試験終了まで勉強時間確保のため
記事投稿はお休みいたします。
つまりそれだけせっぱ詰まってる、ということですf(^―^;

「MUTTONI ムットーニ展 THE DIARY OF WINGS
一冊の手帳によって導かれる6人の登場人物の物語 」その2@ケンジタキギャラリー
〜8月8日まで
ムットーニさんの口上付き上演会は土曜日6時と6時半から
(日、月休み 入場無料)
ムットーニさん公式サイトはこちら
ムットーニ展については前にも書いているのですが、改めて書いてご紹介しておきたいと思います。
7月10日から始まっている展覧会ですが、すでに4回観に行っています。
(一番最近は7月26日、この日を逃すとご本人の口上がきける土曜日はもういかれなかったので)
初台駅近くにあるケンジタキギャラリー。初台はコンサートホールのある東京オペラシティや
新国立劇場があるので、私にとっては、とても行きやすいなじみ深い場所です。
私はムットーニさん(本名武藤政彦さん)の作り出す世界が大好きで、今回の作品を
観て改めてそれを自覚しました。
すっかりはまっています。
毎回そうなのですが、ムットーニ展をやっている期間は他の展覧会に気が回らなく
なってしまいます。そっちいく時間あるならムットーニ展へ、と無意識で思ってしまう
ようです。
中央に一冊の手帳「THE DIARY OF WINGS」
その回りに5人の人形達で構成されたのが今回の展示作品です。
一番手前にある、赤い風船を持った女の子にスポットライトがあたり、その後、電話の鳴る
部屋にいる女性、鏡の前に立つ女性、電車の中のサラリーマン、シュートリングの下でシュートを
ためらう男にスポットライトがあたる。
女の子が風船を解き放つ。
次に中央の一冊の手帳が開き、翼が羽ばたきます。
女の子は地上にいるけれど、他の4人の人形は上昇。
やがて手帳は閉じられ5人のキャラクターも元の位置に戻ってゆきます。
これが外観。
上演会では、これに作者の口上がつきます。
ところで今回はムットーニさんの口上を何度も聴いてきたのに、なぜか完璧に頭に記憶できず
困ってしまいました。もうトシか(^_^;
なので、口上そのものずばりはご紹介できないのですが、こんな雰囲気でした。
公園。遠くで子ども達の遊ぶ声が聞こえる。
そこに赤い風船を持った一人の少女が。
風船、それが「自由」の象徴だと思っていた少女。
同じ頃、部屋で鳴り続ける電話を取らないことで自ら部屋を密室にしている女。
鏡の前で、眠りなんていらないと考えるもう一人の女。
レールの上を走る電車の中。電車から逃れることを考えるが、明日もきっと同じ電車に乗っている事を知っている男。
シュートリングの下でボールを持ったままシュートをためらい、自ら時間を停止してる男。
「自由」の象徴だと思っていた風船、それが自らを束縛しているものだと気がつき
少女は風船を解き放つ。
その時さまざまな人々の人生が一つの地平で出会います。
一冊の手帳。そこには数々の「飛翔」の記憶が記録されている。
その手帳が開くとき、飛翔の記憶の一つが解き放たれ羽ばたきます。
そしてまた飛翔の一つが記憶される。
女の子が赤い風船を解き放ち、一冊の手帳が開くとそこには光り輝く翼が現れます。
翼はどこに行こうとするのか。
そして地上にいる女の子は、空に飛んでいった風船の行方を目で追っているようにもみえます。
(女の子の人形そのものは動いてないのですが)
気がつくと回りの4人の登場人物は、ゆっくりと上昇し飛翔しているではありませんか。
星が瞬くような空間の中で羽ばたく一冊の手帳と登場人物達。
やがて全てが何事もなかったように最初の場面にゆっくりと戻ります。
観る人によっていろんな物語が連想されてくる作品だと思います。
「一冊の手帳によって導かれる6人の登場人物の物語」の副題が付いているのに
登場人物は5人。
鏡の中の人物をいれて6人です・・・なんてムットーニさんがそんなこという訳がないですよね。
皆さんとっくに気づかれているでしょうが、6人目は作品を観ている自分なんですね。
私はこのことにすぐには気がつきませんでした。恥ずかしいです。
土曜の午後から武藤さんは会場にいらっしゃるそうなので口上付き上演を観る
ことが出来ますが、時間によっては場を外されているかも知れません。
6時、6時半が公式の口上付き上演会です。
口上付きの上演もいいですが、口上無しでも十分楽しめます。
人の少ないとき、出来れば一人でこのギャラリーで作品を観れば作品世界に
飲み込まれてしまうこと間違い無しです。
ムットーニさんの世界で遊んでください。
こちらがケンジタキギャラリーです。

NHK BSハイビジョンで「わたしが子どもだったころ」という番組がありますが
今度ムットーニさんが紹介されるそうです。
番組の放送は9月頃になるようです。
今年2月のLAPNET SHIPでの展覧会で購入させていただいた
オルゴール「バニーズメモリーBOOK型」についてはこちらでご紹介しています。
私にとっては思い出深い作品なのですが、多くの記事の中に埋もれてしまってるのが
もったいないので改めて紹介させていただきました。




























