、そして「源氏物語」の三つの題材から成り立っているそうです。
「葵上」は源氏物語の中のエピソードを抜き出した物。三島由紀夫が近代能楽集
の一編として書いているおかげで私もこの話を知っていました。
源氏の正妻・葵上と、源氏の愛人・六条御息所(ろくじょみやすのどころ)の話。
六条御息所は源氏と会えない事を苦にしていて、その生き霊が葵上に取り憑いて
彼女を取り殺すというもの。

「海人」は高貴の生まれの男が、唐の国から賜った物を探すため、息子が生まれたら跡継ぎにする
約束をして身分の卑しい「海人」と契りと結び、海の底にある宝を探しに行かせる、とういう話だそうだ。

舞台では囃子方の生演奏もあります。
太鼓と笛ですが、冒頭の大きくドンドンと太鼓がなるのは何だかハデすぎるようなきがしました。
でもきっとロンドン公演では日本らしいという事で受けたのでしょう。
その後は、舞台の内容とよくあってる気がしました。


現代の放火犯の女性の話と、古典の六条御息所と葵上と源氏の話がダブりますが
現代と古典の世界が瞬時に入れ替わるようすもおもしろい。
出演者は長い布を身体にまとっただけで、着物を着たように見えてきます。
放火犯らしい女性は、古典の世界では六条御息所になり、野田さんの精神科医は
古典の世界では葵になってしまう。

キャサリン・ハンターさん演じる女性も現代と古典の世界を行き来する間に、次第に
正気を無くしていく様子が怖い。
周囲にわめき散らすのではなく、深く静かに潜航する狂気。

ジーパンから赤い布を引っ張り出して行く様子が、まるで自らの手で子宮から胎児を
かきだしているように見えて、思わずゾッとしました。

女性が海に潜る場面もあります。
ゆっくりとした動きで、一瞬で舞台の上が海中に見えてくる。
広々とした海は胎児の浮かぶ羊水のイメージとダブりました。
海中は、不倫相手に捨てられ、お腹の子どもも無くした女性の行き場を失った混沌とした心の世界にも
例えられているようです。
しかし、その割には野田さんの舞台は理路整然としていてとてもわかりやすいです。


公演はすべて英語での上演ですが、後半一言だけ野田さんが女性に向けて発する
脅しのセリフ(これだけ日本語)が思わず身震いしそうになるほど怖かったです。
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2008年10月07日

映画「尼僧ヨアンナ」

特集:川喜多かしことヨーロッパ映画の黄金時代
映画「尼僧ヨアンナ」@東京国立近代美術館フィルムセンター
監督:イェジー・カワレロウィッチ  原作:ヤロスワフ・イワシュキェヴィッチ
出演:ルチーナ・ウィンニッカ、ミェチスワフ・ウォイト、他
1961年 ポーランド映画 白黒作品


9月27日(土)に観に行っています。
以前から観たいと思いつつ、なかなか観る機会の無かった映画でした。
中世フランスで実際にあったことを元に書かれた短編小説、の映画化だそうです。

分類的に言うとホラー映画になってしまうのですが、白黒の映像と、どこか絵画的なシーンがとても美しい映画でした。

<あらすじ>
寒村の尼僧院に向かう司祭のスリンは泊まった宿で、そこの尼僧達は皆悪魔に
取り憑かれているという村人達の噂を耳にします。
実はスリンはその悪魔払いにやって来たのですが、その前任者は失敗し院長ヨアンナの
魔性の虜になり、火あぶりの刑に処されていた。
普段はしとやかな尼僧たちですが、とりついた悪魔が現れるとたちまち情欲のままに振る舞う。
院長の美しいヨアンナも同じ。
誘惑に負けまいとするスリンでしたが、ついにヨアンナの虜になってしまいますが・・・。


ハデな演出も、特別な音楽もなくホラー映画といってはまちがいでは、と思うくらい淡々とした映画です。
1950年代60年代といったら、アメリカやイギリスでもっとハデなホラー映画(ドラキュラものや、
ミイラものとか)がどんどん作られていた時代だったと思いますが、この映画はまったく傾向が違います。
いかにもヨーロッパ的、というのでしょうか。

しかし地味な演出の映画かというとそうではない。
尼僧院になぜこんな若くて美しい院長がいるか、と思うくらいヨアンナはきれいです。
白(白黒映画なので実際の色はわかりませんが)の僧服が、つい思わず着てみたい
と思うくらい似合っています。

淡々とした映画と書きましたが、かなり過激なシーンもあります。
悪魔の現れたヨアンナがスリンの前でパッと衣をたくし上げて素足を見せ、次の
シーンでは左手をバンと壁にたたきつけ手形をつけて去ってゆくシーン。
一瞬何が起こったのか?と思いますが別の尼僧が「女の血をかき集めた」とスリンに説明しているので、
その手形は生理の経血によるものとわかります(・・・ゲゲッ)
あからさまな場面こそ出てきませんが、内容そのものはかなり強烈です。

悪魔に取り憑かれた尼僧達が教会で動き回るシーンは、白い衣がヒラヒラと舞い
まるでダンス。やはりきれいです。

スリンが自分ではどうしようもなくなったのか、恐れと不安からユダヤ教の司祭に悪魔について
相談する場面も印象的。
宗教の違いとはなんだろう?ふと思う場面です。

一人の尼僧が僧院を抜け出し、村の宿屋兼酒場にいつもやって来ます。
酒場で酒を飲み、歌を歌う。尼僧にあるまじき行為です。
どうやら旅の男といい仲になってしまったらしい。
映画の後半、男はさっさと旅立ってしまい彼女は「捨てられた、どうしよう」と泣いて
ヨアンナの元に行きます。
悪魔が取り憑いた、と言うよりも彼女はこの物語の中で一番まともな生身の人間に
見えてきました。






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2008年10月06日

近代能楽集「綾の鼓」「弱法師」

近代能楽集「綾の鼓」「弱法師」 2008年新国立劇場


近代能楽集「綾の鼓」「弱法師」@新国立劇場 小劇場
作:三島由紀夫
出演:十朱幸代、国広富之、他

9月25日(木)にB席(バルコニー席)で観ています。
故三島由紀夫が、古典の能を現代に翻案した「近代能楽集」のうち2作品を
十朱幸代、国広富之は両方に出演、そして別々の演出家で手がける公演です。

2作品とも以前、観たことがあります。
「弱法師」は2000年に蜷川演出、藤原竜也さん主演で観ています。
「綾の鼓」はどこで観たのか思い出せませんが、これも蜷川さんの演出だったかもしれません。


「綾の鼓(あやのつづみ)」
演出:前田司郎
小さな法律事務所で働く老人の岩吉(綿引勝彦)は、窓の向こう見える洋品店に
やってくる華子(十朱幸代)に思いを寄せている。
毎日恋文を書いて使いの者に頼んで渡してもらっているつもりだが、それは華子には届いていない。
華子の取り巻きはいたずらを思いつき、岩吉の元に綾を張った鼓を送り、これを打って華子に音が
届けば華子が彼の願いを叶える、という手紙までつける。
鼓をならそうとする老人ですが、綾は織物だからそんなものを張った鼓は鳴る
はずがありません。(本来は皮をはります)
辱めを受けたと思った老人は自殺。さらに怨霊となって華子の前に現れますが・・・。


恋する老人の一途な思い。
資産家の婦人らしい華子の取り巻きは華子に何の相談もせず勝手にいたずらを相談し合って実行します。
華子はそんな取り巻きを目の前で観ているのに何も言わない。
彼女はなぜ一言もいわないのだろう?
そんな会話に入るのもくだらないと思っているのでしょうか。
鳴らないはずの綾の鼓は怨霊となった老人が打つと、鳴るけれど華子は聞こえない
と言い張る。
ところで後半になってやっと華子がしゃべり出しますが、その声がまるで老婆の
ようなのにはびっくりしました。
第2部での十朱さんの声はかわいらしいくらいだから、それはわざとなんだと思い
ますが・・。
遠くから華子を見てるだけの岩吉はひとり勝手に想像を巡らせて、華子を美化
してるわけで、華子にしたらそんなかってな思いを押しつけられるのはゴメンだ、
ということなのでしょうか。
しかもあんたはただの卑しい小使いじゃないの・・・ということなのか。
綿引さん演じる岩吉は高貴な感じこそしないけれど、華子より品のない人物にも
見えません。
結局、私にはこの物語の意図するところはよく分からないのでしたf(^―^;


「弱法師(よろぼし)」
演出:深津篤史
家庭裁判所にて。
二十歳になった俊徳(木村了)の親権を廻り、生みの親の高安夫妻と育ての親の
川島夫妻が争います。
俊徳は5歳の時空襲で親とはぐれ失明し、その後川島夫妻に拾われ育てられたのですが、とても反抗的な
青年になって争う両夫妻のことを嘲るしまつ。
なんとか場を収めようとする調停委員の級子(十朱幸代)ですが・・・。



木村了さん演じる俊徳は、しゃべり出すまではとても見目麗しい好青年に見えます。
真っ白なスーツに身を包んでそれはそれはハンサム。
それにしても二組の夫婦のカッコ、これはいったい・・・。
顔はまだらに白塗りだし、男性のスーツも女性の着物もまるでモンドリアンの
抽象絵画でも摸写して描いたみたいな感じになっています。
まるで外国人が何かの写真で見ただけの
歌舞伎をまねて、化粧や衣装のデザイン
なんとなく取り入れてみました!みたいな、なんだか安っぽい感じ。
斬新な演出・・・・何だろうけれど、これでは三島由紀夫が推敲したせっかくの文章が
かわいそう・・・などと言ってはいけないんだろうな。
とにかくこの視覚的に奇をてらった演出、私は好きになれませんでした。

俊徳は育ての親と生みの親に向かって、それまでの恩を仇で返すような言動をします。
たぶんこれはきっと、彼が本当の思いを上手く伝えられない裏返しの気持からだと思います。
上手く言えないもどかしさと苛立ちが、周囲への反発になっているのだろうと感じます。
美しい夕焼けの事を話す級子、それを聞いて自分の目を焼いた空襲の炎のことを思い出しこの世の終わりの幻覚を見る俊徳。
級子と我を忘れて小さな子どものようになった俊徳、二人が寄り添うラストシーンがなんだかとてもきれいでした。
posted by みどり at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

MCAS Word2007合格!

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本日午前9時30分よりMCAS(マイクロソフト認定アプリケーションスペシャリスト)
Word2007の資格試験を受けて来ました。

試験時間は50分です。結果はその場で直ぐでるのですが…。

1000点満点で最低合格ラインが660の試験。(最低ラインは試験によって違います)
私はぎりぎりセーフという感じですが無事合格しました!
履歴書に書ける資格が欲しかったのでホッとしました(^_^)v
次回(日はまだ未定ですが)はExcel2007に挑戦します!




<2008-11-07追記>
私の勉強法はFOM出版のCD-ROM付きの下記の2冊を繰り返しやっただけです。
「よくわかるマスター MCAS Word2007完全マスターI 公認テキスト」
「よくわかるマスター MCAS Word2007完全マスターII 模擬問題集」

これから合格を目指す方は「公認テキスト」だけでは準備が不完全です。
「模擬問題集」もやっておくことをお勧めします。
なお公認テキストの「Lesson 5」は、すぐフリーズします。
ご注意下さい!

posted by みどり at 10:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月04日

映画「20世紀少年」第1部

映画「20世紀少年」第1部



映画「20世紀少年」第1部 @MOVIX亀有
監督:堤幸彦  原作:浦沢直樹の同名コミック


9月24日(水)に観に行っています。

<あらすじ>
一時はロック・スターを目指していたケンヂ(唐沢寿明)。
今はそれもあきらめコンビニの店長となって母と、姉が置いていった娘カンナの三人で平凡にくらしていた。
ケンヂが子どもの頃に遊びで書いた「よげんの書」。
世界の終末を書いた物だったが大人になった今、そこに書いた事の通りのことが
巷で起こっている。
謎の新興宗教?素顔の分からないその教祖「ともだち」はかつての遊び仲間の誰かだったらしい。
しかもどうやらカンナは姉と「ともだち」の間に出来た娘らしい。
「ともだち」は誰なのか、そして彼の真の目的は何なのか?
ケンヂとかつての遊び仲間達は力を合わせて「ともだち」に立ち向かおうとしますが・・・。




三部作の第1部という事で物語が完結してないし、私は原作を知らないので感想があまり書けないのですが、
長編の導入部としてはおもしろいと思いました。
話の展開もテンポもよくぐいぐい引っ張られます。
後半は詳しい説明がなくポンポン進んでいくので、なにかのシーンが抜け落ちているような感じがします。
物語は分かりますけど。


出演者がかなり豪華です。
豊川悦司、佐々木蔵之介、生瀬勝久、石塚英彦や、ほんのちょい役で及川光博、
竹中直人、研ナオコなどなど。
ここでこんな人を使うのか!という感じです。
私、個人的には石橋蓮治さんが出演してるというのがうれしかったりしてます。

冒頭、近未来らしい時代のある独房で一人の漫画家が自分が描いた漫画が
もとで捕まったことを告白するシーンがあります。
ひょっとしてこの物語そのものが彼の漫画世界なのか?
そんな単純なものではきっと無いのでしょう。そうあってほしい。
早く第2部、3部が見たいです。
第2部は来年1月らしいです。そうすると第3部は春頃でしょうか。
楽しみをとっておくために原作は読まないことにします。
posted by みどり at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月03日

バッハ・コレギウム・ジャパン第82回定期演奏会

バッハ・コレギウム・ジャパン第82回定期演奏会



バッハ・コレギウム・ジャパン第82回定期演奏会
「J.S.バッハ:教会カンタータシリーズ Vol.53
ライプツィヒ時代1726年のカンタータII」@東京オペラシティ コンサートホール
指揮:鈴木雅明
合唱と管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
ソプラノ:レイチェル・ニコルズ、カウンターテナー:ロビン・ブレイズ
テノール:ゲルト・テュルク、バス:ペーター・コーイ

9月23日(火・祝)にB席で聴きに行っています。

この日のプログラムです。

カンタータ第43番「神は展へと昇る、歓呼の声とともに」
カンタータ第88番「見よ、私は多くの漁師を遣わし」
カンタータ第146番「われらは多くの苦難を経て神の国に入らねばならない」



バッハの教会音楽は好きだし、カウンター・テナーのロビン・ブレイズさんの歌声も好きなので
バッハ・コレギウム・ジャパンの定期演奏会はなるべく欠かさず聴きに行くようにしています。
音楽の知識が少ないので、感想書こうと思ってもあまり書けないのが恥ずかしい。

カンタータ第43番「神は展へと昇る、歓呼の声とともに」
1726年5月30日のキリスト昇天祭の為に書かれた曲だそうです。
第7曲目のバスのアリアは、トランペットの音が前面に出ていて印象的。
でも演奏はあれで良かったのでしょうか?私にはトランペットの音色がなんだか
ヒョロヒョロして聞こえたのですが・・・。


カンタータ第88番「見よ、私は多くの漁師を遣わし」
1726年7月21日のライプツィヒの主要礼拝用に書かれた曲だそうです。


カンタータ第146番「われらは多くの苦難を経て神の国に入らねばならない」
バッハの直筆楽譜が残っておらず、彼の死後に書かれた筆写譜のみ伝承されて
きたそうです。
つまりバッハの作曲なのかどうか怪しいのだとか。
第5曲目のソプラノによるアリアは、フルートとオーボエが伴っていて美しい曲でした。



posted by みどり at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

2008年10月の鑑賞予定表

10月の予定表です。
演劇については基本的にチケット入手分です。
映画、美術については観に行くときにチケットを買うのがほとんどなのであくまでも予定です。
気になる項目が増えれば、こちらに書き足していきます。
ここに書いてない物を突然見に行くこともあります(^_^;)
書いてあるのに、諸事情で行かれない場合もあります。

<演劇>
ナイロン100℃公演「シャープさんフラットさん」@本多劇場
キャストを変えてホワイトチーム、ブラックチーム2バージョンの公演が行われます。

「キーン」@天王洲 銀河劇場
市村正親さん主演のストレートプレイ、らしい。

山海塾公演「降りくるもののなかで とばり」「時のなかの時 とき」@世田谷パブリックシアター
世界的に有名な舞踏集団山海塾(さんかいじゅく)の日本公演。

Piper10周年記念公演第2弾「ベントラー・ベントラー・ベントラー」@全労済ホール スペースゼロ
映画「パコと魔法の絵本」の原作者の後藤ひろひとさん、作・演出の公演です。

維新派公演「呼吸機械」@びわ湖水上舞台
関西の劇団維新派の数年ぶりの野外劇公演です。千葉県からびわ湖まで行ってきます。

劇団四季「オペラ座の怪人」@大阪四季劇場
滋賀県びわ湖まで行くので、足を伸ばして大阪にも行くことにしました。

劇団山の手事情社「YAMANOTE ROMEO and JULIET」@にしすがも創造舎 特設劇場
山の手事情社ならロミオとジュリエットも普通ではないはず。


劇団スーパー・エキセントリック・シアター公演「任侠るねっさんす」@東京芸術劇場
TVでおなじみ三宅裕司さん、小倉久寛さんが出演する劇団本公演です。


アトリエダンカンプロデュース公演「サド公爵夫人」@東京グローブ座
三島由紀夫の作品、サド公爵夫人を現代の女形・篠井英介が演じます。


劇団四季「55ステップス」@四季劇場 秋


「学おじさん」@本多劇場
水谷龍二さん作・演出。
伊東四朗、平田満、片桐はいり、など異色の組み合わせが興味をそそります。

唐組公演「ジャガーの眼 2008」@紅テント公演
唐十郎さん作・演出・出演の公演。

劇団四季「キャッツ」@東京  キャッツシアター


<映画>
ブラザース・クエイの幻想博物館@渋谷 シアター・イメージフォーラム
長いこと待ちこがれた双子のアニメーション作家クエイ兄弟の作品の新作・旧作が
特集上映されます。楽しみです。
ただ上映期間が短いので見られないプログラムも出てきそうです。

「おくりびと」
「デトロイト・メタル・シティ」
「落下の王国」


<美術・展覧会>
高山辰雄遺作展@練馬区美術館

ジョン・エヴァレット・ミレイ展@Bunkamura ザ・ミュージアム
川面に浮かぶハムレットの許嫁オフィーリアの絵が有名。

近代日本の巨匠たち展@出光美術館
出光美術館の所蔵展ですが、上村松園、東山魁夷、佐伯祐三などそうそうたる
画家の絵がみられるようです。

「ムットーニ・シアター in ROKKO」@ホール・オブ・ホールズ六甲
自動人形師ムットーニこと、武藤政彦さんの作品展。
遠いから行くつもりは無かったのですが、つい弾みで行くことにしてしまいました。
時間もお金も無いので往復夜行バス利用のとんぼ返りで行ってきます。
ホール・オブ・ホールズ六甲はいろんなオルゴールの展示、演奏があるそうなので
こちらも楽しみです。

またNHKハイビジョンでは10月15日午後10時から放送の「わたしが子どもだったころ」で武藤さんのことを紹介するそうです。

<その他>
じつは9月頭からパソコン学校に行っています。
Word2007、Excel2007、PowerPoint2007、Access2007を学んで行く予定ですが
やるならしっかり全部資格も取ろと思っています。
まずは10月5日にマイクロソフト認定アプリケーションスペシャリストWord2007
の認定試験を受けてきます!



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2008年10月01日

勅使河原三郎ダンス公演「Here to Here」

勅使河原三郎ダンス公演「Here to Here」



勅使河原三郎ダンス公演「Here to Here」@彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
振付・美術・照明・衣装:勅使河原三郎
出演:勅使河原三郎、宮田佳、佐藤利穂子


9月21日(日)に観に行っています。
コンテンポラリーダンス公演を続けている勅使河原三郎の公演です。
出演者は三人ですが、宮田さん、佐藤さんの出演はわずかなので勅使河原さんの
ソロ公演といってもいいくらいの内容だと思います。

初演は1995年だそうで今回は再演。
だとするとたぶん私は以前見ているはずですが全く覚えていません。

何もない真っ白な舞台に勅使河原さんがただ一人。
照明も特別な効果をつかわずごくごくシンプル。
途中、舞台後方に人物のシルエットが出るのでてっきり勅使河原さんのシルエットと
思ってしまいますが、まもなく勅使河原さんとそのシルエットは別々に動き出すので
勘違いと気がつきました。
照明の位置を考えたら、シルエットはそこに出るはずがないのです。

途中、大きな四角い白い壁が勅使河原さんに覆い被さって行きます。
音楽も特に印象に残らないようなシンプルなメロディー。
真っ白な世界でダンサーが動き、舞台後ろの壁に影が浮かぶ。
白の世界と影の競演は興味をそそります。
が、白状すると恥ずかしいことにちょっと眠くなってしまい困りました。
約1時間の公演。

昔(10年くらい前)なら、意味が分からなくても勅使河原さんの公演はおもしろい!
と感じたのですが最近はよく分からなくなってきました。
前にも同じ事を書いていると思いますが、私の感性も、勅使河原さんの感性も変わっていくから
仕方ないかも知れませんが、以前のように勅使河原さんの公演が楽しめなくなってしまったのはとても残念です。


それにしても勅使河原三郎さんの公演を観に行くと、場内のお客さんが他の
ダンス公演とちょっと違うので気になっています。
普通この手のコンテンポラリーダンスの公演だと、お客さんの年齢層は若い方が
大半なのに、勅使河原三郎さんの公演では男女とも中年以降の方の姿がやけに
目に付きます。他では見かけない年齢層です。
これはいったいどういう事なんだろう?
公演を行うには、いろいろな人脈も絡んでいるだろうからそのせい?
とにかく不思議です。

posted by みどり at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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