2008年07月14日

映画「ミラクル7号」 

映画「ミラクル7号」 
映画「ミラクル7号」 日本語吹き替え版@MOVIX亀有
監督・製作・脚本:チャウ・シンチー
出演:チャウ・シンチー、シュー・チャオ、他



7月9日(水)に観に行っています。
予告編を見て多少気になりつつも三流映画のような気がして、当初観る気がなかったのですが
友人がおもしろかったと言ってるのを聞き、観ておこうと出かけました。


<あらすじ>
小学生の息子のディッキー(シュー・チャオ)は、危険な工事現場で働く父ティー
(チャウ・シンチー)との二人暮らし。
靴はゴミ捨て場で拾ってきた物だし、ご飯のおかずは魚の骨、デザートはりんごの
芯。
こんな極貧の生活ながらティーは子どもには最高の教育を受けさせたいと、お金のかかる
私立の名門小学校に通わせていた。
父の期待とは裏腹に、ディッキーの成績はよくないし、ガキ大将にいじめられる毎日。
そんなある日、デッキーはゴミ捨て場で緑色のボールのような物を見つける。
家に持って帰るとそれは犬のような姿に変身。
おもちゃかと思ったけれど、どうやら宇宙人?
すごい力で僕を助けてくれるかも!と、デッキーは「ミラクル7号」と名付けますが
やはり超能力は持ってないらしい。
でも「ミラクル7号」を「ななちゃん」と言って可愛がります。
ある日、父のティーが工事現場で事故に巻き込まれてしまいますが・・・



親子愛の物語、といったら単純すぎますがこの映画はおもしろかったです。
この映画ならぜひ親子で観に行ってほしいと思いました。

貧しいけれどけっして卑屈になることはない父。「貧しくてもウソはつかず、ケンカもせず、
一生懸命に勉強すれば尊敬される」と息子ティーに繰り返し教える姿は、当たり前だけどとてもすがすがしいです。
今当たり前と書きましたが、こういう事をきちんと教えられる親は今時少ないような気がします。

ティーも同級生にいじめられるけれど、優しい先生やかわいい同級生の女の子が
好意を寄せてくれてるみたいなので、ビンボー生活に嫌気がさしてはいてもがんばっている。
ディッキーを演じた子役のシュー・チャオ君の演技が見事です。
すごい男の子だなあと思ったら、なんと本当は女の子。
映画の中ではどう見たって男の子です。
1万人近く参加したオーディションでチャウ・シンチー監督に大いに気に入られたらしい。
なんと私生活でも今や監督の養子になってしまったそうです。
両親がいなかったのかと思ったら、実の両親はいるそうでこのあたりの入り組んだ
事情はよくわかりません。

映画の中では、この子以外にもガキ大将の男の子を女の子が演じていたり、
ティーに好意を寄せる巨漢の少女を本物の男性プロレスラーが演じていたりと、性別が
入れ替わっての出演が行われています。
ティーの学級の子ども達も、全員性別が入れ替わっているのかもしれません。
映画を観ていてまったく、違和感がありません。

ミラクル7号はしゃべらないし、ティー達の目の前では特別な力があるようには
見えないのですが、実は・・・という部分もあります。
見た目、とてもかわいいゆるゆるのユルキャラでおもわず観てるこちらも顔が
にんまりしてしまいます。

で、ミラクル7号は結局なんなのか?
宇宙人なのか、宇宙人のペットなのか分からずじまいですが、おもしろかったから
そんなことはどうでもいいや、と思わせる映画なのでした。
posted by みどり at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする