2007年02月17日

北九州芸術劇場Produce「地獄八景 浮世百景」

北九州芸術劇場Produce「地獄八景 浮世百景」

北九州芸術劇場Produce「地獄八景 浮世百景」@世田谷パブリックシアター
2月9日〜2月18日まで
脚本:東野ひろあき 演出:G2  監修:桂米朝
出演:松尾貴史、佐藤アツヒロ、高橋由美子、山内圭哉、升毅、他

2月9日(金)の初日公演を1階席で観ています。
とびきりおもしろいというわけではないのですが、単純に楽しめる公演だと思います。
以前やはりG2さんの演出、松尾貴史さん出演で「地獄八景 亡者戯(もうじゃのたわ
むれ)」という公演がありこれは地獄に墜ちた者達の地獄巡りのお話でしたが、今回
はいったん地獄に堕ちた者の現世でのお話がメイン。

私にとっては以前の「地獄八景亡者戯」の方がおもしろかったです。
この時の脚本が誰だったか未確認ですが、東野ひろあきさんではありません。

<あらすじ>
地獄の閻魔大王(松尾貴史)の前。この日は先代閻魔の一千年忌。
閻魔さん「おもしろい話をしたら極楽に行かせてやろう」と粋な特赦のお申し出。
「いっそ現世に戻して」と言い出して交渉成立させたのは平兵衛(山内圭哉)と薬種屋
の若旦那(佐藤アツヒロ)。
遊んでばかりの若旦那は家を追い出され、若旦那と芸者の小糸(高橋由美子)との
恋の顛末はどうなるのか。


物語はあっちに行き、こっちに行き、盛りだくさんの内容が描かれているので何も知ら
ないで観たら「すごい」と感じる方も多いでしょう。
しかし、落語好きの方なら古典落語の何本かを細切れにして寄せ集めて一本にまとめたな
とすぐわかるだろうと思います。
たぶん私が「とびきりおもしろい」と感じないのはその辺の事情からでしょう。
見始めてすぐ「なんだ、こういう話か」と思ってしまいましたから。
展開も結末も丸見えの公演。いいんだか、悪いんだかですが・・・(^_^;)

粋な若旦那の佐藤アツヒロさんと、かわいい芸者・小糸の高橋由美子さんが主役。
ほとんどこのお二人を見せるための舞台と、言えると思います。
このお二人だけでは少々心許ないですが、やはり脇役に回っているのが大ベテランの
方ばかりなのでとても安定した舞台に見えました。

山内圭哉さんは独特の風貌のせいもあって、どんな公演に出ていても個性が強烈。
一人で何役もこなしてしまう松尾貴史さんは器用ですね。
この方の一見まじめそうでその実、つかみ所のないひょうひょうした持ち味は
大好きです。

posted by みどり at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする