2006年10月31日

ミュージカル「ペテン師と詐欺師」

ブロードウェイミュージカル「ペテン師と詐欺師」


ミュージカル「ペテン師と詐欺師」@天王洲 銀河劇場(旧・アートスフィア)
  脚本:ジェフリー・レイン  作詞・作曲:デイビット・ヤズベク
  演出:宮田慶子  出演:加賀丈史、市村正親、他

10月14日(土)に3階A席で観ています。
銀河劇場なんて初めて聞く劇場名でしたが、何のことはない羽田に向かう東京モノレ
ールの天王洲アイル駅のそばにあった劇場が、持ち主が変わったため名称が改まっ
ただけでした。

マーロン・ブランドとデイビット・ニーブン競演の1964年の映画「寝室ものがたり」が
おおもとで、これが1988年にリメイクされて「ペテン師と詐欺師だまされてリビエラ」。
これらを元に作られたミュージカルが今回の「ペテン師と詐欺師」なのだそうです。
もとになった映画を二本とも、観ていないのが残念です。

ブロードウェイでも大ヒットした作品だそうですが、日本人としては加賀丈史さんと
市村正親さんの大物二人の競演と言うところが興味を引きますね。
ペテン師と詐欺師の違いがよく分かりませんが、このお話では小さな仕事でけちけちやって
人をだますのがペテン師、規模が大きく華麗な仕事ぶりなのが詐欺師という
分け方をしているようです。

何度も映画化されただけのことはあって、物語の展開もスムースでわかりやすく、
楽しいミュージカルになっていました。

<あらすじ>
南フランスの高級リゾート、リビエラが舞台。
この界隈を仕事場とするイギリス人詐欺師のローレンス・ジェイムソン(加賀丈史)は、
一見上品な大金持の紳士。
そこへやって来たアメリカ人でけちなペテン師のフレディ・ベンソン(市村正親)。
ベンソンはジェイムソンの華麗な仕事ぶりに感心し弟子入りを志願。
しかし、やがて流儀の違う二人は対立。
「一つの土地に二人の詐欺師はいらない」と縄張りとプライドを賭けた「勝負」が始まる。
二人がターゲットに選んだのは純情可憐なアメリカ人女性のクリスティーン(奥菜恵)。
どちらが先に彼女から大金を巻き上げ、彼女自身をものにすることができるのか?



高級リゾート地が舞台と言うことで、華やかな雰囲気の作品になっています。
さすがに加賀武史さんと、市村正親さんは大ベテランで演技も歌も文句のつけようがありません。

市村さん演じるベンソンがクリスティーンを捜して「クリスティーン、アイラブユー」と
歌い出すと場内に笑いが。市村さんは以前劇団四季にいたころ「オペラ座の怪人」で
ヒロイン・クリスティーンを愛する怪人役をやっていたからこそできるお遊びですね。
あえて言うなら市村さん演じるベンソンは、本来はもっと若い方がやる役ではないの
かなと、感じました。
年配詐欺師と若いペテン師の競い合いという形、ベテラン俳優と若手人気俳優の
競演というのがオリジナルなのでは、と思ったのです。(違うかも知れませんが)

惜しいのは女優陣。
奥菜恵さん、高田聖子さん、愛華みれさん、とこちらもベテランがそろっているのに
なぜかとても印象が薄いのです。

高田聖子さんは劇団新感線でパワフルな演技をみせる方なのに、今回は思いこみ
の激しい大金持ちの娘役、というだけでせっかくの魅力が出せきってない感じ。
奥菜恵さんも可憐な女性、という感じにしか見えてこないのがもったいない。

さらにもったいないと感じたのが愛華みれさん。
ジェイムソンにひかれる有閑マダム役ですが、宝塚歌劇団で男役トップまでやった方
なのに、なんだか今ひとつ魅力を感じない、単純に言うと有閑マダムに見えてこない
のです。
気品というか貫禄というか、そのあたりの何かが出てきてないような感じがしました。

物語の方は最後の最後で、一番の詐欺師はジェイムソンでもベンソンでもなく実
は・・・と、言う落ちがきいています。
(ネタバレになってしまうからここでは書きません)

ロビーではこのミュージカルに会わせたというオリジナルカクテルの販売も
ありました。こういう趣向も楽しいですね。

それにしても3階席で9450円というチケット代高すぎます!

posted by みどり at 04:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月29日

「にゃんとも猫だらけ」展

「にゃんとも猫だらけ」展カタログ表紙

「にゃんとも猫だらけ」展@UKIYO−E TOKYO(アーバントラック ららぽーと豊洲内)

10月29日(土)に何とも楽しい展覧会名にひかれて観に行っています。
実は先週日曜日にもこの展示を見に行こうと思って出かけたのですが、初めて行く
ららぽーと豊洲。有楽町線豊洲駅を出てから「ららぽーと豊洲」はすぐ分かったのです
が、展示をやっている場所が分からない。
浮世絵の美術館がある、タイトルは「にゃんとも猫だらけ」・・・と、これだけしか記憶
していなかったのです。行けば分かるだろうと思ったのですが甘かった。
ららぽーと豊洲、思った以上に巨大でした。
次の予定もあったので、とても展示を見ている時間が無くなり、この日は
展覧会場までたどり着けずあきらめて帰りました。

29日、再び出直し。
館内案内図も、前回入手していたので場所をしっかり頭に入れてから出かけました。
地下鉄豊洲駅を下車したら「ららぽーと豊洲」を目指してまずは地上にでる。
ここまでは前回もすぐ分かりました。
横断歩道を渡ったら、目の前に「ららぽーと豊洲」の建物があるけれど、これに入って
はいけません。
ここは食品売り場のみ。前回はここに入ったので、訳が分からなくなったのでした。
横断歩道を渡ったら、すぐ左に曲がりまっすぐ進み、その次の横断歩道を渡ったら
目の前の建物に入ります。
入り口にフロアーガイドがおいてあるので、初めて行った方はこれを入手するのが
お勧め。
中に入って進めば館内案内図もあるので、これも確認。
とにかく中がごちゃごちゃしているので、分かりづらいですが入ってから二つめの
曲がり角を右に曲がると、目的の場所がありました。
1階「浮世絵美術館UKIYO-E TOKYO」、フロアーガイドの「87」です。




やっと「にゃんとも猫だらけ」の感想です。
猫が描かれた浮世絵ばかりの展示で、美人に抱かれている猫や、猫が着物着て擬人化
された絵など、観ていてとても楽しいです。
これなら小さなお子さんが観ても、喜ぶんではないでしょうか。

メインの展示は歌川国芳(うたがわくによし 1786-1864)の浮世絵です。
猫の芸者が、船に乗り込もうとしている図がいいです。船には猫の船頭と、猫の若
旦那らしい猫が。この船頭と若旦那が、ふてぶてしく悪賢そうな感じなのがこれまた
いい。好きですこういうの。
四角い紙の全面に絵が描かれていないのは、うちわ用に描かれた絵だからなのだそうです。
こういう絵柄のうちわで涼んだ江戸の庶民が粋ですね。

「ヲヲいたい」は抱きかかえた白い猫にじゃれつかれている美人の図。
不思議と猫の体の柔らかさ、暖かさまで感じられるのはどうしてなのか。

くにゃくにゃした体の猫が寄り集まって、「うなぎ」「かつを」の文字を作っている絵は
まるでパズルを観てるような感じです。

他の浮世絵師の絵もどれもいいのですが、特に気に入った作品について
ご紹介します。

月岡芳年(つきおかよしとし 1839-1892)の「風俗三十二相 うるささう」
うるささう=うるさそう、と言うことですが、着飾った町娘が猫を全身で抱え込む
ようにしている図ですが、猫の顔がとっても迷惑そうな感じなのがおもしろいです。

歌川広重(うたがわひろしげ 1797-1858)の「名所江戸百景 浅草甫酉の町詣」
窓から外の風景が見えているという図ですが、窓枠に白猫がいて外を眺めている
というのが何とも趣があります。


歌川芳藤(うたがわよしふじ 1828-1887)の「五十三次之内猫之怪」
絵の中央にあるのは巨大な化け猫の顔。しかもこの顔が、何匹の猫が寄り集まって
できているのです。
一見怖いけれど、これもおもしろい。

「にゃんとも猫だらけ」は10月5日〜10月29日、11月2日〜11月19日、
11月23日〜12月17日の三回に分けて展示変えがあるそうです。
この美術館の隣に、小さな売店もあり、浮世絵の複製や猫のブローチも販売されて
いました。


ららぽーと豊洲へいったら、いったん外に出るのもお勧めです。
建物のすぐ外は晴海運河が広がっていて、その景色はすばらしいです。
私が行ったときは、きれいな夕日が見えました。

本数は日に三本しかないそうですが、浅草行きの遊覧船も出ているそうです。
11時15分、13時15分、15時15分の3本のみ。
朝10時半から券の発売があり、各便先着40名だそうです。
競争率高そうですが、ららぽーと豊洲で美術鑑賞して、買い物して、遊覧船に乗って
浅草見物!なんてできたら楽しいですね。

晴海運河の夕日


posted by みどり at 11:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

「JAIL BREAKERS」

JAIL BREAKERS

「JAIL BREAKERS(ジェイルブレイカーズ)」@東京グローブ座
 作・演出:G2 音楽:松岡昌宏 出演:松岡昌宏、河原雅彦、三上一郎、植本潤、他

10月12日(木)に1階Xブロックで観ています。
なんだか私、勘違いしてこの公演を観に行ってしまいました。
ごく普通の演劇公演だと思い、G2さんの作・演出だし、好きな三上一郎さん、植本潤
さん、河原雅彦さんも出演しているし・・・と、思ってチケットを購入したのでした。
JR高田馬場駅を降りてから、東京グローブ座へ向かう人がやたら女の子ばかりで、
これは変だと思ったのが最初。
会場に着いたら、もうこれは場違いなところに来てしまった!と確信しました。

ごめんなさい。信じられないと言われそうですが私、「TOKIO」の松岡昌宏さんと言う
方、全く知らなかったのです。
演劇公演ではあるけれど、今回の公演は松岡昌宏さんをみせるためだけの公演
と言ってもいい内容の物でした。
勘違いした割に私の席はステージ真横、前から4列目。かなり良い席だったようです。


<あらすじ>
親友・京介(河原雅彦)の呼び出しを受けた銀平(松岡昌宏)。
しかし待ち合わせの場所で見たのは、怪しい男に拳銃を突きつけられた京介の姿。
男と銀平が揉みあい、拳銃が暴発。弾は京介にあたり彼はあっけなく死亡。
京介殺しの無実の罪で刑務所送りになってしまった銀平。
懲役15年。
京介は死ぬ直前に、自分のマンションの宅配ボックスに「秘密」を隠したことを
銀平に告げていた。「秘密」を知るためにも、脱獄のチャンスをねらう銀平。

各刑務所から選りすぐりのロック・バンドが集まる「ムショ・ロック・フェスティバル」に
出場できれば、その会場へ移動の途中で抜け出すチャンスがあると知る銀平。
銀平のドラム、エレクトーン奏者の梅竹(植村潤)、ボーカルに女囚の杏(篠原ともえ)
とメンバーもそろった。
しかし塀の外でも、京介をねらっていた男達が「秘密」のありかを探っていた。
果たして銀平達はロック・フェスティバルに出場できるのか、そして「秘密」とは
いったい何だったのか・・・


以下、勘違いして観に行った私の感想です。

この公演を観てすぐに、少し前に見た演劇集団キャラメルボックス公演「極楽トンボ
の終わらない明日」を思い出しました。
(オリジナルは劇団ショーマの公演で高橋いさお作)
あの作品も、ある囚人が刑務所内での「アートフェスティバル」に参加することを利用
して最後の脱獄を試みる物語でした。
今回のお話、どうもこの話をベースにしてるような気がしてなりません。

そうではないとしても、今回の物語はとてもテンポが悪いし、物語の展開もかなり
ご都合的。
そもそも松岡昌宏さんをみせる為だけの公演だから、松岡さんがドラムをたたく場面
をつくる、と言うことが最優先になっているからこうなったようです。

死んだ京介が女装で現れるのも、最後まで見れば物語の伏線になっているのが分か
りますが、観ている間はなんでそんなかっこなの?とつっこみを入れたくなります。
「おかしなカッコしてるから、おもしろいでしょ?」と言われているようで、そんな程度の
ギャクでは笑う気がおこらないでしょう、今時。いや、笑っている人はいましたが。

植本潤さん演じる梅竹、関西弁の一見気の弱そうな囚人だけどエレクトーンの腕はす
ごいという人物なのに、こんな彼がなぜ刑務所にいるのかと言う説明もない。
このあたりちょっと掘り下げれば、おもしろいドラマが広がっていくと思うのに。
これはボーカル担当の杏についても同じことを感じました。
せっかくいい役者が何人もそろっているのに、全くいかせていないのがもったいない。

今回の作品の「秘密」というのも殺人事件に発展するような物ではないし、規模が小さ
すぎる。(ネタバレになるから、あえて書きませんが)
物語のおもしろさとは、小さな一個人が大きな「秘密」を暴いていくところにあると
おもうのです。

松岡さんのドラムはすごいし、篠原ともえさんの歌もすばらしいけれど、松岡ファン
でも篠原ファンでもない私には、観ていてとても疲れる公演でした。

劇場を出てから、携帯電話で友達に興奮しながら「とってもおもしろかったよ!」と
報告している人もいたので、松岡ファンにとってはうれしい公演だったようです。


私は映画、演劇の公演の気になる作品のチラシは全てとっておくことにしているの
ですが、今回の公演のはなぜか手元にありませんでした。
冒頭に載せた画像は、公演プログラムの表紙です。
posted by みどり at 03:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

ゴンチチ 燈火 コンサート

ゴンチチ燈火コンサート

ゴンチチ 燈火 コンサート@東京国立博物館本館前特設ステージ
  出演:ゴンチチ、羽毛田丈史、桑野聖カルテット、小野真千子、他


10月22日(日)に聴きに行っています。
ゴンザレス三上さんと、チチ松村さんによるインストゥルメンタル・アコースティク・
ギターデュオのゴンチチ。
(がっちり体格の方がゴンザレス三上さん、細身のサングラスがチチ松村さんです)
ゴンチチのコンサートは一度行ってみたいと以前から思っていたのですが、今回
初めて実現しました。

活動はもう20数年たつそうですが、私がゴンチチの名前を認識したのはほんの
5,6年前。でも彼らの曲はCMで数多く使われていたので、ゴンチチの名前は知らなく
てもきれいなメロディはかなり前からよく耳にしていたようです。

当日は午後からあいにくと雨がぱらぱら降っていました。
開場になる前には、雨はやんでいたのですがこの後、そのまま天気が持つか雨が
降り出すか微妙な感じでした。
用意がいいことに、入り口前でビニールのカッパが200円で販売されたので
迷いつつもまあ200円ならいいかと、購入してから会場内に入りました。
演劇公演だと、野外劇をやる場合普通カッパは貸してくれるものなのですが
こういうコンサートは違うのですね。初めて知りました。

東京国立博物館の本館前には池がありますが、この周りに陶器で作られた容器が
たくさんおかれていました。正式な名称が分からないのですが・・・。
容器は編み込みで作られたかごのようになっていて、この中にろうそくの火が
揺らめいているので周囲にも光が投げかけられます。
夜の闇の中に浮かぶ明かりがそれはきれいでした。

ステージは本館の階段上がった部分です。
ステージには雨が降っているせいか、透明なビニール製ですが運動会に用意するテント
みたいな物が建てられていました。
客席は本館前の広場に折りたたみ椅子が並べられた簡素なもので、野ざらし状態です(^_^;

私の席はBブロック。ステージを右側に見ることになるのですが最前列なので
割と観やすい席だったようです。

皆さん、始まる前に用心のためカッパを着込んでいます。
私もそうすることにしました。演奏が始まったらがさがさ音がするから着るわけに
行きませんものね。
私のお隣さんは、地域の回収用のビニール製ゴミ袋を持ってきていて膝掛けにして
いました。慣れている方は用意周到のようです。
当日の客層は博物館関連の催しというせいか、老若男女さまざま。
ゴンチチのメロディは誰にでも好まれるのでしょうね。
コンサートが始まってからチチ松村さんが「ゴンチチのコンサート初めてという方どれ
くらいいます?拍手してくれますか」という声にかなりの人が反応してました。
三分の一は初めての方だったんではないでしょうか。


コンサート最初は、中島和代さんと井村美穂子さんの八雲琴の演奏。
その後で飛鳥を舞台にした映画「萌の朱雀」に出演の小野真千子さんがナビゲーター
役で登場。(この映画は観ていません)
小野さん当日の配布物に書いてあることをほとんどそのまま読んでいるだけでした
がこんな内容です。
「平城遷都1300年まであと4年となりました。奈良は、シルクロードの東の終着駅。
日本初の国際都市です。奈良は、記紀の神話やロマンの土地。このコンサートを
入り口にし、日本人、日本文化のふるさと、奈良への回帰の旅へと誘います」

やっとゴンチチ登場です。
やっぱりいいですねゴンチチ。彼らの音楽は聴いていてほんとに心地いい。
周囲の虫の声が、すばらしい効果音にもなっていたようです。
曲によっては、演奏の際虫の声を流す曲もあるそうなので今回は天然のBGM
ですね。

途中で羽毛田丈史(はけだたけし)さん登場。初めて聞くお名前でしたがこの方が
ピアノを弾くとその音楽はすぐ分かりました。
NHKの以前あったドキュメンタリー番組「地球に乾杯!」のテーマ曲!
この方の作曲だったのですか。

いままでゴンチチのCDも持っていなかったので演奏された曲のタイトルを全部ご紹介
できないのが残念です。
心配の天気の方は前半はなんとか大丈夫だったのですが、後半は本格的に
雨になってしまいました。カッパは着てるけれど結構寒くなってきました。

最後のアンコールは「放課後の音楽室」
TVのCMでもよく流れていた曲ですね。甘くて、優しくて、どこかせつないきれいな曲。
タイトルがまたいいですね。
「放課後」というのがノスタルジーを誘うではありませんか。その後に続くのが
「教室」ではなくて「音楽室」というところがまたいい。
(マンダム・ルシード・エルのテーマ曲でした)
この曲を聴くと、午後の日差しが差し込んでいる人けの無くなった音楽室で、校庭の
ほうから生徒の声が聞こえてくる・・・そんな情景が目の前に浮かんできます。
甘酸っぱい思い出も一緒によみがえってくるような感じです。


あいにくの天気でしたが、ゴンチチの音楽はとても良かったです。
この日は「ゴンチチ ベスト」というCDを購入して帰りました。



posted by みどり at 09:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
 監督:ゴア・ヴァービンスキー  出演:ジョニー・ディップ、オーランド・ブルーム、他


10月11日(水)に「ワールド・トレード・センター」を見終わってからレイトショーの
「パイレーツ・・・」を観に行っています。
夏に公開されてから、延々上映されているでかなりの人気作のようです。
三部作の第2弾だそうで、1作目はもちろん見ているのでやはりこれは2作目も
きちんと劇場で見ておかなければいけないだろうと思いました。

孤高の海賊キャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・ディップ)。
ウィル(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)は結婚式当日に
突然逮捕されてしまう。
前作で、海賊ジャック・スパロウを逃がした罪と言うことらしい。
釈放の条件はジャックが持っている「北を示さない羅針盤」を手に入れること。
そしてその頃ジャックは深海の悪霊デイヴィ・ジョーンズと交わしていた契約
(船の船長として13年過ごした後、永久の労役に服すること)から逃れようと
必死になっている。
ジャック、ウィル、エリザベス達の冒険活劇が始まります。

どうも私、1作目もそうだったのですがこの手の話は苦手のようです(^_^;
でも、ジョニー・ディップ演じるジャック・スパロウはとても魅力的な人物です。
一匹狼の海賊しかも悪霊と契約を交わし危機に陥っているが、大胆不敵、自分勝手、
そのくせある部分では義理堅くて、エリザベスに気軽けれど強引に迫ることはしないし
なんだかちょっとかわいい。
とっても汗臭そうなカッコなので、私のそばには絶対来てほしくない人物ですが。
ジャック達がやって来た島での大騒ぎも、大笑いできて楽しい。
後半になると、私にはちょっと長く感じられましたが、大人も子供も楽しめる娯楽作
だと思います。

三部作の2作目なので、お話もこの先どうなるの!?と気になるシーンで終わります。
次の完結編は2007年5月に公開予定だそうです。



posted by みどり at 08:11| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

映画「ワールド・トレード・センター」

映画「ワールド・トレード・センター」


映画「ワールド・トレード・センター」@TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
 監督:オリバー・ストーン 脚本:アンドレア・バーロフ  
 出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、他

10月11日(水)に観に行っています。
今更、私が説明するほどの物ではありませんが、2001年9月11日のアメリカ同時
多発テロの事を題材にした映画で、実在の警官をモデルに作られたそうです。

<あらすじ>
アメリカ同時多発テロで攻撃を受けた世界貿易センタービル。
タワーの階上で救出を待っている人のため、ニューヨーク港湾局警察の警官達が
崩壊寸前のビルの中へ入ることを決断します。
しかしビルの中へ入ってまもなくビルは崩壊。
生き埋めになってしまった班長のマクローリン(ニコラス・ケイジ)と、ヒメノ(マイケル・
ペーニャ)は身動きもできず痛みに耐えながらも、互いに声をかけ、励ましあう。
二人の家族は互いのことを知ることもなく、それぞれ身内の安否を心配するのでした。
同時に生き埋めになってしまった警官達も、無事救出されるのかどうか・・・。


この映画のことを、おもしろかったとかつまらなかったとか書くのはとても不謹慎な気
もしますが、この場ではあくまでも一本の映画作品として感想を書きたいと思います。

生き埋めになった警官と、家族のようすはそれぞれ主にふたつの場面に分けて描く
ことで、無理なくわかりやすくみせていたと思います。

崩れたビルに生き埋めになった方が、救出されるまでのようす。
そして、事件が起こるまでのふたつの家族の平凡で地味だけれど幸せな日々と、事
件後、夫は、父はどうなってるのか?と心配しているようす。
人生の「幸せ」が毎日繰り返される日常の中で描かれているからこそ、突然のテロの
恐ろしさが際だちます。
この映画がおもしろいと思ったのは、夫達は知り合いだけれど、互いの家族同士は
全く知らないし交流もないままと言うところでした

この生き埋めになった二人がそのうち、キリスト?みたいな幻覚をみるのは実際
そうだったのかも知れませんが、映画としてみると演出しすぎの気もしました。
家族が心配するのも当たり前で、当然の実際あった場面が再現されているのだと
思います。

この少し前に見た、同じ同時多発テロの事を題材にした映画「ユナイテッド93」は
極力感傷的になることを避けて作られていました。
どうしてもこれと比較してしまので、ずいぶん違うなと感じます。

もちろん人と人が、互いを殺し合うまで争うなんてあってはいけません。
なんというか「ユナイテッド93」は大声を出さずに静かに訴えている映画。
今回の「ワールド・トレード・センター」は声を限りに叫びながら周囲に訴えている映画、
と感じました。

posted by みどり at 22:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月22日

劇団四季・東京「キャッツ」26回目

猫ラベル付き白ワイン

劇団四季・東京「キャッツ」26回目@東京 キャッツ・シアター


10月7日(土)にS回転席(5列97番)で観ています。
この日は友人と一緒に観に行きました。考えてみるともう26回も観に行っているのに
人と一緒というのは今回が初めてでした。

一度「キャッツ」を観てみたいという友人のために、ならば絶対S回転席を取ってあげようと
四季会員先行予約日(1月15日)に気合いを入れて取ったチケットでした。
ごめんなさい、今日は公演そのものの感想は無しです。

この日の主な配役です。

長老猫オールドデュトロノミー・・・種井静夫
娼婦猫グリザベラ・・・重水由紀
少女猫シラバブ・・・八幡三枝
プレイボーイ猫ラム・タム・タガー・・・福井昌一
マジシャン猫ミストフェリーズ・・・蔡暁強

「キャッツ」は初めてという友人が観るのにダンスのすばらしい蔡暁強さんが、ミストフ
ェリーズと言うのはとても良かった、と思ったのですがどうも友人にとっては「キャッツ」
あまり興味を引かなかったようです。
後半になるとしょっちゅう居眠りをするので、何度肘で突っついて起こしたことか!

でも、休憩時間には何とかこの作品を楽しんでもらおうと、客席内の壁に貼り付けら
れている各種ゴミの説明もしておきました。
1階席の後ろの中央あたりに特大のアルバムもみせてあげました。
今までキャッツが上演されて来た記録が劇場の写真とともに紹介されているのです。
でも、これを見てる方がほとんどいないのがもったいないと、いつも思っています。
皆さん、さわっちゃいけないと思ってるようですが、ゴミはさわってもOK!なので、
このアルバム、次回劇場へ行ったら見てくださいね。

カーテンコールではオールドデュトロノミーと、ラム・タム・タガーの二匹と握手でき
ました。ラム・タム・タガーと握手できたのは初めてです。


25回目に劇場へ行った際、初めて気がついたのですが売店でかわいいワインが
販売されているのに気がつきました。猫のラベルがついているんです。
冒頭に乗せたが画像がそれですが、200ミリリットル入りの小瓶で白ワインです。
ラベルを見ると「レー・ケンダーマン・チェラー・シュバルツ・カッツQ.b.A.」と
書かれていました。
猫は描かれていませんでしたが、せっかくなので赤ワインも購入しました。
各500円です。

この日は、「キャッツ」の後で友人を自動人形師ムットーニさんの作品展&無料
上演会
へも連れて行きました。
友人にとっては「キャッツ」よりムットーニさんの作品とムットーニさんが語ってくれる
お話の方が大感動もののようでした(^_^;




posted by みどり at 08:54| Comment(7) | TrackBack(0) | 劇団四季・東京「キャッツ」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月20日

映画「レディ・イン・ザ・ウォーター」

映画「レディ・イン・ザ・ウォーター」


映画「レディ・イン・ザ・ウォーター」@TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
 脚本・製作・監督:M.ナイト・シャマラン 
 出演:ブライス・ダラス・ハワード、ポール・ジアマッティ、他  

10月4日(水)に観に行っています。
賛否両論入り乱れている作品のようです。
私は全くダメでしたm(__)m

「アンブレイカブル」「ヴィレッジ」でがっかりしたという声も多いけれど、私はこれらの
作品そう悪くは無いと思っていました。
しかし今回のは、はっきりがっかりしました。

<あらすじ>
様々な人種の人々が住んでいるコーブ・アパート。
ここで雑用に明け暮れる管理人のクリーブランド(ポール・ジアマッティ)は
ある夜プールの中から突然現れた女性(ブライス・ダラス・ハワード)を捕まえます。
彼女の名前は「ストーリー」らしい。
アパートに住む韓国人大学生から聞いた昔話と、彼女の様子がなぜか奇妙に一致する。
彼女は自分でも自覚していないが、水の世界の女王様候補らしい。
彼女はある「出会い」を果たすために現れて、その後に元の世界に帰るらしい。
しかし、彼女を亡き者にしようとする存在があるらしい。
クリーブランドとアパートの住人達は彼女を守り、無事帰還させてやることができる
のか?


演出がうまければファンタジー映画の秀作になったと思うのですが、今回の作品は
「都会の童話」になり損ねてました感があります。
クリーブランドも、アパートの住人達も伝説を信じて行動していく様子が私にはあまり
にも簡単すぎる気がするのです。
監督が作り出した理論に、こちらが乗れないので物語にまったく入り込めない・・・。
あれこれ説明があるけれど、説明しすぎてかえって夢が台無しになってる感じがしました。

ところでこの映画シャマラン監督もわりと重要な役柄で出演していて、なかなかの
ハンサムさんです。
どうも、私好みのタイプみたいです(#^_^#)
ストーリー役のブライス・ダラス・ハワードは、シャマラン監督の前作「ヴィレッジ」に
盲目の女性役で出演していた方でした。
前回は、恋人を助けようとするけなげな女性役でしたが、今回はどこか神秘的な
ストーリーを好演していたと思います。とてもよい雰囲気がありました。

冒頭にも載せたチラシのデザインもとてもすてきです。
私などこのチラシに惹かれて観に行ったので、作品に乗れないのは残念でした。


パンフレット観て初めて知ったのですが、ネズミが主人公の映画「スチュアート・リト
ル」はシャマラン監督の脚本だったのですね。今まで知りませんでした。
posted by みどり at 00:07| Comment(5) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月19日

二兎社公演「書く女」

二兎社公演「書く女」



二兎社(にとしゃ)公演「書く女」@世田谷パブリックシアター
  作・演出:永井愛  出演:寺島しのぶ、筒井道隆、他

10月3日(火)に三階席(3000円)で観ています。
内容も知らないまま、3000円だし好きな筒井道隆さんが出演してるし・・・という理由
だけでチケットを購入してしまいました。
二兎社公演を観るのも今回が初めてです。

芝居が始まって、和室にいる男(筒井道隆)の元を訪れた女性が「樋口夏子です」と
自己紹介したのではじめて作家・樋口一葉のお話か、と気がつきました。

男は半井桃水(なからいとうすい)。
新聞に小説を連載している小説記者(いまでいう作家)で、作家志望の一葉は友人の
紹介で桃水に師事することになったのでした。
一葉の家族は母と妹の三人。困窮し借金を繰り返す毎日。
生活のために作家になりたいと思う一葉ですが、完璧主義が災いしてなかなか小説
を仕上げることができない。
生活のために始めた金物屋もうまくいかず、桃水への恋心もめばえ、一葉はどうして
ゆくのか。

前半はきまじめで、臆病者の一葉が、同じくまじめな桃水に惹かれていくようすが
とてもかわいらしいです。
寺島しのぶさんの一葉もいいですが、筒井道隆さんの桃水がとても良かったです。

後半になると、遊郭のそばに住まいを移し、遊女達の恋文を代筆するようになった
ことで人の心をあれこれかいま見てきたからなのか、世間の荒波にもまれ人生に対し
かなり開き直った一葉になります。
ガラッと様子が変わるのがおもしろいですが、前半テンポ良く進んでいくのにくらべ
後半は少々もたついた感じがしました。

一葉を題材にした演劇というと、以前井上ひさしさん作の「頭痛肩こり樋口一葉」を
観たことがあります。
とてもおもしろい作品でしたが、今回の永井愛さんの「書く女」は井上作品に比べると
遙かに軽やかで明るい感じがしました。
やはり男性が女性を描くと、その人を少なからず美化してしまうような気がします。
永井愛さんの描く一葉は、どこにでもいる女性、それも明治の女性ではなく「今」の
女性に見えてくるのがよかったと思いました。


数年前に、一葉が18才から21才までを過ごした本郷菊坂町に行ってみたことがあり
ます。恐ろしく家が建て込んでいる地域で少々びっくりしました。
もちろん当時の一葉の住まいは残っていませんが、この地で彼女が暮らしていた
のか、と思いあたりを眺めるとやはり感慨深い物がありました。

posted by みどり at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月17日

映画「UDON」

映画「UDON」


映画「UDON」@TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
  監督:本広克行  出演:ユースケ・サンタマリア、小西真奈美、木場勝己、他

9月29日(金)この映画館での最終上映日に観に行っています。
行きたいと思いつつ、仕事帰りに行こうとすると夜の上映開始が6時45分で、私に
とってはなかなか間に合わない時間。
その次の回のレイトショーにすると、終電に間に合わなくなってしまうので
なかなか行かれなかったのです。
いつも千円で観られる「レディスディ」か、毎月1日の「映画の日」にしか行かないので
正規の当日料金1800円を払ったのは久しぶりでした。


アメリカでコメディアンになろうとした青年・松井香助(ユースケ・サンタマリア)が夢
破れて、父とは折り合いの悪い故郷の讃岐へ戻る。
地元でタウン誌作りの仕事に就き讃岐うどんの特集を企画したところ大評判になり
ウドンブームが巻き起こる。
ここまでが前半。
後半になると、有名なうどん屋だった青年の父(松井拓富)が急死したため、親父の
ウドンを再現しようと奮闘する息子の物語になります。

前半と後半とでは全く趣がことなり、またいろんな事盛り込んでいて焦点が絞りきれ
ない感じもしましたが、楽しい映画でした。
でもやはり後半、香助が父のうどん麺、うどんつゆを再現しようとする姿がいいです。
最後の方では泣けてしまいました。

出演者も多彩。
松井香助の仕事仲間に升毅、片桐仁、小西真奈美、香助の父に木場勝己、香助の
姉に鈴木京香、そのほかトータス松本、小日向文世、やTV映画ではおなじみではな
いけれど、演劇の方で活躍してる方達がちょい役で多数出演していました。

香助の仕事仲間の小宮役の小西真奈美、普通の映画ではこういう場合この二人の
恋愛関係も描いていきそうですが、この作品ではかなり抑え気味に描かれていて
かえってそれがすっきりした感じで私はこういうの好きです。

香助の姉の夫役の小日向文世も何となく頼りなさそうなのに、実はかなりのしっかり
者という描き方もいいです。

見終わると、しこしこ麺のおいしいうどんが食べたくなる映画でした。
posted by みどり at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする