2006年08月10日

7月に観ていて書きそびれていた事9本

7月に観ていて書きそびれていた事9本
 映画2本・演劇5本・音楽1本・展覧会1本


☆ ミュージカル「OUR HOUSE」@新国立劇場 中劇場
 作:ティム・ファース 音楽:マッドネス 演出・翻訳:G2

既存のヒット曲を、うまく組み合わせて作られたミュージカルです。
音楽は私も昔よく耳にしたものばかり。
でも全然乗れないのは、この公演を観る前に東京都美術館の「プラド美術館展」
と損保ジャパン東郷青児美術館の「現代ボタニカルアートの巨匠展」の2カ所
寄っていたので疲れたのでしょう・・・きっと。
終演後、席を立ったとたんすーっと、気分がなおったのですから。


劇団四季公演「ブラック・コメディ」@自由劇場
    作:ピーター・シェーファー  演出:浅利慶太
1階最後列A席で観劇。
停電になった家の中での、一騒動を描いたコメディ。
物語の中で停電になると舞台上は明かりがつき、話の中で明かりがつくと舞台の
方は暗くなると言う明暗逆転した演出がおもしろい。

婚約者の父に、いいとこ見せようとした男のてんやわんやの一騒動を描いて
いるのですが男の元・恋人がやって来たり、旅行に出ていたはずの隣人が突然
戻ってきたり(実はこちらの家具を無断借用していた)と、話の展開はとても陳腐。
話は三流のコメディをなんで、わざわざ劇団四季が選んだのか疑問を感じました。
この手の話なら下手でいい、もっとピチピチの若手の俳優さん達で、青山円形劇場
か下北沢・本多劇場あたりで観たい公演だと感じました。


☆ 劇団四季・東京「キャッツ」20回目@東京 キャッツ・シアター
  
2階C席で観劇。
ミストフェリーズは蔡暁強さんだったのでうれしい。
2階の最前列なのに、今回はカーテンコール時に猫さんと握手できませんでした。
この席にいて、握手できなかったというのも珍しいです。
この日はこの公演を観て、すぐ東京駅へ向かい大阪行きの夜行バスに乗りました。

☆「開放弦」@渋谷 パルコ劇場
 作:倉持裕 演出:G2  出演:大倉考二、犬山犬子、他

大倉考二さんのファンなので、観に行きました(#^_^#)
小さな田舎町での騒動を淡々と描いています。
騒動のそもそもの原因も、観客にははっきりとは提示されていません。
なんかかゆいところに手が届かない、少し居心地の悪さを感じる舞台でした。

ク・ナウカ公演「トリスタンとイゾルデ」@東京国立博物館 庭園 特設舞台
  作:リヒャルト・ワーグナー  台本・演出:宮城聰
  出演:美加利、阿部一徳、他

野外劇です。東京国立博物館の本館裏手に日本庭園がありますが、そこの
池を借景に舞台が設置されていました。
演技をする人と、台詞を言う人が別々のひとで演じられる方式での公演。
言ってみれば人間文楽。
体の演技としっかりやるのと、完璧な演技の台詞を一人でやるのは無理が
あるからこの方式をとっていると言うのは演出の宮城さんの言葉。
そうだなあと思うのと、そんなのおかしいだろと思うのが半々の私です。

バッハ・コレギウム・ジャパン演奏会
 「S.バッハ 教会カンタータシリーズ Vol. 46
  ライプツィヒ時代1725年のカンタータ5」 @東京オペラシティコンサートホール

なんと言っても教会の礼拝のため、儀式のための作られた曲ですから実に
優雅で壮大な感じがします。
聞いているだけで心が浄化されるような感じでした。
バッハは名作曲家であるけれど、名演出家だとも思いました。



映画「カーズ」@MOVIX亀有

車に興味のある方や、車が運転できる方、男性にはなかなか好評の映画のよう
です。私はイマイチ乗れませんでした。
前編CGで作られたアニメーションです。CGだと画面が硬質な感じがするのですが
今回は主人公が擬人化された車なので、かえって効果的な表現になったようです。

無声映画鑑賞会 第2回澤登翠 一門会
 上映作品「フランス初期作品 数本」「ポンペイ最後の日」 
 出演・弁士:澤登翠、他

毎月ある通常の無声映画鑑賞会、と思って行ったらこの日は違っていました。
前半は活弁映画史講座、後半は弁士の澤登翠さんのお弟子さん達の活弁がメイン
の映画鑑賞となりました。
上映作品は「映画事始め」とも言うべきフランスのリュミエール兄弟による短編
フィルムの上映。
工場の出入り口から、仕事を終えた人々が出て行くところをとらえた映像。
ドキュメンタリーのように見えますが、これはリュミエール兄弟が従業員に頼んで
出てきてもらったところを撮ったのだそうです。


☆「若冲と江戸絵画」展@東京国立博物館

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の絵の迫力がすごい。
とても江戸時代の人とは思えぬ、美的感覚の持ち主だと思いました。
この展覧会は、会期中できればもう一回観ておきたいです。



posted by みどり at 03:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする