2008年07月02日

「アート・スコープ 2007/2008 存在を見つめて」展

「アート・スコープ 2007/2008」展


「アート・スコープ 2007/2008 存在を見つめて」展@原美術館
6月28日〜8月31日

6月28日(土)に観に行っています。
「アート・スコープ」とは、日本とドイツの間で互い現代美術のアーティストを派遣・
招聘し、異文化での生活体験、創作活動をつうじで交流をはかる文化芸術支援
活動のことだそうです。
今回は原美術館での、それぞれまったく作風の異なる4人のアーティストによる展覧会。

中でも初めて知った照屋勇賢さんの作品に惹かれました。
会場に入ってすぐギャラリーにあるのは照屋さんの作品。
「Touch a Port」は、小枝を使い会場の壁に取り付けた作品。
小枝の形を活かし、かつ曲げたりして文字にみえるようにして文章をつづっています。
頭上の白い壁に踊る小枝の文字。フワフワとした浮遊感が感じられて楽しい。

会場受付のすぐ横にあるケースの中にあるのは「Dawn」
包丁が整然と並んでいる中で、2匹の本物の蝶が(オオゴマダラ)羽を閉じたり開いたりしていました。
この作品、どうやら最初は蛹(さなぎ)が入れられていたらしい。
堅く鋭い刃物と、さわったらすぐ壊れてしまいそうな蝶の取り合わせ。
硬と軟の取り合わせ。頭のなかでなんとか組み合わせようとするとなんだか、頭の
体操をしているような感覚になります。
蝶はいつまでも生きていないから、会期が進むにつれてこの作品はどう変化していくのでしょうか。

2階の階段ホールにもこの方の作品「Corner Forest」
トイレットペーパーの茶色の芯から、木の枝の形を切り抜いて、立体化して壁に
並べて取り付けた物。上からの複数の照明で壁にいくつもの影が重なりとても
美しいです。
ちょっと目にはトイレットペーパーの芯とは思えませんでした。


加藤泉さんは絵画と彫刻作品。
目が印象的な作品達、は混沌としたエネルギーを感じますがどこか神経をさかなでされるような顔ばかりで不気味。

エヴァ・テッペさんは映像作品。
「結束の掟」は5面の画面に5人の肖像画のような映像。じっと見ていると極ゆっくり
動いていることが分かります。
以前見た作家・ビル・ヴィオラを連想させる作品です。

アスカン・ピンカールさんは紙に黒鉛と墨だけで描いたドローイング作品。
一見、建築のできあがり図?と思わせます。繊細に描かれていますが、どこかどう
いいのかはりかいできませんでした。
posted by みどり at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする