2008年10月31日

神戸・六甲山ひとめぐり その2 旧居留地

旧居留地  15番館






ポートアイランドへ行きJR三ノ宮駅に戻ってから今度は「神戸らんぷミュージアム
へ行ってみました。

「神戸らんぷミュージアム」


ここは「北野らんぷ博物館・赤木コレクション」というのを関西電力が受け継いで
解説したんだそうです。
西洋と日本の「明かり」の歴史と文化の紹介です。
ろうそく、行燈(あんどん)、灯籠(とうろう)、雪洞(ぼんぼり)、提灯(ちょうちん)などを
観ていると日本の明かりの文化はなんて豊かだったのだろうと思いました。
電球に変わってからもそれにつける傘のデザインもさまざま。
実用品にいろいろな装飾が加わっているのがおもしろい。
人間はやはり身近におくものは使いやすさだけでなく、美しさも求めるものなんだなと
感じます。

西洋のランプもアールヌーボーの時代の品物はその形がとても優雅で美しいです。
この手のランプは私、観ていて全然あきません。
ゆっくりみている時間が無いのが残念でした。

館内では19世紀末の西洋のランプをつけたときの部屋の再現や、江戸時代の
行燈をつけた部屋の再現もありました。
その明るさは今の照明と比べると、あまりにも薄暗いのでちょっとびっくりです。

このミュージアムを出てからは、「旧15番館」へ向かいました。
途中にあった神戸市立博物館は通り過ぎただけですが、この時こちらでは「コロー展」
が開催されていました。
夏に東京・上野の国立西洋美術館で観た展覧会です。こちらに巡回してたんですね。

ところでこの日、私が歩いていたこのあたりは外国人の事務所や住居があった
「居留地」と呼ばれるところだったそうです。
でも、昔の建物はほとんど残っていないようです。

私が向かった「旧15番館」は明治13年頃にアメリカ領事館として建てられたもので、神戸の大震災の時に
倒壊してしまったけれど、その後再建されたのだそうです。
きれいな建物ですね。「コロニアルスタイル」と言うんだそうです。
冒頭の画像が「旧15番館」です。

入る時間は無かったけれど、中はカフェに鳴っているそうです。


この後は急いでJR三ノ宮駅前に戻ります。
六甲山の上には12時台には行っていたかったからです。
神戸市内から六甲山に上がるには二つの経路があって、一つは摩耶(まや)ケーブル、
摩耶ロープウェイを乗り継ぐ経路。もう一つは六甲ケーブルで一気に上がる経路。

今回私は、六甲山の名所をつまみ食いするため「摩耶」の経路をとることにしました。
三宮駅バスターミナルから12時10発の「18系統」バスに乗車。

「摩耶ケーブル駅」に到着。
ケーブルカーに乗って「虹の駅」へ向かいます。

摩耶ケーブルカー


摩耶ケーブルからの景色



さらに「摩耶ロープウェイ」に乗って「星の駅」へ。

摩耶ロープウェイからの景色


摩耶ロープウェイ

今回はロープウェイを利用しましたが、ここまではハイキングコースにもなって
いるようです。

展望台から見える景色はちょっともやっていました。

摩耶  展望台から


すっきりと晴れていたらかなり遠くまで見渡せそうです。
私は今まで六甲は六甲山、だけと思っていたのですが摩耶山、六甲山あわせてこの一帯を六甲というらしい・・・です。
(すいませんイマイチ未確認です)

この後は「スカイシャトルバス」に乗車。「六甲山牧場」へ向かいました。
続きはまた後日に(=^0^=)
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2008年10月30日

神戸・六甲山ひとめぐり その1 ポートライナーに乗って

2008年10月19日の神戸の朝顔




10月19日(日)に一日だけ、神戸の街と神戸郊外の六甲山を巡ってきました。
今回の一番の目的は六甲山にあるオルゴール・ミュージアム、ホール・オブ・ホールズ六甲での
「ムットーニ展」が観たいが為でしたが、せっかく千葉県から行くのです
から少しでも観光してこようと思っていました。

でも月曜日朝には関東に戻っていなければならないので、ゆっくり滞在する時間が
ありませんでした。
前夜の18日夜23時20分に、東京・新宿駅新南口から夜行バスで出発。
神戸市内のJR三ノ宮駅には19日の朝8時半頃到着予定。
ホール・オブ・ホールズ六甲には午後3時頃には着いていたい。
と、すると観光時間は約6時間。
とりあえず神戸観光のガイドブックを購入して、持っていくことにしましたが移動時間を考えると、
6時間でどこをどう回れるかと夜行バスに乗車してからもまだ思案中でした。


19日(日)は予定よりも少し早く朝8時ちょっと過ぎにはJR三ノ宮駅に到着。
バスを降りてからカメラが無いことに気がつきました。
バスの中では足台代わりに足元にリュックサックを置いていましたが、バス内で一度
取り出していたのできちんと閉まってなくて、こぼれ落ちてしまったらしい。

バスはもう移動してしまっているし、どこにどう問い合わせしたらいいからわからな
かったのですが、駅前の高速バス乗り場のチケット売り場の方に問い合わせると、
私が乗ってきたバスはもう営業所のほうにもどっているだろう、ということで
西日本ジェイアールバス神戸営業所への地図のコピーと電話番号を教えていただけ
ました。

さっそく問い合わせすると、バスは戻ってきてるので中を探してみましょうとのこと。
5分ほどして車内にカメラがあったと私の携帯電話に連絡が入りました。よかった!(^^)V
向こうの方は「着払いで送りましょうか」と言ってくれたけれど、この一日カメラが無いと困るし三ノ宮駅から
さほど遠くなさそうなので直接取りに行くことにしました。

営業所のある場所は神戸市中央区港島。
聞けば三ノ宮からはポートライナーに乗っていくんだとか。
私、神戸の街は全く初めてなのでもちろんポートライナーに乗るのも初めて。
でも困ったなー、という感じはあまりなくてなんだか楽しくなってきました。
これから行く場所は神戸港に作られた人工の島、ポートアイランドですから。

人に聞きまくりでやっとポートライナーに乗車。
ポートライナーはモノレールで車内から見える景色は、東京で言うと「ゆりかもめ」
に乗ってお台場へ行くのと同じような感覚でした。

営業所の方に教えてもらった最寄り駅の中埠頭駅で下車。
でも歩いてみたら、北埠頭駅からの方が近いではないの。一駅分余分に歩いてしまいました。
このあたりは、どうもいろいろな会社の倉庫が多いようです。
途中で季節外れの朝顔の花がとてもきれいにさいていました。
(冒頭の画像がそれです)
営業所でカメラを無事受け取ってからは、近所にあったコンビニでちょっと買い物。

店内に休憩できるスペースがあったので、やっとここでサンドイッチで朝食です。
この日はどこで昼食がとれるかわからなかったので、お昼ご飯(おにぎり)も買って
置きました。
この日の私、かなり行き当たりばったりの感じですf(^―^;

ポートアイランドには公園やいろんなミュージアムもあるらしいのですが、ゆっくり
まわるのはまたいつの日かのお楽しみに。

この日の神戸は雲一つ無い晴天。すばらしい青空の下の神戸と神戸港。

ポートターミナル駅からの神戸港


そして六甲山。

ポーとライナーからみた六甲山


三ノ宮に戻るポートライナーから見える景色はとてもすばらしかったです。
残念ながら最高の景色は写真に撮り損ねました。
カメラをバスに忘れるというとんだアクシデントでしたが、そのおかげで予定外の場所に行けて
すばらしい景色を見ることが出来ました。
トラブルを楽しんでいる自分が、自分で可笑しくなってきます。

三ノ宮駅に戻ってからは、ちょっとでも市街地を見物したかったので急いで
「神戸らんぷミュージアム」へ行ってみました。
この続きは、また後日に(=^0^=)
posted by みどり at 08:05| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月29日

「サド公爵夫人」

アトリエ・ダンカン「サド公爵夫人」


「サド公爵夫人」@東京グローブ座
演出:鈴木勝秀  作:三島由紀夫
出演:篠井英介、加納幸和、石井正則、小林高鹿、山本芳樹、天宮良


10月18日(土)に観に行っています。
1700年代、パリに実在したサド公爵、そしてその妻ルネをモデルにした物語です。
サディズムの語源ともなった、サド公爵はその人生の大半を監獄になかで過ごした
らしいです。
現在残されている小説の大半は、投獄中に書かれたものらしいです。
放蕩の限りをつくして莫大な富を得る姉を描いた「悪徳の栄え」、真面目に生きよう
とする妹が悲劇的な結末を向かえる「美徳の不幸」、退廃的な街「ソドム」の物語など
書名や内容を知っていても、実際にその小説を読んだことは私もまだ無いです。

三島由紀夫が書いた「サド公爵夫人」は、舞台に女性しか登場しないお話しです。
今回の舞台は出演者が全て男性、しかも主人公ルネは現代の女形、篠井英介さんが演じると聞いては
どうしても観たくなりました。
(舞台作品は以前TV中継版を1本、実際の舞台を1本観たことがあります)


今回、舞台セットはほとんど無いと言ってもいいくらいシンプル。
でも出演者の皆さんの衣装はかなり豪華で、チケット代がやたら高かったのは衣装代のせい?と思えるくらいでした。

投獄されたサド公爵の帰りを待つ貞淑な妻・ルネ(篠井英介)。
サド公爵とルネを解れさせたい、ルネの母・モントルイユ夫人(加納幸和)。
実はサド公爵の愛人でもあったルネの妹・アンヌ(小林高鹿)。
サドとは幼なじみで、信心深いシミアーヌ男爵夫人(石井正則)。
サド公爵の悪徳に心酔し、自身の行動も当時としてはかなり開放的なサン・フォン伯爵夫人(天宮良)。
そして以前はサン・フォン伯爵家にいたが、今はモントルイユ家のメイドのシャルロット(山本芳樹)。
登場人物はこの6人だけ。

6人の会話から、サド公爵の人物像がしだいに浮かび上がってくるところと、それぞれの人物像が見えてくる
ところはおもしろいです。
モントルイユ夫人からみたらまるで怪物のサド公爵。でも篠井さん演じる妻のルネは貞淑でとてもかわいらしいです。
しかしそんなルネもサド公爵の求めに応じていたことを母に指摘され、とがめられる。
サド公爵の行動をすべて受け入れ、許し、彼の帰りを待つルネに、ごうをにやした
感じで母のモントルイユ夫人が手をあげようとします。
「ルネ、打ちますよ!」「さあどうぞ。もし、おうちになって私がこの身をくねらして
喜びでもしたらどうなさる?」と笑顔でおだやかにほおを向けるところはドキッとするくらい艶っぽく、
みごとな名場面だったと思います。

シミアーヌ男爵夫人は地味なくらいの信心深い女性ですが、石井さんの演技はほんとうにちょっと
地味すぎるようで、近所の物静かな中年女性という感じです。
天宮さん演じるサン・フォン伯爵夫人は、世間体など気にせず奔放な行動をする
女性ですが、もうすこしすごみを感じさせる方がもっとおもしろいんではと思いました。

何十年も待っていたはずなのに最後の最後で、サド公爵の元を去ることを決意する
ルネ。
獄中で彼が書いた、真面目なのに不幸のどん底に落ちる女性が主人公の小説
を読んで、このモデルは自分だと感じた時ルネは彼と分かれる決意をするのです。
どこにいようとサド公爵は自分を思ってくれている、というのがルネの気持の支え
だったのに、そうではなく遠くから笑っていた、感じたからのようです。
永年張り詰めていた気持がフッと、きれることがある、その気持はとてもよくわかります。
私たちは、ルネに似た部分を皆もっていると感じます。


それにしても私の観た日は公演が始まって二日目、三島由紀夫のセリフは膨大で、言いずらいのか
出演者の皆さん、見事にセリフかみまくりでした。
安心して聞けるのは篠井さんだけ、というのはちょっと情けない。
加納さん、ラスト近くてどうもセリフを忘れたのでは?と思える場面もあり、篠井さん
が上手く受けていたように見えました。




posted by みどり at 07:04| Comment(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

劇団スーパー・エキセントリック・シアター第46回本公演 「任侠るねっさんす 歌姫誕生物語」

スーパーエキセントリックシアター公演「任侠るねっさんす」



劇団スーパー・エキセントリック・シアター第46回本公演
「任侠るねっさんす 歌姫誕生物語」@東京芸術劇場 中ホール
作:木和語  演出:三宅裕司
出演:三宅裕司、小倉久寛、松本明子、他


10月17日(金)に観に行っています。
TVでおなじみの三宅裕司さん、小倉久寛さんが出演する年に一度の劇団本公演です。

<かなりおおざっぱなあらすじ>
戦後間もないとある町。
組長の死によって解散を余儀なくされたとある一家。
組長には実は隠し子の息子がいることが分かったが、彼は旅回りの一座の女形でとても2代目組長は務まらない。
組員の片岡(三宅裕司)、花山(小倉久寛)は組の存続をかけて芸能興行で組を立て直そうとする。
知り合った歌姫少女つぐみ(松本明子)と立ち上げた芸能会社は時代の波にのって大成功。
しかし警察はこの会社もつぶしにかかろうとするのですが・・・。


とあるヤクザの一家、といっても仁義と礼節を重んじた古き良き時代のお話しです。
内容的にはこの一家にとっては悲劇的な最後になるのですが、とにかく単純に笑って楽しめるお芝居でした。
スーパー・エキセントリック・シアターの公演は大笑いの出来るときと、ぜんぜん笑えない時と、
当たり外れが大きいように感じます。
去年の公演はちょっと・・・だったのですが、今回は素直に笑えます。
たまには、大笑いできるお芝居を観るのも楽しいです。

小倉久寛さんは、登場しただけで会場から笑いがとれてしまう方です。
本当に舞台にぱっと花が咲いたみたいになります。
なんて得な方なんだろう・・・。

それに比べると三宅さんは、そういうハナはないけれど
存在感があります。
いつもはアドリブで小倉さんとやりとりすることが多いのですが、今回はそれが
少なかったようです。その方がいいです。
アドリブはよほどうまくやらないと、滑ることが多くて見苦しいですから。

松本明子さん、私はTVのバラエティ番組でしか観たこと無かったのでお芝居が
出来る方とは知りませんでした。
しかも歌も上手いなと思ったらこの方、本職は歌手でしたか。
私、なんにも知らなくてすみません。

組長の隠し子で、旅回りの一座の女形でもある春哉役の六川裕文さん、
なよっとした感じと、ちょっとだけかいま見える男らしい雰囲気、そのアンバランスが
おもしろい方でした。
posted by みどり at 21:37| Comment(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

劇団山の手事情社公演「YAMANOTE ROMEO and JULIET」

山の手事情社公演「ROMEO and JULIET」


劇団山の手事情社公演「YAMANOTE ROMEO and JULIET」@にしすがも創造舎 特設劇場
構成・演出:安田雅弘  原作:W.シェイクスピア
劇団山の手事情社公式さいとはこちら

10月16日(木)に観に行っています。
にしすがも創造舎は以前から気になっていましたが、今回初めて行ったところです。
西巣鴨にあった朝日中学校、ここが廃校になりその後その建物をいろいろなアートや、
イベント会場として利用するようになったそうです。

行ったのが夜なので、建物の概観がまったくわからないのが残念でしたが、校舎の一角を利用した
喫茶室があるのを見てなかなかユニークで面白そうなところだなと思いました。


今回はここに劇団山の手事情社が登場。
山の手事情社はちょっと変わったスタイルの演劇を見せてくれる劇団です。
構成・演出の安田雅弘さんが今回取り上げたのはシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」
この作品をいろんな手法で料理、分解、加工、して3つのパートに分けて3本立て、として公演が行われました。
舞台は会場の中央に設置され、客席はその四方を取り囲む形になっていました。


まずは1本目「抄本 ロミオとジュリエット」
物語を簡単な芝居仕立てにして内容の紹介。
ナレーション担当の役者(三村聡)が舞台にも立ち、この物語の内容を紹介していきます。

誰でもタイトルぐらいは知ってるこの物語、まずは観客に物語の内容をきちんとわかってもらわないと
安田さんがこの物語をこの後でどう料理したのかわからないだろう・・・ということでこういう
手法をとったと思われます。

ヴェローナの街で対立する二つの家族。でもそれぞれの息子と娘は恋に落ち、結果的に最後は二人とも死んでしまうという話。

「抄本」はさすがにわかりやすいけれど、これだけ観たら演劇公演としてはまったくつまらないです。
これは前菜ですね。



2本目「妄想 ロミオとジュリエット」
4つのブースで「ロミオとジュリエット」からインスパイアーされた4つのシーンが上演されるという趣向。
各ブースの上演は5分くらいだったかな。
観客は席を立ち、まるで美術館のツアーよろしく案内の人のあとをついていって各ブースをめぐります。
四方に分かれて座っていたお客さんは、4つのグループに分かれて移動開始。

客席を離れるという実験的な手法が面白いです。
各ブースもなかなか面白かったですよ。
でも言われなければ元ネタが「ロミオとジュリエット」だなんてわかりませんでしたが。

私が最初に観たのは「ジュリエットの墓」
舞台にいるのは大きなビニール袋の中の女性。
どうやら彼女が墓の中のジュリエットらしい。
他の人が花を持ってきても、食べ物を持ってきても彼女はそれらを直接触ることも食べることもできない。
袋の中ですからね・・・これで墓の中にいるということらしい。

次のパートは「一目ぼれ」
4人の役者がそれぞれ瓶入りの飲み物を持ち、こっち(客の方)を観ながらその中に手前においてある箱の中から取った錠剤をいれる。
で、この錠剤はどうやら「当たり」と「外れ」があるらしい。
「はずれ」だと、つまらなそうに一口のんだだけでおわりにしてつぎのビンを手に取る。
「当たり」だとビンの液体は沸騰したように激しくあわ立ちそれを持っていた役者さんは、そのまま
観客の方に飛び込んでいこうとする。
これを他の役者3人が押さえ込む、というもの。
最初は意味がわからなかったのですが、一目見て一目ぼれしちゃってもう抑えきれないこの気持ち!
って、ことだったのですね。
こうやって文字に書いてしまうとなんだかつまらないけれど、実際の舞台は勢いがあっておもしろく、
一番お客さんに受けていました。

3番目のブースは「舞踏会前夜のロミオ」
原作ではロミオがこの舞踏会に行くのは相手に恋しても相手にしてくれない女性に会いたいため、
この舞踏会で彼はジュリエットと出会います。

舞踏会に行く前の晩のわくわくするロミオの気持ちを表現したかったらしいです。
このブースでは3人の女性にさまざまなポーズをとらせて妄想をふくらませているロミオ(山本芳郎)
が一人いました。
ロミオといってもここではごく普通のお兄ちゃんにしかみえないんですけどね、これがいいのかも。


最後のブース「ヴェローナの街にただよう殺気」
3人の女性がワンピースをたくし上げて頭にかぶりブラとパンティだけ見える姿になって立っている
そこにひとりの男性がやってきて、体にマジックでいたずら書き。
何を書かれても怒らない三人はいったい・・・。
つまりはこれが「殺気」ということなのか。
きれいでかわいいブラとパンティに目がいってしまいました。


3本目は「印象 ロミオとジュリエット」
物語の場面もせりふもいったん解体し、再構築して文字通り「ロミオとジュリエット」の「印象」を舞台に表したもの。
複数のロミオやジュリエットが登場したり、どこかパントマイム的な動きになっていたりしてきれいです。
私はこういうのは好きで3つの中では一番山の手事情社らしい舞台でした。


普通の演劇公演のつもりで観に来ると面食らってしまうと思いますが
一味変わったものが観たい!という
方にはお勧めの劇団です。

posted by みどり at 12:30| Comment(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Excel2007不合格

今日26日はMCAS(マイクロソフト認定アプリケーションスペシャリスト)のExcel2007の試験でした。
結果は・・・見事落としました。

どうかんがえても勉強不足でした。
試験前の2週、土日遊んでしまいましたから。

くわえて試験の時間配分もあやまりました。
試験問題は2問一組になっていることが多く、片方ができても片方がわからないという場合もあり、
二問ともスキップする(後で解く)か、一問は捨てる覚悟で次の問題に進むかで迷いした。
(一問だけ解いて次に進んで、後から戻ってもう一方を解くということはできません)
潔く片方捨てて進むべきでした。

とやかく言ってもしょうがない、日にちはまだ未定ですが再度受験します。

しかし受験料12,390円は痛い・・・。


<2008-10-27追記>
11月5日に再度挑戦することにしました。
posted by みどり at 11:00| Comment(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月23日

「ブラザーズ・クエイの幻想博物館」・「プログラムC」

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「ブラザーズ・クエイの幻想博物館」・「プログラムC」@シアター イメージフォーラム
10月4日〜10月17日まで



10月15日(水)に観に行っています。
最新作「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」の公開を記念して、双子のアニメーション作家、
クエイ兄弟作品の回顧展が開催されていました。
今回観たのは「プログラムC」です。
どの作品も今回初めて観た作品です。


「人工の夜景」 1979作品 処女作 約20分
人形アニメ作品。
眼をつぶった男(人形)が、街の中を夢遊病者のようにさまよう作品。
どちらかというと汚れた汚い感じの人形の形態から、初期作品だとすぐわかりました。
走る男の足元がアップになると空中を浮かんでいます。
作り物、人形の街の中を走る市外電車、眼は閉じられているのに音に反応して
そちらを向く男。
物語があるような無いようなよく分からない感じ、でも作品から受ける浮遊感がおもしろい。


「アナルモルフォーシス」 1991年作品 15分
人形アニメ+実写作品。
16世紀の「だまし絵」の技法、アナモルフォーシスを人形がナビゲーターになって
紹介していく作品。

アナモルフォーシスは、正面から見ると何が描いてあるのかよく分からないのに、
斜めから観ると初めてそこに何が描かれているのが分かるという技法。
つまり「絵」が極端に横長に引き延ばされて描かれているんです。
何とか言う教会の壁に描かれた絵は、一見下手な風景画なのに横から見ると
初めてキリスト教の聖人が見えてきます。
単純な手法なのに、まるで魔法みたいです。
ただ人形がナビゲーターになっている必然性や、クエイ兄弟のアニメーションならでは、といった魅力は薄いです。


「ファントム・ミュージアム」 2003年作品 12分
たぶんほぼ実写作品。
アニメ作品とはちょっとちがうのですが、これはおもしろかったです。

サー・ヘンリー・ウエルカム氏の医学コレクションの紹介だそうです。
そこはどこかのミュージアムらしい。
医学コレクションと言っても、エロと紙一重の人形もあったりしてかなり怪しげな
コレクションです。
忙しく働いている人物。
急いで階段を上り下りするため手すりに見える手元や、忙しそうに歩き回る足元。
そして後ろ姿からするとこの人物は細身の男性らしい。
頭部は全く見えないけれど、彼は一日中そのミュージアムの作品の管理点検を
しているらしい。
人物の時だけ映像はモノクロになり、その白と黒のコントラストがとてもきれいです。

彼が仕事を終え、靴を脱いだ時そこに現れるのは・・・。
彼はミュージアムに潜む亡霊だったのかも、と言う感じの作品です。
こうやって文字に書いてしまうとあっけないですが、観ていたときはとても意外性が
ありました。
クエイ兄弟の美意識が集結した感じで、もう一回観たい作品です。


「イン・アブセンティア」 2000年作品 20分
実写+たぶんアニメ作品。
現代音楽の作曲家シュトックハウゼンとの共同作だそうです。
聞き続けるのが辛い、苦しい音楽です。現代音楽って、なんでこんなにわけわからん
ことになるんだろう・・・。
精神的に問題のある女性の心の中をのぞき込んだような、混沌とした映像。
正直言ってこれはもう関わり合いたくない映像作品です。
でも好きな人にはたまらない作品かもしれません。




アメリカではクエイ兄弟の最近の小品を収録したDVD「Phantom Museums」も発売されています。
日本でもアマゾンで入手可能ですが、リージョンコードが日本のとは違っている
ので日本の通常のプレーヤーでは再生出来ません。
日本版DVDが発売されることを、心待ちにしています。

posted by みどり at 20:14| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

ムットーニシアター in ROKKO

ムットーニシアター in ROKKO


ムットーニシアター in ROKKO@ホール・オブ・ホールズ六甲
9月12日〜10月22日



10月19日(日)に行ってきました。
今年の夏、新宿のケンジタキギャラリーで個展のあった自動人形師ムットーニ
こと、武藤政彦さんの展覧会が神戸市六甲山にあるオルゴールミュージアム、ホール・オブ・ホールズ六甲で
行われると聞いたときは、遠いから行かれないと思っていました。なにしろ私、千葉県民ですから。


しかし、新作のオルゴールも展示されるというし、販売され個人蔵になってしまったら
その後観ることはまずできなくなる・・・と、思ったら気持そわそわ。
どうしても観たくなりました。
しかも10月19日の午後5時半からは作家の解説+ティータイムの「プレミアム・ナイトツアー」が
行われるとのこと。
定員24名のナイトツアー。
つい申し込んでしまいました。


18日(土)23時20分、新宿新南口発夜行バスに乗車。
翌朝8時過ぎ神戸市JR三宮駅前に到着です。
その後は市内各地を大急ぎで見て回り、ケーブルカー、ロープーウェイ、バスを
乗り継ぎやっとこさ午後3時ちょっと過ぎ、ホール・オブ・ホールズ六甲に着きました。
(大あわての市内観光については、また後日ご紹介します)


2008年10月19日のホール・オブ・ホールズ六甲



早速入館して、まずは通常展示のオルゴールを鑑賞してきました。

2階のコンサート展示室では3時半、4時、4時半に係の方の解説付きの約15分ほどのオルゴール演奏会がありました。
4時の回は、こちらの演奏会で一番人気のある大型の「ケンペナー」という自動演奏
オルガンの演奏でした。
この日も日曜日と言うこともあってか、お客さんが50人ほど集まってましたよ。
高さ約5メートル、幅約8メートルなので、ほとんど「壁」です。
オルガンパイプのほか、太鼓、アコーデオンなどが取り付けられて自動的に演奏が
され、赤、青、黄の光の演出まであります。
しかも音はかなりの大音量。迫力ありました。
これ、昔は分解して持ち運び、ダンステントの中で組み立てて使われたのだそうです。
これでいつでもどこでもダンスホール!という訳ですね。

小型のオルゴールでこんなのもありました。
四角い箱のフタを開けると小鳥が現れ忙しくさえずり、ひとしきりさえずるといきなりパタッ!と
フタが閉まる(閉める)というもの。
あっけないというか、潔いよいというか、こっちが意見を差し挟む余地がないくらいキリがいい。
これは以前TVで観た覚えがあります。

オルゴールも大きな円盤に穴が空いて、これで演奏するものや、長い紙に穴が開けられていて
これで演奏するものとか、いろいろありますね。
円盤も、紙も音階とかはどうなってるんだろう?
どこにどう穴を開けたら、どんな音がでるのか、それが知りたくなりましたが
その辺の解説がないのがちょっと物足りない。
こういう技術的なことはわずか数十分の中で解説は無理なんでしょう。


3時半と、4時半の最後には武藤さんが登場して、1点だけご本人の作品紹介も。
3時半の時は去年東京の銀座松屋で初めて登場したビックバンドが登場する
「サテライト・キャバレー」。
4時半の時は遊機械全自動シアター公演「メランコリー・ベイビー」の為に作られた
一組のカップルと、天使らしき女性が中央にいる「ナイト・アフター・ナイト」の口上付き紹介でした。

会場3階の一室では新作のオルゴールが4点。
でもこの時は残念ながら動いているところは観られませんでした。
動いているところを観たのは「プレミアム・ナイトツアー」の時です。

3階別室にあった「ナイトエレメント」は、ご本人の口上付きで見せていただけました。
縦長の作品で次々登場する三日月のお月様や、ミラーボールが楽しい作品。


午後5時で通常の展示はおしまい、ホールは閉館ですが「プレミアム・ナイトツアー」の受付開始です。

ムットーニシアター in ROKKO@ホール・オブ・ホールズ六甲  プレミアム・ナイトツアー


遠方からやって来た友人と、やっとここで再会することが出来ました。
友人は電車やバスを乗り継ぎ約12時間かかって到着したそうです。
友人もすごいですが、あとで分かりましたがこの日のナイトツアーでは北海道から駆けつけた方もいました。
ファンの方のエネルギーはすごい!(私もそんな一人ですが)

武藤さんの作品は、新作オルゴール4点以外は通常展示の時とは位置も変え
2階のコンサート展示室に移動して、口上付き作品紹介がありました。

「サテライト・キャバレー」「ナイト・アフター・ナイト」「ナイトエレメント」、そして
ジュール・シュペルヴェイルの小説「海の上の少女」をモチーフにしたらしい「ワルツ・オンザ・シー」の紹介。

ムットーニさんの作品は、音楽、光、人形の造形などが一体化して美しく、
何度観てもまた観たくなります。

この日の解説で初めて知りましたが、「サテライト・キャバレー」は実はご本人に
とってはまだ未完成だというお話しを初めて伺いました。
それが証拠にこの作品には署名代わりの「MUTTONI」のプレートが付いてないのです。
何度も観てきた作品なのに、そのことに私は気がつきませんでした。
とっくに完成品と思ってましたが、ご本人にとってはまだ手を入れたい部分が
あるようです。


一通り、大型・中型作品の紹介の後は2階へいってオルゴール作品の鑑賞。
やっとオルゴールの音色、人形の動きと光が織りなす世界を見せていただけました。

「ウエイト・オブ・ウインド」
夏の作品「THE DIARY OF WINGS」にも登場した、赤い風船と少女。
オルゴールの中の中央の部分に少女と赤い風船が一緒にいます。
8月末に東京のホテルニューオータニで行われた「Asia Top Gallery Hotel Art Fair 2008」で
出品された「Wind」も同じモチーフによるオルゴールでしたが、あちらは
手前に赤い風船、奥のハーフミラーの中に少女が見える作品でした。

「コーヒー・ブレイク」
コーヒーカップを片手に持った女性。
後ろのハーフミラーに男性の姿が見え隠れします。

「コール」
こちらも「THE DIARY OF WINGS」と関連するようです。
1脚の椅子と、着信の明かりが明滅する電話機。
奥のハーフミラーにスリップ姿の女性が。彼女が電話をかけているらしい。

「ナイト・アフター・ナイト」
武藤さんの作品では何度も登場するベンチに座るカップル。
そして守護天使のように彼らを見守る天使の姿。


一通り作品紹介が終わると今度は2階の喫茶室「シュトラウスカフェ」でティータイム。
各自テーブルにつくと、あらかじめ希望していた飲み物と、ケーキとフルーツのプレートでお茶会です。
武藤さんが、各テーブルを回ってお話しをしてくれるというなんだかすごいことに。
こっちは座っているのに、申し訳ない感じでした。

当初、会場のテーブルに一人前だけお皿が置いてあるお一人様のテーブルが
あるので、あれ?と思ったら武藤さんの専用テーブルでした。
一通り皆さんのテーブルを回ってから席に着いた武藤さんは、生徒と一緒に
給食を教壇で食べてる小学校の先生みたいでした(^_^;)


まだ時間がある、と言うことで再びコンサート展示室で作品を動かしてみせていただけました。
7時にナイトツアーは終了。

参加されていた方のほとんどはファンの方でしたが、中には作品を観るのは初めてという
年輩のご夫婦もいらっしゃいました。
お二人はムットーニ作品の何に惹かれて「プレミアム・ナイトツアー」にまで参加
されたのか・・・お話しを伺ってみたかったです。


六甲山を下りてからは、JR三宮駅まえの「ミント神戸」で、友人そして新たに
知り合った方と夕飯をご一緒しました。
同じムットーニファン同士、お話しが出来るのは短いけれどたのしいひとときでした。

お二人は、この日は三宮に宿泊。私は22時10分発、東京ディスニーランド行き
夜行バス(下車は途中の霞ヶ関駅)に乗って帰路につきました。


posted by みどり at 21:25| Comment(2) | 自動人形師ムットーニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月21日

2008年秋・観劇旅行記 その3(最終回) 「アサヒビール大山崎山荘美術館」、そして帰路へ

2008年10月13日のアサヒビール大山崎山荘美術館


10月13日(月)、サントリー山崎蒸溜所を出てからは「アサヒビール大山崎山荘美術館」へ行きました。
最初はサントリー、今度はアサヒビールです。

今回の京都散策でどこを回るかは、ある方から大山崎山荘美術館がとてもよいところですよ、と
教えていただいたのが事の始まりでした。
こちらのことをネットで検索してたら「サントリー山崎蒸溜所」がヒットしてきたのです。

でも「サントリー山崎蒸溜所」のサイトも、近くの名所の紹介はしてるのにすぐそばの
「大山崎山荘美術館」の紹介はしてないなんて、大企業なんだからもうちょっと太っ腹なとこ見せても
いいんじゃないの?と思いました。
アサヒビール側も同じ事がいえます。


で、「アサヒビール大山崎山荘美術館」
もともとは関西の実業家の別荘だった所だそうです。
その後この方の手を離れてからは荒れ放題になり、京都府や地域の人々の要請に応えて
アサヒビールの当時の社長さんが補修整備をすすめ1996年に美術館として開館したのだとか。
アサヒビールの社長さんとか会長さんの別荘・・・という訳ではないのですね。

JR山崎駅、阪急大山崎駅から共に徒歩約12,3分のところで、サントリー山崎蒸溜所
からは約20分くらいでした。
山崎駅からは小さいですが無料の送迎バスも出ていて、私が駅に着いたときはちょうどバスが出るところ。
空いていたので乗せていただくことにしました。

大山崎山荘美術館の建物は元々イギリスのチューダ様式を元に建てられたそうで補修整備により、
建設当時の姿を取り戻しているそうです。
山の木々に囲まれた豪華な山荘で、庭も整備されていてとても美しいです。
2階には喫茶室があり、テラスでお茶をすることもできます。
こちらが「本館」でアサヒビールの初代社長・山本さんの美術コレクションの展示がされていました。
焼き物や、日本画でした。

この日はお茶をする時間がありませんでしたが、こちらがテラスからの風景です。

アサヒビール大山崎山荘美術館からの風景


昔からある本館とは別に全く新たに作られたのが「新館」で、こちらは建築家・
安藤忠雄さんの設計によるものだそうです。
安藤さんの建築は室内の壁がコンクリートむき出しになっているのが特徴的。
(以前、美輪明宏さんがご自分のリサイタルの中でこの方のこと名指しで非難してました。
コンクリートむき出しの建築なんて、精神的にも情緒的にもよろしくないと)

新館は本館の雰囲気を壊さないように地下室として設計されていました。
地下へ向かう通路や、展示室はやはりコンクリートむき出し。
でも通路は外の光が入り込み、明るくて冷たい感じは薄いです。



アサヒビール大山崎山荘美術館「青のコレクション展」

今の時期、こちらでは「青のコレクション展」と題して展示が行われていました。
(9月10日から12月7日まで)
ピカソの絵は青みがかった人物画、もちろんいわゆる「青の時代」の作品ですか!
そして、私の好きなモネの「睡蓮」があるなんて。
モネは自宅の庭を日本風につくり、池の睡蓮を何度も描いています。
この美術館に来て、ピカソやモネが観られるなんて思いませんでした。


美術館を出てからは、歩いて山崎駅へ向かいました。
駅に着くと4時少し前。
駅前に喫茶店があったので入ってみました。
カツカレーを注文してやっとコレがこの日の昼食です。
メニューを見るとさすが山崎、ウイスキー紅茶やウイスキーコーヒーがありました。
その正体は不明ですが、紅茶やコーヒーにウイスキーが入っているんでしょう。
さらにこのお店の名前が入った特注サントリーウイスキーの販売もありました。


この日はこの後、再びびわ湖畔に戻り劇団維新派公演「呼吸機械」の千秋楽を
観てから、東京・池袋駅行きの夜行バスに乗って帰路につきました。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!
posted by みどり at 07:30| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年秋・観劇旅行記 その2 清水寺・そしてサントリー山崎蒸溜所へ

2008年10月13日の清水寺


10月13日(月・祝日)
びわ湖畔で行われる劇団維新派公演が観たくて出かけた今回の観劇旅行。
上演は夜なので、13日の昼間は京都へ行ってみることにしました。

当初は京都・嵐山にある霞中庵(かちゅうあん)に行ってみたかったのです。
霞中庵は日本画家・竹内栖鳳(たけうちせいほう)の別荘兼アトリエだったところ。
今は改装工事中で入れないことが分かりました。
さらに驚いたことに、いつのまにやら「天使の里」とか言う名前が付いて、なんとかいう人形工房の
敷地内の一角になってしまったらしい。
スポンサーが付かなければ施設として維持出来ないから仕方ないとはいえ、
京都府はなにもしなかったんだろうか?
そして栖鳳と、人形工房がどこでどう結びついたのか私には全く謎です。


結局、神社仏閣にはあまり興味がわかないので、かといってもどこも見ないのも
もったいないのでせっかくですから、清水寺へ行ってみることにしました。
4年前にも一度行きましたが、ここだといかにも京都へ着た!という気分にさせて
くれますから。
まったくいなか者ですね、私。

さて当日は朝9時ちょっと前に京都駅に到着。
清水寺へ行って、戻ってくるのに約2時間と考えていました。
歩いていける最寄り駅はなく、どうしてもバスに乗らないと行かれません。
清水寺への最寄りのバス停は「五条坂」、ここに停車するバスは複数経路あるのですが
どのバス乗り場も長蛇の列!
空のバスが来ても、すでに前に列んでいる人だけでもういっぱい。
臨時バスも出ていたのですがそれでも1,2本見送らないと乗れない状態でした。
私もバスに乗れたのはもう9時半頃(x_x)
やっとこさ着いた清水寺、やはり京都らしい美しいフォルムと景色です。

あるご家族からカメラのシャッターを押すのを頼まれたので、ついでに私も持ってきた
デジカメのシャッターを押して撮ってもらいました(^^)V
一人旅だと、なかなか自分の写真がとれませんから。
この後は、急いで京都駅へ戻る!

JR山崎駅そばにある「サントリー山崎蒸溜所」のウイスキー工場見学ツアーに申し込んでいたからです。
ツアー出発は12時ちょうど。


あわてて乗った電車は快速でJR山崎駅は通過!
高槻駅に着いてから焦りながら普通(各駅)電車で京都方向へ戻って12時ちょっと前にサントリーに到着。

サントリー山崎蒸溜所1



見学は当日行ってから申し込みも出来るのですが、定員もあり混んでるときは予約
した人が優先だそうなので、私は出発の2,3日前に電話予約をしておきました。
一人でも申し込みできますが、見学ツアーは最低2名からスタートだそうです。
通常は一時間おき、日曜・祝日は30分ごとに行うこともあるようです。
料金は無料。
「インターネット限定ご優待」というのがあって印刷して窓口に出したら、「山崎」のロゴ入り
ウイスキー用のグラスが一個もらえましたよ(^_^)

案内のお姉さんの後をついて30人くらいで出発。
そうそう、サントリーの創業者のお名前は鳥居信治郎さん。
「鳥居さん」をひっくり返して「サントリー」
冗談みたいなほんとの話です。

ウイスキーの製造過程は精麦→仕込み→醗酵→蒸溜→原酒を樽に詰め貯蔵室へ。
化学実験のフラスコのような形をした蒸溜釜は、どれも微妙に形が異なっています。
形が異なることによって、中の蒸気の対流も異なるんだとか。
それによって、味わいにも違いが出てくるらしい。

貯蔵室で何年も寝かせ熟成させたものが「モルト原酒」。
原酒はそれぞれ風味が違うので、ブレンダーと呼ばれるプロが組み合わせを決め
「ウイスキー」ができあがっていくそうです。

ウイスキー樽の貯蔵室は写真撮影OK。

サントリー山崎蒸溜所2


とてもそばに大勢の人がいるとは思えない写真がとれました。

モルトの組み合わせ、そしてどれだけ熟成させるか、人間の感覚に頼る部分がかなり
多いのだなと思いました。
人間の味覚、嗅覚、もちろん視覚など諸々の感覚、バカにしたものじゃないですね。

さて、見学の後は試飲タイム。
じつは私アルコールは苦手で、今までウイスキーは全く飲めなかったのですが、
せっかく出していただいた「山崎12年」の水割りを飲んでみると、まろやかでおいしいではないですか!
これなら飲める!と思いました。
この後で「白州」という銘柄のウイスキーの水割りもいただきました。
こちらは山崎とは違ってかなりあっさりとした風味に感じました。
車を運転する方や、子ども向けにはソフトドリンクの用意もしてくれてました。
もちろん「なっちゃん」と「十六茶」でした。
工場見学と、試飲タイムを含めて約60分のツアーでした。

見学最後の所には、お土産品のコーナーと、小さなブースがあってウイスキーの紹介
や過去のサントリーウイスキーのTVCMも見ることが出来ました。

ここを出てからは歩いて少し離れた所にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」へ向かいました。

途中で目に付いた道路のマンホールのフタ。
地域ごとにデザインがちがっているのがおもしろいです。

大山崎町マンホールのフタ


この続きは、また次回に。
posted by みどり at 00:58| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする