2007年02月17日

北九州芸術劇場Produce「地獄八景 浮世百景」

北九州芸術劇場Produce「地獄八景 浮世百景」

北九州芸術劇場Produce「地獄八景 浮世百景」@世田谷パブリックシアター
2月9日〜2月18日まで
脚本:東野ひろあき 演出:G2  監修:桂米朝
出演:松尾貴史、佐藤アツヒロ、高橋由美子、山内圭哉、升毅、他

2月9日(金)の初日公演を1階席で観ています。
とびきりおもしろいというわけではないのですが、単純に楽しめる公演だと思います。
以前やはりG2さんの演出、松尾貴史さん出演で「地獄八景 亡者戯(もうじゃのたわ
むれ)」という公演がありこれは地獄に墜ちた者達の地獄巡りのお話でしたが、今回
はいったん地獄に堕ちた者の現世でのお話がメイン。

私にとっては以前の「地獄八景亡者戯」の方がおもしろかったです。
この時の脚本が誰だったか未確認ですが、東野ひろあきさんではありません。

<あらすじ>
地獄の閻魔大王(松尾貴史)の前。この日は先代閻魔の一千年忌。
閻魔さん「おもしろい話をしたら極楽に行かせてやろう」と粋な特赦のお申し出。
「いっそ現世に戻して」と言い出して交渉成立させたのは平兵衛(山内圭哉)と薬種屋
の若旦那(佐藤アツヒロ)。
遊んでばかりの若旦那は家を追い出され、若旦那と芸者の小糸(高橋由美子)との
恋の顛末はどうなるのか。


物語はあっちに行き、こっちに行き、盛りだくさんの内容が描かれているので何も知ら
ないで観たら「すごい」と感じる方も多いでしょう。
しかし、落語好きの方なら古典落語の何本かを細切れにして寄せ集めて一本にまとめたな
とすぐわかるだろうと思います。
たぶん私が「とびきりおもしろい」と感じないのはその辺の事情からでしょう。
見始めてすぐ「なんだ、こういう話か」と思ってしまいましたから。
展開も結末も丸見えの公演。いいんだか、悪いんだかですが・・・(^_^;)

粋な若旦那の佐藤アツヒロさんと、かわいい芸者・小糸の高橋由美子さんが主役。
ほとんどこのお二人を見せるための舞台と、言えると思います。
このお二人だけでは少々心許ないですが、やはり脇役に回っているのが大ベテランの
方ばかりなのでとても安定した舞台に見えました。

山内圭哉さんは独特の風貌のせいもあって、どんな公演に出ていても個性が強烈。
一人で何役もこなしてしまう松尾貴史さんは器用ですね。
この方の一見まじめそうでその実、つかみ所のないひょうひょうした持ち味は
大好きです。

posted by みどり at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

宝塚歌劇 宙組公演「維新回天・竜馬伝!」「ザ・クラシック」

宝塚歌劇 宙組公演「維新回天・竜馬伝!」「ザ・クラシック」


宝塚歌劇 宙組公演「維新回天・竜馬伝!」「ザ・クラシック」@東京宝塚劇場


2月8日(木)に2階B席で観に行っています。
今回の公演は宝塚ファンの方には申し訳ないけれど、私には全くダメでした。
いつも私は開演前にパンフレットを買って休憩時間中や、帰りの電車の中で見ている
のですが、今回は全く開いていません。
パンフレットを開く気がおこらない宝塚公演というのは今回初めてです。
この感想を書くために、これから観ることにしますが・・・。


前半は「維新回天・竜馬伝!」
歌やダンスがメインの宝塚ですが、今回の公演はドラマがメイン。
維新の頃の坂本竜馬(貴城けい)が主人公。お竜との恋も絡めて幕末の日本
を描いた舞台。
もともと私は和物(日本を舞台にした話)は苦手なので、気持が乗れませんでした。
物語も、よくある坂本竜馬像から良くも悪くも外れてないのがもの足りませんでした・

後半はレビュー「ザ・クラシック」
歌とダンスがメインで、特別に物語のないレビュー公演なので本来なら気軽に
楽しめるはずなのにこちらも気持が乗れませんでした。
ショパンの名曲の数々を使ってのショー。
しかしどうも安直な舞台造りという感じがします。
音楽はもちろん今風なアレンジがされていますが新鮮味がありません。
衣装はきらびやかできれいですが、こちらもお手軽な感じがします。
場面によっては子ども向けショーのような感じがしてしまいました。
サンリオピューロランドならこれでもいいけれど、宝塚にしてはお粗末な気がしました。


posted by みどり at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

劇団四季・東京「オペラ座の怪人」12回目・13回目

劇団四季・東京「オペラ座の怪人」12回目・13回目@四季劇場・海

3月21日で「オペラ座の怪人」の東京公演が千秋楽を迎えてしまうので2月、3月と
続けてチケットを購入してしまいました。

☆12回目
2月7日(水)は2階最後列(12列)のC席で観に行っています。
この日の主な配役です。

オペラ座の怪人・・・村俊英
ラウル・シャニュイ子爵・・・鈴木涼太
クリスティーヌ・ダーエ・・・苫田亜紗子
メグ・ジリー・・・荒井香織

最後列からの舞台はさすが遠いですが、さほど見づらくないのがこの劇場の
良いところです。

何度も見てきた東京公演ですが、村俊英さんのファントムはしっかりした存在感と
安定感があり、とても安心してみていられると感じました。

一つあれ?と思ったのは村さん、歌詞を1カ所間違えていたような気がするのです。
後半の方で、クリスティーヌを小舟に乗せて自分のつらさを歌っている場面の
「クリスティーヌ、なぜこうなのだ」と言うところを「クリスティーヌ、なぜなのだ、なぜな
のだ」と、歌ったような・・・・気がするのです。
私の聞き間違えかもしれませんが・・・。

脇役ながらとてもいい、と思ったのは劇中での舞台の演出を担当しているムッシュー・
レイエ役の立岡晃さんでした。
出演者にダメだしをしてる様子など、出演場面も少ないし当然台詞も少ないのですが
それでも頑固者の演出家、というしっかりした個性が出ているのです。
この方の演じるムッシュー・レイエ役を見たのはほぼ一年ぶりでした。

☆13回目
2月11日(日)午後1時開演の回を2階A席(7列目)で観に行っています。
席は中央ブロックでしたし、とても観やすい席でした。
この日は「オペラ座の怪人」を観るのは十数年ぶりという友人と一緒でした。

この日の主な配役は7日と全く同じでした。

オペラ座の怪人・・・村俊英
ラウル・シャニュイ子爵・・・鈴木涼太
クリスティーヌ・ダーエ・・・苫田亜紗子
メグ・ジリー・・・荒井香織


東京公演の怪人役は高井治さん、佐野正幸さん、村俊英さんの3名が演じています。
どうも私は怪人役としては、村さんが一番このみのタイプのようです(#^_^#)
村さん、7日に観に行ったときのような間違い(私の聞き間違い?)はありませんでした。
そして立岡晃さんは、やはり渋くてとてもいいです。

今更ながらですが、出演者の方達の衣装の美しさにも見とれました。
怪人の着ているマントも、流れるような布の線がとてもきれいに見えます。
やはり「オペラ座の怪人」は音楽も、衣装も、舞台美術も全てがきれいです。
隅から隅まで気を抜かない繊細さ。すばらしいです。

この日の公演は、私も体調・気分の良好で観ているせいかとてもよく感じました。
出演者の方達の声の響きがとてもきれいに聞こえます。
何しろ7日の公演は、1日仕事をした後で劇場に駆けつけてますので頭が少し
ボーッとしてるはずなのです。

この日はこの友人と会うのも久し振りでした。せっかくなので開演前にゆっくり食事を
したいと思いJR新橋駅近くの第一ホテル東京の2階カフェバー「トラックス」
「サンドウィッチ&カジュアルブッフェ」を利用してきました。
(利用できるのは11時〜14時半までです)
主食はパン、サンドウィッチ、ご飯(カレー)があります。
グラタン、肉料理、コロッケなどの温かいお料理や、ジュース、コーヒー、サラダ、果物
ケーキのデザートもあって90分で1500円というお手頃価格なのです。
劇場にも近いし、思わずお勧めしたくなるブッフェです。
(お1人で利用されてる方も少なくないです)

「オペラ座の怪人」は2月はこの後、もう一回観てきますf(^―^;


posted by みどり at 01:25| Comment(3) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

映画「ディパーテッド」

映画「ディパーテッド」

映画「ディパーテッド」@MOVIX 亀有
監督:マーティン・スコセッシ  脚本:ウィリアム・モナハン
出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、他

2月6日(火)に観に行っています。
こちらの映画館は会員になると、一本映画を観ると10本のポイントがたまり
60ポイントたまると次回から、映画一本招待&ポップコーンがもらえます。
(ネットで予約した際は、一本につき12ポイントたまります)
今回初めて、その権利を使ってきました(^^)
でも、私はポップコーンはタダでも食べたくない物なので交換してきませんでした。
飲み物と引き替えられたらいいのにと思いました。


映画は、なかなか見応えがあっておもしろかった方ですがパンフレットを読むまで、
これが韓国映画の「インファナル・アフェア」のリメイク版とはまったく知りませんでした。
チラシにもそんなこと、一言も書いてありませんし。
「インファナル・アフェア」を見ていないので、楽しめたようです。


ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)は犯罪者の多い一族に生まれ、
それまでの人生と決別するために警察官に。
そして覆面捜査官となり、マフィアに潜入することになります。
最初から人生も疲れたようなビリーは、すでに人生、社会の負け組に見えます。

コリン・サリバン(マット・デイモン)は、幼い頃からギャングのボス・コステロ(ジャック・
ニコルソン)に育てられ、コステロの内通者となるために警官となり警察に潜入します。
コリンの方は見た目は品もあり、豪華なアパートに住みまさに人生の勝ち組に見えます。

一見正反対の人間に見えますが、根っこではどこか似ている二人
最初は互いの姿も正体も知らない二人が、やがてお互いの存在を知ることになります。

マフィアに潜入したビリーを見ていると、いつかばれてしまうのではないかとハラハラ
してしまいます。
このあたりの描き方はうまいなと思いました。少し但し書きがつきますが・・・。

映画を観てから初めて、マーティン・シーンが出演してるのを知りました。
ビリーの上司を演じていますが、しばらく観ない間に、いいおじいちゃんになったなあ
と思いました(^^)

ディカプリオは童顔ですね。
ひげはやしても妙にかわいく見えるのですから。

ディカプリオとマット・デイモンは、なんだか風貌がにてるなと感じました。
似てませんか?私には二人が兄弟のようにそっくりに見えるのです。

もう一つ気になるのは、ビリーとコリンの、二人が惹かれる女性の精神科医のマドリン。
演じるビーラ・ファミーガは、とても地味な感じがして二人の男性からもてるようには
とても見えませんでした。

さらに気になるのは覆面捜査官が、自分に悩んで精神科医の元に行くことです。
こんな事してたら正体がマフィアにばれるんじゃないかと見ていてハラハラしました。
ビリーのこの行動は彼の立場からしたら結構マヌケではありませんか?


ラストは、こう来るのか!?と思うくらいの意外な展開でした。
ちょっとつらいです。

ところで「The Departed」というのはカソリック教会での言葉で「信心深き故人」という
意味があり、単に「departed」だと「本筋から外れた者」という意味もあるそうです。
監督自身、昔はカソリックの神父を目指していたそうでこの映画のタイトルも
カソリックの考え方が反映された、意味深いものがあるようです。

ビリーもコリンも、本来いるべき場所から外れたところで迷っている「子羊」に見えて
来ました。


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2007年02月10日

映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」サントラ完全収録版CD

The Lord of the Rings The Two Towers - The Complete Recordings

「ロード・オブ・ザ・リング」が大好きと言っておきながら、「ロード・オブ・ザ・リング」
で記事を書くのは1年ぶりになりました。

映画「ロード・オブ・ザ・リング」のシリーズ2作目「二つの塔」で使用された音楽
の完全収録CDセットが2006年の11月にやっと発売されました。
日本国内版の発売は無いのですが、輸入盤がAmazonなどで簡単に入手可能です。

1作目の完全収録CDが発売されたのが2005年。
2作目のコンプリート版はいつ出るんだろう・・・と首を長くして待っていましたが
やっと出てうれしいです(^o^)
(通常のサントラCDは1,2,3作目とも国内版が発売されています)

発売されているのを知ったのが去年の12月で申し込みをしたのが配送の混む
クリスマス近くだったせいか、発送がだいぶ遅れ1月半ばにようやく届きました。

音楽の作曲はハワード・ショア。
CD3枚と、DVD1枚(CD3枚分の音楽が全て収録されています)
解説(もちろん英語)と写真の入ったブックレットが1冊。

The Lord of the Rings The Two Towers - The Complete Recordings CD

上に載せた写真は、ケースを開けたところです。左に見えるのはオーディオDVD。
CDは下のようなケースに収められています。

The Lord of the Rings The Two Towers - The Complete Recordings CD

音楽を聴いていると映画の場面がよみがえってきます。
映画は大好きなのに手持ちのDVDを観ることもしていませんでしたが、音楽を
聴いているうちにまた観たくなりました。

3作目「王の帰還」の完全収録CDが出るのはこの分で行くと、来年になりそうな
予感がします。

うれしいことに2月25日(日)にはWOWOWで「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の
一挙放送もあるそうです。
たくさんの人に観ていただけるのが、ファンとしてうれしいです(^^)

サントラ盤の公式HPはこちらです。
posted by みどり at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 指輪物語周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

劇団四季公演「コンタクト」

劇団四季公演「コンタクト」

劇団四季公演「コンタクト」@四季劇場 秋
オリジナルスタッフ
演出・振付:スーザン・ストローマン  脚本:ジョン・ワイドマン

2月3日(土)に2階C席にて観ています。
「コンタクト」を観るのはこれが2度目。前回観たのはもう何年も前のこと、あまり
感銘を受けなかったようで公演内容もほとんど忘れていました。
今回観ていて「ああ、こういう内容だっけ」と再確認した感じでした。

三つの独立したパートで構成されています。
ダンスがメイン。歌のないミュージカルという趣向です。台詞もほとんどありません。

各パートずつに簡単に内容と感想を書き留めておきます。

パート1:SWINGING
開演前の舞台の幕にフラゴナールの複製画が掛かっています。
豪華なドレスを着てブランコに乗っている貴族の女性。
一見華麗な絵ですが、下で寝そべっている貴族の男性女性のスカートの中をのぞいている
という不謹慎な絵です。
舞台の幕が上がると絵、そのままの情景が現れますが、絵にはなかったもう一人、
召使いらしい男性(満寧)がブランコを押しています。
貴族の男性(菊池正)が、お酒を取りに行っている間に女性(クリスティン・ゼンダー)
と召使いは一つのブランコに抱き合うようにのって夢中になってこいでいます。

その様子はまるでSEXそのものでかなりエロです。私にはグロなくらい、エロに見えま
した。貴族の男性が戻ってくると、ふたりは何も無かったようなふり。
そしてラスト、ふたりの男性は実は・・・という落ちがあります。

最後のひとひねりがピリッと効いた作品です。
私は個人的にはこういう内容は苦手ですが、台詞が全くなくても、時間が短くてもおも
しろい舞台はできるという見本のような公演だと思いました。


パート2:did you move?
とあるビュッフェ式イタリアンレストランが舞台。一組の夫婦が食事にやってきます。
しかし夫(明戸信吾)はかなりの暴君らしく、妻(坂田加奈子)に向かってウェイターと
口をきくな、勝手に席を立つなと乱暴に命じます。
夫が食事を取りに席を立つたびに、妻の心は空想の世界に飛んでいきます。

せっかくレストランに来たんだから楽しく過ごしましょうよ、とばかりに何かと夫に話し
かける妻。なのに始終不機嫌そうな夫。会話が成立しない夫婦。
これだけでもうドラマになっているのがうまいですね。
いったいこのふたりは家庭ではどういう生活をしてるのか、そもそもいったいどこで
どうやって知り合ったのか?などと考えて舞台上で見えている以上のことが見えて
来るのですから。

いらだっている男性を煙に巻くように、見事に逃げ切ってしまうウェイター達のやりとり
がおもしろいです。
坂田さんのダンスも良かったです。


パート3:CONTACT
ワイリー(加藤敬二)は仕事では大成功を収めて、地位も名誉もお金も持っている。
しかし親しい人もなく、マンションの階下の住人とは騒音問題でトラブル続き。
ある日偶然入ったバーで、黄色のドレスの女性(酒井はな)を見かけ惹かれます。
ダンスが好きで店の常連客からも人気者の彼女に、ワイリーは声もかけられません。

仕事では自信満々な態度を見せるワイリーなのに、好きになった女性に話しかけることもできない。
加藤敬二さんのワイリーは、嫌なヤツに見えるときもあったり、かわいくみえたり
してそれがいいですね。

酒井はなさんのダンスは、とてもすばらしかったです。
黄色いドレスの女性と、マンションの階下の女性(最後になるまで電話の声でしか
出てきません)は同じ方が演じています。
このことは観ていて最初は分からないのですが、徐々に分かってきます。
物語の中ではもちろん別人です。

酒井はなさんはダンスはすばらしいのですが、階下の女性の声となるとなんだか台詞
の棒読みになっているのでがっかりしてしまいます。
きれいな発声の台詞なのですが、すばらしいダンスとのあまりのギャップに
なんでこんなに・・・と、思ってしまいました。

話そのものは、黄色いドレスの女性とダンスができるようになり、いつも逃げていた
階下の女性とも話ができるようになるワイリーの変化ぶりが観ていておもしろいです。


「コンタクト」は人と人とのコミュニケーションの様々な、形を見せてくれる公演です。
三つの話の中では、難癖つけつつもやはりパート3が一番印象的でした。

posted by みどり at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月06日

映画「ラッキーナンバー7」

映画「ラッキーナンバー7」

映画「ラッキーナンバー7」@MOVIX 亀有
  監督:ポール・マクギガン  脚本:ジェイソン・スマイロヴィック
  出演:ジョシュ・ハートネッシュ、ブルース・ウィルス、リューシー・リュー、他


1月31日(水)に観ています。
おもしろい、との評判を聞いていたのですが関東圏では上映が2月2日までだった
のであわてて観てきました。
確かにおもしろかったですが、あえて人にはお勧めができません。
なにしろ登場人物が、次々殺されまくりの映画なのです。

しかし、とても構成のうまいお話です。
一人の青年スレブン(ジョシュ・ハートネッシュ)が、人違いされて事件に巻き込まれて
しまう話・・・と思ってたらとんでもない、実は!と言うおもわぬ展開を見せてくれます。

事の発端は、競馬の八百長で馬に興奮剤を注射したことが外部に漏れ、その話を耳
にした男が危ない連中から大金を借り一儲けしようとします。
が、その薬のせいか馬がゴール直前で転倒。
当然男は借りた金を返せず、本人も妻も一人息子も殺されてしまいます。
物語の本題は、この事件の20年後のことです。
簡単に言うと復讐劇。
感のいい方は、もうこれで分かってしまうかも知れませんね。

すぐネタバレになってしまいそうなので、あまり詳しくお話できませんが観ているうちは、
いろんな出来事が頭の中でバラバラのまま。
今、この話が進行中だけどあの件はいったいどうなったの?と頭の中が少々パニック。
それがラスト近くになると、それまでバラバラだったジグゾーパズルのピースがパタパ
タはまりこんでいくようなおもしろさがありました。
爽快感があります。

ジョシュ・ハートネッシュという方を観るのは初めてなのですが、なんだか好青年風なのが
いいですね。いやみがなくて。

モーガン・フリーマンは闇社会のボスという設定ですが、この方はどう見ても正直な
いい人に見えるので配役としてはあまり合ってないような気がしました。

ブルース・ウィルスは出演する映画ではたいてい主役になりますが、今回は一歩
退いた感じです。その方がこの映画には合ってると思いました。

リューシー・リューはキュートですね。
でもこの映画ではこの人でなくちゃ、という必然性も感じませんでしたが考えてみたら
この方は東洋系、モーガン・フリーマンは黒人だし、これでこの映画は出演者の人種
がバランスよくなるんだなと気がつきました。

映画好きの方にはお勧めしたい映画です。

posted by みどり at 00:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

平成18年度第2学期単位認定試験終了

2学期は「多変量の微積分」と「応用音楽学と民族音楽学」の2科目を受講して
いました。
いろいろ事情がありまして、ほとんど勉強できませんでした(^_^;)
「多変量・・・」はもう絶対無理と思ったので、1月31日の試験を放棄しましたm(__)m

「応用音楽学・・・」は2月3日に受験してきました。
学生登録している東京JR北千住駅近くの足立学習センターが試験会場です。
午前11時35分試験開始。
択一式なので簡単でした。試験開始30分経過すれば退出できるのでこれで
帰ることにしました。

それにしてもこの「応用音楽学と民族音楽学」はつかみ所のない科目で困りました。
でも音楽の新しい、というか今まで知らなかった別のとらえ方がわかり、受講は無駄
ではなかったと感じています。
どんな科目なの?と言われそうなので15課のタイトルをご紹介しておきます。

1, 応用音楽学と民族音楽学
2, 歴史を映す音楽
3, 現在を映す音楽
4, 未来を映す音楽
5, 声の力と音楽
6, 楽器と音楽
7, 舞踊・演劇と音楽
8, 個人と家庭の音楽
9, 地域社会と学校の音楽
10, 国際社会と音楽
11, 理論としての音楽
12, 現場の音楽
13, 変形される音楽
14, 変貌し続ける音楽
15, 民族音楽学と応用音楽学

試験終了後は、すぐそばの荒川土手へ。
来る途中で買っておいた千住名物「かどやの槍かけだんご」のあんと醤油の2種
3本ずつを食しました(^o^) 

かどやの槍かけだんご

1本90円、ふんわりやわらかでおいしいです。
(上の写真は去年撮ったものです)


その後は、浅草へ。
絵画教室へ行っている職場の同僚が、デパートで教室の方達と合同展をやっている
と言うので観に行くと、当の本人とばったり遭遇。
せっかくなので一緒に浅草寺に行くと、この日は節分だったのでちょうど2時からの
豆まきが始まるところでした。
残念ながら豆はとれなかったけれど、こんな場面に出くわせたのも楽しかったです。

さらに私はこのあと、劇団四季の「コンタクト」を観に行きました。
こちらの感想は、また後日に。

posted by みどり at 01:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 放送大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「遊*ASOBU」

「遊*ASOBU」

「遊*ASOBU」@世田谷パブリックシアター
振付・演出:ジョゼフ・ナジ

1月26日(金)の公演初日に1階席で観ています。
ジョゼフ・ナジさんは旧ユーゴスラヴィアのカニッツァ生まれの演出家で、デッサン・
写真・立体作品の発表もしている美術家です。

今回の「遊*ASOBU」は第60回アヴィニョン演劇祭でオープニングを飾った
ジョゼフ・ナジさんの最新作だそうです。
ヨーロッパのダンサーだけでなく、日本人ダンサーも交えたダンス公演です。

ダンスというとバレエ公演のようなものを想像される方もいると思いますが、それとは
少し趣の違った、パフォーマンスといった感じの公演です。
音楽も生演奏付きですし、スクリーンが用意され映像も映し出されます。

15人のパフォーマーの内、日本人は女性2名、男性4名。
日本人男性全員が、舞踏の大駱駝艦(だいらくだかん)のメンバーだというとこが
興味をそそります。
メンバーを見ただけで、普通のダンス公演ではないのがよく分かります。
観ている間も、この4人の動きにどうしても目がいってしまいました。
普通のダンサーのいわゆる、華麗な動きと全く違うからです。
だからといって他の西洋人メンバーが華麗な動きをしてるかというとそういう
わけではないのですが。
なんというか、固まりになってころころくるくる動く動きがとてもおもしろい。
所詮、日本人の体型で華麗な動きというは無理なのでこんな振付になった
ようにも見えます。
これじゃ、説明になっていませんね・・・うまく説明できなくて申し訳ないです(__;)


「遊*ASOBU」は西洋生まれのジョゼフ・ナジさんの作と言っても内容は座禅の風景
のようなもの、仏教の儀式のような場面もあり、東洋の香りがかなりしました。
タイトルの通り「遊ぶ」ことをモチーフにしてるようにも見えました。
演劇とは違うので、私の見方は全くの見当違いかも知れませんが楽しめました。

パンフレットを見ると、今回の作品は詩人で画家のアンリ・ミショーの作品にかなり
影響を受けているらしいのですが、私はアンリ・ミショーと言う方を全く知りません
でした。
この方を知っていれば、今回の作品もきっともっと深く楽しめたと思います。


posted by みどり at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

こまつ座公演「私はだれでしょう」

こまつ座公演「私はだれでしょう」

こまつ座公演「私はだれでしょう」@紀伊國屋サザンシアター
  作:井上ひさし  演出:栗山民也
  出演:浅野ゆう子、梅沢昌代、川平慈英、佐々木蔵之介、他
  ピアノ奏者:朴勝哲(ぱくすんつぉる)

1月25日(木)に観に行っています。
井上ひさしさんの新作公演ですが、1月14日の初日の幕があけられず20日開幕に延期したのに、
さらに延期の22日からの開幕となったそうです。

私は新作公演なら、公演期間の前の方でチケットを取ると危ないと思って25日にした
のですが、それでも危ないところでした。
公式HPによると、台本脱稿が1月16日だったというのですから、出演者の方達も
大変だったことでしょう。
間に合わせられない本人も悪いけれど、これを許してしまってる周りも悪いと
思うのですが、とりあえず見てきた感想です。

ピアノ伴奏のみ、歌入りの音楽劇です。
ミュージカルというほどではありませんが、ちょっとしんみり、でもなかなか楽しい作品
となっていました。

<あらすじ>
終戦直後、戦争で離ればなれになった肉親、知人の消息を尋ねるラジオ番組「尋ね
人」が始まったばかりの日本放送協会の一室が舞台。
日系二世のフランク馬場(佐々木蔵之介)は、占領下日本の放送を監督する
CIE(民間情報教育局)のラジオ担当官。
「尋ね人」を担当する脚本班分室には、フランクと三人の女性職員(梅沢昌代、浅野
ゆう子、前田亜季)がいる。
放送したくても原爆を落とされた広島の人からの投書は、検閲があって放送すること
ができない。もめる職員達。
ここへ「ラジオで私を捜してほしい」という記憶喪失の男(川平慈英)がやってくる。
一時は身元が分かったかと思ったが、記憶がないのをいいことに彼を利用しようと
する人だったりで、彼の正体はいっこうに判明しない。
が、彼が何でも器用にこなすことからどうやら中野学校(戦時中のスパイ養成所)の
出らしいことが分かってきます。


二つの国籍をもつフランクと、身元の分からない男、そしてひたむきにラジオ放送に
取り組む人々のお話です。
この三つの話がたくみに織り込まれて、やはり井上ひさしさんの物語作りはうまいな
と感じます。

出演者では、やはりミュージカルに出演することの多い川平さんが飛び抜けて目立ち
ます。
歌はうまいし、この方が登場すると舞台がとたんにパッと明るく華やかになりますね。
自分が誰だか分からないけれど、なんだかそんなに落ち込んでいるようにもみえず
とりあず現状を受け入れて「ま、いっか」といった感じの男・通称山田太郎を好演して
います。

佐々木蔵之介さん演じるフランクは、軽く陽気な山田太郎に比べると硬派の印象が
あります。
対照的でいいと思うのですが、川平さんに比べると今回の佐々木蔵之介さんは、
今ひとつ精彩を欠いているような気がしました。

私は佐々木蔵之介さんのファンで、今回の公演も佐々木さんが観たくて行ったような
ものだったので少々期待はずれでした。
しかし、私が見たのはまだ公演が始まったばかりの時。
公演期間後半の頃はもっと変わっているような気がします。

まじめな川北(浅野ゆう子)と、元気いっぱいのオバサン山本(梅沢昌代)、若手の
脇村(前田亜季)達のやりとりは、明るくにぎやか。
これから自分たちは何をしていかなければいけないのかと問い直し、目標に向かって
がんばるようすが、すがすがしかったです。
posted by みどり at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする